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宝塚歌劇団 花組、男役に花を添えた「麗しき花娘」。歴代トップ娘役を一覧でご紹介!!

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宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役

「男役の宝庫」と言われる宝塚歌劇団花組で、男役に花を添えているのが、娘役です。
花組の娘役は、スカート捌きに定評があり、娘役の伝統や風習がしっかりと受け継がれています。

また、実力のある娘役が多く、他組でトップ娘役に抜擢されることも、少なくないようです。
そんな宝塚歌劇団花組の歴代トップ娘役のまとめた情報を一覧でご紹介します。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧  その①

宮城野由美子・みやぎのゆみこ(1951年退団)

今でも宝塚で受け継がれている「ブウギウギ巴里」などの名曲を生み、戦後最大のヒットと言われた(越路吹雪・こしじふぶき)さんの相手役を務められました。
宮城野由美子さんは、在団中に映画デビューされるなど、とても人気のあった娘役です。

宝塚100人の一人、殿堂入りも果たされています。

上原まり・うえはらまり(1972年11月28日~1979年7月31日)

筑前琵琶旭会総師範・柴田旭堂の一人娘で、「柴田旭艶」の名を持つ上原まりさん。

元宝塚歌劇団花組トップ男役の(甲にしき・こうにしき)さん(榛名由梨・はるなゆり)さん(安奈淳・あんなじゅん)さん(松あきら・まつあきら)さんの相手役を務められ、その後は専科へ異動されました。

代表作は「ベルサイユのばら」、「新源氏物語」などです。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧 その②

ひびき美都・ひびきみと(1987年12月31日~1991年11月29日)

ダンスの実力と宝塚の娘役らしい雰囲気が買われ、「ダンスの花組」と呼ばれる一時代を築かれた元宝塚歌劇団花組人気男役(大浦みずき・おおうらみずき)さんの相手役を務められました。

1991年、相手役の大浦みずきさんと一緒に退団されています。

森奈みはる・もりなみはる(1991年11月30日~1995年5月5日)

入団2年目でバウホール公と新人公演初ヒロインに抜擢。
ダンスに定評のあった、元宝塚歌劇団花組トップ男役(安寿ミラ・あんじゅみら)さんの相手役を務められます。

同期生には、元月組トップ娘役(麻乃佳代・あさのかよ)さんと、元星組トップ娘役(白城あやか・しらきあやか)さんらがおり、「74期3人娘」と呼ばれ娘役のなかでも大変人気がありました。

1995年、相手役の安寿ミラさんと一緒に退団されています。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧 その③

純名里沙・じゅんなりさ(1995年5月6日~1996年11月28日)

早くから注目され、1994年NHK連続テレビ小説「ぴあの」に出演。朝ドラヒロインに、現役タカラジェンヌでは初めての抜擢となりました。
そのため一年間、宝塚歌劇団を休演されています。

宝塚歌劇団復帰後の1995年、宝塚の革命児。元宝塚歌劇団花組トップ男役(真矢みき・まやみき)さんの相手役を務め、1996年に退団されました。

千ほさち・せんほさち(1996年11月29日~1998年10月5日)

美しい容姿に加え、歌・芝居・ダンスと三拍子揃った娘役として、早くから注目されていました。
入団2年目の1996年、真矢みきさんの相手役に異例の大抜擢。

1998年、相手役の真矢みきさんと同時に退団されています。

大鳥れい・おおとりれい(1998年10月6日~2003年2月9日)

元宝塚歌劇団花組トップ男役(愛華みれ・あいかみれ)さん(匠ひびき・たくみひびき)さん(春野寿美礼・はるのすみれ)さんら三人の相手役を務められます。

力強く頼りになるトップ娘役で、2003年自身の退団公演では、娘役なら誰もが憧れる「エリザベート-愛と死の輪舞」でエリザベート役を演じられました。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧 その④

桜乃彩音・さくらのあやね(2006年2月13日~2010年5月30日)

