宝塚歌劇団宝塚歌劇月組のトップスター・龍真咲さんの退団公演「NOBUNAGA＜信長＞/ Forever Love!!」の宝塚大劇場千秋楽が終わってしまいました。100周年の顔となったトップスターが、とうとう全員宝塚大劇場を卒業されてしまいましたね…。
トップスターの卒業にあたっては、千秋楽の入りに際して盛大なパレードが行われ、公演後のサヨナラショーが定番。龍真咲さんも、まさおさんらしい、組子の愛を感じる入りイベントが行われました。
今回は、月組トップスター・龍真咲さん宝塚大劇場最後の一日の様子を振り返ります。
龍真咲 最後の「大劇場入り」は亀に乗って
【公式】月組宝塚大劇場公演＜龍真咲 退団＞千秋楽
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トップスターの入りは、組子総出で迎え、みこしを担ぐのがすっかり通例。
愛犬と現れた龍真咲さんは乗ったのは…なんと亀のお神輿！「Dragon Night!!」で登場し、その愛すべきキャラクターで多くの人の心をとらえた亀・真っ白な姿で再登場です。もちろん、龍さんも亀の甲羅を装着です。
組子は、まさおさんのこれまでの役のお面を頭に装着していました。愛希れいかさんは100周年の大運動会を思い出す「神頼み」の旗を振り、まさに龍真咲さんのすべてが詰まった千秋楽の入りとなりました。演出家の藤井大介先生、振付の若央りさ先生も見守る中、龍真咲さんは笑顔で楽屋に入られました。
また、お出迎えには雪組トップスター・早霧せいなさんも忙しい中登場。同期愛にもあふれた千秋楽の朝でした。
龍真咲さんの愛に満ちたラスト公演・サヨナラショー
千秋楽とあって、舞台上の気合いはいつも以上。ショーでは千秋楽ならではのアドリブも飛び出し、これが最後…と思うと、ハンカチを濡らしながら見守った方も多かったことでしょう。
芝居の月組ならではのサヨナラショー
龍真咲 宝塚トップ退団公演、本拠地千秋楽 史上初の選曲でサヨナラ/デイリースポーツ online https://t.co/BGepuBy8B9 pic.twitter.com/jKAgNl1ppW
— 桜木星子 (@seiko_sakuragi) July 18, 2016
公演終了後に行われたサヨナラショーは、沙央くらまさんの「龍真咲サヨナラショー、始まるぞ！」というセリフから「パレ・ロワイヤル」で幕開き。組子全員でなければ成し得ないシーンを入れるまさおさんの選曲にも涙です。「Dragon Night」のバラスーツを着こなす姿は流石としか言いようがありません。
また、サヨナラショーでは「僕こそミュージック」も熱唱。宝塚の舞台以外の歌をうたうのは異例。ですが、この曲の歌詞はまさに龍真咲さんを体現するもの。魂を込めた絶唱でした。さらに、大階段からの男役群舞も。「Forever Love!!」では黒燕尾の群舞がなく、物足りない思いがありましたが、ここで登場するとは…と感無量です。龍真咲さんの月組を愛する心、舞台を、宝塚を愛する心が詰まったサヨナラショーでした。
前楽を観ることができました。サヨナラショー音楽が流れ開口一番コマちゃん「おい皆ー龍真咲のサヨナラショーが始まるぞー！」で最速涙腺崩壊しましたよねパレロワイヤル。個人的にあの場面に出ていなかったメンバー入っていることにグッとキた。コマたまだよ本公演で観れなかったダンロベ。
— あお (@tytu0) 2016年7月19日
龍真咲サヨナラショーっていうより龍真咲率いる月組のサヨナラショーって感じだったなぁ
— うめめ☺︎ (@rizuma18) 2016年7月17日
最後の姿は「王道」
最後の大階段を降りるとき、トップスターは黒燕尾や軍服で登場することもあります。しかり、龍真咲さんが選んだのは正装・緑の袴。そして、王道である真っ白な胡蝶蘭のお花を手にする、「王道スタイル」でした。タカラジェンヌの枠を超える作品、発言で注目を集めた「異端のトップスター」でしたが、最後の最後に選んだのは、王道の姿。そこからも、龍さんの愛がひしひしと感じられましたね。
宝塚大劇場を卒業しても龍真咲の挑戦は続く
龍真咲 サヨナラ公演が千秋楽、本拠地に別れ「私は前に進みたい」（スポニチアネックス） – Yahoo!ニュース on @YahooNewsTopics https://t.co/jrhA9f6CN1 pic.twitter.com/4cZln7TD7i
— 桜木星子 (@seiko_sakuragi) July 18, 2016
退団に際して「まだまだ邁進していきたい」と述べた龍真咲さん。
その言葉を証明するかのように？宝塚大劇場千秋楽の翌々日から開幕したディナーショーでは、トークも炸裂、涙は涙でも「笑い涙」が溢れる仕上がりに。まさおさんらしいラストディナーショーでしたよね。
宝塚大劇場は卒業されましたが、まだまだ東京公演が続きます。大千秋楽まで、さらに進化を続ける龍真咲さんの姿を、私たちは忘れることはないでしょう。東京ラストデイは映画館でライブ中継も行われます。現地にはいけなくとも、しっかり見届けたいですね。
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月組「NOBUNAGA」で龍真咲のラストステージを見届けよう
【寂しくなる】龍真咲、サヨナラ公演が千秋楽「たくさんの愛をありがとう」https://t.co/Exg2vdT8Vl
「まだまだ邁進していきたい」と宣言。パレードに集まった約6000人のファンに別れを告げた。 pic.twitter.com/z1DDSrPWCB
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 18, 2016
宝塚大劇場を卒業された龍真咲さん。いよいよ、残すは「NOBUNAGA＜信長＞ / Forever LOVE!!」東京公演のみとなりました。最後まで笑顔で、龍さんの男役姿を目に焼き付けたいものです。チケットキャンプ(チケキャン)では、「NOBUNAGA」をはじめ、多数の宝塚歌劇団のチケットを取り扱っています。ぜひ、探してみてくださいね！
宝塚歌劇倶楽部編集部 イチ押し公演！
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