フランス革命に翻弄される人々の生きざまを、ポップでロックな音楽に乗せ、豪華&アバンギャルドな衣裳で彩り、2015年宝塚歌劇にて日本初演。
熱狂の渦に巻き込んだミュージカルですが、ついに帝国劇場にて上演が決定しました。
追加キャストと大阪公演が発表されたこのミュージカル、あらためてその魅力と大きな役割となるマリー・アントワネットを演じる、宝塚OGふたりに焦点を当てて紹介していきます。
ミュージカル
「1789 バスティーユの恋人たち」
2016/4/9(土)~5/15(日) 帝国劇場
2016/5/21(土)~6/5(日) 梅田芸術劇場メインホール
観劇前に歴史背景を知っておこう!「1789 バスティーユの恋人たち」
(出典:twitter)
宝塚ファンや、歴史好きでもない限りちょっと把握しづらいフランス革命当時の歴史背景や人物関係をあらかじめ知っておいてほしいと、公式サイトにてキャストと人物相関図が掲載されています。
贔屓の役割がよくわかるよう配慮されていますね。
<キャスト>
- 小池徹平(青年ロナン)
- 神田沙也加(家庭教師オランプ)
- 花總まり(王妃マリーアントワネット)
- 古川雄大(革命家・議員ロベスピエール)
- 上原理生(革命家・弁護士ダントン)
- 渡辺大輔(革命家・ジャーナリスト デムーラン)
- ソニン(ロナンの妹・ソレーヌ)
- 吉野圭吾(ルイ16世の弟・アルトワ)
- 坂元健児(アルトワの部下・ラマール)
- 広瀬友祐(王妃の愛人・貴族フェルゼン)
- 岡幸二郎(貴族将校ペイロール)
OG枠に新加入!凰稀かなめ「1789 バスティーユの恋人たち」
(出典:twitter)
今回追加キャストとして発表されて驚かれたのが、元宝塚歌劇団宙組トップスターの凰稀かなめさんの、マリー・アントワネット役。
先に発表されていた花總まりさんとダブルキャストになります。エリザべートなどをみてもわかるように、宝塚から東宝版へと同じ演目で大きな役をOGがスライドしてキャスティングされるのは、この20年の大型ミュージカルでは常識。
凰稀さんは退団後、初の本格的な舞台の仕事ということもあって、東宝ミューに新しい風を吹かせることができるか、注目です。