宝塚歌劇団を始め、数々の舞台やコンサートではファンからの「差し入れ」がありますよね。
宝塚には、宝塚ならではの差し入れのルールが有ります。また、差し入れの定番もいくつか決まっています。そこで今回は、ルールから定番差し入れまで、宝塚の差し入れ事情をまとめてご紹介します。
あとで詳しく解説しますが、差し入れの定番「ルマンのサンドイッチ」はとっても美味しいです!ぜひ観劇の際には、食べてみてください。
意外!?お花はNGな宝塚の差し入れルール
宝塚には、暗黙のルールがたくさんあります。そういったルールを、一人ひとりがしっかり守るからこそ、宝塚は100年以上愛されてきたのだと思います。さて、宝塚の差し入れ暗黙ルールとしては、「ファンクラブに入っていない人は手渡しNG」。お手紙やプレゼントを直接手渡せるのは、いわゆる会の人たちのみ。
キャッチミー赤坂初日 出
かいちゃんのお手紙渡しはほんとに楽しそう pic.twitter.com/bZAlrNFo8I
— ぐび (@gubi) 2015, 6月 17
ジェンヌさんも日々忙しいので、急に声をかけて驚かせてはいけません。ファンクラブに入っていない人は、劇場に郵送するか、楽屋口に持参しましょう!公演中なら、劇場宛に「組名と、ジェンヌさんのお名前」で送ればOKです。楽屋口の係の方に渡せば、しっかり届けてもらえます。梅田芸術劇場など、他の劇場の場合は、改札付近にプレゼント受付台があることが多いので、劇場の方に尋ねてみてください。
また、舞台の差し入れの定番としてよく「お花」がありますが、宝塚ではお花の贈り物もNGです。以前は、お花の数が人気の指標としても言われていたのですが、楽屋に置くスペースにも限りがあるので、公式にお花の受け取りを辞退するようになっています。
お花以外にも、要冷蔵のものや、手作りの飲食物など、もらって困るものはNGです。大きすぎるものも、楽屋においておけません。ジェンヌさんを応援する気持ちももちろんですが、「もらって喜ばれるかな?」「迷惑ではないかしら」という目線で考えるのが一番ですね。
宝塚の差し入れの定番は「ルマン」
(出典:Twitter)
ちなみに、宝塚の差し入れの定番の1つが、「ルマンのサンドイッチ」です。
宝塚南口本店と、花のみちセルカ店の2店舗があり、楽屋の差し入れの定番として長年愛されています。もちろん、観劇のお供としても最適ですので、食べたことがない方はどうぞ!
ふわふわのタマゴを挟んだたまごサンド、デザートに欠かせないフルーツサンドは鉄板です。一度食べたら忘れられない味になりますよ。
(出典:Twitter)
(出典:Twitter)
宝塚の差し入れには他にもたくさん
他にも、たくさんの差し入れがありますが、基本的には「ジェンヌさんの邪魔にならず、もらって嬉しいもの」を選びます。
ジェンヌさんと懇意にしていれば、「夏場はゼリーが嬉しい」など直接リクエストが聞けたりしますよ。他にも、香りやバスタイムにこだわるジェンヌさんは多いので、サシェや入浴剤などもいいかもしれません。
カレルチャペックは本店が近い事もあり、愛用してますが、有楽町店ができてからはさらに買い物しやすくなりました。ジェンヌさんの差し入れに使ってる方も多いですよね。美味しいし、かわいいし、ティーパックのバラ売りもすごく嬉しいです。>RT
— みねこ (@maicyamu88) 2014, 4月 17
北海道新聞に羽桜しずくちゃんが連載してたんだね!!実家なぅ。ジェンヌは差し入れで銘菓に詳しくなるんだね~ pic.twitter.com/jkHq3ye58w
— ばった (@c97067) 2014, 5月 3
ジェンヌさんの好みやコレクションしているものは、「宝塚おとめ」に記載されているので、チェックしてみてください。他にも、お稽古の時に使えるようなTシャツやタオルなども、何枚あっても助かるようです。
「応援しています!」という気持ちを伝えるのは大切ですが、愛の押し付けにならないよう、ジェンヌさんの気持ちを考えて選んでみてくださいね。