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宝塚月組・宇月颯!!日の目を見はじめた屈指の芸巧者!その舞台姿から目が離せないファン続出!?溢れる魅力をクローズアップ♪

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月組屈指の芸巧者・宇月颯!

話題作が続いている珠城りょうさん率いる宝塚歌劇団 月組。珠城りょうさんがトップスターに就任してからの月組体制で、最も待遇があがったスターといえば、宇月颯さんではないでしょうか?印象的で重要な役への配役、フィナーレでは1人で階段降り、そして、2017年11月には宇月颯さん率いるミュージックパフォーマンスの開催が決定しています。

宇月颯さんといえば、ずば抜けた身体能力が織りなす高いダンス力で注目されていましたが、お芝居や歌唱においても表現力が豊かで、最近ではますますその芸達者ぶりで観るものを惹きつけていたため、「宇月颯さんは、もっと良い役や場面に起用されたりしても良いはずなのに…」と思うファンが多かったのです。そのため、最近のようやくの待遇の上がりっぷりには、納得と喜びの声が多く上がっています。

そんなこれからの動向や活躍が気にならずにはいられない宇月颯さんのこれまでの経歴や生い立ち、活動を振り返りながら、舞台における魅力はもちろん、舞台を降りてから覗かせる性格など素顔の魅力にも迫ります!

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宇月颯さんのプロフィール

•出身地:埼玉県熊谷市
•初舞台:2004年4月「スサノオ」
•誕生日:4月17日
•身長:168cm
•血液型:B型
•愛称:とし

生い立ち

宇月颯さんは、学生時代にバレエスタジオに通っており、同じバレエスタジオに通っていた元雪組トップスター・音月桂さんの初舞台公演『エクスカリバー/シトラスの風』を観劇したことをきっかけに宝塚歌劇団を目指すようになったそうです。
また、幼い頃には水泳を習い、学生時代には少林寺拳法も習っていたという活動から、今の高いダンス力の基礎となる運動神経が発達したのかもしれませんね!
宝塚音楽学校の受験の面接では、少林寺拳法を披露したのだとか。

2002年に、見事、宝塚音楽学校に合格し、2004年に90期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団時の成績は6番ということで当初より優秀であったことが分かりますね。同期生には、元宝塚雪組トップ娘役・愛原実花さんや、元宝塚月組トップ娘役・蒼乃夕妃さん、花組の瀬戸かずやさんなどがいます。
2004年の雪組公演『スサノオ』で初舞台を踏み、月組に配属されました。

主な経歴

研究科1年終わり頃にあたる2005年『エリザベート』新人公演では、ダンス力の高い人しか務められない黒天使役に選ばれました。当時からダンス力を高く評価されていたことが伺えます。

2009年『エリザベート』新人公演では、男役であれば誰もが1度は演じてみたいであろうルキーニ役に選ばれます。色の濃い難しい役ですが、力みすぎない演技でみせ、好印象を残しました。

2010年『ジプシー男爵』では、最後の新人公演で主演を射止めました。この公演は、当時のトップスターである霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんのダンサーコンビによる6分間の素晴らしいデュエットダンスから始まります。その難しいデュエットダンスを表現できることも見込まれた上での配役だったのでしょう!役としても、爽やかさが際立ち、高評価を得ました。

2014年『New Wave!-月-』(バウホール公演)では、美弥るりかさん、珠城りょうさん、鳳月杏さんと共にメインキャストを務めます。卓越した技術でダンススターとしての魅力を発揮しました。

珠城りょうさんがトップスターに就任し、2017年に新体制が本格スタートしてからは、印象的で重要な役に次々と配役され、フィナーレでは1人で階段降りをするなど今までの着実な努力と組への貢献がようやく報われ始めた印象を受けます。さらに、11月には、宇月颯さんをメインとしたディナーショー形式で行われるミュージックパフォーマンスの開催が決定しています。

隙がない!?ファンの声から紐解く、宇月颯さんの魅力!

見るものを惹きつける表現豊かなダンス!!

