宝塚歌劇を見ていくうえで、もちろん舞台公演は楽しみですが、ファンとしてそれ以上に注目するのが「稽古場情報」ではないでしょうか。
公演の初日前なら、「こういう構成か」「ここの並びが!」「…番手に変更があったか!?」と少ない情報から公演の内容や組事情を推察。公演を見た後なら、「お~このシーンには○○さんがいたのか」「この角度から見ると新鮮…!」「あ~やっぱりもう一回みたい…」「過去に戻りたい…」。
見るたびに様々な思いがこみ上げ、何度も繰り返してしまう魔法の映像ですよね(わずか数分間の映像なのに!)
今回は、ヅカファン必見の稽古場情報をお届けします。
和物の稽古場はお着物も華麗!花組大劇場公演稽古場
(出典:Twitter)
明日海りおさんが光源氏を演じることで話題の「新源氏物語」に挑む花組。稽古場映像では、花娘のよりどりみどりのお着物が綺麗でした。
みなさん、役のイメージに合わせて着こなされているので、衣装とはまた違った目の保養ですよね。平安時代とあって、雪組でよく見られる江戸時代の着物とはまた違った出で立ちです。
また、併演は新作ショー「Melodia -熱く美しき旋律-」。どんな場面になるのか、血眼で繰り返しみた人も多いのでは。このわずか数分の中でも、「みりかのの胸きゅんデュエット」「ちなつさんのおみ足!!」と公演への期待が高まります。パレードの並び順もバッと確認できるのが、ファンとしてはありがたいですよね。
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再演物は初演と比較しながら見るのもいと楽し 宙組全国ツアー公演稽古場
(出典:Twitter)
宙組全国ツアー公演の演目は「メランコリック・ジゴロ」「シトラスの風Ⅲ」。どちらも度々再演されている作品です。
こうなると、初演や再再演でなんとなく筋は頭に入っているので、「衣装は同じ雰囲気かな?」「いつもと違ったキャラの○○さんは新鮮」「このシーン早く見たい!」と脳内で初演・再再演と合成してみますよね。
また、今回の宙組は2014年に再演されたばかりの再再演ですので、立ち位置や変更点など、より具体的にステージをイメージしながら見ることが出来ました。「まあ様の頭よりはるか高くに上がる足」「まっかぜー・みりおんのデュエット(新鮮)」がツボだった人が多かった印象です。
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