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地方ファンが共感!田舎出身タカラジェンヌのお宝エピソード集

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みなさまごきげんよう!宝塚歌劇を愛する海野りんごです。

タカラジェンヌと言うと、「お嬢様」「都会で生まれ育った」というイメージを持たれていることが多いですが、一概にそうではありません。意外と、地方(田舎)出身のタカラジェンヌも多いですよね。

今回は、海野りんごの心に残った「田舎育ちタカラジェンヌの名エピソード」をご紹介します。

私、トークイベントやインタビューで、幼少時などのエピソードを聴くのが大好きなんです。

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(出典:宝塚歌劇倶楽部編集部)

おおらかな宮崎の大自然で育った咲妃みゆさんの「虫に負けない」話

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(出典:Twitter)

まずは、雪組トップ娘役の咲妃みゆさん。みゆちゃんは、宮崎県児湯郡の出身です。おおらかな大自然で育ったからか、おっとり、ほんわりした話姿が印象的ですよね。

咲妃みゆちゃんの地元愛あふれる発言

博多座公演「星影の人 / ファンシーガイ」が行われた際、NHK九州地方の「おはサタ」に出演されていた際には、故郷について以下のように語っていました。

宮崎もほんとに自然豊かで、県民のみなさまもとてもおおらかなので帰省すると本当に癒されるというか、宮崎で過ごす時間は本当に私にとって大切な時間ですね。
(引用:NHK おはサタHP)

地方出身のタカラジェンヌさんはよく地方紙・地方番組のインタビューに答えられていますよね。こうした地元愛ある発言は、一度は故郷を離れた人なら共感する点も多いのではないでしょうか。

音楽学校時代に虫を退治した話

そんな癒し系・咲妃みゆちゃんエピソードの中で、私が一番驚いたのは音楽学校時代のエピソード

これは、スカステ開局記念番組「WAI★WAI★ステージ」にて、花組の花乃まりあさんととーくされていた時に分かったエピソード。

音楽学校の予科時代に、床に大きな虫が出て、本科生(95期)も大騒ぎになったことがあったそう。そこにダッシュで現れたのがみゆちゃん!本科生に対して「失礼します!」と言って「バシッ!」と虫を退治したそうです。

音楽学校というと、予科・本科の厳しい上下関係が有名ですが、この時ばかりはみゆちゃんに対して拍手喝采だったそうです。

このエピソードも「お命頂戴しちゃった」と語るみゆちゃん、流石だなあと思いました。

もちろん、田舎育ち=虫が平気というわけではないですが、どこか影響があるのでは!と思ったので、このエピソードを紹介させていだきました。そして、95期と96期が予科・本科という豪華さにくらくらしたエピソードでした。(こういう上下関係も、宝塚の楽しみ方ですよね!)

もんぺが似合うトップ娘役?野々すみ花さんの家族エピソード

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(出典:Twitter)
元宙組のトップ娘役で、現在は朝ドラ「あさが来た」に出演するなど女優として活躍している野々すみ花さん。出身は京都府久世郡久御山町です。

お父さんと野菜を育てながら特訓!

野々すみ花さんのご実家は、伝統的な京野菜を育てる農家だったそうです。娘をタカラジェンヌにしたかったお父様のもと、すみ花ちゃんは毎日家業を手伝いながら、特訓。

出荷の準備をしながらの発声練習だったり、野菜のための真っ暗な保冷庫に入り、扉を開くと同時に光を浴びて輝く姿を見に付けたり…。

地元については、

家のまわりが畑と田んぼしかなくて(笑)放課後はバレエのお稽古や部活を終えてから京野菜を作るお手伝いをしていました。
(引用:朝日新聞)

と語っています。私の実家の周りも畑と田んぼなので、光景が目に浮かぶようです。
自然豊かな中で伸びやかに育ったこその、あの演技やダンスだったんだなあと納得です。

自然豊かな場所で育ち、野菜と一緒に特訓なんて珍しいエピソードですよね。特に、練習方法など「ガラスの仮面」のよう。

また、GRAPHの扮装で「もんぺ姿」も披露しており、自分でも似合うと言っていたすみ花ちゃん。相手役だった大空祐飛さんもお墨付きのもんぺ姿、またどこかで拝見したいです!

宝塚を「都会だ!」と感じる暁千星さんのエピソード

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(出典:Twitter)
月組の若手ホープ、暁千星さん。 広島県福山市の出身です。ありちゃんが宇月颯さん・晴音アキさんとともにトークスペシャルで語った内容が、地方ファンとしては「分かる分かる!」というものでした。

電車には乗ったことがなかった

広島出身のありちゃんは、山の上の方に住んでいて、ほぼ移動はバスと自転車。宝塚に入るまで、電車には2、3回しか乗ったことがなかったとか。(分かる!)

初めて東京に行った際は、電車に乗ろうとして弾かれて、1人だけホームに取り残され…。どうしようと焦るも、すぐに電車が来て驚いたそうです。ありちゃん、その気持ちわかります…。ありちゃんが言っている通り、田舎では電車は30分位普通に待ちますし、バスは1時間に1本ですよね笑。

ちなみに、山の上のありちゃんは、学校への通学に下りは40分、上りは60分かかっていたそうです。ちなみに、埼玉県熊谷市出身の宇月颯さんも片道40分かけて自転車通学していたとか。

宝塚を都会だ!と思う暁千星さん

そんなありちゃんからすると、宝塚は「都会」!これにはトシさんも同感していました。

都会っ子の晴音アキちゃんは、宝塚を「田舎」と思ってホームシックになったそうですが、ありちゃん&トシさんは駅まで徒歩圏内だし、コンビニもATMあるし「ムラは都会!」とおっしゃっていました。すごーく、同感です。

出身地が同じだったり、似た環境で育ったジェンヌさんは、応援する手にも力が入りますよね。

私もまだまだ知らないエピソードがたくさんあると思いますので、他にも地方出身ジェンヌさんの「共感できるエピソード」があれば、ぜひコメント欄などから教えてください!

海野りんごのひとりごと

何度スカステの録画を見ても、最後のありちゃんのエピソードが共感できて好きなので今回まとめさせていただきました…!毎公演ごとにダンスも歌もお芝居も進化していくありちゃん、今後もその持ち味そのままに成長して欲しいですね!

今週は、ようやく手に入れた宝塚GRAPHを読んでご満悦。表紙から美しすぎて開くまでに時間がかかりました。

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私の住んでいる地方では、発売日に手に入らない&大きい本屋さんにしか置いていないことで有名な宝塚GRAPH。定期購読しても良いのですが、少しでも地元に宝塚関連本が入荷されますように…と祈りを込めて本屋に並ぶまで待ってしまいます。こういう時ばかりは、都会が羨ましくなります…。

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