宝塚歌劇月組のトップ娘役・愛希れいかさん。男役から娘役に転身し、トップ娘役に就任する…という異色の経歴の持ち主です。
舞台上ではまるで「ガラスの仮面」を持っているかのようにどんな役にもなりきり、誰よりも男前に踊り、龍さんを子犬のような瞳で見つめ、砂糖菓子のように可愛らしく…ちゃぴちゃんの魅力は挙げ始めるとキリがありません。
(出典:Twitter)
初の主演公演のミュージックパフォーマンス「Wonder of LOVE」にも注目が集まっていますが、次回大劇場公演「舞音」が発表されてから、退団フラグでは…?という噂もあるんです。
まだまだちゃぴちゃんの活躍が見たい!そんな気持ちを込めて、今回は愛希れいかさんの魅力と退団の噂について迫ってみたいと思います。
「1789」でマリー・アントワネットを怪演!月組のもう一人のトップスター愛希れいか
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フランスミュージカルの日本初演となった「1789」でマリー・アントワネット役を演じたちゃぴちゃん。トップ娘役でありながら、物語のヒロインではなく「もう一人の主人公」とでも言うべき人物を演じることには、当初驚きがありました。
しかし、蓋を開けてみると…これはちゃぴちゃんにしか出来ないお役。女王としての華やかさはもちろん、外部のミュージカルのような歌い方で聴かせるナンバーの数々には聴き惚れずにいられませんでした。あんなに細いのに、あの声量はどこから来ているのでしょう。もともと歌唱力に定評のあったちゃぴさんでしたが、ここまでとは…!と、トップ娘役になってなお進化の止まらないちゃぴさんには感動するばかりです。
宝塚におけるマリー・アントワネットといえば、「ベルサイユのばら」のイメージがあまりにも強いのですが、この作品で新たなマリー・アントワネット像を作り上げたという意味でも、彼女は歴史に名を残すトップ娘役といえるでしょう。
「ミーアンドマイガール」のサリー、「PUCK」のハーミア、そして今回のマリー・アントワネット。作品ごとに全く違う顔を見せてくれるちゃぴさんは月組のもう一人のトップスターと言っても過言ではありません。
愛希れいかMP「Wonder of LOVE」に期待
そして、愛希れいかさんが次に臨むのが初の主演公演であるミュージックパフォーマンス「Wonder of LOVE」。娘役の場合は”ミュージックサロン”という名称であることが多いのですが、さすがダンスで魅せるちゃぴさん。歌うだけでは無く、たくさんのパフォーマンスを見せてくれるのでしょう。
共演の男役さんも、響 れおなさん、宇月 颯さん、貴千 碧さん、煌月 爽矢さんと実力派揃い。どれだけ本格的なダンスが見られるのか…と思うと、ホテルの会場では狭すぎないかと心配になるほどです。
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この公演ポスターを観る限り、演出の小柳先生ワールド全開で、カワイイちゃぴさんを思う存分堪能できそうです。それにしても、ちゃぴさんは本当にどんなお衣装も素敵に着こなされますよね。惚れ惚れしてしまいます。「アリスの恋人」を思い出しますね。また、マカロンの歌を歌ってくれそうです。
龍真咲さんのコンサートに出て、まさちゃぴふたりの世界観を観ることが出来ないのは残念ですが、それは次回大劇場公演までのお楽しみにして、このMPではちゃぴさんの魅力を満喫したいと思います。