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2016年版 宝塚歌劇初心者がまず入口として観るべきおすすめ作品 本とDVDからチョイス!

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宝塚が大好きなファンは、実はいつでもまだ宝塚を知らないひとにこの魅力的な舞台、そしてできれば自分の愛する贔屓を知ってハマってほしい!と願って日々生きているものです。

時として一般の演劇からはかけ離れた暗黙の了解や舞台の決まりごとが多い宝塚歌劇。初心者からみると「敷居が高くて…」とか「チケット代が高いから…」と二の足を踏んでしまうひとも多くいるでしょう。

そんな方は長い歴史をふまえて豊富なラインナップから選べるDVDや書籍でのファンライフのスタートはいかがでしょうか。

予備知識が少なくても、そして気になるジェンヌをみつけるにも便利なおすすめの本とDVDを独断でピックアップして紹介していきます。

(出典:twitterより)

初心者でも堪能できる! 宝塚歌劇から知る海外ミュージカルDVD

(出典:ステージナタリーより)

今や宝塚歌劇の進化しつづける古典『エリザベート』は初心者ファンであってもやはり外せません。

1996年に日本で雪組が初演としてスタートしたもはや宝塚だけでなく、我が国のミュージカルラインナップのエースとなっているのがミュージカル『エリザベート』だからです。

一度聴くと忘れられない名曲の数々。

実在した皇妃エリザベートの持つ悲劇性と、彼女に恋をしてしまうという「死」という概念の擬人化、そしてふたりの関係とこの結末へと導く狂言回しとなる実在のテロリストという時代を超えたキャラクターは、いつどの組のトップスターが演じても新しい魅力を開花させてくれます。

宝塚では2016年までに各組でのべ9回上演され、DVDも発売されていますから、どの組を最初に鑑賞するかは自分しだいです。

演じる生徒によってまったく違う世界を作り出し、『エリザベート』を観て宝塚に入りたいと思ったという現役ジェンヌが増えてきていることからも、そういった意味からでも宝塚歌劇それ自体に大きな貢献をしている作品といえるでしょう。

同じように宝塚で国内初演されその後東宝で上演されるなど日本のミュージカルのスタートラインとして上演された『ロミオとジュリエット』や『スカーレット・ピンパーネル』も、一流の歌とダンスでつくられるそれぞれ独特の世界観で楽しめる作品となっています。

初心者だけど気になる生徒ができた…それならDVDでショーの鑑賞をおすすめします!

(出典:OZmallより)

また特に物語などを追うのではなくなにか宝塚らしい舞台が気軽に楽しみたい!とか、まだよく宝塚を知らないけれど、気になる生徒さんができたからそのひとが出ているものをとにかくなにか観たいという方にはまず最初にショーをおすすめしてみます。

お芝居は当然ながらその役を演じていることでその生徒の魅力のすべてがわかるわけではありませんが、ショーはいわばその生徒の実力や歌やダンス、目線出しなどの男役娘役それぞれのセンスがはっきりとわかるからです。

またショーには、宝塚歌劇独特の番手システムを内外に示す役割も果たしています。番手システムとは上は男役トップスターを頂点として、トップ娘役→二番手男役スター→三番手男役スター…というピラミッド型組織図。

ファンを続けているとこのショー、特にラストでの階段降りからその組でその生徒が現時点でどれくらいの位置で活躍されているかがわかるようになってきます。もちろん初心者なら最初はトップコンビと二番手スターがわかるくらいでも十分に楽しめます。

宝塚歌劇といえばスターの大きな羽根!というひとや、観劇しているうちにだんだんと好きな組や贔屓ができるようになればまたそれまでみていたショーがまた違う視点でみることができるようになるため、二度三度とみるためにはDVDなどで確保しておきましょう。

ちなみに宝塚歌劇では通常お芝居とショーが1セットになっているためショーだけのDVD発売はないので注意が必要です。また『エリザベート』などの大作だとショー自体がない「一本モノ」の公演もあるためこちらもよく確認して購入しないといけません。

ショーでその生徒の魅力が把握できれば次にみるお芝居への取り組み方もみえてきて、一石二鳥といえます。

宝塚歌劇 超初心者にも優しいおすすめ本は?

(出典:twitterより)

映像作品も豊富ですが宝塚歌劇は、書籍も多くあるので初心者がどれをみればいいのか迷いやすいとされています。中でも書店でよくみかける月刊誌宝塚「歌劇」と「TAKARAZUKA GRAPH」は、入手がしやすいのが最大のメリットです。

公式から出版されている宝塚歌劇の本は、HANKYU BOOKSという独自の販売流通路線をとっているため書店などによっては取扱い自体がない場合もありますが、こちらは初心者でも比較的気軽に読むことができ、またこれからの公演の案内やすでに上演された公演を写真付きで解説してくれるなどで初心者が宝塚を知るもっともよい媒体となっています。

特徴としては「TAKARAZUKA GRAPH」はフォトピンナップを鑑賞するもの、「歌劇」は公演インタビューなどの座談会などの文章が多め、とゆるく認識するくらいで最初は十分です。

「TAKARAZUKA GRAPH」にはCSで放送されている宝塚専門チャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の一ヶ月分の番組表があることでも知られています。

宝塚歌劇初心者がまず入口として観るべきおすすめ 初心者から中級者への近道となる本は?

(出典:ステージナタリーより)

月刊誌ではスターが多く出ているけれど、舞台を観ていて気になったあの生徒は誰?という疑問がわいてくることもあります。

その際に必携となるのが「宝塚おとめ」。こちらは毎年4月に最新版が発売されるいわば現時点でのタカラジェンヌ全員の公式プロフィール本です。

「TAKARAZUKA GRAPH」や「歌劇」などよりも高価ですが宝塚歌劇を一度きりでなく、何度も観るようになるとどうしても必要になる一冊であることがわかってきます。

専科からはじまり組ごと、そして学年と成績順に並べられていていったん贔屓ができれば毎年のその動向や変化するプロフまで楽しめるようになってきます。

本としては上記3冊が初心者が読む基本としておすすめしていますが、もちろんその他に毎年出るレビュー本、スターが出す写真集、組ごとの特集ムック通称「組本」と呼ばれる「ザ・タカラヅカ」シリーズ、さらにはこれから将来をになう下級生スターを特集した数年おきに発行される「NEW GENARATION」などまさにファンにとってかゆいところに手が届くの仕様となっているのが宝塚歌劇の書籍部門です。

これから広がる世界に想いをはせながらまずは一冊本を手にとってみてください。

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2016年版 宝塚歌劇初心者がまず入口として観るべきおすすめ作品 本とDVDからまとめ

(出典:レビュー・ステイションより)

宝塚歌劇超初心者におすすめしたいDVDの鑑賞法や本を提案してみました。もちろんこの通りに鑑賞しないと楽しめないとかそんなことはまったくありません。気になる演目、気になる生徒ができたら手にとってみること、そしてなによりなんだか楽しそうよさそうだから観てみたい!というその気持ちが最も大切ですから本当に楽しめるタイミングを逃さないことが大切です。

今行われている宝塚舞台は二度と同じものは観られない、瞬間の美のエンターテイメントだからです。そしてこれまでおすすめしてきた映像や本で宝塚歌劇をもっと知りたいと考えてくれるようになったなら、その時こそチケットをとって劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

宝塚歌劇倶楽部編集部 イチ押し公演!

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