演目がはじめて発表された当時から、マスコミ等でも幅広く取り上げられ、話題沸騰となっている宝塚歌劇雪組公演「るろうに剣心」。
先日製作発表会が行われ、宝塚ファンだけでなくコミックファンからも熱い視線が集まっています。
公演タイトル
浪漫活劇 「るろうに剣心」
~原作 和月伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」(集英社ジャンプ・コミックス刊)~
脚本・演出
小池 修一郎
日程
2016年2月5日(金)~ 3月14日(月)宝塚大劇場
「るろうに剣心」主人公は、ふたつのギャップが魅力
(出典:Twitter)
「るろうに剣心」は、幕末に伝説の人斬りとして恐れられ、明治維新後は“不殺”を誓った剣客・緋村剣心を主人公に、次々と現れる敵、友情、そして恋ともりだくさんの展開が繰り広げられる浪漫活劇 です。
宝塚でするならやっぱり日本物が得意な雪組!と納得のキャスティング、主人公である緋村剣心は幕末最強クラスの剣士であるのに、力をあえて封印して戦うという矛盾した存在です。もうひとつは、大きな過ちを犯した過去を抱えたままその性格は天然キャラであること。
複雑な過去と性格が人気の理由かもしれません。女性ファンが多いのも納得の剣心というキャラ、早霧せいなさんがどうアレンジを加えて演じるかに期待です。
今度の「るろうに剣心」は、恋愛模様が中心!?のオリジナルストーリー
どんな名作であっても舞台化の際に、まったくコミックや映画と同じストーリーではファンには物足らないもの。
製作発表の際に原作者である和月 伸宏先生より、とあるエピソードが公表されました。
“宝塚版に登場するオリジナルキャラクター・加納惣三郎については「演出の小池先生から、剣心と薫の間に立つような、恋敵的な要素もある人物を出したいと提案されまして、自分ではまったく思いつかなかったし、すごく宝塚らしくてとてもいいなと思ったんです」と登場の経緯を明かす。”
(引用:コミックナタリー)
原作や映画では、比較的あっさりとしている剣心とヒロイン薫の恋模様がより濃く描かれるようです。