新年第一弾の宝塚大劇場公演「Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜」「HOT EYES!!」も好評を博している宙組。東京公演を終えると次に控えているのは、5月の舞台です。
この公演は、大劇場公演とは違い、3つにメンバーが分かれます。トップコンビふたりの博多座公演は、安定した宙組の地方へのアピールも兼ねているといえるでしょう。そこで今回は「王家に捧ぐ歌」の主要な役の役替わりを予想し、宙組の振り分けメンバー紹介もしていきます。
「王家に捧ぐ歌」にはじまる宙組春公演の振り分けおさらい
(出典:Twitter)
宙組は5月からは前述の「王家~」と、もうひとつは二番手スターである真風涼帆さんの初となるドラマシティ公演「ヴァンパイア・サクセション」、それにその直後6月には若手スターたちのワークショップ「Bow Singing Workshop」シリーズと3つの組に分けられての上演が予定されています。
そのため重要な役割として、宙組版では見せ場が増やされていた真風さんのウバルドを博多座版では誰が演じるか?は、今後の宙組を占う意味でも大きな要素になります。
もちろんウバルドは二番手にふさわしい物語の転換点を担う人物ですから、路線男役スターと考えるべきでしょう。
宙組公演「王家に捧ぐ歌」路線男役スターの巧みな配置
(出典:Twitter)
今回、「ヴァンパイア・サクセション」には、宙組期待の男役として主演の真風さんはもちろん愛月ひかるさん、「Bow Singing Workshop」では桜木みなとさん、和希そらさん、そして「シェイクスピア」新人公演で堂々たる姿をみせた瑠風輝さんが顔を揃えています(※博多座メンバーとワークショップはメンバーがかぶっているので要注意)。
どれも期待が持てそうなラインナップですから、宙組ファンとしては「全部観ないといけない!」と悲喜こもごもの悲鳴が聴こえてきそうな巧みな配役です。
肝心のウバルドを誰が演じるか?は、今回私の予想では澄輝 さやと さんと、桜木みなとさん、の両者に絞られると考えています。