新体制となる宝塚歌劇花組の大劇場公演の演目が発表されました。古代ロマン「邪馬台国の風」と、「Santé!!~最高級ワインをあなたに~」の2本立て。トップ娘役・仙名彩世さんの大劇場お披露目公演となります。
宝塚では久しく公演のなかった古代を舞台にしたファンタジー。月組で「月雲の皇子」が上演されたのが懐かしいですが、今回の舞台は邪馬台国ということで、さらに古き日本の姿を舞台上で表現してくれるか楽しみです。また、ショー「Santé!!」は大人の雰囲気が楽しめそうなレビュー。これまではどちらかと言うと”フレッシュさ”を感じるショーでしたが、今回新たな顔が見られそうです。
公演期間は、宝塚大劇場が6/2(金)~7/10(月)、東京宝塚劇場が7/28(金)~8/27(日)。2017年の夏を象徴する作品となりそうです。
今回は、花組大劇場公演の詳細を、ファンの声と合わせて紹介します
花組全国ツアー千秋楽おめでとうございます!
埼玉の地で明日海さんを見れて嬉しかったです pic.twitter.com/fUZu7wFZeB— 杏奈 10/19アーサー王余韻 (@WcPgY5TSJtp0Fbo) September 22, 2016
古代の愛の形が描かれる「邪馬台国の風」
「邪馬台国の風」は、タイトルの通り古代日本を舞台にしたファンタジー。近年の宝塚歌劇は日本物というと江戸時代、戦国時代が主ですから、古代はとっても珍しいですね。明日海りおさんが光源氏を演じた「新源氏物語」も記憶に新しいですが、今回はまた時代が全然違いますから、どのようなビジュアルになるかも楽しみです。
演出の中村暁先生は、大劇場のお芝居としては2010年花組「麗しのサブリナ」以来(ショーは2017年宙組「VIVA! FESTA!」担当予定)。久しぶりのお芝居、どのような作品になるのでしょうか。
現段階で発表されているストーリーは以下の通り。
数多くの小国が乱立し、絶えず争いが繰り広げられていた古代日本。中でも倭国連合の中心となる邪馬台国は肥沃な領土を背景に勢力を拡大していたが、対立する狗奴国はその豊かな土地を手に入れようと、幾度となく戦を仕掛けてきていた。
幼い頃に両親を狗奴国の兵に殺されたタケヒコは、生き抜く為に闘う術を身に着けていく。ある時、狗奴の兵に襲われていたマナという娘を助けたタケヒコは、神の声を聞くというマナから“私達は遠い昔に出逢い、もう一度めぐり逢うと誓った”と告げられる。そして人々の平和な暮らしを守る為、巫女になるというマナの言葉を受け、タケヒコも邪馬台国の兵となりこの国に平和をもたらそうと決意するのだった。やがて大巫女の位を受けたマナは、ヒミコという名を与えられ邪馬台国の女王となる。手の届かぬ存在となったマナに思いを馳せるタケヒコ。しかしある事件をきっかけに、二人は再び相見えることとなる……。
(引用:宝塚歌劇HP)
仙名彩世さんは、実力に定評のある娘役。可憐な娘役としてだけでなく、例えば「ミー・アンド・マイガール」におけるマリア公爵夫人のような”女役”も多く演じてこられてましたから、卑弥呼役がお披露目公演にして早速の当たり役となる予感がします。
ストーリーを見る限りでは、宝塚の王道「身分違いの恋」の切なさを感じる作品になりそうです。
新たな明日海りおが見られる?大人のレビュー「Santé!!」
併演ショー「Santé!!」は、藤井大介先生の新作。花組×藤井大介先生というと、「Conga!!」の熱狂的な盛り上がりを思い出しますね。藤井大介先生は、明日海りおさん・仙名彩世さんのプレお披露目公演のショー「EXCITER!!2017」も担当しますから、引き続きということになります。
「Santé!!」は、大人の雰囲気溢れるショー。
寝る前に新源氏物語とMelodia見たからいい夢見れそう
おやすみ pic.twitter.com/JrCP6u9Me8— 徒桜は9日私立探偵ケイレブ・ハント (@adazakura_cos) April 16, 2016
