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更なる飛躍の年へ・・彩風咲奈さんのプロフィールを完全網羅!周囲から愛されるその魅力とは?

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雪組男役スター 彩風咲奈さん


2017年夏に日本青年館とシアター・ドラマシティでの主演公演が決まっている彩風咲奈さんは、宝塚歌劇団雪組に所属し、「さきちゃん」の愛称で親しまれています。

経験を重ねるごとに磨きがかかる演技力、歌唱力は高い評価を受けており、人気、実力を兼ね備えた男役スターです。

今回は、雪組公演「幕末太陽傳」「Dramatic“S”!」での活躍も期待される彩風咲奈さんのプロフィールや魅力についてご紹介します。

知っておきたい彩風咲奈さんの基本的なプロフィール

彩風 咲奈(あやかぜ さきな、2月13日 – )は、宝塚歌劇団雪組に

所属する男役スター。

愛媛県大洲市出身。大洲市立大洲北中学校出身。身長173cm。血液型O型。

愛称は「さき」。

(出典:Wikipediaより)

宝塚音楽学校を主席で卒業した彩風咲奈さんは2007年に宝塚歌劇団に93期生として入団、「シークレット・ハンター」で初舞台を踏んだ後、雪組に配属されます。

2010年「ソルフェリーノの夜明け」の新人公演にて初主演、2011年にはバウホール公演「灼熱の彼方~オデュセウス編~」で初主演に抜擢され、大成功を収めました。

その後も「ロミオとジュリエット」「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」など数々の新人公演で主演を務め、2014年、「パルムの僧院-美しき愛の囚人-」でバウホール単独初主演を果たしました。

彩風咲奈さんの詳しいプロフィール

生い立ち

愛媛県大洲市で生まれ育った彩風咲奈さん。
小学校6年生の時にテレビで観た「ベルサイユのばら2001」で宝塚歌劇に夢中になり、そこからタカラジェンヌを目指すようになったそうです。宝塚歌劇のファンだった母親の影響でその存在は知っていたものの、心から入りたいと思ったのはその時が初めてだったと語っています。

経歴

・初舞台


初舞台は2007年の星組公演「シークレット・ハンター」でした。
当時の事を彩風咲奈さんは「楽しかった、嬉しかった」と話しています。

新人公演で三作連続主演

・入団三年目で新人公演初主演

2010年、「ソルフェリーノの夜明け」で新人公演初主演を務めた彩風咲奈さん。初主演とは思えないほどの落ち着きで、赤十字創設者のアンリー・デュナンを演じました。本役の水夏希さんは男役の基盤を作ってくれた方で、1から100まで様々なことを教わったそうです。
・二度目の主演

二度目の新人公演主演作品「ロジェ」では、難しい役柄を初主演から成長した姿で自然に演じました。この公演が退団公演だった水夏希さん。彩風咲奈さんは水夏希さんについて、男役としてのこだわりを持つ姿は目標であると話しています。
・三作連続の主演
2011年の「ロミオとジュリエット」では新人公演三作連続主演を果たし、ロミオという役柄を若々しく爽やかに演じました。
本公演で演じた「死」は台詞のないミステリアスな役でした。音月桂さん演じるロミオとの場面が多く、その経験は新人公演の舞台にも繋がったことでしょう。

着々と経験を積んでいく彩風咲奈さん

(出典:pixabayより)

・バウホール公演で主演

2011年の「灼熱の彼方~オデュセウス編とコモドゥス編~」では、彩凪翔さんと共にバウホール初主演を務めました。彩凪翔さんが主演を務めたコモドゥス編と違った視点で描かれたオデュセウス編では、愛と平和を求める主人公オデュセウスをまっすぐと演じ、好評を博しました。

・日本物での新人公演主演

人気漫画の舞台化として話題を集めた「JIN-仁-」は、江戸を舞台とした日本物の作品でした。
これまで日本物公演を多く上演してきた雪組ですが、彩風咲奈さんにとっては初めての日本物での新人公演主演となりました。
ロミオとジュリエットの新人公演の際には、音月桂さんのようなパワーを出せるようになりたいと言っていた彩風咲奈さん。その音月さんの宝塚歌劇での最後の役を、魅力いっぱいに演じました。

