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【宝塚宙組】「王妃の館」制作発表で朝夏まなと・実咲凛音が語った決意

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2017年2月から4月にかけて、宝塚大劇場と東京宝塚劇場にて公演される宙組公演「王妃の館 / VIVA! FESTA!」

制作発表が行われ、朝夏まなとさん・実咲凛音さんのお芝居仕立てのパフォーマンスとともに、作品の全容がわかってきました。

この公演は宙組トップ娘役・実咲凛音さんの退団公演ともなりますが、コメディ作品で明るく集大成を見送ることができそうです。

今回は、制作発表から分かる宙組公演の見どころについて迫っていきたいと思います。

「王妃の館」制作発表で宙組トップコンビが魅せたパフォーマンス

制作発表会には、宙組トップコンビ・朝夏まなとさん&実咲凛音さんが「王妃の館」からお芝居仕立てのパフォーマンスを披露。ポスタービジュアルのお衣装で登場し、軽快なやり取りを繰り広げました。

通常の制作発表と比べても、歌よりお芝居の比重の高いパフォーマンスでしたね。制作発表のパフォーマンスは、以下の公式動画でチェックすることができますから、世界観の予習のためにしっかり見ておきましょう。

「コーラスの宙組」の強みを活かす”大作ミュージカル”の上演が多かった最近の宙組。10月に大千秋楽を迎えた「エリザベート」の好演も記憶に新しいですが、今回はガラッと雰囲気の変わった作風に挑戦する姿が楽しみです。

宙組生のコメディ力が爆発する?

コメディが成功するか否かは、芝居のセンスに大きく左右されます。宙組子のお芝居力が爆発する作品になりそうですね。個人的には、実咲凛音さんのコメディエンヌぶりに注目。関西出身ということで、笑いの呼吸は天性のもの。「タカラヅカスペシャル」で恒例の”各組パロディコーナー”では例年”オチ担当”といえるほど体当たりの演技で笑いをさらった実咲凛音さんですから、朝夏まなとさんとの阿吽の呼吸で最後の舞台を笑顔で彩ってくれることでしょう。

「王妃の館」原作者・浅田次郎さんも宝塚化に歓喜

浅田次郎先生は、今まで宝塚に興味はお有りだったものの、なかなか見る機会に恵まれなかったとか。そんな中に舞い込んだ「王妃の館」の宝塚化に、躍り上がって喜んだそうです。「王妃の館」は、浅田次郎さん渾身の”お笑い小説”。「鉄道員」など”泣ける小説”の印象が強い浅田次郎さんですが、実はこういったお笑い作品が得意なのだとか。

実際のパフォーマンスを目にしても、「素晴らしい!」と大絶賛。きっと初日にもお出でくださるでしょうから、完成した「王妃の館」を見た感想も楽しみですね。

「王妃の館」について朝夏まなと・実咲凛音が見せた意気込み

「王妃の館」について、トップコンビの2人は意気込み充分。
朝夏まなとさんは、

2015年の全国ツアー公演『メランコリック・ジゴロ』を上演した際、コメディの楽しさを実感いたしましたので、再び宝塚大劇場・東京宝塚劇場でコメディ作品に挑戦できることを、とても嬉しく思っております。
(引用:宝塚歌劇HP)

とコメディに意欲を見せています。また、相手役の実咲凛音さんについても、

この公演は実咲の退団公演でもありますので、最後までいい舞台を一緒に創りたいと思います。   
(引用:宝塚歌劇HP)

とコメント。

この公演で退団される実咲凛音さんは、

お芝居では、今までにない役どころで、最後の公演となりますが、新しい自分をお見せできるように頑張ります。
(引用:宝塚歌劇HP)

と最後の公演にして大きくチャレンジすることを語ってくれました。

ショーにも注目

また、併演のショー「VIVA! FESTA!」はモン・パリから90周年を記念するにふさわしい”スーパーレビュー”。世界各地のお祭りを表現する、非常に賑やかなショーとなりそうですよね。

小川理事長によると、「王妃の館」上演の背景には、「メランコリック・ジゴロ」で朝夏まなとさんが演じたジゴロの演技が合ったとか。朝夏・実咲・真風の3人による絶妙なコメディは全国各地で大好評でしたもんね。「エリザベート」とはガラッと変わる世界観。何度見ても楽しめる作品になること、間違いありません。また、この作品は田渕大輔先生の大劇場デビュー作でもあります。宝塚の歴史に新たな1ページが刻まれる作品、早くも来年が待ち遠しいです。

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制作発表で期待高まる「王妃の館」は見逃せない

実咲凛音さんのサヨナラ公演でもある「王妃の館」は、浅田次郎さんのコメディ作品を上手に舞台化したものとなりそう。コメディが成功するかは出演者の演技力にかかっているところも多いですが、今の宙組子たちであれば問題ないでしょう。また、久しぶりのショーでもありますから、歌い・踊る宙組の姿からも目が離せません。宝塚のチケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)でチェックしてくださいね。

宝塚歌劇倶楽部編集部 イチ押し公演!

宝塚歌劇 宙組 「王妃の館/VIVA! FESTA!」


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