世代交代!トップスターたちの退団
宝塚歌劇のスターたちはいつかは退団してしまう…心の準備をしていてもファンにとって辛い発表です。近年のトップスター、トップ娘役の任期は約3年ほど。毎年トップスターの誰かが退団する、というのは世代交代をするために定番のイベントとなっています。そして今年2017年に退団を控えたトップスター、トップ娘役がすでに4人。
一時代を築いたこちらの4人のスターたちの退団発表の様子を見ていきましょう。
努力型花組トップ娘役・花乃まりあ
宝塚花組トップ娘役・花乃まりあ退団会見「密度の濃いタカラヅカ生活でした」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース on @YahooNewsTopics https://t.co/7jvsCp5qOc pic.twitter.com/s6fwC3n4uK
— 桜木星子 (@seiko_sakuragi) August 2, 2016
2017年2月5日(日)の「雪華抄 / 金色の砂漠」の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団することを発表した花乃まりあさん。記者会見は2016年8月2日に行われました。
台湾での海外公演の成功がきっかけで退団の意思を固めたそうです。退団の意思を一番に伝えたのは相手役の明日海りおさん。伝統のある花組のトップスター明日海りおさんの相手役としてプレッシャーを乗り越えてきた花乃まりあさん。
これから!という時の退団発表を惜しむ声がファンから多く聞こえています。
ファンの声
花乃まりあさん
宝塚歌劇団に入ってくれてありがとう。
花組に来てくれてありがとう。
明日海りおの相手役になってくれてありがとう。苦しくて泣きたい時も、いつも素敵な笑顔で夢と感動を届けてくれてありがとう。
あなたが大好きです。 pic.twitter.com/xQmrjtza7h
— kanako (@FMirio) August 1, 2016
グラフの対談は思った通り重くて、不器用でストイックでもう…あすみさんの熱意と愛と、かのちゃんの涙と努力の結晶のコンビなんだなと。二人の舞台が好きだったけど、不器用な二人がこんなに悩んで悩んで作り上げたものなのかと思うと更に…尊いとしか言えない。二人がここまで一緒に来れて良かった。
— はちみつ (@u_honey_) January 21, 2017
かのちゃん明日か…。
寂しすぎる…。
でもこれも時間というものが
消え去っていってしまう。
それも寂しい。
絶対みりかのは忘れない
かのちゃんの努力は
誰も真似出来ないと思うし
必死にみりおちゃんについていった
かのちゃんが本当に素晴らしいと思う
感動をありがとう pic.twitter.com/aZBU0jqdiC— rurinko (@riruuuu17) December 12, 2016
花乃まりあさんの活躍
2017年退団予定の宝塚歌劇団96期生の花乃まりあさんは2010年月組で初舞台を踏みその後宙組に配属されました。宙組時代、「銀河英雄伝説@takarazuka」や「風と共に去りぬ」の新人公演でヒロインに抜擢されました。その他主要な役やバウホールでもヒロインを経験し、花組に組替え。
2014年11月17日付けで花組トップスター明日海りおの相手役としてトップ娘役に就任しました。お披露目公演の「カリスタの海に抱かれて」や「アーネスト・イン・ラブ」、「ミーアンドマイガール」など少し明るい気丈な女性役に定評があります。
退団挨拶が感動的
一足先に迎えた宝塚大劇場の千秋楽で宝塚人生を雨の日に例えた花乃まりあさんの挨拶が感動的だと話題になっています。東京での大千秋楽での挨拶も気になるところですね。
花乃ちゃん
退団挨拶 素敵すぎて
おつかれさまでした。
だいすきです花乃ちゃん。
花組〜〜!最高っ!!!!!
花乃まりあ〜〜っ!最高!!!!
