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新生星組がついに始動!紅ゆずる・綺咲愛里のスカーレット・ピンパーネルに期待!

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星組新トップコンビ、紅ゆずる・綺咲愛里

2016年より宝塚歌劇星組トップ男役に(紅ゆずる・くれないゆずる)さんが、そして星組トップ娘役に(綺咲愛里・きさきあいり)さんが就任されました。
共に入団から組み替えすることなく星組のトップとなったトップコンビです。

これまでの星組を支え、トップ就任前にも息の合った演技やダンスなどで、ファンのハートを引き付けていました。
待ちに待ったトップコンビの誕生です!

そんな二人が作り上げる新生星組に目が離せません。

トップ男役・紅ゆずる

  • 大阪府大阪市出身
  • 愛称「さゆみ」「紅子」
  • 2002年88期生として宝塚歌劇団に入団。星組公演「LUCKY STAR」で初舞台
  • 2008年「スカーレット・ピンパーネル」新人公演初主演
  • 2011年「メイちゃんの執事」初主演

その後は数多くの話題作に出演され、主演舞台なども務めました。そして2016年に星組トップ男役に就任します。

  • 2017年「オーム・シャンティ・オーム」トッププレオ披露目
  • 2017年3月「スカーレット・ピンパーネル」宝塚大劇場お披露目

熱いお芝居にクールな顔立ちとは逆に、お茶目でコメディセンスに溢れるギャップが魅力的なトップさんです。
同期には、現在宙組トップの(朝夏まなと・あさかまなと)さんなどがいます。

トップ娘役・綺咲愛里

  • 兵庫県川西市出身
  • 愛称「あーちゃん」
  • 2010年96期として宝塚歌劇団に入団。月組「スカーレット・ピンパーネル」で初舞台
  • 2014年「太陽王」ヒロインの一人を務めます
  • 2014年「The Lost Glory」新人公演初ヒロイン
  • 2015年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」単独初ヒロイン

その後は本公演でも重要な役どころを演じ、新人公演も3作連続でヒロインを務めました。そして2016年に星組娘役トップに就任します。

  • 2017年「オーム・シャンティ・オーム」トッププレオ披露目
  • 2017年3月「スカーレット・ピンパーネル」宝塚大劇場お披露目

アイドル的容姿で人気を集め、早くから注目されていました。
お芝居や歌もまだまだ伸びしろのある娘役さんです。新たな綺咲愛里さんに目が離せません。
同期には、現雪組トップ娘役の(咲妃みゆ・さきひみゆ)さんなどがいます。

すごすぎる!星組歴代トップ男役スター

宝塚星組の男役歴代トップスターは23人おり、紅ゆずるさんは24人目のトップスターとなります。

歴代トップスターには、星組初代男役トップスター(春日野八千代・かすがのやちよ)さんや、(鳳蘭・おおとりらん)さん(湖月わたる・こづきわたる)さん(安蘭けい・あらんけい)さん(柚希礼音・ゆずきれおん)さんなどがいます。

レジェンド柚希礼音!

星組男役歴代トップスターの中でも「レジェンド」「トップオブトップ」などと呼ばれていたのが、柚希礼音さんです。

柚希礼音さんは宝塚で二人目となる武道館ライブや、台湾公演などを成功させました。
千秋楽は全国45ヶ所の映画館・台湾でライブ中継され、パレードには2万6000人を動員し、宝塚歌劇100周年を盛り上げに数々の歴史をつくられた方です。

紅ゆずるさんは柚希礼音さんのトップ時代2012年から、次期トップ候補の2番手として組を支えてきました。
レジェンドを一番近くで見守っていた紅ゆずるさんは、今後どのような舞台・星組を作り上げていくのでしょうか。

紅ゆずる、次期トップとして組を支えた4年間

元星組の(涼柴央・すずみしお)さんが退団され2012年から次期トップ候補2番手として、柚希礼音さんそして(北翔海利・ほくしょうかいり)さん率いる星組を支えてきました。
主演舞台や海外公演、ディナーショーなど数多くの舞台に出演され、次期トップとして十分な経験を積まれています。

トップ就任後には、新たな星組カラーが生まれ、組子とのコミュニケーションを大切に一人ひとりの個性が強い組にしていきたい!とお話しされていました。

ついに新生星組が始動!!

