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元宝塚娘役トップ花總まり、柴咲コウ主演NHK大河ドラマ直虎に出演!その魅力に迫る

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実力派女優 花總まり

現在は舞台を中心に女優として活躍されている花總まり(はなふさまり)さん。

「宝塚」時代では最長在籍年数の12年間、娘役トップを務められました。そんな花總まりさんが、放送中の柴咲コウ(しばさきこう)さん主演「NHK大河ドラマ直虎」に出演されています。テレビへの出演が少なかっただけに、宝塚100年の誇りと言われている花總まりさんのNHK大河ドラマ直虎(なおとら)への出演は、宝塚ファンの間でも話題になっています。

そして主演の直虎役、柴咲コウさんとの共演も注目です!

花總まりさんの魅力や今後の予定、直虎での役どころなどをご紹介します。

花總まり プロフィール


花總まり(はなふさまり)
愛称(はなちゃん・はな・まり)
生年月日 1973年2月28日 44歳
出身 東京都
元宝塚娘役トップスターで、現在は「ブルーミエングエージェンシー」所属の女優。

宝塚時代の代表作

1991年に「ベルサイユの薔薇」で初舞台、77期生です。
入団から3年後の1994年に一路真輝(いちろまき)さんの相手役に抜擢されます。

1994~1996 雪組 相手役・一路真輝(いちろまき)代表作・「エリザベート」


一路真輝さんの退団公演で、宝塚では初演となる「エリザベート」を上演し大好評を得ます。
宝塚の代表作となりました。

1996~1997 雪組 相手役・高嶺ふぶき(たかねふぶき)代表作・「仮面のロマネスク」


今でも宝塚では、二度も再演されている人気作です。
私も観劇させていただきました。幼いながらに、花總まりさんの演じるフランソワーズは、美しすぎて度肝を抜かれたのを覚えています。

1997~1998 雪組 相手役・轟悠(とどろきゆう)代表作・「真夜中のゴースト」


「現在宝塚理事」の轟悠さんとは短期間ではありましたが、この二人の作品を一つでも見られたことは宝塚にとっての財産となったのではないでしょうか。

1998~2000 宙組 相手役・姿月あさと(しずきあさと)代表作・「激情」「エリザベート」


宝塚に宙組(そらぐみ)が誕生し、初のトップコンビとして注目されていました。そして、人気作品となったエリザベートの再演。花總まりさんご本人はプレッシャーをとても感じていたとおっしゃっていましたが、美しさや歌唱力などさらに磨きがかかり、期待以上の公演となりました。

また、「香港公演」にも出演され、宝塚の魅力を世界に広げられました。

2000~2006 宙組 相手役・和央ようか(わおようか)代表作・「ファントム」


宝塚での「ファントム」の初演を務められます。

エリザベートに続く小池修一郎(こいけしゅういちろう)作品の人気作となり、数多く再演されています。そして、2006年に惜しまれつつも、相手役の和央ようかさんと退団。

数多くのヒット作を残された花總まりさん。
花總まりさんでなければ成し遂げられなかったことが沢山あり、宝塚の歴史に残る人物となりました。まさに宝塚の誇りといえる方です。

花總まり 宝塚退団後の活動


宝塚を退団後、同時退団をされた和央ようかさんの個人事務所で「代表取締役」となります。

芸能活動はほとんどされずにいましたが、4年後の2010年から今の事務所に所属され、本格的に女優業を始められました。

出演舞台には、「エリザベート」・「モーツアルト」・「1789バスティーユの恋人たち」など、数々の話題舞台に出演されます。ブランクがあるにもかかわらず、美しい容姿・演技力・歌唱力は変わらず、スケジュールは3年先まで埋まっているといわれています。

柴咲コウ主演 NHK大河ドラマ直虎に出演


花總まりさんは、「NHK大河ドラマ直虎」の「第三話」から出演されました。

花總まり NHK大河ドラマ直虎での気になる役どころ


花總まりさんは井伊直平(いいなおひら)の娘で、悲運の生涯を遂げた佐名(さな)を演じられます。

佐名は井伊家(いいけ)が今川家(いまがわけ)に出した人質。のちに今川義元(いまがわよしもと)の家巨である関口氏(せきぐちし)に嫁ぎ、菜々緒(ななお)さん演じる瀬名(せな)を出産する。

瀬名は、徳川家康(とくがわいえやす)の王室となる人物です。

NHK大河ドラマ直虎への意気込み

このところは舞台中心でしたので、久々の映像のお仕事になります。しかも大河ドラマということで、少し緊張しますが視聴者の方々の心に残る演技を目指して頑張りたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。とおっしゃっております。

(出典 NHKオンライン

花總まり演じる佐名!ファンの感想は


ファンの人からは、「美しすぎる」「存在感が圧倒的」と久しぶりの映像のお仕事とは思えない花總まりさんの素晴らしい演技に称賛の声がたくさんあがっています。

主演の柴咲コウ演じる直虎とは

井伊直虎(いいなおとら)

井伊直盛(いいなおもり)のたった一人の娘で男子に恵まれなかった井伊家は、亀之丞(かめのじょう)を婿養子にする為おとわ(井伊直虎)を出家させ、次郎法師(じろうほうし)と名付けられた。

だが、戦国の荒波にもまれ亀之丞は命を狙われる。身を隠す亀之丞を養子にもらえず、亀之丞が戻った時には別に妻をもらうことになってしまう。

そして、父・井伊直盛が桶狭間の戦いで討死したのち、当主不在となり女性ながらも次郎法師が当主になり、「井伊直虎」と改名する。
井伊直虎は、生涯独身をつらぬき、井伊家断絶の危機を救った「おんな城主」となる。

直虎(柴咲コウ)と佐名(花總まり)の関係は

佐名は井伊直平(いいなおひら)の娘で、直虎は井伊直盛(いいなおもり)のたった一人の娘「おとわ」。

佐名からみた直虎は、甥の子供となります。

花總まりさんの出演は、「第十一話」までと言われています。

今後の展開、花總まりさん演じる佐名に注目です!

花總まり 今後の予定は

  • 2017年10~11月 帝国劇場で上演される「レディ・ベス」に、主役レディ・ベス役で出演。

  • 2017年11月 「NHK大河ファンタジー」「精霊の守り人・シーズンⅢ」に、主人公バルサの肉親、叔母ユーカ役で出演。

女優・花總まりに注目


(出典:Thinkstock)
輝かしい経歴を持つ花總まりさん。

柴咲コウさん主演NHK大河ドラマ「直虎」に続き、綾瀬はるか(あやせはるか)さん主演NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」にも出演。

続けてNHK大河に起用されるということは、国民的女優としての知名度が、さらに上がっていくのではないでしょうか。宝塚では歴史に残る人物となり、これから女優としてどんな花總まりさんを見せてくださるのか、今後の活動がとても楽しみです。

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