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星組新作『ベルリン、わが愛』はどんなストーリー?日程・会場・出演者など

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期待が高まる新生星組

いよいよ紅ゆずるさん&綺咲愛里さんの大劇場公演お披露目公演である『スカーレット・ピンパーネル』の初日を迎えました。

研16となる紅ゆずるさんが満を持してトップとなり、そのお披露目公演が過去2回上演して大人気だった『スカーレット・ピンパーネル』であるとなれば、当然注目が集まります。

相手役に誰を迎えるかいろいろな憶測が流れる中、迎えたのは96期生の綺咲愛里さん。

2人のプレお披露目となる『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』が1月に公演され、インド映画が原作の世界観で観客を楽しませました。

そんな2人がこれから創り上げていく星組の世界観が非常に楽しみですね。

そして現在、早くも『スカーレット・ピンパーネル』の次の大劇場公演作品『ベルリン、わが愛』が発表されているわけですが、新作となるこの作品はどんなあらすじなのでしょうか。各会場の日程・出演者を確認していきつつ、予習していきましょう。

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伝記作品が大人気の演出家・原田諒先生が担当

『ベルリン、わが愛』の演出を担当するのは原田諒先生。一人の人物に焦点を当てた作品を得意とし、その時代の政治背景などに翻弄されていく主人公を描く手法に定評があります。

『ベルリン、わが愛』では紅ゆずるさんと綺咲愛里さんをどんな人物に見せてくれるのでしょうか。

原田先生の過去作品

ショーアップの手法も評価の対象

これまで主に、実在した人物の心情を丁寧に描いたお芝居を中心に作品を発表してきた原田先生。

しかし、先日千秋楽を迎えた花組の舞踊詩 『雪華抄』の演出を担当、初めてショー作品を手掛けることとなりました。和モノのショーである『雪華抄』ですが、一般的なレビューと比べてどうしても敬遠されがちな和モノショーを最後まで飽きさせないよう実に見事に演出しました。

アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-』でも、禁酒法時代の話ということで、舞台に酒樽をデザインしたセットを作り、舞台装置の一つとして使用しました。

お芝居の演出家でありながら、視覚に訴える独特のアイデアを持つ先生なので、『ベルリン、わが愛』はナチスドイツの暗い時代が題材といえ、しっかりと宝塚らしい華やかな場面を見せてくれることでしょう。

『ベルリン、わが愛』に対する前反応

実在の人物を題材にして政治や世界情勢と絡ませるストーリーが多い原田先生ですが、過去の作品に対するファンの評価は賛否両論のようです。

単純明快とは言えないストーリーに、「分かりにくい」「暗い」とネガティブな感想を抱く人もいれば、「見ごたえがあった」「登場人物に感情移入できる」と惚れこむ人も。

『ベルリン、わが愛』に対する前評判はどんな様子なのでしょうか。

ナチス政権下という時代的に、やはり政治が絡んだ入り組んだストーリーになることを見越してちょっと尻込みしている人もいるようですが、全体的には楽しみである声が多いような気がします。

『ベルリン、わが愛』のあらすじ

時代は、ナチス政権時代。世界が全体的に暗く混とんとしていた時代に、同時に変遷を迎える映画界のお話です。

サイレント映画からトーキーへと移り変わる頃──。1920年代から30年代にかけて、ハリウッドと並ぶ映画の都として栄華を誇ったドイツ・ベルリンにも、ナチスが暗い影を落とし始めていた。そんな中、新しい娯楽作品を模索する男達は、ミュージカル映画こそ大衆が求めるものだと確信し、その実現へ向けて邁進していた。無名の踊り子を抜擢し撮影された映画は大成功を収める。しかし、プロパガンダとして映画を利用しようとするナチスの圧力は強まる一方だった。理想と現実の狭間で苦悩しながら、映画を愛した彼らが描いたシナリオとは…。
激動期のベルリンを舞台に、「映画」を愛した人間たちの姿を、運命的なラブロマンスを織り交ぜながらドラマティックに描き出すミュージカル。(出典:宝塚歌劇公式HPより)

ナチス時代を政治側からではなく、映画界側から描いていくストーリーのようです。

まだビジュアルは解禁されておらず、ポスター撮影も先なので、原田先生が紅ゆずるさんと綺咲愛里さんにどんな役を授けるのか分かりません。

映画というものはそれまで音のない世界で表現することしかできなかったものでしたが、この時代を境に音声表現ができるようになりました。

表現の幅が何倍にも広がって映画に携わる人々は希望に満ち溢れていましたが、そんな映画の影響力と表現力を利用しようと画策する政治家たち。表現の自由を叫ぶ主人公たちの人生を描く作品になるでしょう。

『ベルリン、わが愛』の公演情報詳細

まずは、新トップコンビとなる紅ゆずるさん・綺咲愛里さんのお披露目公演となる『スカーレット・ピンパーネル』が間もなくスタートします。

再演となるこの作品で紅ゆずるさんらしいパーシーを演じ、いよいよオリジナルとなる新作『ベルリン、わが愛』に挑むこととなります。

公演情報詳細

宝塚大劇場

公演期間:2017年9月29日(金)~ 11月6日(月)

一般発売日:2017年8月26日(土)

東京宝塚劇場

公演期間:2017年11月24日(金)~ 12月24日(日)

一般発売日:2017年10月22日(日)

出演者

専科さんの出演などもあるかもしれませんが、未発表です。

星組の出演者も、この公演までに組替えや退団者があるかもしれませんので、紅ゆずるさんと綺咲愛里さん以外はまだなんともいえないところです。

新トップコンビはどんなカップル像を見せるのか

紅ゆずるさんと綺咲愛里さんはドラマシティ公演『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で既にコンビを組み、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』でトップコンビとしてプレお披露目をしました。

まずは、初日に向けてカウントダウンが始まっている『スカーレット・ピンパーネル』で紅ゆずるさんと綺咲愛里さんがどんなトップの姿を見せてくれるのでしょうか。

大作の公演を経た2人が挑戦する次の新作、『ベルリンわが愛』。まずはポスターのビジュアル解禁・出演者の発表が待ち遠しいですね。

会場・日程・発売日ともにしっかりチェックしておきましょう。

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