て気分。#花乃まりあ #花組 pic.twitter.com/RNDMi62hy2— あーちゃん (@wrose_takara) December 13, 2016
かのちゃんのご挨拶、素晴らしかったです。導入はくすり、と笑わせただのお天気の話しかな?と思ったら、土砂降り雨と自らの宝塚人生を重ね合わせ、傘を差し出してくれる相手役さん、とみりおちゃんを振り返り土砂降り雨は恵みの雨、と最終的に客席が号泣するという見事なご挨拶でした。
— ずんこ (@saetod2005) December 13, 2016
娘役の集大成を!宙組娘役トップ・実咲凛音
【宝塚歌劇団】“宙組の奇跡”幸せな毎日…涙で「退団は“白色”と決めてました」実咲凛音が会見(詳報) – 産経ニュース https://t.co/9MILUVxbav @SankeiNews_WESTさんから pic.twitter.com/lMC367edzf
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) August 24, 2016
2017年4月30日の「王妃の館/VIVA! FESTA!」の千秋楽をもって退団することを発表した実咲凛音さん。記者会見は2016年8月24日に行われました。宝塚歌劇団宙組のトップ娘役に就任して凰稀かなめさんと朝夏まなとさん二人のトップスターの相手役を務め、娘役としてのキャリアを積み上げてきた今まだまだ色んな役を観たいというファンも多いのでは。
退団についてはトップ娘役として就任した時から意識していたそうですが、具体的に決意したのが朝夏まなとさんの大劇場お披露目公演である「王家に捧ぐ歌」の時でした。
「2015年に『王家に捧ぐ歌』という素晴らしい作品とめぐり合い、やりがいのあるアイーダ役をいただきました。その時に、宙組の皆さんと一つの作品を創り上げるパワーや情熱を肌で感じ、充実した毎日を過ごさせていただいている、この幸せなタイミングで卒業したいと思いました。」
(引用:宝塚歌劇HP)
ファンの声
上演決まってから楽しみでしょうがなかったエリザベート名作すぎ今の宙組のメンツと配役がしっくりすぎて良いし、みりおん大好きすぎてオペラグラスの向こう側6割ぐらいみりおんだった!退団かなしー(T_T) pic.twitter.com/YKKH1cfYF4
— さ (@a_s0112t) September 15, 2016
みりおんの退団公演が近づいてるよ~…………………どうしよう。悲しい。。みりおんはまぁ様と同時退団って感じはしないけど、、でもまぁ様の相手役はみりおんじゃなきゃやなのに~……んー、んー、んー、。。ん〜〜〜!!
— ちぃか (@XYC4pB9Y7QZPjur) January 26, 2017
トップコンビだと何気にまあみりが1番好きだったりしますw
だから一層みりおん退団が悲しい…— YuYu.*.☆ (@stars95_ray) October 26, 2016
実咲凛音さんの活躍
2017年退団予定の実咲凛音さんは宝塚歌劇団95期生として2009年に初舞台を踏みました。その後花組に配属。歌、踊り、芝居と三拍子揃った新進娘役として入団2年目にして「麗しのサブリナ」で新人公演ヒロイン役に抜擢されます。その後トップコンビのとなる朝夏まなとの相手役としてバウホール公演でのヒロイン役をはじめ数々のヒロイン役を演じています。
宙組に組替えしたのは2012年。トップスター凰稀かなめさんの相手役として宙組のトップ娘役に就任しました。凰稀さんとのトップコンビは美しい王子様とお姫様のような夢のようなトップコンビとして人気を博しました。凰稀さんが退団後は花組時代によく組んでいた朝夏まなとさんと戦友のような仲の良いコンビとしてファンから支持されています。
必見のミュージックサロン
ほんと、みりおんのドレス姿が美しすぎて見惚れるわ…✨ pic.twitter.com/vPZBvIYPn5
— ロット@ 2月9日 王妃の館 (@zukayou52) January 23, 2017
