2016/3/15(火)は、宝塚歌劇花組が上演する「ME AND MY GIRL」の集合日でした。
宝塚ファンが、何よりも恐れる集合日。
ミーマイでは、鳳真由さん(91期)と七輝かおるさん(98期)の2人が退団されることが発表されました…。まだまだこれからが楽しみな男役、七輝かおるさんの退団も惜しまれますし、何よりファンの悲しみを誘っているのが、鳳真由さんの退団。
今回は、鳳真由さんのこれまでの舞台や魅力、退団を惜しむ声を紹介していきます。
鳳真由さんのプロフィール
(出典:Twitter)
鳳真由さんは、91期の男役スター。2005年の花組公演演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台を踏み、その後花組に配属された生粋の花男です。「ふじP」「まゆ」「マヨ」の愛称で親しまれています。
お母様・お祖母様の影響で「お腹にいる頃から舞台を見ていた」という生まれながらのヅカヲタ、Pちゃん。その宝塚を愛する姿勢は、ファンも共感するポイントが多いですよね。
鳳真由さんのこれまでの主な役
公演名(年) | 役名 |
---|---|
太王四神記 -チュシンの星のもとに-(2009) | 新人公演:ヨン・ホゲ |
虞美人 -新たなる伝説-(2010) | 新人公演:項羽★主演 |
ファントム(2011) | 新人公演:ファントム(エリック)★主演 |
復活/カノン(2012) | 新人公演:項羽★ネフリュードフ公爵 |
Victorian Jazz(2012) | アーサー・コナン・ドイル |
オーシャンズ11(2013) | リビングストン・デル |
風の次郎吉 ―大江戸夜飛翔―(2015) | 石川一馬 |
For the people —リンカーン 自由を求めた男—(2016) | ウィリアム・ハーンドン |
早くから新人公演でも大役を与えられることが多く、注目を集めていました。新人公演での主役は、全3回に渡ります。主演公演はないものの、「Victorian Jazz」では望海風斗さん演じる主役の相棒として、舞台を自由に駆け回り、「風の次郎吉」では”黒い役”に挑戦。直近の「リンカーン」でも、重厚な演技で舞台を彩っていました。
鳳真由さんの魅力
ザ・生粋の男役、鳳真由さんの魅力は語り尽くせません。
繊細なお芝居
(出典:Twitter)
やはり、Pちゃんの魅力はなんといってもお芝居。どの役も、単にセリフを発するのではなく、その役として生きているように感じられる役者さんでした。新人公演時代から、そのパフォーマンスは高く評価されています。明るいマスコット的なキャラクターも、悪い役も、何でもこなせる宝塚の舞台に無くてはならない存在です。
ミーマイでは、役替わり公演でパーチェスターを演じます。明るくて、物語に笑いを添えてくれる弁護士・パーチェスターは、鳳真由さんにピッタリ。きっと、宝塚の歴史に残る名パーチェスターが生まれることでしょう。
ザ「花男」ショーでのアピール力
(出典:Twitter)
一見、クールでスマートな印象もあるPちゃんですが、舞台にたてば花男そのもの。濃くて、クサいアピールやウインク、多くのファンの心をとらえたことと思います。
今回の退団公演がミーマイで、いわゆる「オラオラ」と男役を堪能できるショー部分が少ないのが惜しまれます。
飄々としたコメント、あたたかい人柄
(出典:Twitter)
また、CS番組等で見せるオフの姿も魅力的でした。ファン目線でアツく語ったり、的確なコメントで場を締めたり、トークスキルも高かったですよね。先輩からも後輩からも、もちろんファンからも慕われる人柄も、大きな魅力です。
宝塚の男役としての芯を持ち、場に溶けこむ芝居力、ショーで見せる花男のクサさは花組に無くてはならない存在。組子からも慕われていましたよね。男役も10年を超え、これからが楽しみだっただけに、このタイミングでの退団が悲しいですね。
せめて、フィナーレでPちゃんにスポットが当たる場面がありますように。そして、笑顔で卒業できることを祈るのみです。
花組・鳳真由さんの退団を惜しむ声
卒業が発表されると、悲しみの声が相次ぎました。
♪お屋敷の弁護士がもうしあげる
皆様がこれからどうすりゃいいか
何かにつまずきゃ道をつけよう
人生一節の甘い歌です…
まよちゃんのパーチェスターに教えてほしいことがたくさんあるから。ただ楽しみだから。観に行きます。鳳真由ちゃん。サンキューラッキースターワンスモア!!— かも (@812_10ue) 2016年3月15日
鳳真由ファンとしてとても新参者のあたしにできることは、観ることだけ。
いっぱい観ますよ。AもBもね。
みんなもいっぱい、観て。鳳さん、きっといいパーチェスター演るから。
— decoco (@dekoboko_decoco) 2016年3月15日
まよちゃん…やだよう…いやだ…もっと鳳ワールドな組レポ書いてよ、白猫のすずちゃんが太ったお話して、望海さんと戯れあったお話きかせてよ…ううん、そんなことより、花組観に行っても鳳真由ちゃんに会えなくなるの?え、むり。耐えられない。
— かも (@812_10ue) 2016年3月15日
鳳真由さん
Pちゃん!
大好きだよPちゃんの
上級生の事も
のぞぱん、せとぱん、みりりんって読んじゃう無邪気で可愛い所もとっても素敵なお芝居も歌も!
花男鳳真由さんが大好き
辛い…
辛すぎる… pic.twitter.com/AmDD6mjoeA— ひめ (@5251Anju) 2016年3月15日
宝塚歌劇を愛する以上、好きなタカラジェンヌの退団は避けられません。でも、本人たちが決めたことですから、最後まで笑顔で応援したいですね。Pちゃんの笑顔と舞台姿、しっかり目に焼き付けましょう。
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花組「ME AND MY GIRL」で鳳真由さんを笑顔で見送ろう
(出典:Twitter)
まだまだたくさんの役が見たかっただけに、鳳真由さんの退団が惜しまれますね。ミーマイは明るい作品ですから、笑顔で卒業を見送りたいと思います。チケットキャンプ(チケキャン)では、宝塚歌劇花組公演「ME AND MY GIRL」のチケットを取り扱っています。退団者の最後の舞台。ぜひ見届けに行きましょう。
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