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【進化し続ける娘役】月組トップ娘役・愛希れいかのプロフィールや魅力を徹底解剖!

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成長目まぐるしい月組トップ娘役・愛希れいか

月組のトップ娘役として清楚さと可憐さが持ち味の愛希れいかさん。
男役から娘役へ転向して、あっという間にトップ娘役に就任するというスピード出世だったこともあり当時注目の的でした。お披露目公演のジュリエットがぴったり当てはまり男役から娘役へ転身したとは思えないほど可愛らしく、その様子を今でも昨日のことのように覚えている…という方も多いのではないでしょうか?

トップ娘役に就任してから5年経ち、様々な経験を積んで今では舞台をぐっと引き締める役者として成長を続ける愛希れいかさん。決して長くない娘役歴でのこの成長ぶりは舞台への真摯な姿勢によるものでしょう。

そこでそんな進化し続ける娘役・愛希れいかさんのプロフィールや経歴などをご紹介したいと思います。

愛希れいかさんの気になるプロフィール

基本プロフィール

  • 出身地:福井県坂井市
  • 出身校:坂井市立坂井中学校
  • 身長:167cm
  • 血液型:A型
  • 愛称:ちゃぴ

主な舞台経歴

早くから注目され抜擢されてきた愛希れいかさん。その経歴は華やかです。
2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団。95期生といえば、スター揃いの“すごすぎる期”としてファンの間でも有名ですよね。
初舞台は宙組のトップスターコンビだった大和悠河さんと陽月華さんのサヨナラ公演「Amour それは・・・」でした。

その後月組に配属されます。

2010年「THE SCARLET PIMPERNEL」ではルイ・シャルル役に抜擢され可愛らしい役回りが好評を博しました。同年の「ジプシー男爵」で初娘役を演じると、翌年の5月30日付で、男役から娘役へ転向します。
「アルジェの男」で新人公演初ヒロイン、次公演の「アリスの恋人」では明日海りおさんの相手役として宝塚バウホール公演で初ヒロインを務めました。
2012年、龍真咲さんの相手役として月組トップ娘役に就任。お披露目公演は「ロミオとジュリエット」でジュリエットを好演。

2013年には「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」でロザリー役、2014年の「風と共に去りぬ」ではメラニー・ハミルトンを熱演。
2015年の『1789 – バスティーユの恋人たち -』ではマリー・アントワネット役を演じ、その高い演技力で新たな魅力を開花させています。そして長年相手役としてコンビを組んでいた龍真咲さんが退団後、現在は新トップの珠城りょうさんの相手役として珠城さんをサポートしつつ娘役としてより輝いています。

ダンスは月組随一!

愛希れいかさんの魅力のひとつといえば“ダンス”。その身体能力の高さは月組随一とも言われています。
元男役の動きの力強さを活かして娘役を率いるダンスは美しく、男役を引き連れても格好いい!ここまでダンスで魅せられる娘役トップは珍しいです。
特に「Fanatic Energy!」の男役とのダンスからデュエットダンスの流れと、「Crystal宝塚」の人形ダンスは圧巻でした。

「Fanatic Energy!」では、それぞれの男役さんごとに違った表情を見せながら難易度の高い技を沢山繰り広げ、その後に龍真咲さんとの素敵なデュエットダンスを見せてくれました。一人で踊るのももちろんデュエットダンスで見せる娘役らしい表情にも注目です。
そして、「Crystal宝塚」でのダンス。人形にされてしまった人間…という設定で、人形のような動きを取り入れたダンスをしています。
全くの無表情で機械的に踊る姿は美しく、身体能力の高さに驚くばかりです。

まるでお人形のようなスタイルがすごい!