2017年3月10に紅ゆずるさんトップお披露目公演「スカーレット・ピンパーネル」が初日を迎えました。

この公演は紅ゆずるさんの新人公演初主演作品、そして綺咲愛里さんの初舞台公演です。
また、スカーレット・ピンパーネルは別名「紅はこべ」とも言われ、まさに運命のような奇跡を感じさせられるお披露目公演となりました。
トップのお二人にも考えさせられることが沢山あったのではないでしょうか。

観劇されたファンの感想

みなさん本当に新生星組を待ちわびていたようすですね。
観劇された方も、期待以上のお披露目公演に、感動されています。

お披露目公演「スカーレット・ピンパーネル」あらすじ

フランス革命の中、イギリスの貴族パーシー・ブレイクニー(紅ゆずる)は革命政府に捕らえられた貴族を救うため、仲間と共に救出劇を繰り広げます。
この一団は「スカーレット・ピンパーネル」と呼ばれ、その正体は誰も知りません。
彼らの最大の狙いは、ルイシャルルの救出です。
ルイシャルルを救出するため、パーシーはマルグリット・サン・ジュスト(綺咲愛里)との結婚式を打ち切り、団結します。
一方、スカーレット・ピンパーネルの撲滅を望むのが、革命指導者のロベスピエール(七海ひろき・ななみひろき)とマルグリットの元恋人ショーブラン(礼真琴・れいまこと)です。
一団の撲滅のため、マルグリットを利用しようとするショーブランと、夫に疑惑をもちながらもスカーレット・ピンパーネルを探すマルグリット。
パーシーとマルグリット、ショーブラン三人の愛と疑惑の物語です。

歴代「スカーレット・ピンパーネル」

  • 2008年星組で初演

パーシー・ブレイクニー(安蘭けい・あらんけい)マルグリット・サン・ジュスト(遠野あすか・とうのあすか)ショーブラン(柚希礼音)

  • 2010年月組で再演

パーシー・ブレイクニー(霧矢大夢・きりやひろむ)マルグリット・サン・ジュスト(蒼乃夕妃・あおのゆき)
ショーブラン 役替わり(龍真咲・りゅうまさき)(明日海りお・あすみりお)

初演、安蘭けいと紅ゆずる夢の対談

——新生星組スタートに向けて
紅:とうこさんがとても大切にされていた作品を星組で再演させていただくということが、大切な何かを引き継ぐことのように感じているんです。初演の時に出演していた生徒が少なくなってしまったので、とうこさんの時代の燃えたぎっていた星組の情熱を、今の下級生に伝えるには絶好の機会だと思っています。
安蘭:作品的にも大勢の場面が多いしね。
紅:一人ひとりの情熱が団結して、ことを動かすというストーリー性が、新生星組のスタートにぴったりだと思います。
安蘭:多くの方々に期待されてプレッシャーも感じると思うけど、気負わずに喜びをかみしめながら頑張ってください。さゆみが演じるパーシーは本当に楽しみだし、すごく嬉しい。大勢引き連れて観に行くからね!
紅:ありがとうございます。頑張ります!

(出典:TAKARAZUKA  REVUE

安蘭けいさんへの尊敬や、これからの星組を盛り上げて行こうという情熱が感じられました。

安蘭けいからの素敵な贈り物

安蘭けいさんは、初演の公演でつけられていた指輪をお手紙と一緒に紅ゆずるさんにプレゼントされたそうで、毎日お守りのようにつけられているようです。

引き継がれる宝塚の伝統がとても素敵ですね。

演出家・小池修一郎が語る新生星組とは

(小池修一郎・こいけしゅういちろう)先生は、話題作の演出を数多く手掛けてきました。
代表作は「エリザベート」「ロミオとジュリエット」などです。

紅はいま、組長、副組長に次ぐ、上から3番目の学年です。面白いだけではなく、貫禄が出たなと思いました。リーダーとして、組を、舞台を牽引していくところに到着しつつあります。
今朝、劇団に行くとき、当日券に並ぶ大行列を見ました。紅がこの作品を演じることへの、お客さまの大きな期待、興味を感じ、大変うれしく思っています。

(出典:産経WEST

新生星組の新たな姿や期待などをお話しされていました。

新生星組、今後の公演スケジュール


(出典:Thinkstock)

  • 2017年3月10日~4月17日 宝塚大劇場「スカーレット・ピンパーネル」
  • 2017年5月5日~6月11日 東京宝塚劇場「スカーレット・ピンパーネル」
  • 2017年7月15日~7月23日(礼真琴・れいまこと)主演・梅田芸術劇場シアタードラマシティ「阿弖流為(あてるい)」
  • 2017年7月22日~8月7日 梅田芸術劇場メインホール「オーム・シャンティ・オーム」
  • 2017年7月31日~8月6日 日本青年館「阿弖流為」
  • 2017年9月29日~11月6日 宝塚大劇場「ベルリン・わが愛」「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケドタカラヅカ)
  • 2017年11月24日~12月24日 東京宝塚劇場「ベルリン・わが愛」「Buuquet  de TAKARAZUKA」

今後の星組に期待!

紅ゆずるさん率いる新生星組は相手役の綺咲愛里さんを始め、次期トップ候補二番手の礼真琴さんなど組子一人ひとりから良い組にしよう!トップさんを全力で支えて行こうという気持ちが感じられます。
素敵なクラスになることは間違いないでしょう。

これからさらにチームワークも強くなり、沢山の人に夢を見させてくれる作品を作り上げてくれるのではないでしょうか。新たな星組からこれからも目が離せません!

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