宝塚歌劇元星組トップスター柚希礼音さんの退団後初の主演ミュージカルとして話題となっている、『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア』。
9月から10月には東京、そして11月には宝塚ファンにはなじみ深い梅田芸術劇場メインホールにて公演が決定しています。
これまでブロードウェイミュージカル、コンサート、そしてテレビドラマにと活躍の場を広げてきた柚希さんが、この大きなタイトルの舞台でどんな新しい彼女の側面を表現してくれるのか。
舞台のテーマとなっている「愛」と「希望」とともに注目が集まっています。
「ミュージカル バイオハザード(BIOHAZARD)ヴォイス・オブ・ガイア」で柚希礼音が初めて挑む「戦う女性」というカタチ
(出典:オリコンスタイルより)
当初、この舞台上演決定の報がもたらされたときは、現在ポスターにもなっている戦闘服らしい柚希さんの先行画像のみで他には情報がありませんでしたね。そのためファンの間で、期待と不安の両方で受け止められたのが「男役」としてのミュージカル主演ではないかということでした。
結局ファンが予想したようなことはなく、柚希さんは女性リサ・マーチンとしてウイルスの謎にせまる主人公であることが後にわかります。
柚希さんの持つ高い身体能力を生かしたアクションを活かした人類を守る男役という分かりやすい設定ではなく、いっぽうで男性から守られる存在としての通常のミュージカル舞台のような女性らしい姿とはまた一味違う、現代的な女性像に期待が高まっています。
ただのアクション物を超えたストーリーが魅力「バイオハザード(BIOHAZARD)~ヴォイス・オブ・ガイア」
(出典:4Gamer.netより)
演出家G2氏によると、この「バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア」は、人間が持つ「愛」と「希望」を歌い上げる作品になることを目指す、とインタビューに応えています。
ウイルス、絶望、そしてなにより「死」という人間であれば誰もが必ず抱え持っている不安と迫りくるゾンビたちというギリギリの状況の中でいやおうなく向き合うことになる『バイオハザード』という世界。
だからこそ、その対極にある愛と死がより心に残るものになる、それがこの作品のもっとも大きな主題といえるでしょう。
「バイオハザード(BIOHAZARD)~ヴォイス・オブ・ガイア」主演が柚希礼音である理由
(出典:ファミ通.comより)
ゲームや映画などですでに展開されている『バイオハザード』シリーズですが、描かれている中で印象に強いのは極限の世界でのエゴやそこから抜け出すためのアクションシーン。
しかしあえてこの『ヴォイス・オブ・ガイア』がミュージカルとして成立するためには、柚希礼音さんの古巣である宝塚歌劇が得意とする「愛」、そして生きるための「希望」がはからずも必要になります。
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「バイオハザード(BIOHAZARD)~ヴォイス・オブ・ガイア」は人間賛歌の舞台
(出典:4Gamer.netより)
元宝塚の男役、そしてダンサーとして技術の高い柚希さんだからこそ他のどの俳優よりも、熱く説得力を持って舞台上で「愛」と「希望」を謳うことができるという事実。
それはミュージカル舞台に立ち続けるひとたちの、そしてミュージカルを愛する私たち観客にとっても心強い財産であるといえるでしょう。
「バイオハザード(BIOHAZARD)」と柚希礼音という意外な組み合わせが、実は最高の出会いであることがよくわかります。
決してゾンビとの生死を賭けた単なるアクション物では終わらせない、と語る演出家G2氏。柚希礼音さんを語る上で欠かせない舞台となるであろう、「ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア」。
鬼気迫るストーリーの熱さとともに必見の舞台となりそうです。ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイアのチケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。(文・sekacat)
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