宝塚月組・早乙女わかば(さおとめ・わかば)
下級生の頃からその正統派なビジュアルに注目され様々な役に抜擢されてきた早乙女わかばさん。
男役を自然に演じるようになるためには時間がかかるという意味で“男役10年”という言葉がありますが、宝塚の女役だって極めるには同じくらい時間がかかります。
早乙女わかばさんも今年研究科10年目を迎え、ますますその輝きに磨きをかけています。
そこで今回は早乙女わかばさんのプロフィールや舞台経歴、魅力などを改めて振り返ってみたいと思います♪
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早乙女わかばさんのプロフィールをご紹介
まずは基本のプロフィールをご紹介したいと思います。
- 誕生日:5月30日
- 身長:162cm
- 出身地;兵庫県神戸市
- 出身校:県立宝塚北高等学校
- 愛称:わかば
宝塚歌劇団のお膝元、兵庫県出身の早乙女わかばさん。初めての観劇は轟悠さん率いる雪組公演「春櫻賦/LET’S JAZZ」でした。そこからすっかり宝塚の魅力にはまってしまった早乙女わかばさんは自ら宝塚のことを調べ宝塚コドモアテネに入学。コドモアテネで受験のためのレッスンに励んでいたようです。
そして2006年に94期生として宝塚音楽学校へ入学。
主な94期生は…
- 仙名彩世
- 華雅りりか
- 珠城りょう
- 麻央侑希
など。いわゆる人気の路線スター!と言われる人数は少なめですが、実力派のタカラジェンヌを多数輩出している期です。
94期ってほんっっっとに職人揃い。
— shiloh (@diana123selene) November 27, 2016
94期の職人および匠感は大事にしてこう
— ちはるやさん( ` ω´ )💐 (@sumirescalier) September 23, 2016
珠城りょう 94期生のこの頃から華がある!
早乙女わかばちゃんも可愛い🙂 pic.twitter.com/UdHt2XDUGc— toa (@toa_toa8) January 2, 2017
早乙女わかばさんの舞台経歴をご紹介
早乙女わかばちゃんのマリーアントワネットだいすき pic.twitter.com/3TbkTLgdoi
— ひとりごはん (@dqM6ByE0lCjNqlr) July 29, 2017
初舞台
94期生の初舞台は2008年の月組公演「ME AND MY GIRL」でした。早乙女わかばさんの入団時の成績は44人中24番。人気作品の再演ということや当時のトップ娘役、彩乃かなみさんのサヨナラ公演だったこともあり注目の舞台でしたよね。
94期生はロケット以外にもランベスウォークにも参加しました。
いつみても94期初舞台ミーマイのロケットの衣装可愛いよなぁ♡
— あやみん@4/15スカピン (@FMSSC_0626) February 25, 2017
初舞台がミーマイだったからスカピンの真逆な世界観やマダムギロチンの歌詞に「怖い〜😭😭😭」と泣いていた94期(当時最下級生)
麻央さん「ミュージカルは全部ハッピーエンドだと思ってたから…」
瀬央さん「幸せな方ですね…」— さき (@sak1_256) May 31, 2017
星組配属
初舞台後は星組に配属となった早乙女わかばさん。組子としての初の舞台は2008年「THE SCARLET PIMPERNEL」。
当時の人気トップコンビだった安蘭けいさんと遠野あすかさんのサヨナラ公演となった2009年「My dear New Orleans/ア ビヤント」の新人公演では少女時代のルイーズ(本役:稀鳥まりや)、ポリーン(本役:音波みのり)の役に抜擢されています。
そして柚希礼音さん、夢咲ねねさんのお披露目公演となった「太王四神記 Ver.II」の新人公演ではスリョン役(本役:夢妃杏瑠)を演じました。入団時からそのお人形さんのような整った顔立ちが注目されており、いつか新人公演でヒロインに抜擢されるのでは?とファンの間で期待されていた早乙女わかばさん。
すると…その次の大劇場公演「ハプスブルクの宝剣-魂に宿る光-/BOLERO」で新人公演の初ヒロインに!!研究科2年目での抜擢は当時話題になりました。
「ハプスブルクの宝剣」で新人公演の主演をしたのは現在月組二番手男役として活躍中の美弥るりかさん。月組でも何かと絡みが多い二人ですがこの公演から“みやわか”コンビがスタートしたのです。
みやちゃんとわかばちゃんのカップルが昔から結構好きなんです。ハプスブルクの新公の時は、瞳の大きなキラッキラコンビだなと思ったものですが、今の二人がとても好きだな。
— STELLA (@YallancyaY) January 26, 2017
寝れなくてiPodの曲をシャッフルで流したら『ハプスブルクの宝剣』の主題歌!
