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【宝塚歌劇 退団】2017年に退団予定のトップスター&トップ娘役をご紹介

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世代交代!トップスターたちの退団

宝塚歌劇のスターたちはいつかは退団してしまう…心の準備をしていてもファンにとって辛い発表です。近年のトップスター、トップ娘役の任期は約3年ほど。毎年トップスターの誰かが退団する、というのは世代交代をするために定番のイベントとなっています。そして今年2017年に退団を控えたトップスター、トップ娘役がすでに4人。

  • 花乃まりあ(花組トップ娘役)
  • 実咲凜音(宙組トップ娘役)
  • 早霧せいな(雪組トップスター)
  • 咲妃みゆ(雪組トップ娘役)

一時代を築いたこちらの4人のスターたちの退団発表の様子を見ていきましょう。

努力型花組トップ娘役・花乃まりあ

2017年2月5日(日)の「雪華抄 / 金色の砂漠」の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団することを発表した花乃まりあさん。記者会見は2016年8月2日に行われました。

台湾での海外公演の成功がきっかけで退団の意思を固めたそうです。退団の意思を一番に伝えたのは相手役の明日海りおさん。伝統のある花組のトップスター明日海りおさんの相手役としてプレッシャーを乗り越えてきた花乃まりあさん。

これから!という時の退団発表を惜しむ声がファンから多く聞こえています。

ファンの声

花乃まりあさんの活躍

2017年退団予定の宝塚歌劇団96期生の花乃まりあさんは2010年月組で初舞台を踏みその後宙組に配属されました。宙組時代、「銀河英雄伝説@takarazuka」や「風と共に去りぬ」の新人公演でヒロインに抜擢されました。その他主要な役やバウホールでもヒロインを経験し、花組に組替え。

2014年11月17日付けで花組トップスター明日海りおの相手役としてトップ娘役に就任しました。お披露目公演の「カリスタの海に抱かれて」や「アーネスト・イン・ラブ」、「ミーアンドマイガール」など少し明るい気丈な女性役に定評があります。

退団挨拶が感動的

一足先に迎えた宝塚大劇場の千秋楽で宝塚人生を雨の日に例えた花乃まりあさんの挨拶が感動的だと話題になっています。東京での大千秋楽での挨拶も気になるところですね。

娘役の集大成を!宙組娘役トップ・実咲凛音

2017年4月30日の「王妃の館/VIVA! FESTA!」の千秋楽をもって退団することを発表した実咲凛音さん。記者会見は2016年8月24日に行われました。宝塚歌劇団宙組のトップ娘役に就任して凰稀かなめさんと朝夏まなとさん二人のトップスターの相手役を務め、娘役としてのキャリアを積み上げてきた今まだまだ色んな役を観たいというファンも多いのでは。

退団についてはトップ娘役として就任した時から意識していたそうですが、具体的に決意したのが朝夏まなとさんの大劇場お披露目公演である「王家に捧ぐ歌」の時でした。

「2015年に『王家に捧ぐ歌』という素晴らしい作品とめぐり合い、やりがいのあるアイーダ役をいただきました。その時に、宙組の皆さんと一つの作品を創り上げるパワーや情熱を肌で感じ、充実した毎日を過ごさせていただいている、この幸せなタイミングで卒業したいと思いました。」

(引用:宝塚歌劇HP)

ファンの声

実咲凛音さんの活躍

2017年退団予定の実咲凛音さんは宝塚歌劇団95期生として2009年に初舞台を踏みました。その後花組に配属。歌、踊り、芝居と三拍子揃った新進娘役として入団2年目にして「麗しのサブリナ」で新人公演ヒロイン役に抜擢されます。その後トップコンビのとなる朝夏まなとの相手役としてバウホール公演でのヒロイン役をはじめ数々のヒロイン役を演じています。

宙組に組替えしたのは2012年。トップスター凰稀かなめさんの相手役として宙組のトップ娘役に就任しました。凰稀さんとのトップコンビは美しい王子様とお姫様のような夢のようなトップコンビとして人気を博しました。凰稀さんが退団後は花組時代によく組んでいた朝夏まなとさんと戦友のような仲の良いコンビとしてファンから支持されています。

