こんにちは、宝塚男子ピエールです。
宝塚ファンの女性の皆さんは、旦那さんや彼氏を宝塚ファンにするためにいっしょに観劇に連れて行ったりされていることと思います。しかし一回は何とか連れて行ったのに、反応がイマイチで二回目に付き合ってくれなかった、なんてことはありませんか?
それはもしかしたら、初観劇となった作品に原因があるかも知れません。女性が良いと思う作品が、必ずしも男性の心にも響くとは限らないのです。では初観劇の男性を連れて行くのにどんな作品が良いか、「何やかんやで男が好きそうな作品」を、ピエールの個人的な分析でご紹介したいと思います。
何やかんやで男はヒーローものが好き
どんな男も子どもの頃には戦隊ものや仮面ライダーのような「ヒーローもの」にハマる生き物。
それは大人になっても同じで、男は正義の味方が悪者を懲らしめる痛快な「ヒーローもの」が大好きなのです。しかしさすがに宝塚で仮面ライダーは上演しませんよね(笑)。
そこでオススメしたいのが「スカーレット・ピンパーネル」のような作品。
英国貴族パーシヴァル・ブレイクニーが正体を隠して「スカーレット・ピンパーネル」と名乗り、過激化したフランス革命政府と戦う、これも立派な「ヒーローもの」です。パーシーが革命家のショーヴランに勝利しスカッとする物語に、きっと男性もワクワクしながら楽しんでくれるでしょう。
何やかんやで男はモテたい
宝塚では複数の男性が一人の女性を奪い合うという構図の作品が多く、たくさんの男性に愛されるヒロインに自己投影しながらときめいている女性ファンも多いのではないでしょうか?
それは男でも同じことで、複数の美女から「モテたい」という願望があるのです。そんな「一人の男性を複数の女性が奪い合う」という形に当てはまるのが、例えば「王家に捧ぐ歌」。
宝塚としては珍しく、主人公ラダメスがアイーダとアムネリスという二人の王女から愛されるという構図になっています。
しかもただモテる男を描いたワケではなく、絶対的権力者ファラオの娘であるアムネリスに愛されながら、自分が本当に想いを寄せるアイーダとの愛を貫くラダメスの姿に、男性はきっと「男のロマン」を感じてくれることでしょう。