宝塚歌劇雪組の2017年4月～7月大劇場公演が「幕末太陽傳 / Dramatic “S” ！」に決定しました。人情喜劇を描いた名作映画のミュージカル化。「ローマの休日」に引き続き、映画原作となりますね。併演は、早霧せいなのイニシャル”S”をキーワードに作られるショー。
早霧せいなさん率いる雪組らしい、明るい2本立てになりそうですね！和物のコメディなんて、雪組にピッタリです。今回は、雪組大劇場公演の詳細をファンの声と合わせて紹介します。
名作映画のミュージカル化！雪組「幕末太陽傳」
幕末太陽傳をタカラヅカがやる
落語を知らないと面白さが伝わらないのではとは思うけど…
きっかけは何でも良い 落語やこの映画に興味を持って頂ければ非常に嬉しい(^-^)/ pic.twitter.com/rYK1vrkel7— ふぉりふぉり (@cafetearate) August 16, 2016
「幕末太陽傳」は、1957年に公開された川島雄三監督の代表作を原作としたミュージカル。古典落語を組み合わせ、実在した品川の遊郭を舞台に起こる人間模様をグランドホテル方式で描いた名作です。2017年は、「グランドホテル」「王妃の館」そして「幕末太陽傳」と、何となく宿屋を舞台にした作品が続きますね。
あらすじは、以下のとおり。
幕末の品川宿。一文無しのまま相模屋を訪れ、女郎おそめを揚げて大尽遊びに興じた佐平次は、翌朝飄々と居残りを決め込んでしまう。そして番頭まがいの仕事を始め、次々と起きる騒ぎを持前の度胸と機転で解決しては、お礼の金をちゃっかり貯めこんでいた。相模屋で攘夷の計画を練る高杉晋作らとも交友を深め、いつしか佐平次は、廓の人気者となるのだが…。
(引用：宝塚歌劇HP)
このあらすじを読んだだけで、ひょうひょうとして、ちゃっかりしていて、人気者の佐平次が早霧せいなさんの当たり役となる気がします。
雪組で幕末太陽傳！うれしい！
とうとうフランキー堺になる早霧さん偉大すぎる。お箸とお茶碗をドラムにしてチャンチキやるんだよ。粋だねぇ pic.twitter.com/L7smUKrz2W
— 純喫茶シルコラータ (@silccolate) August 16, 2016
「幕末太陽傳」演出は、小柳奈穂子先生。早霧せいなさん・咲妃みゆさんのお披露目公演「ルパン三世」を大成功に導いてくださった先生ですから、今回も組子の魅力を引き出し、何度も観たくなる公演にしあげてくださるはずです。
原作映画はもちろん、題材に使われている落語「居残り佐平次」「品川心中」「三枚起請」「お見立て」など、公演に先駆けて予習が忙しくなりそうですね。
”S”をキーワードにしたオリジナルショー「Dramatic “S”!」
併演は、早霧せいなさん・咲妃みゆさんにとって4本目となるオリジナルショー。
“S”をキーワードに繰り広げる「Song＆dancing Show」。ショースター（Show Star）として輝き（Splendor）を放つ早霧せいな（Seina Sagiri）率いる雪組（Snow troupe）の魅力を、最大限詰め込んだショーシーン（Show Scene）の数々をお届け致します。
(引用：宝塚歌劇HP)
ということで、組子1人ひとりが魅力的なショーとなることでしょう。
ラ・エスメラルダ！ pic.twitter.com/yjNpu9ZAlS
— りこ。 (@riko11300710) October 1, 2015
演出は、中村一徳先生。雪組への登場は、「Shining Rhythm!」（2012年・2013年）、「My Dream TAKARAZUKA」（2014年）以来。これまでのショー作品は”グランド・レビュー”と冠されていましたが、今回は”Show Spirit”「Dramatic “S”!」と題されている通り、こだわりを感じますね。
また、103期のお披露目公演ということで、フレッシュな初舞台ラインダンスも見どころの一つです。
雪組「幕末太陽傳 / Dramatic “S” ！」に対するファンの声
演目が発表されると、名作映画のミュージカル化に驚きと喜びの声が。日活映画と宝塚はありそうであまりない組み合わせ。和物コメディは、宝塚でやるならば雪組の右に出るものはいないでしょう。特に雪組は、「ローマの休日」でコミカルシーンも上手に表現していますから、更に期待に胸が高鳴ります。
にしても｢幕末太陽傳｣ってタイトルからしてかっこいいな。｢生への活力が漲る中に憂いを漂わせる人情喜劇｣ってのがさぎりさんにピッタリだもんなー！今度借りてこよう！
— やぁ (@ya_micchi) 2016年8月16日
『幕末太陽傳』楽しみ。いつだったか、お友だちにとタカラヅカでやればいいのにという話になって、でも、大劇場では無理ね、役柄もね、それに日活のをやるかなー、無理ね。という話になったことがあった。今なら、小柳先生でちぎちゃんなら、きっと現代的な快作になると思う。
— 絹子 (@miyama_kinuco) 2016年8月17日
落語家の立川らく次さんもコメント。
雪組「幕末太陽傳」
一番の驚きは、関西発の宝塚が東京の落語をベースにした作品を上演するという事。
早霧せいなさんの落語モチーフは「雪景色」以来。「幕末太陽傳」沙央くらまさんにも出演してほしい。 pic.twitter.com/iPCGnGtBVk— 立川らく次 (@rakuji_tatekawa) 2016年8月16日
また、ダンスの名手でショースターである早霧せいなさんにとって、新作ショーがつくのは何より嬉しいです。ただ、ファンの心配としては「退団フラグ」が立っているのではないかということ…。早霧せいなさんのためのショーということで、やや心配ではあります。でも人気のコンビですし、公演時で就任から3年。まだ早いのでは…と思いますよね。
来年の雪組公演が原作 映画「幕末太陽傳」ミュージカル化。2017年4月～7月・雪組公演ミュージカル・コメディ『幕末太陽傳』脚本・演出／小柳 奈穂子『Dramatic “S”!』作・演出／中村 一徳。宝塚大劇場公演は第103期初舞台生のお披露目公演。ショーのタイトルが気になるなあ
— hananomiti (@sunkasunto) 2016年8月16日
早霧せいなは退団フラグぽっきり折って笑わせてくれるって信じてるから、さして心配してない( ∵ )
— 珈琲@固定ツイ (@blackcoffee0920) 2016年8月16日
いずれにせよ、演目としては申し分ないほど楽しみ！早霧せいなさん率いる雪組が素敵なステージを見せてくれることでしょう。続報を待ちましょう。
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大劇場公演「私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS！」、「星逢一夜」の再演、そして新作「幕末太陽傳 / Dramatic “S” ！」。今の雪組の勢いは、ますます止まりそうにありません。早霧せいなさんの代表作が誕生しそう！続報が楽しみですね。チケットキャンプ(チケキャン)では宝塚歌劇雪組チケットを多数取り扱っています。
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