宝塚歌劇団のトップ娘役が退団する際よく行われるのがミュージックサロンです。歌姫として名高い実咲凛音さんも2017年3月21、22日にミュージックサロンを開催します。実咲さんの愛称である「みりおん」をアレンジした「Million Carat!!」という題名も話題になっています。娘役の集大成として素敵な歌声を聞かせてくれることでしょう。
みりおんの赤いドレス姿……SUKI……
アントワネット様は美しいし、シシィちゃんの赤いドレス姿は少女に赤いおべべ着せましたみたいな幼い感じでかわいいし、デュエダンは言わずもがな
MSのポスターでみりおんが役としてではなく、みりおんとして赤いドレスを着ているのが見れてよかったなあ pic.twitter.com/DgmH12DG3X— かなこ (@nahc_irimaam) January 10, 2017
熱い男役!雪組トップスター・早霧せいな
【公式】雪組トップスター・早霧せいな 退団記者会見 https://t.co/E7FaDZOEHI pic.twitter.com/Y5kcgZ4Nhi
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) November 23, 2016
2017年7月23日のミュージカル・コメディ『幕末太陽傳』、ドリームシアター Show Spirit 『Dramatic “S”!』の千秋楽をもって退団することを発表した早霧せいなさん。記者会見は2016年11月22日に行われました。宝塚歌劇団雪組のトップスターとして組だけではなく宝塚歌劇団を引っ張っり、多数の代表作を作ってきた早霧さんの退団を惜しむ声がファンから聞こえています。相手役の咲妃みゆさんも同時退団ということで話題になっています。
宝塚歌劇団を退団することを決意したのは2016年2月の「るろうに剣心」の公演中だったそうです。
「まだまだ宝塚の男役に夢中でいたい」
「今このままの自分で止まっていられるなら、肉体も精神も体力も。ずっと宝塚にいたいんですけど、そんなの無理じゃないですか。だから私はスッと去っていきます」
(引用:日刊スポーツ)
早霧さんらしいさっぱりとした言葉ですね。
ファンの反応
ちぎみゆ退団まで半年きってるのか、、、
すっごい楽しみな気持ちももちろんあるけどそれ以上に寂しい(´;ω;`) pic.twitter.com/CNt4G44bv1— みなみ (@NANCHAN0315) January 17, 2017
『Dramatic“S”!』の制作発表みた!!
ちぎみゆをみる機会のカウントダウンが始まっている…やっぱり大好きな雪組トップの退団はすごく辛いものなんだ、って初めて知ったよ。。。あと、“S”はちぎちゃんの手書きなんだね!!!熱い熱いちぎちゃんが大好き
— moe♡* (@moeco_t5) January 16, 2017
ちぎちゃんて、事ある毎に好きになって良かったと思わせてくれる人。ファンとしての迷いを起こさせない(主観ですが)
舞台だけじゃなく発言にしても行動にしても全部。見てるだけで楽しいシアワセ。
そこに、娘役王道のゆうみちゃんと熱いけどカワイイだいもんがいる組よ、雪組。
なんか贅沢。— げらげらぽっぽ (@OkimamaTigihc) December 10, 2016
早霧せいなさんの活躍
早霧せいなさんは宝塚歌劇団87期生として2001年に初舞台を踏みました。その後宙組に配属。恵まれたルックスで下級生のころから注目を集めており2006年「NEVER SAY GOOD BYE」で新人公演初主演を果たしました。
2009年に雪組に組替え。単独主演公演はもちろん「ヴェルサイユのばら」でのオスカル役や「シャル・ウィ・ダンス」のエラ役などの女役もこなして演技力を身につけられたようです。
2014年に雪組のトップスターに就任してからは「伯爵令嬢」「ルパン三世」「るろうに剣心」などの漫画の実写化作品を多数演じ原作ファンからもキャラクターの再現力の高さが話題になっていました。
早霧せいな(宝塚歌劇団)
ポスター柄ポストカード
