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超人気作エリザベートが、また「ガラコンサート」で楽しめる!歴代キャストの魅力をおさらいしよう!

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2016年12月に公演が決定した「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」

宝塚歌劇の公演開始から20周年を記念したコンサートとして、超人気舞台の歴代キャストが今回再集結します!

1996年に初演した宝塚に続き、2000年には帝国劇場で「ミュージカル エリザベート」として上演された超人気作。中でも歴代キャストの演技や歌声は、今なおファンに語り継がれています。

上演当時の興奮を思い出す方も、初めて生で観劇する方も見逃せない。今年の「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」に出演する、宝塚版&帝国劇場ミュージカル版のキャストを紹介します!

当時のトート役&エリザベート役の情報も盛り込んで、皆が楽しめる内容になりました♪

宝塚公演20周年記念!宝塚&帝国劇場のエリザベートの歴代キャストに興奮間違いなし

(出典:アメーバニュースより)

宝塚での初演から20周年記念として開催が決定した「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」オーストリア皇妃エリザベートと死をつかさどるトートとの愛が題材になった物語は、宝塚オリジナルの脚本。

オーストリアのウィーンで上演されていたエリザベートを日本に持ち込み、新たに宝塚版へと書き下ろしたのがこの作品です。

1996年には雪組トップスター一路真輝がトート役を、娘役の花總まりがエリザベートを演じています。20年の間に9度もの再演を行っている超人気作品になりました!

帝国劇場版との違いを楽しむのも、エリザベートの魅力

その後2000年には宝塚を抜け出して、帝国劇場でミュージカルエリザベートが初演されています。帝国劇場版とも呼ばれるミュージカルでは、宝塚版での脚本ではなく、ウィーン版の脚本となっているのも特徴です。

宝塚ではトート役を務めた一路真輝が、エリザベート役で出演したことでも話題となりました。そして帝国劇場版と宝塚版との大きな違いは、トート役を男性が演じること。

宝塚版の妖艶なトートに迫力のある帝劇版のトート、その違いに楽しみを生み出すヅカファンもいるのではないでしょうか?

2016年は宝塚&帝国劇場のエリザベートのW公演でお祝いモード

そして今年、2016年は宝塚公演から20周年のアニバーサリーイヤー!宝塚では宙組が9度目のエリザベートを担当し、トップスターの朝夏まなとが新たなトートの魅力を演じました。

そして帝国劇場版では、歴代トップスターが務めたエリザベート役に娘役が起用された、2015年版キャストで再演。

宝塚版初演を務めた花總まりと、2014年の花組公演を行った蘭乃はながW主演を務め、16年間の帝国劇場公演で初のDVD化もされました。

12月から始まるエリザベート・スペシャル・ガラコンサート。

宝塚や帝国劇場での公演が終わり、寂しさを抱えていたファンにとっても、20周年の最後を飾るうれしい知らせになりました!

早くも超人気の予感のする、2016年のエリザベート・スペシャル・ガラコンサート。1996年の初演キャストが出演する「モニュメントバージョン」をはじめとした計3バージョンもの公演が用意されており、どの公演に行くべきか迷ってしまいます…。

エリザベートガラコンサート出演キャストの宝塚版歴代トート役まとめ

(出典:Twitterより)

「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」では、今までDVDでしか見ることが叶わなかった、歴代のキャスト陣が出演するのも超人気の理由!

ここでは宝塚版エリザベートに出演していた、トート役をまとめてご紹介。それぞれの魅力あるキャスト、あなたはどの閣下がお好きですか?

1996年雪組トート役:一路真輝

(出典:GYAO!ストアより)

記念すべき初演公演である1996年のトート役は、当時の雪組トップスターの一路真輝が演じました。トップ在籍中には「ベルサイユのばら」のオスカル役や「風と共に去りぬ」のスカーレット役など、宝塚の中でも名作を演じていた彼女。

そのサヨナラ公演として選ばれた作品がエリザベートだったこと、そしてヒロインを死にいざなう役どころに、当時は波紋を呼んだそう。一路真輝さんのトート役の特徴は、無表情を貫いた冷酷な表情と歌唱力でしょうか。

超人気作となるエリザベートを最初に演じた、イチロトートの伝説の貫禄に期待です!

1996年星組トート役:麻路さき

(出典:タカラヅカ・スカイ・ステージより)

初演公演での人気ぶりを受け、異例の同年での再演でトート役を演じたのは、星組のトップスター麻路さき。初演のイメージが残る中での再演でしたが、感情の表現を出した人間らしいトート役に、親しみを覚えるファンも多くいました。

10年ぶりのガラコンサートの出演でもあり、マリコトートの演技にさらに注目が集まりそうですね。

1998年宙組トート役:姿月あさと

(出典:タカラヅカ・スカイ・ステージより)

再演から2年後の1988年には、同年発足された宙組の初代トップスター、姿月あさとがトート役を熱演。歌唱力でも評価されていますが、2人とは違う迫力のあるトートを演じたことで話題になりました。

ガラコンサートでは、ずんこトートの男らしさあふれる姿が見られそうです!