美弥ちゃんとわかばちゃんが新公主演だったやつ!
あの頃は2人とも月組に行っちゃうとは思ってなかった…。美弥ちゃんが魔女で手下にわかばちゃんとか、想像もつかなかった…←— まぁ (@coto5mari) October 17, 2016
その後も…
- 2011年「ノバ・ボサ・ノバ」新人公演:エストレーラ(本役:夢咲ねね)
- 2011年バウホール公演「ランスロット」グウィネビア
- 2012年「ダンサ セレナータ/Celebrity-セレブリティ-」リタ、新人公演:モニカ(本役:夢咲ねね)
- 2012年「ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-」マリー・アントワネット
- 2012年「Étoile de TAKARAZUKA」ヴァルゴファムA、プティットアミ、新人公演:マドモワゼルエトワール、ヴァルゴファムS(歌手)、アドレファム(本役:夢咲ねね)
など次々とヒロイン役を経験。
2014年の専科公演「第二章」では轟悠さん、英真なおきさん、夢咲ねねさんと共に四人のみの舞台に出演し、話題になりました。
第二章を見た翌日のハッピー感!
バウでは、お兄さん、お姉さんに必死で着いていってる感じのわかばちゃんがとても上手くなってた。
3+1ではなく立派なカルテットを奏でてて、わかばちゃんフェイに笑わせてもらって、ねねわかばのわきゃわきゃに萌えたよ。あの投げキスなんだ⁉︎って話ですよ。— ぼんぼり (@bon_bori_) May 14, 2014
第二章。わかばちゃん演技上手いね\(^-^)/あのオシャレな感じが作品のイメージを決めるのにぴったりだし。キュートで女優っぽいのにチェロのあたりとか笑わせるし。
— えりえり@Dramatic S!最高 (@erieriik) May 16, 2014
この公演を最後に月組への組替えとなった早乙女わかばさん。
第二章千秋楽映像。わかばちゃんは「幸せと充実感でいっぱいです、こんなに素敵な作品が星組最後で本当によかったと思います。明日からは月組に組替えになりますが、宝塚人生の第二章を歩んでいきたいと思います」と、元気に。
— kine (@kine_x) May 18, 2014
月組へ組替え
2014年5月18日付で月組へ組替えとなった早乙女わかばさん。
月組生としての初の舞台は凪七瑠海さんと美弥るりかさんのW主演公演「THE KINGDOM」でロシア貴族のサーシャ役を上品に演じました。海乃美月さんとのWヒロイン。
キングダムで月組デビューのわかばちゃん、姫感半端ない。ロマノフの血統をひくロシア貴族の娘という設定が自然に受け入れられるもん。
— こすもす宝箱 (@Mhk222) July 25, 2014
2014年「PUCK」の新人公演でヘレン(本役:沙央くらま)を演じた早乙女わかばさん。星組時代はどうしてもそのビジュアルにばかり注目され、技術がなかなか追いついてない印象でしたが、ヘレン役を熱演したことでその演技力が評価されました。
わかばちゃんってこんな役もできるんだ!と思った方も多かったのではないでしょうか。
超絶カワイイキャワイイ早乙女わかばちゃそがブス設定のヘレンを演じるために派手なソバカスと変な髪型で捨て身で挑んでるの推せる 好き
— ゆまきち (@natsumeg7u) May 6, 2016
【月新公】わかばヘレン。これまたソバカスちんちくりんな役作りと動きで客席爆笑。冒頭はダニーとヘレンが交互に笑いの渦を作ってた印象です。「第二章」辺りからコメディエンヌとしての才を感じてたけど、メイクにがに股に鼻ズビーに、体当たり演技で素晴らしかったよ!!