必見のミュージックサロン

宝塚歌劇団のトップ娘役が退団する際よく行われるのがミュージックサロンです。歌姫として名高い実咲凛音さんも2017年3月21、22日にミュージックサロンを開催します。実咲さんの愛称である「みりおん」をアレンジした「Million Carat!!」という題名も話題になっています。娘役の集大成として素敵な歌声を聞かせてくれることでしょう。

熱い男役!雪組トップスター・早霧せいな

2017年7月23日のミュージカル・コメディ『幕末太陽傳』、ドリームシアター Show Spirit 『Dramatic “S”!』の千秋楽をもって退団することを発表した早霧せいなさん。記者会見は2016年11月22日に行われました。宝塚歌劇団雪組のトップスターとして組だけではなく宝塚歌劇団を引っ張っり、多数の代表作を作ってきた早霧さんの退団を惜しむ声がファンから聞こえています。相手役の咲妃みゆさんも同時退団ということで話題になっています。

宝塚歌劇団を退団することを決意したのは2016年2月の「るろうに剣心」の公演中だったそうです。

「まだまだ宝塚の男役に夢中でいたい」

「今このままの自分で止まっていられるなら、肉体も精神も体力も。ずっと宝塚にいたいんですけど、そんなの無理じゃないですか。だから私はスッと去っていきます」

(引用:日刊スポーツ

早霧さんらしいさっぱりとした言葉ですね。

ファンの反応

早霧せいなさんの活躍

早霧せいなさんは宝塚歌劇団87期生として2001年に初舞台を踏みました。その後宙組に配属。恵まれたルックスで下級生のころから注目を集めており2006年「NEVER SAY GOOD BYE」で新人公演初主演を果たしました。

2009年に雪組に組替え。単独主演公演はもちろん「ヴェルサイユのばら」でのオスカル役や「シャル・ウィ・ダンス」のエラ役などの女役もこなして演技力を身につけられたようです。

2014年に雪組のトップスターに就任してからは「伯爵令嬢」「ルパン三世」「るろうに剣心」などの漫画の実写化作品を多数演じ原作ファンからもキャラクターの再現力の高さが話題になっていました。

演技派!雪組トップ娘役・咲妃みゆ

相手役の早霧せいなさんと共に2017年7月23日のミュージカル・コメディ『幕末太陽傳』、ドリームシアター Show Spirit 『Dramatic “S”!』の千秋楽をもって退団することを発表した咲妃みゆさん。記者会見は早霧さんと同じ2016年11月22日に行われ話題になりました。なぜなら宝塚歌劇団のトップコンビが同時退団するときトップスターの退団発表が行った数日後、少し間を開けてトップ娘役が退団発表をする…というのが通常の流れだったからです。

早霧さんと咲妃さんの場合、退団発表も同日、記者会見の日も同日で異例のニュースとなりました。しかも記者会見の日が11月22日という「良い夫婦の日」だったこともあり、ちぎみゆコンビファンにとっては悲しい中にも少しほっこりする要素があったようです。

ファンの声

 

退団を決意した理由

「るろうに剣心」の公演中、早霧さんから宝塚歌劇団を退団するという意思を伝えられた咲妃さんはすぐに一緒に退団することを申し出ました。

「相手役に就任したその日から、必ず一緒に卒業すると。それしか考えていなかったので。とうとう告げてくださる日が来たのだと、心に迷いはありませんでした」

(引用:産経WEST

咲妃みゆさんの活躍

2017年退団予定の雪組トップ娘役・咲妃みゆさんは宝塚歌劇団96期生として2010年に初舞台を踏み、その後月組に配属されました。演技や歌の技術が高く早くから主要な役に抜擢。2012年「ロミオとジュリエット」のジュリエット役で新人公演初ヒロインを演じました。その他にもバウホールや青年館でのヒロイン役に抜擢され、現在の花組トップスター・明日海りおさん主演の「春の雪」で演じた聡子役は高い評価を得ました。

2014年に雪組へ組替え後、同年トップ娘役に就任。

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退団公演を観に行こう

宝塚歌劇団のトップスターの退団公演は特別なものです。

花組のトップ娘役・花乃まりあさん、宙組のトップ娘役・実咲凛音さん、そして雪組のトップコンビである早霧せいなさんと咲妃みゆさんの退団が相次いでいます。卒業は悲しいですが…一度退団したら二度とみれないタカラジェンヌとしての姿をしっかり目に焼き付けましょう。

宝塚歌劇のチケット情報はチケキャン(チケットキャンプ)で。


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