宝塚歌劇団を卒業する、トップスター思い出の最後のショー
今から北翔さんのライブビューイング!!
トップコンビ2人のサヨナラショーが楽しみでもあるし、寂しい気持ちもあるし…😂
ハンカチ片手に泣いてきます笑 pic.twitter.com/5V2XgSL25t— そら (@momogude) November 20, 2016
宝塚歌劇団を卒業するトップスター・トップ娘役が、思い出の舞台を振り返り、卒業公演後に続けてサヨナラショーが行われます。
サヨナラショーは前楽と千秋楽後のみに行われる、超プレミアム公演です。
今回は、サヨナラショーの詳しい仕組みや過去の名作をご紹介します。
サヨナラショーとは
@K_Harunoyuki
サヨナラショー『手をのばせば』
はい! pic.twitter.com/awtFYm6i2W
— れ い あ (@re_kaname11) February 22, 2015
サヨナラショーとは、宝塚歌劇団のトップスターが卒業するにあたり、宝塚大劇場公演と東京宝塚劇場公演の、前楽と千秋楽終演後に行われる、スターの思い出が詰まったショーです。
最初にサヨナラショーを行ったのは、1963年(明石照子・あかいしてるこ)さんの卒業公演と言われています。
宝塚歌劇団・サヨナラショーの仕組みとは?
ちぎさん ゆうみちゃん千秋楽😭
こんなに晴れてて、さすがちぎみゆ😆👍
レポ見るとサヨナラショーの演目もステキ💐
GHがラストとか、ちぎさんらしくて見たら
絶対に泣くやつ😂
最後まで無事に全員で終えられますよーに✨ pic.twitter.com/No7H0m5xoH— nomo (@Jsb112Nomo) May 28, 2017
宝塚歌劇団トップスターの、最後の集大成であるサヨナラショー。
涙なしでは観られない、サヨナラショーの詳しい仕組みをご紹介します。
サヨナラショー・公演内容
サヨナラショーのセトリは
本当に最高だなと
何度見ても思います pic.twitter.com/02EYrr2IFl— ざわわ (@zawawazuka) March 17, 2016
トップスターの場合は、卒業公演千秋楽と前楽の終演後に、30分程度のサヨナラショーが行われます。
トップ娘役単独での卒業の場合は、卒業公演千秋楽のみ終演後に行われるようです。
トップスターとトップ娘役が同時退団の場合、トップスターの方のサヨナラショーに、娘役のサヨナラショーも組み込まれるようになります。
サヨナラショーは、トップスターがこれまで作り上げてきた、思い出の作品を振り返るショーとなっています。
- 初舞台
- 新人公演
- 初主演公演
- 相手役との思い出の曲・デュエットダンス
- トップ就任後の思い出の作品
など、トップスター本人が歌いたい楽曲などを選び、サヨナラショーの内容が構成されるようです。
サヨナラショーの後は、パレードへ
千秋楽!朝5時出発し入り待ちセレモニーに参加し公演とサヨナラショー観劇し出待ちパレードしてフェアウェルパーティーに参加するというハードすぎる1日を終えたあとの感無量感やばい。宝塚はずっと好きだけどちぎさんが1番なのでこんな事はもうしません pic.twitter.com/xUBkCtl2B9
— Yui (@okayuq) May 30, 2017
サヨナラショーを終え、終演後の退団記者会見を終えたトップスターは、真っ白な服に身を包んだファンの待つギャラリーへ向かいます。
宝塚歌劇団の正装でもある袴で登場し、宝塚と応援してくれたファンに、最後の別れを告げるのです。
これで本当に、宝塚歌劇団を卒業したということになります。
超プレミアム!チケット事情
チケット抽選当たった。チケット買えた。サヨナラショー見れるよ、嬉しい( ;∀;) pic.twitter.com/0xlcX5EvgK
— ふらん☆ (@petit_dolly) July 17, 2016
宝塚歌劇団・トップスターのサヨナラショーは、公演日数も少ないため、入手困難のプレミアムチケットでサヨナラショーだけは観たことがないという方が多くいらっしゃいます。
最近ではサヨナラ公演を全国各地映画館で生中継もされているので、劇場に行けなくても、最後の日を見届けることができるようです。
サヨナラショー・過去の名作
神戸新聞NEXT|連載・特集|Viva!タカラヅカ|スターフォト|2016|花乃まりあサヨナラショー https://t.co/DiHetm6ZZ8 pic.twitter.com/Jwt7IO6C0E
— A2 (@a2__z) December 15, 2016
これまで宝塚歌劇団では、数多くのサヨナラショーが行われてきました。
何度でも観たくなる感動のサヨナラショー。過去の名作を振り返ります。
宝塚歌劇団のゴールデンコンビ!柚希礼音・夢咲ねね、サヨナラショー
今日の5/10までの2205日間、トップスター柚希礼音としてトップ娘役夢咲ねねとして星組を引っ張っていってくれた2人には感謝しきれないです。たくさんの愛をありがとう。