「宇月颯さんが躍れば、目で追わずにはいられない!」意識せずとも惹きつけられてしまうのが、宇月颯さんの魅力溢れるダンスです!
宇月颯さんのダンスは、その場面ごとに空気感や色を変える表現力が凄まじく、月組公演を観劇すると、宇月颯さんのダンスに息を呑んだり心踊ったりした経験がある方が非常に多いです。
柔らかな表現の時は客席を温かく包み込み、凛と芯の強い表現の時は客席の空気感をピンと張り詰めさせることができてしまうという、技術力が高いだけではない、全身全霊のダンスが魅力です♪

情緒あふれる歌唱と七変化する演技でも魅せる!

ダンスだけではなく、歌唱と芝居でも観客を驚かせているのが、宇月颯さん。
歌では、その歌唱の中に情景や想いを込め、客席にその歌を巧みに印象付けます。ダンスの場面で起用が多い宇月颯さんですが、もっと歌う場面も多く与えられても良いのに…という声も以前から多く聞かれています。2016年の全国ツアー『Apasionado!!Ⅲ』では初めてエトワールを務めました。

 

お芝居では、ますます大人の渋みや色気が際立ってきています。なかでも、目の演技が印象的で、役によって目線の使い方や温度が全く違い、多くは語らずともその瞳で人物像か伝わってきます。

2012年バウホール公演『春の雪』の飯沼茂之役では、内に秘めた怒りや、不器用な青年が心かき乱される様を力強く表現し存在感を示しました。
また、2017年『グランドホテル』の運転手役では、借金取りという役どころですが、舞台に登場するだけで空気感をがらりと変え、珠城りょうさん演じる男爵を、静かに追い詰めていく様が冷ややかで、でも妙な色気が感じられ好評を得ました。

ダンスだけでなく、歌でも芝居でも魅せてくれる宇月颯さん。心を動かして全身全霊で芸事に向き合っているのはもちろんですが、芝居心があるからこそダンスや歌も色彩豊かに表現できるのかもしれませんね!

現在公演中『All For One』のアトス役では、魅力爆発!

現在公演中の宝塚月組公演『All For One』で三銃士の1人であるアトスを演じている宇月颯さん。魅力が大爆発していることをご存じでしょうか?
まず、衣装にあった髪型や髭がかっこよすぎるビジュアルが最高!それでいて、アトスが最も強く頼れる大人であるということが分かってしまう佇まいや歌い方に目の力強さ…!そして、殺陣のシーンでは、さすがの身体能力でブレのない美しい立ち回り…。目が離せません。お見事!とため息が出てしまいそうです。

舞台を降りれば、明るくて、ざっくばらん!?

舞台上ではとにかく何でもできる宇月颯さんなので、舞台を降りてからもストイックさが滲み出そうですが、その素顔は、ざっくばらんな性格で明るい笑顔が絶えません。
宝塚歌劇専門チャンネル・スカイステージなどで様々な企画やインタビュー、座談会でトークをしている際も、性格の良さが滲み出て笑顔が絶えず、率直で飾らず話している様子には親近感をもってしまいます。そんな素顔の嫌味のなさも魅力のひとつですね!
宇月颯さんは猫好きでも有名で、愛猫・ポテくんの話になると熱がこもってしまう姿が可愛いと評判です♪

宇月颯さんのますますの躍進を願わずにはいられない!

舞台姿から目が離せなくなるファンが続出している宝塚月組スター・宇月颯さんの経歴や生い立ち、活動などを振り返りながら、その魅力をクローズアップしました。

これまでの配役や出演した場面に真摯に取り組み、月組公演を盛り上げることに貢献してきた宇月颯さん。ようやく日の目を見はじめ、その活躍には誰もが納得していることでしょう!宇月颯さんが芯となるミュージックパフォーマンスの開催も決まっており、ますますの躍進を望まずにはいられませんね!公演ごとに表現の多彩さがレベルアップする宇月颯さんが、これからも素晴らしい舞台をみせてくれることは間違いなし!

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