— きの子 (@szersiebmar) October 21, 2014
そして2015年「Bandito」では珠城りょうさん主演のヒロインとしてアマ—リア・ディ・ヴァッレルンガ を演じました。“同期萌え”という文化がある宝塚。同期生である珠城りょうさんと早乙女わかばさんのコンビがたまらない!という声多数。
わかばちゃんのことは遠慮なくぶん回してるイメージ(バンディートのリフトが忘れられない)
— ごま (@cKwDFUc3qkmqoJF) March 8, 2017
【Banditoバンディート2/23前楽】
珠城りょうと早乙女わかばの同期デュエットダンスは圧巻。白い王子がわかばちゃんをグルングルンとリフト。からのkiss、からの背中から抱きしめーの、頭を抱え込む抱擁、からの正面ぎゅーつ。割れんばかりの拍手喝采とため息がっ💕
— Ei-Ei-Oh~! (@ei_ei_oh___) February 23, 2015
バンディートいいわ…。重厚な音楽にのせて、夕暮れの街をサイドカーでゆっくり駆け抜ける珠城くんとわかばちゃんが非常に絵になる。ああいう洋画あるよね?往年の白黒映画みたいな、ぐっと胸が締めつけられるロマンチシズムと哀しさ。
— モッサン・デコニク (@deko_hueeeee) January 30, 2015
2015年「1789-バスティーユの恋人たち-」ではオランプ・デュ・ピュジェ、そして2017年「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」フラムシェン役ともに海乃美月さんと役替わりで演じた早乙女わかばさん。
オランプ役は主人公の恋人役、そしてフラムシェンは初演の公演では当時のトップ娘役だった麻乃佳世さんが演じた役です。どちらも今まで培ったヒロイン経験を生かした演技で、好評を博しました。特にフラムシェンは“おとめ”の好きだった役にあげるほど本人にとっても思い入れのある公演となったようです。
何と言ってもわかばちゃんフラムシェンがただのお馬鹿さんではなくて、苦労の中で純粋さを忘れない演技が素晴らしくて、いい具合に場を締めてて、娘役でこんなにも場面に深みを出せる人ってなかなかいないと本気で思っております。あの圧倒的華を一役者として終わらせて欲しくないなぁ #早乙女わかば
— Elisabeth/シシィ* (@sisi_snow) September 5, 2017
わかばフラムシェンの「残念賞?」と「人は誰でも死ぬのよ」がとっても可愛くて大好きだったので、もう一度だけ彼女のフラムシェンに会いたかった…
— kino (@mikejiba) March 26, 2017
本日初の早乙女フラムシェン観劇。歌やダンスのレベルはポスト愛希の筆頭格海乃くらげ氏よりも落ちるとは思うけど何よりも真ん中にいると華があるしフラムシェンの天真爛漫なキャラはわかばちゃんの方が合ってるなって。そして美弥様とのハプ剣新公コンビの並びも星組時代から見慣れてるからしっくり。 pic.twitter.com/0HmqBEkWV2
— 今年は本厄…あんころもち (@rkotsuo) March 12, 2017
早乙女わかばさんの魅力とは
ヒロイン力がすごい!
なんといっても登場するだけでぱっと華やかな雰囲気を漂わせることができる早乙女わかばさん。それはもう生まれ持った武器といっても良いでしょう。
とにかくキュートなヒロインが似合う早乙女わかばさん。この学年になってもその可愛らしさが下級生のころから変わらないというのもすごいですよね。
本公演のほうはわかばオランプ。恋するわかばの切ない表情と声を堪能。ロナンに呼びかけたり問いかける声、あの鼻を通っておでこあたりで響かせてる感じの声、キュンキューン!あとねー、バンディートの時も思ったけどわかばちゃんが相手役さんに後ろから抱きしめられたときの表情好き。愛され役者だ。
— mamimu (@ma_mi_mu_93) May 12, 2015
わかばちゃんが可愛くて可愛くて💕 今の時代貴重な姫役者だと思う👸🏼🎀
— ゆりりん ୨୧ (@yuuuririnna) August 2, 2016
クリタカ久々に見たけど早乙女わかばのヒロイン力というか顔面力半端じゃない、、、ビジュアルがヤバい、、、どこにいても目立つ目立つで脇役者だけに収まるのは勿体無い
— みつを (@____mm11) November 26, 2016
わかばちゃんのヒロイン力ってすごい。キャラクターにもよるとは思うけど。研8で、あのいつまでも少女と大人の間のみずみずしくて清らかな娘役を演じられるのは彼女の強みだと思う。宝塚の『娘役』って本来こういう子の事いうと思う。いつまでも若い娘を演じられるヒロイン力。
— 白雪姫 (@tinkerlune) July 10, 2015
ヅカオタ
もともと宝塚ファンのタカラジェンヌって好感がもてますよね。早乙女わかばさんもそんなタカラジェンヌのひとりです。宝塚愛を語る時のハイテンションっぷりが可愛いとファンの間でも評判です。
わかばちゃん可憐なだけじゃなくてかなりのヅカヲタで関西人でトークも上手なのほんとに出来る娘役ちゃんだ〜〜みやわかはやっぱり星組時代からの長い付き合いだからかものすんごい波長合ってるから2人のトークのリズム感が凄い心地いい、、、だいすきみやわか、、、
— かりーな (@showknowworld) October 28, 2016
早乙女わかばの宝塚への愛が半端なくてなんかもう可愛い😂💕阪急電車に乗ればジェンヌさんに会えるとか超ヅカヲタじゃんよ
— む〜 (@zucca_zucca_mu_) July 31, 2016
早乙女わかばさんの気になる性格や、お茶会とは?