2002年花組トート役:春野寿美礼

2002年にトップに就任後、2作目となるエリベートのトート役で大劇場でのお披露目公演をした春野寿美礼。2012年には帝国劇場のミュージカルで、エリザベート役も務めました。

クールな顔立ちで演じるトート役は、妖艶な雰囲気が満載!歴代のキャストに負けない歌唱力も披露しています。

今回のガラコンサートでは、当時の配役と同じくルキーニ役に瀬奈じゅんが務めるのも見逃せない!久しぶりのオサアサコンビに、オサトートの魅力が増しそうですね。

2005年月組トート役:彩輝なお

(出典:MEGUログ – キッズバレエ・プチリーナより)

星組、専科での活動を通して、2004年に初舞台を踏んだ月組のトップスターの彩輝なお(当時は彩輝 直)。2005年のサヨナラ公演で演じたのが、エリザベートのトート役でした。

以前までのトート役に共通していた白髪から一転、黒髪に白髪のメッシュを入れた髪色も注目されていました。ガラコンサートでのお楽しみポイントは、トート役歴代1と呼ばれるその美貌でしょうか!

2007年雪組トート役:水 夏希

(出典:音色(おといろ)/歩夢(創作短歌のアート)より)

月、花、宙の組替えを経験した後、雪組トップに就任しての大劇場のお披露目公演になったエリザベート。物語の終盤でルキーニ役の音月桂に、渡すはずのナイフを忘れた珍エピソードもあるお方です。

ビジュアルからも妖艶なトート役を演じた、水トート。今回はナイフを忘れぬように気を付けて、閣下!

2009年月組トート役:瀬奈じゅん

(出典:プリ画像より)

今回のガラコンサートのキャストの中で、最も新しいトート役を演じた瀬奈じゅん。2002年にはルキーニ役、2005年には男役ながらもエリザベート役を経験し、エリザベートとは縁のある人物です。

また2010年には帝国劇場のミュージカルで、エリザベート役を再び演じることになりました。初の編み込みスタイルの閣下も目新しく、表情は少ない代わりに動きが際立つあさこトート。

今回のガラコンサートではルキーニも演じ、オサアサコンビも湧きそうです!

エリザベートガラコンサートの脇を固めるエリザベート役キャストも豪華な顔ぶれ!

(出典:神戸新聞NEXTより)

帝国劇場版では主役として、宝塚版ではトップを立てつつも物語の軸を握る重要な役柄を務めるエリザベート役。今回の「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」では、帝国劇場版&宝塚版の歴代キャストが出演します!

トート役に続き、エリザベート役もここでおさらいしましょう。娘役が演じる、力強く優美な女帝シシィに魅了されちゃいますよ。

1996年雪組&1998年宙組エリザベート役:花總まり

(出典:LAUGHYより)

雪組の娘役トップに就任し、以降12年間もの長きに渡ってトップの座を守り続けた花總まり。初代エリザベート役を務めあげ、宙組に組替えをした2年後には、異例となる2回目のエリザベート役を演じました。

帝国劇場版のミュージカルでも、2015年、2016年の2年連続でエリザベート役を演じています。エリザベートのレジェンドとも言われ、幼少期~女帝時代を見事に演じ分けるその姿は、一見の価値ありです!

1996年星組エリザベート役:白城あやか

(出典:アメーバブログより)

娘役トップのサヨナラ公演でエリザベート役を演じたのは、中山秀征役の奥さまとしても知られる白城あやか。紫苑ゆうとのゴールデンコンビでも知られますが、マリコトートとの相性も抜群!

エリザベートの美貌を証明する、そのビジュアルにも今回のガラコンサートの楽しみですね。

2002年花組エリザベート役:大鳥れい

(出典:yahooオークションより)

1999年にトップ娘役に就任後、サヨナラ公演にタイトルロールのエリザベート役を演じた大鳥れい。高音域も軽々と歌い上げるその姿と、芯の強いシシィの演技が記憶に残りました。

ガラコンサートでは当時を再現したオサトートとの共演が実現!さらに歴代キャストならではの、あさこトートとの共演もありますよ♪

2007年雪組エリザベート役:白羽ゆり

(出典:Twitterより)

白城あやかに憧れて宝塚入りを目指した白羽ゆり。星組で娘役トップになり、組替えにより雪組での大劇場初お披露目公演でエリザベート役を演じました。

となみシシィといえばな「私だけに」にも期待が集まりそうです。

2009年月組エリザベート役:凪七瑠海

(出典:LINEQより)

宙組所属時代に男役であるにもかかわらず、異例の抜擢を受けたエリザベート役で知られる凪七瑠海。現在は専科に所属しており、宝塚OGと現役キャストが出演するところも、またガラコンサートの魅力ですよね。

ガラコンサート限定エリザベート役:龍真咲

(出典:ニコニコ市場より)

今回のエリザベートガラコンサートで、多くのヅカファンを驚かせたのは、龍真咲のエリザベート役ではないでしょうか?ついつい月組トップ時代の「風と共に去りぬ」で演じた、スカーレット・オハラ役を重ねてしまいそう。

退団後1作目となる舞台だけあって、ファンのドキドキが止まりません!

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歴代エリザベート役&トート役を見られるのは、エリザベートガラコンサートしかない!

「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」に出演する、歴代キャストをはじめとした舞台の魅力をお伝えしました。宝塚版「エリザベート」に帝国劇場版「ミュージカルエリザベート」での、数々の名シーンや有名ナンバーを直接聞ける、またとない機会!

さらに歴代キャストが演じるエリザべート役&トート役のオリジナリティを、一気に見られるのも貴重です。宝塚版「エリザベート」と帝国劇場版「ミュージカルエリザベート」それぞれ超人気作に成長した、歴史の詰まった記念公演。

当時のヅカファンから新しいファンまで楽しめる内容になりそうです!(敬称略)チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。


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