2016/2/5(金) ~3/14(月)に宝塚大劇場で、4/1(金) ~5/8(日)に東京宝塚劇場で上演される「るろうに剣心」。”日本物の雪組”と呼ばれ、漫画原作物も得意とする雪組が満を持して贈る、明治浪漫譚です。
原作・アニメ・映画と、さまざまなメディアミックスがなされている人気作品を宝塚で演じるのは、「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-」「一夢庵風流記 前田慶次」など様々な作品で共演し、宝塚雪組のトップコンビとしてヅカファンからの熱い支持を受ける、早霧せいな&咲妃みゆコンビ。期待が高まります。
さて、オリジナルキャラクターの登場も気になるところですが、ここでは咲妃みゆがなぜヒロインに選ばれたのか、その理由を考察していこうと思います。
「るろうに剣心」のヒロイン・咲妃みゆは、様々なタイプのヒロインに憑依できる!?
(出典:twitter)
「るろうに剣心」でヒロイン・神谷薫を演じる咲妃みゆは、ファンからも演技力の高さで熱い支持を受けています。
「観るたびに、毎回毎回、この子は凄いと思う」「憑依というかその役に溶け込むのが非常に上手な演者さん」「年齢も境遇も様々な幅広い役に対応できて、きちんとその役の人生を生きれらる人」など、彼女の演技に対する絶賛の声は非常に多いです。
咲妃みゆは宝塚の月組と雪組両方に所属した経験を持ち、「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」「月雲の皇子-衣通姫伝説より-」など、数々の舞台でヒロインを演じました。このように、国籍も時代も異なる様々なタイプのヒロインを演じ分け、その度に評価を得ているのです。
咲妃みゆだから魅力的に演じられる「るろうに剣心」のヒロイン
(出典:twitter)
咲妃みゆは様々な幅広い役に対応でき、その人が憑依したかのような演技ができると熱い支持を受けています。そんな彼女の人を惹きつける演技は、「るろうに剣心」でヒロイン・神谷薫でも活かされるでしょう。
神谷薫は、曲がったことが嫌いで正義を貫く剣術小町である爽やかな魅力と、好きな人を思うと何もできなくなるというしおらしさが同居する、演じるには難しいキャラクターです。
ただ「芯はしっかりしている」「観劇のお礼をファンにしっかり伝える」というメリハリのついた人柄を持っている咲妃みゆは、薫とどこか通じるところがありそう。本質を理解して演じることができる咲妃みゆであれば、そのようなキャラクターも魅力的に演じることができるでしょう。