阪急電鉄をはじめとする阪急グループを創設し、宝塚歌劇団をつくりあげた父ともいえる存在、困難の時代から大成功した人物として有名な小林一三(いちぞう)氏。
タカラジェンヌも「一三翁」と、親しげに呼びならわし歌劇ファンなら知らぬ者はいない彼が、NHKドラマの主人公として描かれることが決定し、取材会が25日、NHK大阪ホールで行われました。
NHK放送90年ドラマ 「経世済民の男」
小林一三 ~夢とそろばん~
放送予定2015/9/5(土)~12(土)[前後編]
総合 土曜 午後9時~
宝塚の父、小林一三とはどんな人物?
(出典:Amazon)
小林氏といえば鉄道の沿線に駅百貨店やレジャーを組み込み新しいビジネスモデルを作り上げた人物として現在でも、尊敬を集める人物。
また電車の中吊り広告を考案した人物として知られています。
乗る人がいなくて赤字になるなら、乗る客を作り出せばよい。それには沿線に人の集まる場所を作ればいいのだ。
(引用:「小林一三の名言・格言|お客がいないなら作り出せ」)
成功の道は信用を得ることである。どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない。
(引用:「小林一三の名言・格言|成功するために必要不可欠なもの」)
など現在に通じる名言も多数残されています。
ドラマでは、宝塚の大階段を使ってのロケも
(出典:Twitter)
今回のドラマの取材会では、エンディングシーンが撮影された場所で行われました。
宝塚大劇場で実際に使われているという、大階段のセットが組まれたとのこと。
宝塚に関する知識を持っていなかったという阿部は「小林一三さんという方を宝塚のファンの人はだいたい知っていて、ファンの人に『一三先生をやるなんて、大丈夫か?』と言われました。逆に知らなくてよかった」と苦笑い
(引用:東スポweb)