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【宝塚男子厳選】歌声が忘れられない男役たち

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takarazuka1

こんにちは、宝塚男子ピエールです。宝塚のスターの方々はそれぞれに魅力があり、歌、芝居、ダンスといった技術が優れている人もいれば、圧倒的な華やかさで人気を博すスターもいて、どんなスターが好みかというのは人それぞれです。

その中でも美しい歌声で作品を彩る、いわゆる「歌ウマ」のスター。今回は僕が2003年に宝塚デビューしてから今まで聴いてきた中で、特に忘れられない歌声で魅了してくれたOGの男役さんを挙げてみたいと思います。

ランキング形式にしようかと思ったのですが順番をつけがたかったので全員同率一位とします(笑)。

歌声が忘れられない男役たち その①:安蘭けい

安蘭けい
(出典:Twitter)

まずは元星組トップスターの安蘭けいさん。

僕はまだ宝塚デビュー前の時代ですが下級生時代からその歌唱力は群を抜いていたらしく、初演の「エリザベート」新人公演で演じたトートは伝説となっています。

トップスターになるのは比較的遅咲きとなりましたが、トップに就任してからもその歌声はたくさんの作品を彩ってくれました。特に日本初演となった「スカーレット・ピンパーネル」は安蘭さんの歌声を存分に堪能させてくれる作品でしたが、名曲「ひとかけらの勇気」は安蘭さんの歌声を聴いたフランク・ワイルドホーン氏が安蘭さんのために書き下ろした楽曲

天才的な作曲家と最高の歌い手が揃うと素晴らしい楽曲が生まれるんだな~としみじみ感じた作品でした。相手役の遠野あすかさんの歌声も素晴らしく、個人的に今まで見てきた中で一番の「歌ウマコンビ」だったと思っている大好きなトップコンビでした。

歌声が忘れられない男役たち その②:樹里咲穂

樹里咲穂
(出典:Twitter)

続いては元専科スターの樹里咲穂さん。

最近宝塚を見始めた方にとっては、スカイステージで放送されるトークショーなどの司会者としてのイメージが強いかも知れません。軽快なトークで名司会者ぶりを見せてくれている樹里さん、現役時代からその話術は飛び抜けて面白かったのですが、男役として舞台に立っているときはそれはそれはカッコ良かったのです!

樹里さんの歌声は本当に深みがあって耳心地が良く、やはり一番伝説になっているのは宙組公演「ファントム」でキャリエールを演じた際の、和央ようかさん演じるエリックとの銀橋での場面でしょうか。

あのときは大劇場公演の初日が明けた直後から、ネット上で「エリックとキャリエールの歌が素晴らしい!」と大騒ぎになっていました。


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