2016年1月のバウホール公演の演目が発表されました。公演タイトルは、「鈴蘭(ル・ミュゲ)」。主演には宝塚歌劇星組の礼真琴さんが決定しています。
今回はこちらの公演情報をご紹介していきます。
タイトル
バウ・ミュージカル「鈴蘭(ル・ミュゲ)—思い出の淵から見えるものは—」
作・演出
樫畑 亜依子
公演期間
2016/1/21(木)~ 1/31(日)
価格
全席 5,300円
「鈴蘭(ル・ミュゲ)」のあらすじ
今回はオリジナルのしかもヨーロッパの架空の国が舞台となります。
伯爵家のいわば「王子様キャラ」はこれまで礼さんの演じた役でも異色といえるでしょう。
”伯爵家の子息リュシアンは、隣国へ嫁いだ公女シャルロットが夫・ガルニール公殺害の容疑により処刑された為、事の真相を探るよう密命を受ける。
シャルロットは陥れられたに違いないと考えるリュシアンは、ガルニール公と前妻の間に生まれた娘・エマが後継者となったガルニール公国へ向かい、実質的な権力を握る人物に接触していく……。”
(引用:宝塚歌劇公式)
星組公演「鈴蘭(ル・ミュゲ)」、演出家と1から作り上げる試練の場となるか
「鈴蘭(ル・ミュゲ)」を演出するのはこの公演が演出家デビューとなる樫畑 亜依子先生。
まだこの方の作風やカラーがどんなものなのかがわからないため、結局どのような話になるのかは現時点ではまだ未知数です。
ただ前回の礼さんの主演公演「かもめ」は、名作を原作としたもので、もちろん周囲をかためるひとの実力が秀でていたことも大きいですがシュールな喜劇という難しい芝居を成功させた実績があります。
そのためさらにオリジナルのしかも架空のヨーロッパ王国を舞台にしたというのは、前回とまったく違う雰囲気になるでしょうし並大抵の演技では、稚拙に陥ってしまうのでは?という危惧もあります。
バウホールは若手育成の場という捉え方もできるので、今回は演出家、そして礼さんはじめ出演する若手たちが一緒につくる舞台となるのでしょう。