そのダイナミックなダンスを生み出す抜群のスタイルが印象的な愛希れいかさん。一体何頭身?と確認してしまうほどの小顔の持ち主です。元男役というだけあって、娘役としては167cmと背も高いです。
そのスタイルの良さでどんな衣装も魅力的に着こなせてしまいます。「ロミオとジュリエット」のような少女の初々しい服装も「風と共に去りぬ」のメラニーのような落ち着いた衣装など、何を着ても映えるのはタカラジェンヌとして素晴らしい才能のひとつでしょう。

何でもこなすヒロイン力の高さが武器

ダンスや歌はもちろん近年注目されているのが“演技力”です。

今まで数々の役を演じてきた愛希れいかさん。いろいろなタイプのヒロインを演じる力が高く評価されています。

ジュリエットや「ベルサイユのばら」のロザリーなど、王道ヒロインタイプはもちろん

「ME AND MY GIRL」の下町育ちのサリーや「激情」のカルメンなど少し蓮っ葉な役や、100周年のラストを締めくくった待望の再演「PUCK」の純粋を絵に描いたようなヒロインであるハーミア役を演じきりました。ハーミア役は周りからも役にピッタリだと言われていたそうですが本人は純粋が何か追い求めるあまり迷子になってしまったのだとか。

そして「1789」で演じたマリーアントワネット役で母の強さを表現し風格を見せました。透明感のある聞き取りやすい声が印象的です。

愛希れいかさんの性格や生い立ちは?

愛希れいかさんの生い立ち

小さい頃からクラシックバレエを習い、歌ったり踊ったりすることが好きだった愛希れいかさん。

学生の頃は放送部に在籍していました。

小学校3年生のときに宝塚歌劇と出会いファンになった愛希れいかさん。中学卒業後に音楽学校を受験してなんと1回で合格!入学して1年目は娘役として授業を受けていたのですが、身長が伸びすぎたため2年目の本科生になる前に男役に転向しました。

その後、入団3年目に娘役へふたたび転向。周囲からの娘役への転向を勧められる中バウホール公演で演じた娘役が好評を得て自身の中での方向性が定まりったそうです。実際娘役に転向して大成功でしたね!

愛称の「ちゃぴ」は、本名の響きに由来しています。

お茶会での愛希れいかさんは?

可憐で清楚な振る舞いはそそのままに、とてもお上品なお茶会だと評判です。愛希れいかさん自身がファンの方に気遣う様子がよく見られ、根から純真な雰囲気があるそうです。容姿に魅せられるのはもちろん、和みと癒しの空間がファンにとってはたまらないひとときなのだとか。

とにかく可愛いという感想が多いです。

好きなアーティスト?

FNSうたの春まつりに出演した際に、愛希れいかさんは「三代目J Soul Brothers」さんが好きだと発言しています。
この発言には、宝塚ファンも「意外!」「そうだったんだ!」とびっくりしていたようです。

また、「三代目J Soul Brothersさんの曲を聞きながら腹筋をしている」と愛希れいかさんが言うと、他の出演者たちに「腹筋?!」とツッコまれる場面もあり、
これには宝塚ファンから「ちゃぴちゃん可愛い!」と言う声が上がっていました。

「舞音」では美しい腹筋を披露した愛希れいかさん。
愛希れいかさんさんの引き締まった綺麗な身体は、「三代目J Soul Brothers」さんを聞きながらの腹筋で作られていたんですね。

 これからの愛希れいかさんの活躍が気になる!

男役から娘役への転向でトップ娘役へとスピード出世した愛希れいかさんのプロフィールや生い立ち、また現在の活動などをご紹介しました。

男役として積み上げてきた時間をゼロに戻し、娘役として再構築していくのは大変なことですよね。声の出し方や仕草などが違うのはもちろん、それまで築き上げてきた「男役」そのものを捨てる決意というのも中々できるものではないでしょう。

その中での驚異的な進化を遂げる娘役・愛希れいかさんからまだまだ目が離せません。今後の活動として博多座公演『長崎しぐれ坂』や『All for One』に出演することが予定されています。

ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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