宝塚歌劇月組公演「舞音(MANON)」のキャストがようやく発表となりました。
公式サイトでは、まず最初に主演おふたり、そして時間をおいてその他の役名だけが発表されていて、誰がどんな役をになうことになるのかとあれこれ期待の声が挙がっていました。
キャストを中心に「舞音(MANON)」の世界を紹介します。
Musical「舞音-MANON-」~アベ・プレヴォ「マノン・レスコー」より~
脚本・演出/植田 景子
作曲/Joy Son
グランドカーニバル「GOLDEN JAZZ」
作・演出/稲葉 太地
作曲/Joy Son
上演スケジュール
・2015/11/13(金)~ 12/14(月) 宝塚大劇場
・2016/1/3(日)~ 2/14(日) 東京宝塚劇場
目当てのあのひとはどんな役?「舞音-MANON-」
(出典:Twitter)
20世紀初頭のインドシナが舞台となるこのお芝居。
ふだんあまり聴くことのないアジア系のネーミングなど最初に観る方には特に「ベルばら」のようには歴史が宝塚ファンにはなじんでいないこともあってか、配役にはそれぞれ説明書きも加えられています。
まず月組から専科入りを果たした星条 海斗さんは、警察長官。恰幅の良い壮年男性でしょうか。これまでとは違って専科らしい威厳をみせてくれるかもしれませんね。
主演ふたりに影響をおよぼすふたり「舞音-MANON-」
(出典:Twitter)
凪七 瑠海さんは、龍さん演じるシャルルの親友クリストフ・モラン。人生のいわばエリート路線をはみだしてしまうシャルルを気遣う、優しい、そして常識人の役と思われます。
対照的なのが珠城りょうさんのファン・チ・クオン。マノンの兄となり役の説明として「社会からはみ出した場所で生き、金の為なら何でもする男」あとあり、アウトローな雰囲気を漂わせます。
シャルルの行く末を見守る鍵となるふたりですがまったくタイプの違うふたり。「舞音(MANON)」という世界の常識とそれを打ち破るほどの熱情そのものを表す二役といってもよいでしょう。
(出典:Twitter)