タカラジェンヌの素の性格を垣間見ることができるお茶会はファンにとって楽しみなイベントのひとつですよね。もちろん人気の娘役である早乙女わかばさんもお茶会を開催しています。
サービス精神旺盛な性格な早乙女わかばさんのお茶会は楽しい!と評判です。ぜひ気になる方は一度参加してみてはいかがでしょうか♪
【わかば茶】最後のご挨拶にて、今週はわかばちゃんが関係する情報が発表されるはずなので公式サイトは要チェックだそう。「10:00とか!16:00とか!」さすが、時間まで把握してるヅカオタわかばちゃん♡笑
美弥さんもお茶会で3月は面白い発表が…と仰っていたので同じ発表ですかね?— ooo (@omo38m) March 12, 2017
【わかば茶】
クリタカMr.シンデレラの場面
司会「あのステッキの光ってるのはどういう仕組みなんですか?」
わかば「スイッチです!(ドヤ)
…いや違います違います違います!!
魔法です!!さっきのは忘れてください!魔法です!!(必死)」— 純 (@stk_airi) December 20, 2014
今回のわかば茶では、自分が座るとみんなが見えなくなるから、とずっと立ったままでお話ししてくれました
二回公演で疲れてるはずなのに、終始ニコニコしてて癒された( ; ; )
ちなみに服装は…
赤いバラの白いワンピース
紺のジャケット
でした!— おの (@baron_0611) September 20, 2015
【わかば茶】
→続き
お稽古場(撮影所)の廊下でシンデレラの話を編集者としていると「誰でもプリンセスになれると思ってるでしょ」と真風さんに言われた
そのときは恥ずかしくて何も言えなかったけど「わたしの王子様になってください」って言えばよかった!— おの (@baron_0611) September 19, 2015
わかば茶はまさかのツーショットでおいおいどんなご褒美だよ…って思ったけどせっかくのツーショだから私がわかばちゃん堕ちしたキッカケのヘレンポーズお願いしたら快くしてくれてますます惚れた←
— かおみん (@kaomin723) February 22, 2015
早乙女わかばさんの今後の舞台
神家の七人、ビジュアルが‼︎好みすぎる(*´艸`*) pic.twitter.com/m4C1pY53Lx
— ゆか (@yuka_goma) August 25, 2017
現在、月組東京大劇場公演「All for One」に出演中の早乙女わかばさん。次回はなんと専科公演「神家(こうや)の七人(しちにん)」に出演予定です。専科公演に出るのは「第二章」ぶり。また、娘役は早乙女わかばさんのみということでどんな舞台になるのか今から楽しみですね。
「第二章」の時に轟悠さんは早乙女わかばさんのことを度胸があってかわいい子だとお茶会で語っています。
轟さんお茶会でわかばちゃんについて
・度胸あるな〜(チェロは裏で聴いてぞわぞわしてるらしい
・お稽古で「そんなんじゃ最後までついてこれないよ」とお話しされたそうな。できない子には言わない、とも。
・入学当初知り合いの方を通じて知っててかわいい子が入ってきたんだね〜と言ってたそう— やま (@25mame) October 12, 2013
早乙女わかばさんのこれからに期待!
(出典:photo AC)
早乙女わかばさんプロフィールや魅力、経歴などをご紹介しました。
専科公演への出演など、ますます活躍が楽しみな早乙女わかばさん。今後の舞台もお見逃しなく!