今年100周年という記念の年を迎えた甲子園。優勝こそ逃したものの話題になったのが、実力者を揃えた早稲田実業高校の活躍でした。
今大会最後の試合となった準決勝では2年生吉野星吾選手は見事なピッチングをみせて、甲子園ファンを沸かせました。
彼の姉は宝塚歌劇団雪組男役、彩波けいとさん。甲子園球場まで足を運び、彼を見守る姿は、マスコミにもとりあげられ話題になりました。
雪組の彩波けいとはどんな人物?
(出典:twitter)
彩波さんは98期。男役。
2012年に宝塚音楽学校を卒業して、歌劇団に入団した40名のうちの一人です。
初舞台後は、壮一帆さん、そして現在のトップスター早霧せいなさんというトップスターのもとで、芝居の深みと日本物という宝塚の伝統を色濃く受け継ぐ雪組に配属となりました。
まだまだ舞台上で演じる役は小さいものばかりですが、今回のショーでは目立つ場所での配役を任せられていますから、これから彼女を目にする機会も増えていくのではないでしょうか。
彩波けいと、19日の1試合をしっかり観戦
(出典:twitter)
実は8/17まで雪組は宝塚大劇場で、「星逢一夜」を公演していました。そのため彩波さんが弟さんの試合をみることができたのは、19日のみ。
そしてその準決勝で早稲田実業は敗退し、この年の甲子園最後の試合となりました。
「よく投げました。私も、どこまでやれるか分かりませんが宝塚で頑張ろうという気持ちになれます。感無量です」
(引用:スポニチアネックス)
という言葉からもわかるように負けたのは残念でしたが、こうして実際に応援席で観ることができたのは未来を見据えて努力する家族として、お互い大きな励みになったことでしょう。
彩波けいとの今度の舞台予定
(出典:twitter)
彩波さんが出演する雪組公演はこの先は東京宝塚劇場で上演、芝居「星逢一夜」ショー「La Esmeralda(ラ エスメラルダ)」が予定されています。
2015/9/4(金)~ 10/11日(日)
切なさと美しさを追求した日本物舞台と、夏らしいリズムにあふれたラテンショーで彼女の魅力を再発見できるかも?
今度は実家が近いこともありますし、弟さんはじめ家族が彼女を観にくるかもしれませんね。