2016年夏に待望の再演が決定したミュージカル「マイ・フェア・レディ」。
3年前の公演では、50周年記念公演と銘打ちを一新しました。
新しい英国貴族の時代の雰囲気を現代でも通用する演出に置き換え、好評を得たこちらの公演のみどころを紹介していきます。
ミュージカル「マイ・フェア・レディ」
脚本/作詞:アラン・ジェイ・ラーナー
音楽:フレデリック・ロウ
翻訳/訳詞/演出:G2<日程>
2016/7/10(日)~8/7(日)
<会場>
東京芸術劇場 プレイハウス<キャスト>
イライザ:霧矢大夢 真飛聖(Wキャスト)
ヒギンズ教授:寺脇康文
ピッカリング大佐:田山涼成
ドゥーリトル:松尾貴史 他(引用:ミュージカル「マイ・フェア・レディ」公式)
ただのクラシック作品ではない傑作「マイ・フェア・レディ」
(出典:twitter)
前回公演時には日本初演50周年の記念公演にあたり、キャスト、G2によって翻訳、演出、衣装、さらには舞台装置などを一新した「マイ・フェア・レディ」。
名作が新たに生まれ変わった前回より3年、さらにブラッシュアップされてほぼ同じキャストが再挑戦することになります。
演出変更で現代的な台詞に変わり、スピーディになった今作、なにより気になる主人公、イライザ役は引き続いての霧矢大夢と真飛聖です。
霧矢さんは「キュートでお茶目で可愛らしいイライザ」、逆に真飛さんは「ゆったりしっとりと女性らしい落ち着きのイライザ」、違う魅力で観客を魅了しました。
ストーリーおさらい!「マイ・フェア・レディ」
【あらすじ】ロンドンの下町。貧しい花売り娘イライザは、言語学者のヒギンズ教授の提案で、下町なまりの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることになる。厳しいヒギンズ教授のレッスンに耐えたイライザは見違えるような麗しき貴婦人へと変貌を遂げる。華々しく社交界へのデビューを飾ったイライザだったが、ヒギンズ教授にとって自分は研究対象にしか過ぎないと気づき、彼のもとを去ってしまう…。
(引用:演劇キック「宝塚ジャーナル」)
オードリー・ヘプバーン主演の映画があまりにも有名な今作、どんな風に独自色を出せるかがこの舞台に観客が求めることなのかもしれません。