【月組春のDC公演主演は美弥るりか】
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— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) February 10, 2017
宝塚歌劇新生月組にて二番手スターとなった美弥るりかさんの初単独主演公演が、2017年4月から東京と大阪にて上演されます。この作品のみどころとさきごろ発表になった出演者とキャストから、今わかる情報を紹介していきましょう。
【月組公演『瑠璃色の刻』概要】
(出典:pixabayより)
2017年4月29日(土) – 5月7日(日)梅田芸術劇場ドラマシティ、そして東京ではTBS赤坂ACTシアターにて2017年5月13日(土) – 5月21日(日)までの日程で上演予定となっている月組別箱公演『瑠璃色の刻』。
こちらは、博多座公演組と2班に分かれての公演となり、月組で二番手スターとして成長した美弥るりかさんの単独初主演公演となります。タイトルに主演する生徒の名前が組み込まれていることから、この舞台は他の誰にもできない美弥さんのために宛書きされた役と物語であるととらえてよいかと思います。
それほど力を入れて演出家から作品をつくってもらえるのは、宝塚でも貴重な事といえるでしょう。そんな『瑠璃色の刻』、主な配役と出演者がこのほど発表になりましたので、そこからわかるみどころを紹介していきます。
【『瑠璃色の刻』あらすじ】
(出典:pixabayより)
『瑠璃色の刻』は、宝塚ファンにはとてもなじみ深いフランスの歴史物、それも18世紀マリー・アントワネットの時代が舞台となっています。その中で登場するのがミステリ好きなどなら一度は耳にしたことがあるかもしれない、美弥るりかさんが演じる稀代の人物サン・ジェルマン伯爵。
その不老不死といわれたほどの年齢を感じさせない美貌と魔性ともいわれる魅力を併せ持った魔術とも呼ばれる予言などで、人々を惹きつけ宮廷に入りついにはフランス国王夫妻へアドバイスするまでにのぼりつめたといわれる伝説の人物です。
しかしそこにはすでにひたひたとすでにフランス革命の波が押し寄せていて……という歴史的背景も絡んできます。ただそのサン・ジェルマン伯爵を、今回の舞台の解説では主人公が「なりすます」という表記がなされていることから、もうひとつは主な配役発表としては主人公にシモンという名前がつけられていることなどから推察するともともとは彼はただの庶民という設定なのかもしれません。
謎が多き人物の上にそれになりすまして生きる庶民という主人公の葛藤、謎と歴史のうねり、そして彼を取り巻く愛情がこの物語を表すキーワードになることでしょう。
【『瑠璃色の刻』主な配役】
美弥るりか 単独初主演 瑠璃色の刻 https://t.co/nvT7jk0Gen pic.twitter.com/SV7920L4CY
— きーこ (@takarazuka_kiko) November 5, 2016
その主人公シモンとともに発表された主な配役、ヒロインにはアデマール海乃美月さん。海乃さんはこれまでにも美弥さんと舞台ではよく対することが多く、2015年『1789』では役替わりでヒロインのオランプを演じています。
彼女に美弥るりかさん演じるフランス国王ルイ16世の弟アルトワが執着する場面などが記憶に新しいと思います。そしてヒロインであるアデマールは、史実などをひもといてみるとマリー・アントワネット王妃の侍女としてアデマール夫人という人物が出てきますから彼女がそのアデマールそのひとである可能性も高いようです。
そしてこの公演で二番手役を果たすことになるのがジャック。演じるのは2月をもって雪組から月組へと組み替えとなる月城かなとさんです。
この舞台の演出をする原田諒先生はこれまでの代表的な作品である、『白夜の誓い』や『アル・カポネ』などの傾向をみてみると、男女の恋愛よりも男同士の友情を手厚く描くようなので、もしかしたらジャックはシモンの親友なのかもしれません。新しい月組という居場所でどんな成長した演技をみせてくれるのかはファンならずとも気になるところです。
瑠璃色の刻、美弥様と月城かなと様が共演て…劇団が本気出してきた…(´Д` )観劇後はあまりの麗しさにクラクラしながら劇場をあとにする人が続出しそう。因みにこの知らせを聞いた後輩が友会入会をマジで検討し始めている。「私にも貢献させてくださいっ」て。私はっ涙目で受け入れる!
— nisiyuki (@nisiyuki) January 24, 2017
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(出典:pixabayより)
まだまだ内容やキャストに関して謎が多い月組『瑠璃色の刻』ですが、それだけどんな内容になるのかへの期待が高まるのも間違いありません。美弥るりかさんと月城かなとさんというまったく新しい組み合わせで生まれるストーリー、そしてヒロインとの恋?にも注目。次に出る情報を楽しみに待ちたいですね。
みや茶★「瑠璃色の刻」の話。「るり」の部分を噛み気味になって、言い直すみやちゃんが可愛いかった。「マリー・アントワネットの時代の話で、サン・ジェルマン伯爵を演じる。役名は『シモン』なので、紫門ゆりやさんにご挨拶に行きました(笑)」と。音校生が芸名を付ける時のような話にほっこり☺️
— 朝ぼらけ (@asaborake55) January 29, 2017