宝塚歌劇を見ていて、感動するのは娘役さんのヘアスタイル。
舞台での姿はカツラを使われていることも多いです。
しかし、雑誌や普段のお稽古の時などはセルフプロデュース。ご自身でとっても素敵なヘアスタイルにされています。
(出典:Twitter)
明るめの茶髪にも関わらず、清楚に見えるのは宝塚娘役のなせる技ですよね。
今回は、宝塚娘役のヘアアレンジについてそのコツやこだわりなどをまとめてみました。ぜひ、日々の髪型に娘役のエッセンスを取り入れてみませんか?
ヘアアレンジの前に、娘役の命!髪の毛のお手入れ
娘役さんは、髪の毛を公演ごとに染めるだけでなく、毎日コテで巻いたり、ハードに固めたりと髪の毛を酷使しがち。単にシャンプーやトリートメントをするだけでなく、特に念入りにケアをされている方も多いです。
オーシャンズ11でテスを演じた蘭乃はなさんは、全編地毛のヘアアレンジで舞台を務めたため、コテの当て過ぎで「髪の毛が溶けた」と話していましたよね。それでも毎日美しいヘアスタイルを保つジェンヌさん。まさに女子力のかたまりです!
ちなみに、星組トップ娘役の妃海風さんは、髪に話しかけながらトリートメントをするんだとか。
グラフのchou chouがふうちゃんなんだけど、ヘアケアの説明で『髪に話しかけながらトリートメントをする。「これ塗ったらすごいんだからね!?」って』という3行でふうちゃんの愛おしさ全て伝わるよね
— 実稀 (@rare_berry) 2015, 6月 20
美しいヘアスタイルは、きれいな髪の毛から。ヘアアレンジだけでなく、髪の毛に対する心構えも参考にしたいですね。
元宙組トップ娘役、陽月華さんに教わるヘアアレンジ
(出典:Twitter)
元宙組トップ娘役の陽月華さん。宝塚の現役時代は、いつも雑誌の髪型のページをスクラップし、ヘアアレンジのアイデアにしていたそうです。宝塚時代は、ヘアアクセも自作。その経験を活かして、今もイヤリングなどをテグスでシンプルなバレッタやコームに取り付け、オリジナルヘアアクセを作られるそうです。
そんな陽月華さんによる、「女優風ボブアレンジ」の作り方は以下のとおり。ロングヘアの方でも、簡単にイメチェン出来ます。
1 まず髪全体を9:1くらいに分けて、ゆるく巻いた後、表面の髪をダッカールで留めます。
2 次に残りの髪を三つ編みにして、ひとつにゴムで結びます。このとき、表面の毛が飛び出さないようにスタイリング剤で抑えておきましょう。
3 三つ編みを後頭部の耳横の位置でぐるっと丸めてお団子に。毛先まで丸めたら3カ所ピンを挿して留めます。
4 表面の髪を上から中心へ向かってピンを数本挿して、表面と三つ編み部分を一緒に固定するとキレイ。ボリュームや無造作感を出したいときには、バランスを見ながら表面の毛束を斜め上方向に軽く引き出して。最後に、後れ毛をヘアアイロンで巻くと、洗練されたイイ女風シルエットに。
(引用:25ans)
また、陽月華さんによると、アメピンは先端を潰して真っ直ぐにすることで、髪から飛び出ずにきちんとキマるようになるそうです。お試しあれ!