宝塚歌劇100周年を記念して設けられた「宝塚歌劇の殿堂」。宝塚OGやスタッフの中で、宝塚歌劇の発展に貢献した殿堂入りの100名が選ばれて表彰されています。そして、新たに4名が殿堂に追加されることが分かりました。
選出されたのは、宝塚歌劇卒業生の高峰妙子さん、剣幸さん、宝塚スタッフの任田幾英さん、大橋泰弘さんです。この4名の紹介ブースが「歌劇の殿堂」に新たに設けられ、2016/1/1 (金)から公開されます。
今回は、宝塚歌劇の殿堂について紹介します。
宝塚歌劇の殿堂とは?
(出典:Twitter)
宝塚歌劇の殿堂とは、宝塚歌劇場内に2014年4月にオープンした施設。もともとはプチミュージアムがあった場所です。2階には第一会場「殿堂ゾーン」があり、殿堂に選ばれたレジェンドたちの功績が、縁の品とともに紹介されています。また、3階には第二会場「企画展ゾーン」と、公演衣装などがある「現在の宝塚歌劇ゾーン」があります。
ヅカファンなら一度ならず何度も足を運びたい場所です。
宝塚歌劇の殿堂に新たに選出された4名
(出典:Twitter)
今回選出された4名を、功績とともに紹介します!
・高峰妙子さん
宝塚歌劇団の第一期生で、初公演「ドンブラコ」で主役の桃太郎を演じた、宝塚歌劇のいわば男役第一号。その後は花組・雪組のトップとして活躍し、退団された後は声楽の講師を務めました。
・剣幸さん
1974年に入団した60期生。85年に月組トップスターに就任し、87年に初演された「ミー・アンド・マイガール」でビル役を好演したスターです。90年に卒業された後も女優として活躍されています。
・任田幾英さん
1966年に入団し、1967年「アディオ・アモーレ」で衣装デザイナーとしてデビューし、他にも「源氏物語 あさきゆめみし」「ベルサイユのばら」など、宝塚歌劇の華麗な衣装をたくさん生み出しました。
・大橋泰弘さん
1966年に阪急電鉄に入社し、1970年に「青春のプレリュード」で装置デザイナーとしてデビュー。1997年には「エリザベート」日本初演の舞台装置を担当し、日本舞台美術芸術家協会奨励賞を受賞されました。
みなさん、そうそうたる顔ぶれです。今後も、新たなレジェンドが追加されるのが楽しみですね!