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宝塚歌劇団星組、歴代トップはコスプレに定評あり?!星組歴代トップの特徴や人気ポイントなど、まとめた情報をご紹介!

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「宝塚歌劇団 星組」歴代トップスター

宝塚歌劇団4番目に発足された星組は初代トップスターの春日野八千代さんから現在のトップスター紅ゆずるさんまで20名のいらっしゃいます
星組を作り上げた星組トップの方たちを紹介していきます。


1933年に宝塚歌劇4番目の組として発足された星組は初代星組トップの春日野八千代さんから現在トップの紅ゆずるさんまで20名がいらっしゃいます。
星組は長身の男役さんが多く、ヨーロッパなどの歴史物からファンタジーまでコスチュームプレイに定評がある星組の歴代トップスターを紹介していきます。

星組歴代トップスター・その1

 春日野 八千代(かすがの やちよ)


初代星組トップスターです。
1929年入団し戦前・戦中・戦後とさまざまな作品を残し、「白薔薇のプリンス」「永遠の2枚目」の異名があります。
4組体制時代ですが、4つの組全部に在籍した経験者でもあります。
2012年に亡くなるまで、宝塚歌劇団の現役生徒であり、歌劇団の中で最年長のせいとであり、
歌劇団の名誉理事でもありました。

寿美 花代(すみ はなよ)1963年退団


1952年トップに就任し、
1960年の「華麗なる千拍子」でのパイナップルの女王役での網タイツの脚線美の場面が話題をさらいました。
「華麗なる千拍子」では、芸術祭賞、テアトロン賞も受賞しています。
1963年 高島忠夫さんと結婚するため、退団されました。
退団後は高島忠夫さんがご病気になられるまでは、ご夫婦でテレビ出演を多くされていました。
現在もテレビなどで活躍されています。

星組歴代トップスター・その2

鳳 蘭(おおとり らん)1979年退団


1970年 安奈 淳さんと共に星組トップスターに就任しました。
1974年 安奈 淳さんが花組に組替になり、単独トップになりました。
「ベルサイユのバラⅢ」のフェルゼンや「風と共に去りぬ」のレットバトラー等、
その後再演されている人気作品に出演されました。
1979年専科に異動後退団されました。
退団後も、舞台を中心に活躍されています。

日向 薫(ひゅうが かおる)1992年退団


1987年トップに就任しました。
身長173㎝でその当時では大柄だったということと本名から「ネッシー」と呼ばれていました。
「ベルサイユのバラ」のフェルゼンや退団公演「紫禁城の落日」の溥儀など長身をいかした
コスチュームもので大人気のトップスターです。
退団後も舞台を中心に活躍されています。

紫苑 ゆう(しおん ゆう)1994年退団


1992年のトップ就任しました。
正統派2枚目男役トップスターです。
1993年に開場した現宝塚大劇場のこけら落とし公演に主演しました。
念願だった「うたかたの恋」ルドルフ役の稽古中にアキレス腱を断裂し、大劇場公演を全休しましたが、
リハビリの末、東京宝塚劇場の公演では、復帰しルドルフを演じました。
1994年宝塚歌劇80周年の年に退団しました。
退団後は、宝塚音楽学校の講師となり、次世代のスターの育成を行っています。

稔 幸(みのる こう)2001年退団

1998年にトップに就任しました。
この時は5組中4組のトップスターが同期(花・愛華 みれ、月・真琴 つばさ、雪・轟 悠)でした。
生え抜きでトップになったこともあり、コスチュームプレイを得意とする星組の中でも、王子様姿、特に白がよく似合うトップスターでした。
2001年の退団公演では、「ベルサイユのバラ2001」で白バラの君、オスカルを務め、最後まで「白いプリンス」と呼ばれるにふさわしいトップスターです。
退団直後に結婚され、しばらくの間、芸能活動はされていませんでしたが、
最近では、宝塚OGのイベント参加やイラストレーターとして活動されています。

星組歴代トップスター・その3

湖月 わたる(こづき わたる)2006年退団

星組から一度、宙組発足メンバーとして組替になり、さらに2000年に「新専科」に異動になりました。
2003年に星組に戻り、トップスターに就任しました。
お披露目公演「王家に捧ぐ歌」では芸術祭演劇部門優秀賞を受賞しました。
「王家に捧ぐ歌」ラメダス、「ベルサイユのバラ」フェルゼンがはまり役です。
長身を活かしたダイナミックなダンスが持ち味です。
退団後も舞台を中心に活躍されていて、OG公演「シカゴ」の出演、
さらにアメリカ・カンパニー来日公演「シカゴ」英語上演にも限定出演されました。

安蘭 けい(あらん けい)2009年」退団


雪組時代は、小柄なこともあり、「エリザベート」のルドルフの子供時代など少年役も多く演じていました。
雪組から2000年に星組に組替えになり、
「ベルサイユのバラ」では、2001年にフェルゼン、2006年オスカル、アンドレを演じ、
本公演でオスカル、アンドレ、フェルゼンの3役すべてを演じたのは史上初でした。
2003年には男役でありながら、「王家に捧ぐ歌」では事実上のヒロイン、アイーダ役を演じました。
2006年入団16年目でトップに就任しました。
2008年「スカーレット・ピンパーネル」で菊田一夫演劇賞大賞を受賞。
男役としては小柄ですが、歌唱力、演技力に定評があります。
退団後は舞台、テレビで活躍中です。

星組歴代トップスター・その4

柚希 礼音(ゆずき れおん)2015年退団


2009年トップスターに就任しました。
2012年「オーシャンズ11」では、菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞しました。
2014年宝塚歌劇100周年の幕開け公演に主演し、同年11月に日本武道館にてリサイタルを開催しました。
2015年退団、退団公演後、東京宝塚劇場前で行われたさよならパレードには、
過去最高の12000人が集結しました。
退団後は、舞台、コンサートを中心にテレビでも活躍しています。

北翔 海莉(ほくしょう かいり)2016年退団


歌唱力を筆頭にダンス、芝居三拍子そろった実力派スターです。
音楽学校入学時の成績は最下位でしたが、卒業時には39人中10番目、研究科7年の最終成績は5番目と人の3倍練習をした努力の人です。
月組、宙組と組替ののち、2012年専科に異動し、宙組発足後の5組体制以降のスター格での5組出演を成し遂げました。
2015年に星組に組替し、入団18年目でトップに就任しました。
翌2016年に退団されました。
退団後は芸能活動をされていて、
2017年9月ミュージカル「パジャマゲーム」で女優デビューをされました。

今後の星組トップに期待

歴代トップさんはコスチュームの星組と言われていることもあり、長身で正統派なトップスターさんが多いと言われています。
星組発足からのトップスターさんのすべてを紹介することはできないので一部をを紹介してきました。
各世代、思い出のあるスターさんがいらっしゃったのではないでしょうか。
組替も多くあり、生え抜きのトップスターは少なくなってきていますが、
歴代のトップスターがいたからこそ、現在の星組、宝塚歌劇があります。
現在のトップスター紅 ゆずるさん他、星組メンバーへも星組の伝統が受け継がれていきます。
100周年を超え、150年、200年へと伝統をつなげながら、新しいことも取り入れ変化していく、今後の宝塚歌劇団、星組に期待しましょう。

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