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宝塚歌劇で日本初演され、帝国劇場公演としてもすっかり定着したミュージカル「エリザベート」。
観客動員数200万人を誇る人気演目です。
ドラマティックなストーリーと美しいメロディは、何度観ても新しい感動を味あわせてくれますよね。
(出典:Twitter)
8/26まで好演されていた東宝エリザでは、タイトルロールのエリザベートを、花總まりさんと蘭乃はなさんがWキャストで演じ、ヅカファンの間でも大きな話題となりました。
今回は、宝塚で8度上演されているエリザベートの、歴代トートを一挙ご紹介。数々のトップスターのこだわりに酔いしれてください。
宝塚の歴代トート閣下を一挙紹介
1996年雪組:一路真輝
(出典:Twitter)
サヨナラ公演で「黄泉の帝王」を演じることには、当時賛否両論あったのだとか。それでも、圧倒的なオーラと歌唱力は、「初演が最高のキャスト」と今なお愛され続けています。当時の雪組で初演できたのは奇跡的ですし、この初演の成功あってこそ、ここまで愛される作品に育ったに間違いありません。
1996年星組:麻路さき
(出典:Twitter)
雪組初演での成功を受けて、すぐに再演が決定。しかし、あまり歌が強みでなかった麻路さきさんのトートは、かなりの挑戦でした。その分、立ち姿やダンスなど、「宝塚らしいトート」が出来上がったと言われています。
1998年宙組:姿月あさと
(出典:Twitter)
初演でエリザベートを演じた花總まりさんがもう一度同じ役を演じることでも話題になった、宙エリザ。ズンコさんのトートの歌唱力と表現力は素晴らしいです。表現力豊かな歌唱が見事に生かされた再演でした。ただ、惜しむらくは残されている映像のカメラアングルが、ちょっとひどいということでしょうか…。もったいない。
2002年花組:春野寿美礼
(出典:Twitter)
オサさんのお披露目公演ともなったエリザベート。黄泉の帝王を冷酷に演じられていました。歌唱力が魅力のオサさんには、ピッタリのお披露目公演だったのではないでしょうか。
2005年月組:彩輝直
(出典:Twitter)
ビジュアル面で最強とも言われる2005月エリザ。エリザベートを男役の瀬奈じゅんさんが演じたこともあり、歌唱力には少し不安の残るキャストでしたが、黄泉の帝王としての冷酷さがにじみ出るビジュアルは、今見ても美しいです。
2007年雪組:水夏希
(出典:Twitter)
初演ぶりに雪組で再演されたエリザベート。歌唱力を磨いた水さんのトートは素敵でした!全体的なキャストのバランスも素敵なエリザでしたよね。この世のものならざる感の強いエリザでした。
2009年月組:瀬奈じゅん
(出典:Twitter)
ルキーニ、エリザベートを演じた麻子さんが、とうとうトート閣下を演じたのが、この2009年月エリザ。当時宙組の凪七瑠海さんが特出でエリザを演じるという異例の公演でした。麻子さんは歌唱力もパワフルで、片側を編み上げるとなどルックスにもこだわり、かなり「オトコ前」なトートだったという印象が強いです。
2014年花組:明日海りお
(出典:Twitter)
明日海りおさんのお披露目として上演されたエリザベート。宝塚100周年の記念の年にふさわしい演目でしたよね。浮世離れしたビジュアルと、甘やかな歌声のみりおトートは、かなり「シシィに恋した」感の強い恋するトートでした。背筋が寒くなるくらい、美しかったですよね。
こうして比較してみると、トートのビジュアルに各トップスターさんのこだわりを、強く感じますよね!
「エリザベート」トート閣下の名台詞といえば…
さて、エリザベートにおけるトート閣下のセリフで印象深いのは、やはり「死ねばいい!」ではないでしょうか。
ついつい、日常生活でも「もう生きていけない…」と弱音を吐いた相手に、このセリフ言いたくなりますよね…。清く正しく美しいヅカファンが、唯一乱暴な言い回しをする瞬間かも?笑。
そんなトート閣下の「死ねばいい」ですが、キャストによってかなりニュアンスが異なるんです。
こうして続けて聞くと、かなり個性がありますよね。