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立ち見観劇のススメ!!宝塚歌劇団を立ち見で観劇する際のルールやチケットの買い方をチェック!!

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宝塚歌劇団の立ち見とは?

創立100年を超える宝塚歌劇団。近年メディアへの露出や話題作などでチケットがなかなか取れず苦労する…というのはファンの悩みの種のひとつですよね。

前売りチケットを持っていないけど、どうしても観たい!そんな時は立ち見で観るという方法があります。そこで今回は宝塚歌劇団の立ち見チケットの買い方や値段、ルールなどをご紹介したいと思います。

当日までチケットを買えるかどうか分からない…というドキドキ感のある立ち見席ですが、チケットの値段のリーズナブルさもあり何度も観たい方や学生さんの強い味方です。また宝塚ファンとして一度立ち見席で観劇してみる、というのは経験としても楽しめるでしょう♪

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宝塚歌劇団を立ち見席で観劇

当日券チケット

基本的に宝塚歌劇団の本公演は貸切公演などの特別公演以外は当日B席が発売されています。その当日券が売切れて、且つ全座席完売した場合のみ立ち見チケットが発売されます。

当日券の発売時間

当日券は宝塚大劇場(宝塚市)と東京宝塚劇場(日比谷)どちらも観劇当日の10時から(11時公演の場合は9時30分~)発売されます。先着順で一人一枚の決まりになっています。

お友達や家族と一緒に観劇のしたい場合は全員で並ばなくてはなりません。一人で二枚以上購入したい時は売り切れていない場合のみもう一度後ろに並び直すと購入できます。

もし立ち見希望で当日券を購入する時、当日B席やその他の空席が売り切れてない状態でも立ち見席が出る状況だと分かったら自分の順番になったときに窓口に立ち見希望と伝えると座席チケットを売り切れのを待ってから立ち見席を購入することができます。

当日券は何時に行くと買えるのか、というのが話題になりますがそれは公演の注目度や人気によって変わってきます。基本的に東京公演の方がチケットが入手しにくいので当日券争奪戦も宝塚大劇場に比べて厳しいものになっています。

話題作の『エリザベート』などは東京公演の平日二回公演の日に朝6時にチケット窓口に並んでも立ち見席すら買えなかった…ということも過去に起こっています。

宝塚大劇場と東京宝塚劇場

宝塚劇場の専用劇場としては本拠地・兵庫県宝塚市の宝塚大劇場と日比谷の東京宝塚劇場の二か所があります。劇場によって当日券や立ち見券の買い方やルールが違うのでチェックしましょう。

本拠地・宝塚大劇場

宝塚ファンなら一度は訪れてみたい本拠地・宝塚大劇場。あまり詳しくない方は宝塚歌劇団は大阪にあるものと思っている方も多いですが、宝塚歌劇団は大阪ではなく兵庫県の宝塚市にあります。

宝塚大劇場周辺は駅前から宝塚歌劇のポスターやスターさんのサインなどが飾られており街全体で宝塚歌劇の雰囲気を味わえるのがファンにとっても嬉しいですよね。

東京に比べるとのどかな街並みで大劇場も赤い屋根の可愛らしい見た目が特徴的です。

宝塚大劇場の立ち見席の場所やルール

宝塚大劇場の場合、2階17列が当日B席として2000円(新人公演は1500円)で発売されます。その後全席完売すると一階席の一番後ろが立見券として2500円(新人公演2000円)で発売されます。

ただし話題作やサヨナラ公演以外の平日公演などはチケットが売り切れない場合が多いので立ち見席が発売される可能性が低いのが現状です。

宝塚大劇場の立見席は東京宝塚劇場と違って一階席の一番後ろの手すりの前という場所は決まっていますが特にナンバリングされていないので整理番号順に劇場に入場して自分の好きな位置を選ぶようになっています。いわゆる早い者勝ちという形式です。遅くなってしまうと手すりから二列目や三列目になり見づらいこともあります。

