年末の大劇場をいろどるにふさわしい宝塚歌劇花組公演「新源氏物語」が幕を開けて、約1ヶ月。
その絢爛なお芝居は再演でありながら、新しさを若い世代にも伝えているようです。
宝塚グランド・ロマン 「新源氏物語』」
-田辺聖子作「新源氏物語」より-
脚本/柴田 侑宏
演出/大野 拓史
グランド・レビュー
「Melodia -熱く美しき旋律-」
作・演出/中村 一徳
2015/11/27(金)~ 12/27(日)
許されないからこそ美しい愛「新源氏物語」
(出典:twitter)
「新源氏物語」で話題になったいるのが、まずなんといっても明日海りおさんの光の君、花乃まりあさんの藤壺ふたりが愛のために罪を犯してしまう場面。
決して許されないからこそ、本当の愛情の確かさを感じさせる美しさと背徳感が混ざり合ったシーンです。
原作では文字でしか想像できないところを、衣装や照明、舞台装置で魅せるところは、ただだけではないこだわりと、なによりふたりの強い絆を感じさせる場面に仕上がっています。
男役の変化に注目「新源氏物語」
次に話題になっているのが柚香光さんの六条御息所でしょう。
キャスト発表からどんな恨みを抱いた女性を演じることになるのか、さまざまな予想がされました。
花組公演:新源氏物語 ユズカレーの六条生き霊が一番よかった。迫力がある中に妖艶さがあふれでていて、それが更にまがまがしさを増していた。
— ありさ (@alisa11291) 2015, 10月 4
じゅりあさんの葵の上を生霊で呪い殺すシーンがめっちゃくちゃ妖艶できれいだった。
怖い、という印象はなくて
どちらかと言うと、生霊の姿を光の君に見られた時とか
もっと前のシーンで自分から興味が薄れていく光の君を見送る姿とか
垣間見える恋する女の心が、ちょっといじらしかったです。
(引用:「☆★KaleidoScope★☆…タカラヅカmonology…」)
ユズカレー君の六条御息所が似合い過ぎて驚きなのに、そのあと柏木役もするとはその切り替えが凄い!がただちょっと目立つ二役で興は冷める、、、。最後まで六条で良かったのに。
— まっち (@macchi914) 2015, 10月 3