宝塚歌劇102周年となる来年は、若手によるバウワークショップ「Bow Singing Workshop」が開催されます。
6月の宙組公演を皮切りに、10月末の月組公演まで全組で上演されるとあって、ファンにとっては期待度・注目度の高い公演です。演出は、中村一徳先生、音楽は吉田優子先生。一体どのようなステージになるのでしょうか。
今回は出演者は誰になる?など気になる点も含めて、公演内容を予想してみたいと思います。
(出典:Twitter)
バウワークショップ「Bow Singing Workshop」の公演スケジュールをおさらい
まずは、各組の公演スケジュールをおさらい。まだ予定表に書き込んでいない方は、しっかりチェックしておきましょう。
「Bow Singing Workshop」
- 宙組:2016/6/2(木)~6/4(土)
- 星組:2016/6/26(日)~6/28(火)
- 雪組:2016/7/28(木)~7/30(土)
- 花組:2016/8/11(木)~8/13(土)
- 月組:2016/10/30(日)~11/1(火)
注目すべきは公演日数の少なさ。全組共通で3日間。おそらく、多くても5公演ですよね。バウホールの座席数は526席ですから、最大でも座席数は各組2,630席程度となります。生徒席の数を考えると、一般でチケットを手に入れることができるのか、不安しかありません…。
バウワークショップは歌が中心の演目になる?
バウワークショップのタイトルは「Bow Singing Workshop」。最初から、歌唱指導の吉田優子先生のお名前もありますし、どちらかと言うと、ダンスよりも歌に重きをおいた演目になるのではないでしょうか。
筆者個人としては、2001年、2006年に開催された「エンカレッジコンサート」のような形態になるのではないかと予想しています。エンカレッジコンサートは、宙組初代トップスター・姿月あさとさんが、退団を劇団に伝える際に、「可能性を持ちながらも歌唱力を発揮するチャンスが限られがちな若手に発表の場を提供し、勇気と自信を与えてあげてほしい」と提案したことが始まりだとか。
その提案の通り、歌の得意な生徒が中心となり、公演の歌やミュージカルなどの名曲を発表するコンサートでした。今回はバウワークショップという形ですが、コンセプトも、内容もエンカレッジコンサートに近くなりそうな気がします。