男役に寄り添う娘役らしい雰囲気で早くから注目され、入団3年目でバウホール公演初ヒロインに抜擢。
スターの登竜門である、阪急電鉄初詣ポスターにも選ばれています。

元宝塚歌劇団花組トップ男役、春野寿美礼さんと(真飛聖・まとぶせい)さんの相手役を務められ、2010年に退団されました。
退団公演で上演された「虞美人」では、美しく愛する人に命を懸けた虞美人役を見事に演じられます。

蘭乃はな・らんのはな(2010年5月31日~2014年11月16日)

元気でエネルギッシュな娘役として定評があり、元宝塚歌劇団花組トップ男役、真飛聖さん(蘭寿とむ・らんじゅとむ)さん(明日海りお・あすみりお)さんら三人の相手役を務められます。

2014年自身の退団公演では、名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」で娘役としての集大成であるエリザベートを見事に演じられました。

花乃まりあ・かのまりあ(2014年11月17日~2017年2月5日)

宙組から組み替えとなり2014年、明日海りおさんの相手役として宝塚歌劇団花組トップ娘役に就任されます。
現代のトップ娘役として活躍され、相手役の明日海りおさんとは「みりかの」の愛称で親しまれました。

2017年、「雪華抄」「金色の砂漠」で惜しまれながら退団。その後は、女優として新たな世界に挑戦されています。

現在の宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世にも注目!

現在、宝塚歌劇団花組トップ娘役で、人気トップ男役・明日海りおさんの相手役を務められている仙名彩世さん。
新人公演ヒロインの経験もなく、遅咲きのトップ娘役と言われていますが、三拍子揃った実力と明日海りおさんとの抜群の相性ので良さで、レベルの高い舞台と称賛を得ています。

トップ娘役に就任され、様々な役にも挑戦されている仙名彩世さん。現在は、宝塚歌劇団花組公演「ハンナのお花屋さん」に出演中です。

今後も、宝塚歌劇団花組のトップ娘役として、美しく成長されていく仙名彩世さんから目が離せません。

ハンナのお花屋さん-Hannds Florist-

【あらすじ】

ロンドンの閑静な高級住宅地ハムステッドヒース、その一角に一軒の花屋があった。デンマーク人のフラワーアーティスト、クリス・ヨハンソンが営むその店の名は、“Hanna’s Florist(ハンナのお花屋さん)”。自然との調和に包まれ、地元の人達からも愛されるその店には、心癒される穏やかな時間が流れていた。ところが、ある日、クリスの作品が栄誉あるフラワーコンペティションに入賞したことで、大きなビジネスチャンスが訪れる。トップフローリストとしての成功を目指すか、それとも・・・?そんな時、クリスは、仕事を求めて東欧からやって来たミアと出会い、次第に、自分の心の声に気付かされていく。故郷デンマークの森への郷愁、そして“Hanna’s Florist”という店名に込められた想いとは・・?
世界中から人が集まる街ロンドン、そして自然豊かな北欧を舞台に、21世紀を生きる我々が求める本当の幸せ、人生の豊かさを問いかけるオリジナルミュージカル。花組トップスター明日海りおの爽やかな魅力と共に、ハートウォーミングなひと時をお届け致します。

(出典:TAKARAZUKA REVU

この公演で、仙名彩世さんはミア・ペルコヴィッチ役を演じられています。

【公演日程】

  • TBS赤阪ACTシアター:2017年10月9日~2017年10月29日

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 まとめ

宝塚歌劇団花組の歴代トップ娘役は、過去に26人いらっしゃいます。
皆さん、素晴らしい歴代トップ娘役の方々ばかりなのですが、今回は強く印象に残った方や特に人気のあった方の情報をまとめて一覧でご紹介させて頂きました。

男役の魅力を引き立てるのに最も重要なのが、相手役の存在です。
花組歴代トップ娘役の方々は、皆さん男役に優しく花を添え、男役に寄り添うという共通点が感じられました。

これからも、その伝統は受け継がれトップ男役を美しく引き立てる、宝塚歌劇団花組トップ娘役に期待していきたいです。

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