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雪組の御曹司が月組へ組替え!“ロイヤル”月城かなとの魅力を徹底解剖!

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美しすぎる男役・月城かなと

雪組公演「New Wave! -雪-」の千秋楽を迎え2017年2月20日付けで雪組から組替えした宝塚歌劇団月組の月城かなとさん

その美しいビジュアルと上品な雰囲気から『ロイヤル』などとファンから形容されることもある月城かなとさんですが、組替えを期にさらなる活躍を期待して過去の舞台歴やファンの声、また性格などをご紹介したいと思います。

月城かなとさんのプロフィール

スター揃いすぎる95期

雪組から月組へ組替えした月城かなとさんは宝塚歌劇団95期生として2009年に宙組トップコンビ大和悠河さんと陽月華さんの退団公演「Amour それは…」で初舞台を踏みました。

95期生というと…

  • 妃海風(元星組娘役トップ)
  • 実咲凛音(宙組娘役トップ)
  • 愛希れいか(月組娘役トップ)
  • 柚香光(花組男役)
  • 水美舞斗(花組男役)
  • 朝美絢(月組男役)
  • 星乃あんり(雪組娘役)
  • 礼真琴(星組男役)
  • 瀬央ゆりあ(星組男役)
  • 桜木みなと(宙組男役)
  • 怜美うらら(宙組娘役)

トップ娘役を3人も輩出し、主演やヒロイン経験者が各組に揃っていることから逸材揃いの95期生としてファンの間でも“すごすぎる!”と話題になっています。

和物に定評のある雪組配属

初舞台後は雪組に配属となった月城かなとさん。2013年に「Shall we ダンス?」で新人公演初主演。その後も「一夢庵風流記 前田慶次」の前田慶次役、「星逢一夜」の天野晴興役で新人公演主演を任され日本物の経験を積んでいきました。

雪組といえば和物に強い!と言われていますが月城かなとさんご本人も憧れだった作品に「心中・恋の大和路」と発言しており以前から和物がお好きだったようです。

シアター・ドラマシティと日本青年館で壮さん主演の『心中・恋の大和路』に出演して日本物の美しさを学ぶことができ、私も壮さんのように宝塚歌劇の日本物の伝統を受け継いでいきたいと改めて思いました。実は宝塚に入って1番出たかった作品が『心中・恋の大和路』なんです。与平をやりたい、あの歌が歌いたいと思い続けていました。思いがけずそれが実現し、稽古中も公演中も楽しくて、あれほど役にのめりこんだ舞台はありません。

(出典:ウィズたからづか

初バウホール主演

そんな和物の伝統を受け継ぐ雪組のスタートして成長していった月城かなとさんの初主演バウホール公演ももちろん和物でした。

2015年11月に公演された「銀二貫―梅が枝の花かんざし―」は時代小説家・髙田郁作の小説を舞台化したもので寒天問屋井川屋を舞台に笑いあり涙あり恋ありの人情物語です。青天が似合うというビジュアルの高さはもちろん以前から定評のある歌や演技で安定感のある舞台となりました。

雪組から月組へ組替え

組替え発表

組替えとは定期的に組の活性化や今後のスターの位置付けなどを考慮して行われます。生徒さんにとってはもちろんですが、ファンにとっても一大事件といっても過言ではないこの組替えのニュース。

しかも雪組の御曹司と呼ばれていた月城かなとさんが組替えになるというのは誰も予想していなかったのではないでしょうか。

月城 かなと・・・2017年2月20日付で月組へ組替え
※2017年4月29日からの月組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演『瑠璃色の刻(とき)』から月組生として出演いたします。

(引用:宝塚歌劇HP

月城かなとさんの組替え発表もわりと大掛かりなものでその他にも

  • 朝美 絢さん 月組から雪組へ(2017年5月31日付)
  • 有沙 瞳さん 雪組から星組へ(2016年12月26日付)
  • 真彩 希帆さん 星組から雪組へ(2017年1月24日付で雪組)

