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宝塚歌劇団雪組・名作を次々と生み出された、実力派歴代トップのまとめた情報をご紹介!!

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宝塚歌劇団雪組・歴代トップは実力派揃い!

宝塚大劇場の開場に合わせ、1924年に宝塚歌劇団雪組が新設されました。

雪組は「日本物の雪組」とも呼ばれています。
日本物の芝居やショーの上演が他の組よりも多く、過去の歴代トップを振り返ると、日本舞踊や所作の美しさを評価されたスターが沢山いらっしゃるのです。
また、歴代トップのなかには、今でも再演される名作の初演を務められた方が多数いらっしゃいます。

そんな、実力派揃いの宝塚歌劇団雪組・歴代トップのまとめた情報を、一覧でご紹介します。

宝塚歌劇団雪組・歴代トップ一覧 その①

高峰妙子・たかみねたえこ(1927年退団)

宝塚歌劇団のトップ男役、第一号となる方です。
花組・雪組の主演を務められ、2015年宝塚歌劇団の殿堂入りをされています。
当時の宝塚歌劇団をまとめ上げていた方と言っても、過言ではありません。

退団後は、宝塚歌劇団で声楽の講師を務められていました。

春日野八千代・かすがのやちよ(1936年~1938年)

「日本物の雪組」と呼ばれる、火付け役になったのが春日野八千代さんです。

その美しい美貌から、「白バラのプリンス」「永久の二枚目」などと呼ばれ、人気スターとしての一世を風靡されました。
雪組の主演を務められてから、1949年宝塚歌劇団理事に就任。その後、1950年には演劇専科を新設されます。

亡くなるまで現役生徒であった春日野八千代さんは、宝塚歌劇団史上最年長の生徒であり、宝塚歌劇団を語る上でなくてはならない方なのです。

汀夏子・みぎわなつこ(1972年11月1日~1980年8月31日)

1972年、宝塚歌劇団雪組・単独トップに就任されます。
1975年「ベルサイユのばら」でオスカル役を演じ、その人気から「ベルばら四強」と呼ばれていたようです。

宝塚歌劇団を牽引する歴代トップで、「ベルサイユのばら」の他に、名作「星影の人」「あかねさす紫の花」「風と共に去りぬ」などの初演に出演されています。

宝塚歌劇団雪組・歴代トップ一覧 その②

麻実れい・あさみれい(1980年9月1日~1985年4月30日)

入団6年目の1975年、「ベルサイユのばら」でアンドレ役に抜擢。
美貌の長身男役スターとして、人気を博します。

1980年、宝塚歌劇団雪組トップに就任し、相手役は(遥くらら・はるかくらら)さんが務められました。
麻実れいさんと遥くららさんのコンビは、「ゴールデンコンビ」と呼ばれ、多くの観客を魅了されたのです。

1983年には、宝塚の名作の一つ「うたかたの恋」で初演を務められました。
「うたかたの恋」は2018年2月に、宝塚星組中日劇場公演での再演が決定されています。

一路真輝・いちろまき(1993年4月1日~1996年6月30日)

宝塚の名作「エリザベート」の初演を務められた方と言えば、宝塚ファンなら誰しもがご存知ではないでしょうか。
抜群の歌唱力で、早くから注目されていた一路真輝さん。
娘役でも違和感のない容姿から、麻実れいさんの相手役を務められたこともありました。

自身の退団公演では、名作「エリザベート」で初代トート役を演じ、大好評を得ます。
退団公演が死神の役という事で、始めは批判的な声も多くあげられていました。
ですが、楽曲の素晴らしさや美しさが人気を集め、今では「ベルサイユのばら」に続く大ヒット作品となっているのです。

高嶺ふぶき・たかねふぶき(1996年7月1日~1997年7月30日)

1996年、宝塚歌劇団雪組のトップに就任。

退団公演である「仮面のロマネスク」では、美貌の青年貴族バルモンが当たり役となり、現在でも再演されている人気の作品となりました。
トップ在任期間は短かったのですが、舞台センスが良く作品にも恵まれていたことから、高い人気を集めた歴代トップです。

宝塚歌劇団雪組・歴代トップ一覧 その③

轟悠・とどろきゆう(1997年7月31日~2002年2月10日)

1997年、宝塚歌劇団雪組のトップに就任。
その後、2002年に専科へ異動され現在は、専科と宝塚歌劇団の理事を務められていらっしゃいます。

「男性にしか見えない」と言われている轟悠さんは、宝塚の男役を追求され、男役の鏡とされている方です。
春日野八千代さんに続く存在として、宝塚歌劇団を牽引し、舞台でも輝き続けておられます。

水夏希・みずなつき(2006年12月25日~2010年9月12日)

歌・芝居・ダンスと三拍子揃った男役スターとして、下級生の頃から注目されていました。

月組・花組と組み替えを経て、2006年宝塚歌劇団雪組のトップに就任。
2007年「エリザベート」が初演以来初めて雪組で再演され、主演を務められました。

アイドル的な高い人気から、雪組の下級生らと共に「AQUA5」を結成。宝塚に新しい風を吹かせた歴代トップです。

早霧せいな・さぎりせいな(2014年9月1日~2017年7月23日)

宙組から雪組へ組み替えとなり、2014年宝塚歌劇団雪組のトップに就任。
相手役は(咲妃みゆ・さきひみゆ)さんが務められます。「ちぎみゆ」の愛称で親しまれたお二人は、ファンや組子から愛される主演コンビとなりました。

早霧せいなさんは、「日本物の雪組」を復活させた方とも言われています。

トップお披露目公演は、「ルパン三世-王妃の首飾りを追え-」。それ以降は、「星逢い一夜」「るろうに剣心」「ローマの休日」など、アニメや映画の舞台化などの作品が話題を呼び、注目を集めました。
トップ就任以降、大劇場主演作品が五作連続で稼働率100%越えを達し、宝塚史上初の新記録を打ち立てた歴代トップです。

現トップ宝塚歌劇団雪組・望海風斗、お披露目公演に期待!

2017年7月24日に、宝塚歌劇団雪組のトップに就任されたばかりの望海風斗さん。

歌・芝居・ダンスと三拍子揃った男役スターでありますが、特に歌唱力に定評のある雪組トップです。
2017年11月には、宝塚大劇場お披露目公演を控えております。

これから始まる、望海風斗さん率いる雪組に注目です!

【公演日程】

  • 宝塚大劇場公演:2017年11月10日~12月15日
  • 東京宝塚劇場公演:2018年1月2日~2月11日

今後、宝塚歌劇団雪組からどのようなスターが誕生するのか注目

現在雪組のトップである望海風斗さんを含め、これまでの雪組を築き上げてこられたれ歴代トップは21名いらっしゃいます。
今回、歴代トップのまとめた情報を一覧でご紹介させて頂きましたが、残念ながら全ての方をご紹介することが出来ませんでした。
ですが、雪組歴代トップの方々は皆さん数多くの名作を生み出し、宝塚歌劇団に大きな財産を残されています。

「日本物の雪組」と呼ばれる宝塚歌劇団雪組から、今後どのようなスターが誕生されるのか、目が離せません!

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