ただ良い場所で観たいからと言って走って場所取りをしたり割り込みなどは危険なので大らかな気持ちで挑みましょう。

宝塚大劇場の立ち見席の見え方は下の画像のこのような感じです。立ち見といっても一階席の一番後ろなので意外と舞台と近い印象です。

東京宝塚劇場

東京宝塚劇場があるのは都会のど真ん中、日比谷です。帝国劇場や日生劇場、シアタークリエなどの劇場が立ち並んでいるのも特徴的ですよね。交通アクセスが良く、食事にも困らないのがポイント。

東京宝塚劇場自体も本拠地宝塚大劇場とは違い高層ビルのような現代的な見た目の作りになってます。

東京宝塚劇場の立ち見席の場所やルール

東京宝塚劇場の場合、大劇場とチケット代の値段や場所が違います。

2階16列42席が当日B席として2500円で発売されます。その後全席完売すると二階席の一番後ろが立見券として40枚前後1500円で発売されます。二回公演の場合はチケット窓口に対してマチネは右側、ソワレは左側に並ぶようになっています。分からない時は前に並んでいる人に確認してみましょう。

基本的にトップスターのサヨナラ公演は立ち見のみの販売になっており、場合によっては前日にネットで抽選が行われたこともあります。

新人公演や千秋楽などの当日券は前日の当日券専用ダイヤルでの受付となります。ただこちらは競争率がとても高いので買える確率は極めて低いでしょう。

東京宝塚劇場の立ち見券のルールは宝塚大劇場とは少し違います。まず立ち見席の場所は二階席の一番後ろ、そして手すりにナンバリングされているのでギリギリに行っても自分の場所は確保されています。

番号も立ち見席チケットを購入した順番になっているので公平です。立ち見席1番ならセンター、そして2番、3番と順番に上手下手…とセンターから離れていく順番になっています。なのでお友達と一緒に立ち見席で観劇する時はチケット購入の際に二人で観劇する旨を伝える必要があります。

基本的に荷物は前に置き番号が振られている手すりの真ん中に体を合わせて立つのがマナーです。

東京宝塚劇場の立ち見席は舞台から一番遠い場所なので見え方は宝塚大劇場と比べて少し遠く感じるでしょう。ただ後ろに誰もいないので気楽に舞台全体を観れるというのがポイントです。

 

その他の劇場での立ち見

宝塚歌劇団の小劇場の公演としてよく使われるバウホールや大阪の梅田芸術劇場、ドラマシティなどは立ち見席の販売はされていません。劇場のスペース的な問題のようです。

それ以外だと赤坂アクトシアターや全国ツアーの会場は立ち見席の販売がある公演もあります。もちろん会場によって当日券の買い方は異なります。

立ち見席を楽しむために

立ち見席を快適に楽しむためには何と言っても体力が必要です。立ち見席観劇はチケットを買うために長時間並んで待ち、さらに公演中3時間立ちっぱなしになるハードな観劇スタイルです。万全な体調で挑むようにしましょう。

またローヒールの慣れた靴を履いていくことをおすすめします。

チケット買うときは屋外で並んで待たなければならないので気候に合った洋服を着てできるだけ荷物も少なくするとよいでしょう。レジャーシートを持参している人も良く見かけます。

そして忘れてはいけないのがオペラグラス。どうしても舞台の見え方が遠くなってしまう立ち見席。特に東京宝塚劇場の立ち見席は一番上なのでオペラグラスは必須です。

宝塚歌劇団の立ち見に挑戦!

(出典:photo AC

多くの人を魅了し続けている宝塚歌劇団。近年ではチケットを取るのが大変になってきています。

同じ舞台を何度も観て色んな角度から楽しむというのが宝塚ファンの醍醐味のひとつとしてありますが、なかなかチケットも手に入らないしチケットの値段も高く出費が大変…そんな時は当日券や立ち見券にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

体力さえあれば快適に楽しめる立ち見観劇は宝塚歌劇の新たな面白さを発見できるかもしれません。

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