「るろうに剣心 (2016年雪組公演)」https://t.co/6FZxCCE4bJ pic.twitter.com/6ha7arO1jO— 宝塚 画像 相互フォロー (@s4g7k) February 1, 2017
演技派!雪組トップ娘役・咲妃みゆ
【公式】雪組トップ娘役・咲妃みゆ 退団記者会見 https://t.co/guabWHWPrq pic.twitter.com/Alv5eJs0F5
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) November 23, 2016
相手役の早霧せいなさんと共に2017年7月23日のミュージカル・コメディ『幕末太陽傳』、ドリームシアター Show Spirit 『Dramatic “S”!』の千秋楽をもって退団することを発表した咲妃みゆさん。記者会見は早霧さんと同じ2016年11月22日に行われ話題になりました。なぜなら宝塚歌劇団のトップコンビが同時退団するときトップスターの退団発表が行った数日後、少し間を開けてトップ娘役が退団発表をする…というのが通常の流れだったからです。
早霧さんと咲妃さんの場合、退団発表も同日、記者会見の日も同日で異例のニュースとなりました。しかも記者会見の日が11月22日という「良い夫婦の日」だったこともあり、ちぎみゆコンビファンにとっては悲しい中にも少しほっこりする要素があったようです。
ファンの声
ちぎみゆ退団発表をしる。さみしいのに、文面から幸せ。良いコンビだなぁ。
— tanikoromochi (@tanikoromochi) November 23, 2016
ちぎみゆ、本当に本当に素敵なコンビ。退団発表ふたり同じ日で偶然にも「いい夫婦の日」にって、そういう運命だったのね。
— wa (@burasakura) November 22, 2016
ちぎみゆの退団発表にかなりのショックを受けつつ、ちぎちゃんの会見がちぎちゃんらしくって、そしてちぎちゃんから退団を告げられて即同時に辞めたいと言ったゆうみちゃんが本当に素敵なコンビで、桂さん&みみちゃん、壮さん&あゆっちに続いてちぎみゆも雪組のトップコンビは幸せそうだなぁ。
— オータム (@autumzukazuka) November 22, 2016
東京公演も観劇してお茶会も行って退団発表したのは嘘なんじゃないかって思うけど、こうやって久しぶりに画像見るとあぁ本当に退団発表したんだなって実感する
早霧せいな 咲妃みゆ pic.twitter.com/SQCubESeqP
— 早咲姫-Saki- (@ssluvsm_tk) December 11, 2016
退団を決意した理由
「るろうに剣心」の公演中、早霧さんから宝塚歌劇団を退団するという意思を伝えられた咲妃さんはすぐに一緒に退団することを申し出ました。
「相手役に就任したその日から、必ず一緒に卒業すると。それしか考えていなかったので。とうとう告げてくださる日が来たのだと、心に迷いはありませんでした」
(引用:産経WEST)
咲妃みゆさんの活躍
2017年退団予定の雪組トップ娘役・咲妃みゆさんは宝塚歌劇団96期生として2010年に初舞台を踏み、その後月組に配属されました。演技や歌の技術が高く早くから主要な役に抜擢。2012年「ロミオとジュリエット」のジュリエット役で新人公演初ヒロインを演じました。その他にもバウホールや青年館でのヒロイン役に抜擢され、現在の花組トップスター・明日海りおさん主演の「春の雪」で演じた聡子役は高い評価を得ました。
2014年に雪組へ組替え後、同年トップ娘役に就任。
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退団公演を観に行こう
宝塚歌劇団のトップスターの退団公演は特別なものです。
花組のトップ娘役・花乃まりあさん、宙組のトップ娘役・実咲凛音さん、そして雪組のトップコンビである早霧せいなさんと咲妃みゆさんの退団が相次いでいます。卒業は悲しいですが…一度退団したら二度とみれないタカラジェンヌとしての姿をしっかり目に焼き付けましょう。
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