明日海りおと花乃まりあトップコンビによる、2016年6月からの宝塚大劇場花組公演の演目が早くも発表されました。
「ME AND MY GIRL」。なぜ英国初のこのコメディミュージカルが宝塚歌劇において再演を繰り返すほどの名作となりえたのか。その理由と、2015年花組上演のみどころを紹介します。
ミュージカル「ME AND MY GIRL」
- 宝塚大劇場 2016年4月29日(金)~ 6月6日(月)
- 東京宝塚劇場 2016年6月24日(金)~ 7月31日(日)
(出典:Twitter)
宝塚歌劇の歴史に燦然と輝く「ME AND MY GIRL」
「ME AND MY GIRL」は、1987年に当時の月組トップスター剣幸と演出家の小原 弘稔氏によって見いだされ上演。
83年の同じく月組の「GUYS & DOLLS」に並んで宝塚歌劇における本格的な海外ミュージカル作品上演の足掛かりとなった記念すべき作品です。
実は演技が難しい?ビル「ME AND MY GIRL」
(出典:Twitter)
アドリブなのか台本なのかもわからないほど早口口調のセリフ回しと、突拍子もない行動の演技を必要とするビルが主人公の「ME AND MY GIRL」。
当時は宝塚歌劇を全国に知らしめたベルばらブームが下火となって久しく、次の一手を模索していた歌劇団にとってはこの舞台の上演は賭けともいえる試みでしたが、蓋を開けてみると大成功。異例の1年上演というロングランを果たしました。
その後は月組と花組で再演を繰り返しています。
明日海りおはどんなビルで挑む?「ME AND MY GIRL」
(出典:Twitter)
そんなビルを演じることになる花組トップスター明日海りおさん。
実は彼女は下級生時代、当時の月組新人公演でビルを演じた経験があります。さらに本公演ではビルを誘惑するジャッキーとジェラルドの役替わりも。
ファンにとっては、再演物に求めることはそれまでにない演技と深み。ミーマイをすでに知り尽くしているからこそ可能な、けれど観客が舞台から目を離せなくなるほどのオーラをみせつけてほしいものですね。
女役は役替わりが恒例「ME AND MY GIRL」
(出典:Twitter)
またミーマイで実はもっとも重要な役となるのが、下町時代のビルの恋人サリー。
物語は貴族だらけの登場人物たちを滑稽にみせるほど真剣な、彼女の笑顔の下の悲しみで進められていくからです。
サリーを初めて演じることになる花乃まりあさんが、ミーマイ上級者のみりおさんとのコンビ愛をどのように作り上げるのかにも期待が高まります。
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宝塚歌劇古典のミュージカルを花組で味わえる「ME AND MY GIRL」
(出典:Twitter)
英国コメディなら花組はお手の物。チケットキャンプ(チケキャン)では「ME AND MY GIRL」をはじめ、宝塚歌劇団花組公演を取り扱っています。宝塚歌劇の80~90年代を彩った名作を新たに作り直す花組には今後も要注目。その華やかな舞台をぜひ体感してみてくださいね。
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