2016年も、数々の舞台で夢を見せてくれた宝塚歌劇。宝塚の年末のお楽しみと言えば、「タカラヅカスペシャル 2016」ですが、関西ではしばらく公演が行われないため「ヅカ不足」を感じる人もいるかもしれません。
そんな時に読みたい、「宝塚を題材にしたマンガ作品」をご紹介します。宝塚に足を運べない遠方のファンも、マンガを読んで夢の世界へ思いを馳せませんか。マンガと宝塚舞台の相乗効果で、ヅカライフを充実させましょう!
①zuccazuca / はるな檸檬
ヅカファンの生態を描いた4コマ漫画。ジェンヌさんの名前や、作品の名前も出てきますし、ファンの心情が赤裸々に綴られているので、どのページをめくっても「あるある!」と思わずにはいられないはず。
「初めて来た宝塚大劇場を見て「ただいまっ!」と言ってしまう」「チラシは飾る用と保存用、保存の予備用と最低3枚はキープ!」「過去には行けないけれど、博多には行ける」「己の出世よりもタカラジェンヌの退団公演を優先する」など、どのエピソードも自分のこと?と感じるかも。
コアなエピソードもありますが、宝塚に出会ったばかりの人もご安心を。随所に”用語解説”があるので、宝塚について学びながら読むことができますよ。
②タクマとハナコ ある日、夫がヅカヲタに!? / はるな檸檬
zuccazucaのはるな檸檬先生の作品をもう1作。宝塚オタクのハナコが、合コンで出会ったタクマと電撃結婚。幸せな結婚生活を送る中で、いつの間にか旦那さんが立派なヅカオタへ成長していく姿が描かれます。
宝塚ファンにとって、理想とする結婚生活がここにあるかも?男性が読んでも面白く、「確かに、宝塚って気になる…」と思わせてしまう作品なので、ご家族やお友達への宝塚布教用にもおすすめです。
③ヅカねこ / ちっぴ
宝塚好き✕猫好きにはたまらないマンガ!”ねこヅカ歌劇団”のねこジェンヌと、ヅカを愛するファンねこの日常が描かれています。
かわいい猫なのに、いつしか自分ごとのように読んでしまうこと請け合い。これは○組のトップスターかな?と思わせるねこジェンヌが続々と登場するので、現実の宝塚とリンクさせながら読むとよりいっそう楽しい一作です。
④淡島百景 / 志村貴子
ここからは、ちょっと毛色を変えて「宝塚(のような歌劇団)を舞台とした作品」を。
「淡島百景」は、舞台に立つことを夢見る少女たちが集まる「淡島歌劇学校」を舞台に、学生生活を送る少女たちの心が描かれる群像劇です。
音楽学校でも、このようなストーリーがあったのかな…ということも想像させてくれる作品です。
⑤かげきしょうじょ!! / 斉木久美子
未婚の女性だけで構成された「紅華歌劇団」の音楽学校を舞台にした青春ストーリー。「渡辺さらさ、オスカル様になります!」という台詞もあり、宝塚が好きな人、音楽学校に憧れている人は一層楽しめるはず。
スターを夢見て授業に励む女の子たちの姿が描かれ、青春マンガ・少女マンガとしても完成度が高いので、「宝塚を知らない人」へもオススメできる一冊です。
⑥すみれの花咲くガールズ / 朱良観
東京の下町の女子高生がタカラジェンヌを目指して奔走するストーリー。”男に見られることがコンプレックス”という女の子、実際に出会ったら自分も宝塚をおすすめするかもしれない…という人はぜひ読んでみてください。
涙あり、笑いあり、ストーリーもテンポよく楽しめます。宝塚を過剰に愛する登場人物が宝塚の世界を解説してくれるので、宝塚初心者でもストーリーに入り込めるはず。衣装の再現性や、公演名を用いたサブタイトルなど、宝塚ファンは細部まで楽しめる作品です。
宝塚に行けなくても、マンガを読んで夢の世界を楽しもう
今からタカスペ2014
観ながらご飯♪
箸止まるあるある pic.twitter.com/e7cGtqKuT5— 松城さん (@na36483257) August 5, 2016
きらびやかな宝塚歌劇の世界。毎日でも劇場に通いたいものですが、現実的には難しいですよね。そんな時は、宝塚を題材にしたマンガを片手に、夢の世界へ思いを馳せてみませんか?マンガと舞台の相乗効果で、ヅカライフを充実させてくださいね!宝塚の各種チケットはチケットキャンプ(チケキャン)で。
宝塚歌劇倶楽部編集部 イチ押し公演!
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