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2018年春上演決定!1789バスティーユの恋人たち ヅカヲタなら知っとくべき楽しみ方とは?を解説

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2015年に上演された宝塚歌劇月組公演「1789 -バスティーユの恋人たち-」。スペクタクルな演出、フレンチロックで斬新な舞台に加えて、月組トップスターの龍真咲さんが演じるロナン役に注目が集まりました。

なんと、2018年春、東京・帝国劇場にてミュージカル『1789―バスティーユの恋人たちー』の上演が決定!!
花總まりさんの後任として、マリー・アントワネット役を務めるのはなんと!龍真咲さん。

ロナン→マリーさん。いわゆる性転換(笑)
やります!!!
来年は、レース👗お菓子🍰に囲まれるのねっ😊
1789にまた、出会えるなんて幸せすぎますっ🌈🌈🌈
楽しみぃ✨✨✨
よろしくお願いしまーす✨✨✨

(出典:龍真咲公式Instagramより)

本日は、1789 バスティーユの恋人たちの見どころをあますことなくご紹介。これから観に行く人も、もう観たという人も、観に行ってみたい!と思う人も、要チェックです。この公演の楽しみ方とは・・・?

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[最新版]月組「1789 」観劇レポとマナーまとめ

月組「1789~バスティーユの恋人たち」はフランスによるフランス革命ミュージカル

「1789」とは、そのものズバリ、フランス革命の年。フランス革命に翻弄される様々な人間――国王、王妃、王弟、侍女、革命家、パリの市民、地方の農民――の生き様を、ポップな現代音楽に乗せて描くフレンチ・ロック・ミュージカル、それが1789~バスティーユの恋人たちです。
ダンスで大迫力の場面を作り上げるロックやヒップホップだけではなく、クラシカルな歌い上げ系の歌も随所に盛り込まれ、楽曲はさすがのナンバー揃い。

2012年にフランス・パリの「パレ・デ・スポール」で初演の大ヒット作、それを海外ミュージカルの宝塚アレンジ第一人者である小池修一郎先生による潤色・演出で、宝塚バージョンとして日本初上演!しかも101期生の初舞台公演。これは見に行くしかないでしょう。

月組「1789~バスティーユの恋人たち」 見慣れたフランス革命とは一味違います

フランス革命、マリー・アントワネット、フェルゼン・・とくれば、宝塚ファンならおなじみの面々。
99周年に、月組で「オスカルとアンドレ編」、雪組で「フェルゼン編」、100周年に宙組で「オスカル編」、が上演されました。全国ツアーなど大劇場公演以外でも、宙組と花組で「フェルゼンとマリー・アントワネット編」、雪組で「オスカルとアンドレ編」と、たくさん上演されています。

さらには現代モノであるはずの雪組「ルパン三世~王妃の首飾りを追え」では、タイムスリップしてフランス革命に突入するという荒業で、この時代を舞台にしました。宝塚はどれだけフランス革命が好きなの?と思いますよね。

さてさて、ルパン三世にもオスカルとアンドレはでてきませんでしたが、「1789」にも出てきません。ルパン三世がジャパニーズ・アニメのコメディ視点で描いたぶっとびフランス革命なら、「1789」はパリ市民、革命派からみたフランス革命を描いた硬派な作品。革命家の視点ですが、国王側の人間関係もきちんと描かれているところが素晴らしい。月組トップコンビは、龍さんが革命派、愛希さんが王党派(王妃)と分かれ、どちらの側の人間模様もしっかりと表現されました。

一市民からみたフランス革命~ロナンの視点

龍さん演じる主人公ロナンは、地方の農民であり、圧制で父を殺され土地を奪われ、すべてを捨ててパリへと向かいます。そこで出会った革命家たち。「人間は生まれつき平等である」という新しい考えに触れ、どんどん目覚めていきます。
しかし、その革命家たちだって、貴族ではないものの裕福なブルジョワだと知り、「革命なんて支配者が変わるだけでは?」という疑問から一時は彼らと袂を分かつ決意を。だが、革命家の情熱と本気を知り、ロナンも革命に身を投じ・・。

時代の潮流に翻弄されるロナンですが、そんな中にもロマンスがあります。なんと王妃に仕えるオランプ(海乃/早乙女)という少女と恋に堕ちて・・・サブタイトルが「バスティーユの恋人たち」とあるのには、意味があります。激動の時代を駆け抜けたロナンの人生を通して、心揺れる一人の青年から見たフランス革命が語られるのです。ね、新しいでしょ?


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