・5度目の新人公演主演
新人公演主演5度目となる作品は、壮一帆さん、愛加あゆさんの大劇場トップお披露目公演「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」でした。貴族としての立ち振る舞いに苦労したようですが、伸びやかな歌声と厚みの増した演技で、主演としての風格を見せました。

バウホール単独初主演

・パルムの僧院

バウホール単独初主演となった「パルムの僧院」は、宝塚歌劇では過去に設定を変えて「情熱のバルセロナ」として上演された作品です。作品全体がクラシカルな雰囲気の中、主人公の揺れ動く心情を繊細に演じました。

本公演でも活躍の彩風咲奈さん

(出典:pixabayより)

・「ルパン三世」

知らない人はいないほどの有名人気アニメ「ルパン三世」の舞台化は、宝塚歌劇ファン以外の間でも話題になりました。
次元大介という役を演じるにあたってアニメを見て仕草などを研究したそうで、原作ファンからも賞賛の声が集まりました。


・「るろうに剣心」

人気漫画を原作とした「るろうに剣心」で演じた斎藤一役では、左手での日本刀の扱いなどに苦労したそうです。自分自身とかけはなれたイメージの役だったと語っていますが、大人の魅力を醸し出した演技を見せました。

ふるさとからも愛される彩風咲奈さんの魅力とは

出身地の愛媛県の方々からの応援も大きな支えであると語っている彩風咲奈さん。
ふるさとについてのエピソードと、ファンの声から見える魅力をご紹介します。

地元からの応援

地元である愛媛からファンレターを送ってくれたり、バスツアーで劇場まで足を運んでくれるファンには、とても感謝しているそうです。生まれ育った場所の方々からの応援は心強いことでしょう。

PR大使に任命

2014年には、出身地である大洲市のPR大使「きらめき大使」に任命されました。帰省した時に感じる幸せは何物にも代え難いという彩風咲奈さん。
ふるさとを愛する気持ちが伝わってきますね。

確かな実力の持ち主

新人公演時代から、実力の高さに注目が集まっていた彩風咲奈さん。プロフィールでもご紹介した5度の新人公演主演やバウホール主演公演では、それぞれ素晴らしい舞台を届けてくれました。
数々の公演で経験を積み、ますます魅力が増す彩風咲奈さんの更なる活躍が期待されます。

ファンに見せる素顔が人気

爽やかな少年から大人の男性まで演じ分ける彩風咲奈さんですが、舞台上で見せる顔とは違った普段の姿も、ファンを虜にしているようです。

真面目な人柄も魅力

さまざまな場所で、仲間やファンなど、支えてくれる方々への感謝の気持ちを話している彩風咲奈さん。


舞台に取り組む真摯な姿勢は、応援したくなりますよね。

彩風咲奈さんの現在の活動

彩風咲奈さんは、雪組トップコンビの退団公演「幕末太陽傳」「Dramatic“S”!」への出演と、日本青年館、シアター・ドラマシティ公演「CAPTAIN NEMO」での主演が決まっています。

「幕末太陽傳」「Dramati“S”!」

日本映画の名作「幕末太陽傳」で、彩風咲奈さんは物語の舞台となる相模屋の若旦那を演じます。日本物を多く上演してきた雪組による人情喜劇ということで、注目が集まります。ショーの「Dramatic“S”!」でも、彩風咲奈さんの魅力が堪能できることを期待したいですね。

「CAPTAIN NEMO…ネモ船長と神秘の島…」

「CAPTAIN NEMO」は、ジュール・ヴェルヌの小説「海底二万里」の中の登場人物、ネモ船長を主人公とした作品になるようです。詳しいキャストの発表はまだありませんが、宝塚歌劇らしくヒロインとの恋物語も交えた壮大なストーリーとなるでしょう。

これからの彩風咲奈さんにも期待

彩風咲奈さんの生い立ち、経歴などのプロフィールや魅力についてご紹介しました。
理想の男役像を確立できるよう、日々努力を惜しまないという彩風咲奈さん。休日であっても、男役としての意識を忘れないように心がけていると語っています。
伝統ある宝塚歌劇団。彩風咲奈さんは「男役10年」と言われる宝塚歌劇の世界で、2017年度で入団11年目を迎えます。これまでさまざまな作品で重要な役どころを任され、期待に応えてきました。
経験を重ね、男役としての魅力にますます磨きがかかった彩風咲奈さんのこれからの活躍にも、ぜひ注目したいですね。

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