そして、2205日目も楽しく星組のちえねねらしく過ごしてください pic.twitter.com/z7lIBuNERZ— わかめちゃん (@akane_tkrzk) May 9, 2015
まずは、やはりこの方!宝塚歌劇団のレジェンドと呼ばれた、元星組トップスター(柚希礼音・ゆずきれおん)さんです。
同時退団された元星組トップ娘役の(夢咲ねね・ゆめさきねね)さんとは、ゴールデンコンビと呼ばれ、多くのファンに愛されていました。
退団公演は、さいたまスーパーアリーナ・宝塚バウホール・全国45ヶ所の映画館と・台湾で生中継され、2万6000人を動員。劇場前で行われたパレードには、過去最高の1万2000人が終結したのです。
計り知れない人気と、数多くの作品を生み出された柚希礼音さんのサヨナラショーは、感謝や沢山の愛に包まれた感動の名作となりました。
柚希礼音・プロフィール
宝塚歌劇団・柚希礼音、夢咲ねね、涼 紫央
星組 大劇場「Celebrity」
¥1,500
iTunes http://t.co/GjxMfK5oP8pic.twitter.com/PkfuqZkJPX 22— 電子書籍まとめ買い.club (@matomegaiclub) November 10, 2013
レジェンド柚希礼音さんのプロフィールを簡単にご紹介します。
- 出身地:大阪市福島区
- 身長:172㎝
- 愛称:ちえ
- 初舞台:1999年85期生として宝塚歌劇団に入団。雪組「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台
- 新人公演初主演:2003年「王家に捧ぐ歌」
- 初主演:2003年バウ・ワークショップ「おーい春風さん」
2009年、星組トップスターに就任されます。
- お披露目公演:2009年「大王四神記vre.Ⅱ」
- 退団公演:2015年5月10日「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」
宝塚歌劇団では16年ぶりに、日本武道館で「REON in BUDOKAN~LEGEND~」を開催し、宝塚の歴史に残る人物となりました。
夢咲ねね・プロフィール
宝塚の娘役の人って本当可愛いくて憧れるからよく見るんだけど、その中でもこの前退団した夢咲ねねさんがすごく綺麗で可憐で可愛い✨こんななりたい💐❤️笑 pic.twitter.com/au20ZLOfmH
— *Keity. (@KeityNishimura) May 13, 2015
柚希礼音さんのトップ就任から16年間、トップ娘役として支えてこられた、夢咲ねねさんのプロフィールを簡単にご紹介します。
- 出身地:富山県富山市
- 身長:165㎝
- 愛称:ねね
- 初舞台:2003年89期生として宝塚歌劇団に入団。月組「花の風土記/シニョール・ドン・ファン」で初舞台
その後、月組に配属となりました。
- 新人公演初ヒロイン:2005年「エリザベート」
2008年1月30日付けで星組に組み替えされ、2009年4月24日トップ娘役に就任されます。
- お披露目公演:2009年「大王四神記ver.Ⅱ」
- 退団公演:2015年「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」
白い軍服で登場!!凰稀かなめ、サヨナラショー
【グランドカオス】卒業記念DVD一気に入荷❗
そして凰稀かなめさん❗
思い出の舞台集&サヨナラショー「鳳凰美伝」
個人的に世の男性に一言の回答が大好きです❤
# 凰稀かなめ pic.twitter.com/ejnpDMp1VL— まんだらけすみれ組inグランドカオス (@dukabu_osaka) September 8, 2015
サヨナラショーの最後に、退団者が大階段を降り最後の挨拶を行います。
基本的に退団者は袴姿で降りてきますが、トップスターに限り黒燕尾で挨拶される方もいらっしゃいました。
2015年「白夜の誓い/PHOENIX宝塚!!」で、退団された元宙組トップスター(凰稀かなめ・おうきかなめ)さん。
どうしても白軍服が着たいと、劇団に掛け合い白軍服姿で登場されました。
組子も、ファンもとても驚かれたようです。
以前から、凰稀かなめさん以上に白軍服が似合う方は他にはいないと、ファンの間で話題となっていました。
その期待に応え、ファンにとって最後に最高のプレゼントとなり、名作となったのです。
時代と共に進化していく、サヨナラショーに期待!
サヨナラショーの為だけの青いお衣装。ちぎちゃんもゆうみちゃんもよくお似合いだああああ😭😭😭😭😭😭😭うううおおおおお pic.twitter.com/sEhBKwgni4
— まいすん@ラストデイ (@tkrzk929) May 29, 2017
時代が変わると共にサヨナラショーもセットが豪華になったり、パレードが華やかになったりと、仕組みも新しくなっています。
これからも、数多くのサヨナラショーが、トップスターの卒業と共に行われます。
卒業はとても寂しいことですが、今後どのような名作が生まれるのか。「やはりこの方を応援していて良かった」と思わせてくれるような、最後で最高の舞台を期待していきたいです。