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【宝塚花組】「金色の砂漠」新公主演は綺城ひか理・城妃美伶の97期コンビ

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間もなく公演が始まる宝塚歌劇花組大劇場公演「雪華抄 / 金色の砂漠」の、新人公演主要キャストが発表されました。単独での新人公演初主演となる綺城ひか理さん、バウヒロインを経てさらに成長した城妃美伶さんの”97期”コンビです。

今回はオリジナル作品ですから、演出家の上田久美子先生が、明日海りおさん・花乃まりあさんの花組に宛書した部分も多くなるはず。原作モノや再演モノとは違って、演じるのも難しい点が多いでしょう。今回、綺城ひか理さん・城妃美伶さん率いる新公メンバーが、どのような「金色の砂漠」に仕上げてくれるのか、楽しみですね。

この記事では、新人公演主演コンビのこれまでの活躍と、ファンの期待する声をお届けします。

初単独主演!綺城ひか理

綺城ひか理さんは、2011年に初舞台を踏んだ97期生。愛称は「あかさん」「あかちゃん」です。176センチの長身と、既に出来上がったクールな男役像(特に美しい声!)が魅力的な男役スターです。

前回の大劇場公演「ミー・アンド・マイガール」で96期の優波慧さんとWで新人公演主演。この時が初主演となった綺城ひか理さん。初の大役を見事に演じきり、それが今回の主役抜擢に繋がったのでしょう。

すでに「花男」としての色家がにじみ出ている舞台姿は、ロケットのメンバーにいても、ダンスナンバーにいても、お芝居にいても、目が離せません!今回演じる主人公・ギィは、主役でありながら「ヒロインの奴隷」という珍しい役どころ。ミーマイのビルとは正反対の影のある役ですから、綺城さんの前作とのギャップに驚きそうですね。この新人公演主演経験を経て、花組の男役主要メンバーとして、大輪の花を咲かせていくことでしょう。まだ本公演での主な役はないものの、今後の活躍に注目したいスターです。

ちなみに、「金色の砂漠」本公演では、柚香光さん演じる”求婚者”の従者を演じる綺城さん。本舞台での演技も、見逃せません!

ヒロイン経験豊富な城妃美伶

城妃美伶さんも、2011年初舞台の97期生。星組に配属されましたが、2014年に組替えで花組生となりました。学生時代にミュージカル部に所属していた実力派で、可憐な娘役姿が魅力的で、花組で2度に渡り上演された人気作「アーネスト・イン・ラブ」では、2回とも準ヒロイン・セシリィ役を好演。

ヒロイン経験もとても豊富で、星組時代に2013年「ロミオとジュリエット」で新人公演初ヒロインを射止めると、2014年「かもめ」(礼真琴主演)にて初バウヒロインに抜擢。花組でも、2015年「カリスタの海に抱かれて」「ミー・アンド・マイガール」で新人公演ヒロインを務めました(ミーマイは音くり寿さんとWヒロイン)。先日大好評のうちに幕を閉じた「アイラブアインシュタイン」(瀬戸かずや主演)でも、Wヒロインとして物語を牽引した城妃美伶さん。まさしく、花組娘役の大きな戦力として、舞台上での活躍が目覚ましい存在です。

今回演じる王女役は、城妃美伶さんにとっても新たな挑戦となるであろう「強い女性」。この公演で宝塚を卒業される花乃まりあさんから、多くのことを学んで素敵なヒロイン像を描いてくれるはずです。

綺城ひか理・城妃美伶の同期コンビにファンも熱いエール

97期コンビの新人公演主演が発表され、ファンも声援を送っています。特に、ミーマイでの活躍を経て主役に抜擢された綺城ひか理さんには、祝福の声も続々!

連続してヒロインを演じる城妃美伶さんにも、今回の役を期待する声が。

「金色の砂漠」は、今大注目の演出家・上田久美子先生の新作ということで、作品自体を楽しみにしているファンも多いです。新人公演も、見逃せませんね。

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宝塚歌劇花組 「雪華抄 / 金色の砂漠」

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