2016年4月に宝塚歌劇花組によって上演することが発表された海外の大型ミュージカル「ME AND MY GIRL」。
「ミーマイ」と、ファンからは呼びならわされるほど宝塚歌劇を語る上で欠かすことのできないほど重要な演目です。
公式からはまだキャストは明日海りおさんと、花乃まりあさんふたりによる主演ビルとサリーしか発表されていませんが、これまでのミーマイ公演からわかるキャスト傾向を紹介していきます。
UCCミュージカル[ME AND MY GIRL」
・2016/4/29(金)~ 6/6(月) 宝塚大劇場
・2016/6/24(金)~ 7/31(日) 東京宝塚劇場
「ME AND MY GIRL」あらすじと宝塚でたどってきた軌跡おさらい
(出典:Twitter)
「ME AND MY GIRL」は、実は歴史の長い演目です。
1987年に月組で初演を迎えてから、95年、それから間を空けて2008年に再演。その後は比較的短いスパンで再演をしています。
”物語の舞台は1930年代のイギリス・ロンドン。下町育ちの青年・ビルが、とある貴族のご落胤として屋敷に引き取られ、立派な紳士になるまでのストーリー。昔なじみの恋人・サリーとのロマンス、そしてビルとの結婚を狙うジャッキーやそのフィアンセらを巻き込んだドタバタロマンチックコメディな、楽しさいっぱいのミュージカルです!”
(引用:おけぴ)
ジャッキーは勢いにのる男役が演じる可能性!「ME AND MY GIRL」
(出典:Twitter)
これは初演時からの伝統といえますが、伯爵家を継ぐことになる明日海さんビルをお金目当てに誘惑するジャッキーは、男役が演じることがとても多い役です。
初演では、涼風真世さん、次は真琴つばささんなど名だたるスターさんが演じています。なにより今からさかのぼること7年前の2008年公演では今回主人公ビルを射止めた明日海りおさんも、強気でいながらどこか憎めないこの貴族女性を演じていました。
コミカルに女性らしくすればするほど笑いをとる仕草は、普段かっこいい男役さんならでは。今回の花組では、まだ決定していませんが前回「新源氏物語」でも、女性役を見事に演じた柚香光さんがお似合いかもしれません。