『Santé』とは、フランス語で「乾杯!!」の意。世界各国で愛されるワイン。まるでワインを楽しむように、個性豊かで美しく華やかな宝塚の舞台に酔いしれて欲しい…。優雅で、気品溢れるワインのイメージは、まるで宝塚歌劇そのもの。様々な夢や愛、ロマンが詰まった街パリを舞台に“ワインを飲んで見る数々の夢”をテーマにお届けする作品です。明日海りおの新たな魅力に迫る、芳醇な香りと大人の雰囲気を放つレビュー。
(引用:宝塚歌劇HP)
明日海りおさん・仙名彩世さんの新トップコンビにふさわしい、大人っぽくてお洒落なレビューになりそうです。
「邪馬台国の風 / Santé!!」についてのファンの反応
意外性のある2本立ての作品が発表され、ファンも期待を膨らませています。
「邪馬台国の風」どんなお話しかな!どんな姿で、どんな髪型で、どんな歌を歌うんだろう?!やっぱりオリジナル作品はどうなるの?がいっぱい!
明日海さんが「むか〜しむかし…」とあのよい声で「邪馬台国の風」という本を開いて朗読してくれる姿がぱっと浮かんできた(*^^*)— はなこ (@p61nXo8D8l7p0pM) 2016年10月6日
『邪馬台国の風』…この時代を上演することからあまりないですよね。『MAHOROBA』より新しく『あかねさす紫の花』より古いお話。教科書等で見る卑弥呼の扮装、仙名さん絶対似合いますよね。『春の雪』を彷彿とさせるストーリーですが、独特の世界観はクセになること間違いなし!面白いと思う!
— みつわた (@mitsuwatkrzk) 2016年10月6日
仙名彩世さんの卑弥呼役、既にお似合い!という声も多いです。
花組次回作、みりおとゆきちゃんのコンビにとっても似合いそうな作品。基本的に古代物が大好物なので楽しみ。ゆきちゃんの卑弥呼、絶対的に貫禄すごそう…
— STELLA (@YallancyaY) 2016年10月6日
ショーは、「ワイン」がテーマだけにお洒落なシーンや酔っぱらいのシーンが見られるかも?
邪馬台国とはまた斬新な…。 レビューはワインがテーマだけに、酔っぱらったタソ君が銀橋を渡りそうな予感がする。【2017年 公演ラインアップ 6月~8月・花組 『邪馬台国の風』『Santé!!』~最高級ワインをあなたに~】 https://t.co/j78QQF31hH
— Masaya.h (@pon0645) 2016年10月6日
大介ショーは、「カクテル!」的な感じになるのか?それとも、クラシカルな「Amour de 99!!」みたいになるのか。どっちかなぁ。
— 棒針4号l〇λ〇l (@0171305suzuharu) 2016年10月6日
新体制の花組がどのような舞台を見せてくれるのか、2017年の花組にも期待です。
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新体制の花組が魅せる「邪馬台国の風 / Santé!!」も見逃せない
金色の砂漠のチケットがやっと当選した
お茶会の日だからか、全然とれなくて… pic.twitter.com/uNkWFyKHHt— かなこ (@mirio_kanako) October 6, 2016
新体制となる花組のお披露目公演は、しばらく公演のなかった古代ファンタジー。さらに、明日海りおさんの”大人っぽさ”を強調した、これまでと雰囲気の違うショーの2本立てとなります。また、花組の雰囲気も変わりそうで楽しみですね。チケットキャンプ(チケキャン)では、宝塚公演チケットを多数取り扱っています。前評判の高い「雪華抄 / 金色の砂漠」、プレお披露目公演「仮面のロマネスク / EXCITER!!2017」、そして「邪馬台国の風 / Santé!!」ももちろん取り扱い予定です。ぜひチェックしてみてくださいね。
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