と一気に4名の生徒さんの組替えが発表されました。要するに月城かなとさんは月組の同期である朝美絢さんとトレードという形の組替えとなりました。

ファンの声

雪組生として最後となった雪組公演「New Wave! -雪-」

雪組最後の舞台となったのはバウホールで行われた雪組公演「New Wave! -雪-」。雪組の若手を中心としたこちらの公演は過去の雪組公演の名場面や未来への飛躍を目指すフレッシュな魅力を表現したエンターテイメントショーです、

なんといっても二期下で今まで絡みの多かった永久輝せあさんとの並びが見れるのが最後というのもあってファンにとっても思い出深い舞台になったのではないでしょうか。この「new wave-雪-」の千秋楽の翌日から月城かなとさんは月組生へ。

月城かなとさんの性格やエピソードって?

舞台と素のギャップが魅力

舞台では美しくキリッとした印象のある月城かなとさんですが、どうやら素顔はゆるふわ?という噂も。そのギャップに惹かれるファンが多いのも納得です。

芸名の由来が適当?

“月城かなと”というタカラジェンヌらしい美しい芸名ですが、特別な思いがあって付けたのかと思いきや…なんと過去のタカラジェンヌの芸名を適当に組み合わせただけだそうです。

名前だけ見ると月組ファンだったのかな?と思ってしまいますが、そうではなく映像で初めて見た宝塚歌劇が朝海ひかるさん主演の雪組公演「Romance de Paris」だったこともあり雪組のファンだったそうです。

そして芸名に“月”の文字を入れたにも関わらず絶対に雪組に所属できると信じて疑わなかった、というエピソードもファンに“ゆるふわ”と言われる所以でしょう。

また月組への組替えに関してこんな意見も…

月城かなとさんの今後が気になる!

月組初の舞台は「瑠璃色の刻」

雪組から月組へ組替え後の最初の舞台は美弥るりかさん主演の「瑠璃色の刻」。

当初は同時期に上演される専科の轟悠さんと珠城りょうさんが共演する博多座公演「長崎しぐれ坂」が和物ということもあり、こちらへの出演なのではないかと予想されていた月城かなとさんですが、予想を裏切って「瑠璃色の刻」への出演が発表されたときファンにとっては意外に嬉しいことだったようです。

美弥るりかさんといえばフェアリー系の容姿が人気のスターさんですがその美弥さんと月城かなとさんの並びが楽しみというファンの声が多く出ています。

また妖艶なキャラクターを得意とし学年的にもベテランな美弥るりかさんの隣で今までなかったような新たな魅力が花開く可能性に期待です。

ファンの声

組替え後のポジションは?

組替え後の最も気になることというと…組内でのポジションではないでしょうか?

今まで雪組では若手スターという扱いだった月城かなとさんには4番手というポジションですらありませんでした。しかし月組に移動となった今、ポジションにも期待したいというのがファンの気持ちですよね。

トップに珠城りょうさんが就任して間もない月組、今のところ順当に行くと二番手が美弥るりかさん、そして三番手が月城かなとさんになるだろうと予想されています。しかし三学年下にホープの暁千星さんがいるので正式に三番手!となるかどうかはまだまだ分からないところでしょう。

でも組替えは決してマイナスなことではなく、ステップアップの転機として雪組とはカラーの違う月組で今後月城かなとさんが成長できるのは間違いないでしょう。

今後の月城かなとさんが楽しみですね。

今後の月城かなとさんに期待

(出典 PAKUTASO

雪組から月組へ組替えになったばかりの宝塚歌劇団の月城かなとさん。雪組の御曹司として経験を積んできた月城かなとさんが組替えというのはファンにとっても衝撃的な出来事ですが、さらなる飛躍を期待したいですよね。

組替え後の「瑠璃色の刻」の後の大劇場公演「ALL FOR ONE」も気になります。若いエネルギーが溢れる月組でさらに輝いてくれることでしょう。

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