2016年2月に大劇場で初日を迎える宝塚歌劇雪組公演「るろうに剣心」。
発表されたキャラの中で、予想外にひときわ目をひいたのが剣心のメインの敵役となるであろう、加納です。
彼が新たに書き加えられたことでわかる、舞台版「るろうに剣心」の魅力に迫りたいと思います。
宝塚雪組公演アクション・ロマネスク「るろうに剣心」
・脚本・演出 小池修一郎
・2016年2/5~3/14 宝塚大劇場
「るろうに剣心」の新しい風となるか!加納惣三郎
(出典:Twitter)
宝塚版「るろうに剣心」は、オリジナルストーリーを盛り込む…製作発表会での情報はファンの間でも驚きをもって迎えられました。
唯一原作には存在しないキャラとして、脚本演出の小池修一郎先生と、原作者の間で協議して選ばれたのが加納 惣三郎。司馬遼太郎の小説の題材にもなっている伝説の新撰組隊士です。
”まだ役柄のハッキリした輪郭は自分の中でも見えていない状態なのですが、大劇場の初日までに、ここに並んでいる素敵な、魅力的なキャラクターの皆さんに負けないくらいに強いキャラクターを生み出して、伝説の美剣士、加納惣三郎になれるように頑張っていきたいと思います。”
(引用:宝塚ジャーナル)
「るろうに剣心」二番手が熱い理由
原作がすでに完結しているものをさらに、メディアミックスする際に弱点となるのは、ファンがすでにストーリーの結末を知っていることです。
舞台ではいかに原作とはまた違う感動を呼び起こすことができるのかが、なによりも重要になります。
加納がどのように剣心たちに絡むかがイコール、舞台版の面白さにつながることにもなるのです。