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【DC初日】10/7宝塚花組公演「はいからさんが通る」シアタードラマシティ観劇レポ!挨拶・スチール写真・パンフレット・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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10/7宝塚花組公演「はいからさんが通る」グッズ、パンフレット、スチール写真など NEW!

「はいからさんが通る」@【DC初日】10/7レポ NEW!

「はいからさんが通る」@【DC初日】10/7舞台挨拶 NEW!

「はいからさんが通る」@【DC初日】10/7感想 NEW!

10/7宝塚花組公演「はいからさんが通る」【DC初日】の観劇レポまとめ

10/7宝塚花組公演「はいからさんが通る」が初日を迎えます。

宝塚における少女漫画の再現度はベルばら人気を見ても一目瞭然ですが、ついに誰もが知っている少女漫画の王道、「はいからさんが通る」が舞台化。

ポスター画像だけを見ても、絶対に素敵な舞台になることが確信できるほどハイクオリティーです!

今や花組の2番手となった柚香光さんはもちろん、別箱公演初ヒロインとなる華優希さんにも期待大でですね。

こちらでは宝塚花組公演「はいからさんが通る」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

宝塚花組公演「はいからさんが通る」についてはこちら

10/7宝塚花組公演「はいからさんが通る」公演日程、会場について

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日程・会場

◆シアタードラマシティ◆
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◆日本青年館ホール◆
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10/7宝塚花組公演「はいからさんが通る」レポをお届けします

10/7に梅田芸術劇場シアタードラマシティにて初日を迎える宝塚花組公演「はいからさんが通る」

どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚花組公演「はいからさんが通る」を観劇をした人の感想やレポ、挨拶などの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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【東京千秋楽】10/8宝塚月組公演「All for One」東京宝塚劇場観劇レポ!挨拶・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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10/8宝塚月組公演「All for One」【東京千秋楽】の観劇レポまとめ

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10/8宝塚月組公演「All for One」が初日を迎えます。

三銃士をモチーフにした小池修一郎先生の新作ですが、かっこいい勧善懲悪ストーリーかと思いきや、かなりのコメディ要素が含まれたエンターテインメント作品の今作。

レイピアを華麗にさばく凛々しい珠城りょうさんや、お色気神父さんの美弥るりかさん、国王のふるまいをしていながらも可愛らしい乙女の愛希れいかさんなど、月組の層の厚さを感じさせる素晴らしいキャスト達。

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千秋楽ならではのアドリブも飛び出しそうで非常に楽しみです!

こちらでは宝塚月組公演「All for One」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

宝塚月組公演「All for One」についてはこちら

10/8宝塚月組公演「All for One」公演日程、会場について

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日程

~ 

会場

東京宝塚劇場

「All for One」@【東京千秋楽】10/8レポ

更新予定…

「All for One」@【東京千秋楽】10/8舞台挨拶

更新予定…

「All for One」@【東京千秋楽】10/8感想

更新予定…

10/8宝塚月組公演「All for One」レポをお届けします

10/8に東京宝塚劇場で大千秋楽を迎える宝塚月組公演「All for One」

どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚月組公演「All for One」を観劇をした人の感想やレポなどの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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【宝塚テレビ番組情報10/9(月)〜10/12(木)】WOWOWではタカスペ2015!ヤングプラスに初登場は宙組の注目下級生・天瀬さんと優希さん♪未来のスター候補を今からチェック!

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こんにちは!宝塚歌劇倶楽部編集部です!

それではさっそく10/9(月)〜10/12(木)の宝塚テレビ番組の情報をお届けします♪


【出典:写真AC

宝塚歌劇団の最新記事はこちらから

目次

10/9(月)宝塚スターのテレビ番組出演情報

WOWOW 6:30~9:00

『タカラヅカスペシャル2015 -New Century,Next Dream-』(再放送)

10/9(火)宝塚スカイステージ番組

7:00

タカラヅカニュース

07:45

What’s up 宝塚#258(初回放送)

宝塚歌劇のホットな情報をお届けするエンターテインメント情報番組。間もなく幕を開ける公演の最新情報を、稽古場風景などの貴重な映像を交えてご紹介します。

08:00

素敵☆夢のひととき#9「蒼羽りく」

宙組・蒼羽りくさんが同じく宙組の真風涼帆さんを迎えます。一学年違いで、宝塚音楽学校のお掃除場所が同じだった2人。懐かしい宝塚音楽学校のお掃除場所を訪れて、当時の思い出やお互いのエピソードを語ります。

出演:蒼羽りく/ゲスト:真風涼帆

08:30

Brilliant Dreams#118「柚香光」~stage~

各組スターの魅力を“stage”編と“personal”編の2回に分けてお送りする番組。今回は、花組男役・柚香光の“stage”編をお送りします。

出演:柚香光

09:00

失われた楽園-ハリウッド・バビロン-(’97年花組・宝塚)

天才プロデューサーと新人女優の短くも激しくも燃え上がった恋を、1930年代後半、黄金時代の「夢の工場」ハリウッドに渦巻く野望と愛憎の中で描いた作品。

出演:真矢みき、千ほさち、愛華みれ 他

10:45

サザンクロス・レビュー(’97年花組・宝塚)

サザンクロス(南十字星)が輝く南半球を舞台に、極彩色のカルナバルの中で繰り広げられるドラマティックなレビュー。ウェストサイドストーリーをテーマにしたダンス場面がオススメ!

出演:真矢みき、千ほさち、愛華みれ 他

11:45

スカイ・ステージ 必見ガイド#28

今月のスカイ・ステージの見どころをご紹介する情報番組。視聴者の皆様のスカイ・ステージライフをサポート!

12:00

タカラヅカニュース

12:45

すみれの国の華麗なる食卓#6

第6回は、「イギリスの食卓」です。イギリス料理というと正直「あまり美味しくない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。それには、イギリスならではの深い理由があるのだそう。そんな興味深いイギリスの食の世界を、舞台作品と共にお届けします。

出演:千海華蘭、貴澄隼人

13:00

ぽっぷ あっぷ Time#59 宙組『神々の土地』『クラシカル ビジュー』

東京公演を前に、宝塚大劇場で観劇した人も、東京公演で初めてご覧になる方も、更に公演が楽しめるエピソードを大披露!

出演:寿つかさ、純矢ちとせ、澄輝さやと、凛城きら、蒼羽りく、和希そら

13:30

Mottoふかぼり★タカラヅカ#1「フランス」

宝塚歌劇が好きすぎるあまり、日常で出会うシーンに、ついつい宝塚の舞台のことを重ねてしまうことってありませんか?!この番組では、そんな舞台作品の世界を国ごとに“ふかぼり”し、海外を舞台にした作品を日本で追体験できるスポットをご紹介していきます!

出演:久城あす、愛すみれ

14:00

歌声をひとつに・・・「One Voice」(’16年星組・バウ)

多彩な輝きを放つ北翔海莉の歌声に焦点を当て、その魅力を余すところなく引き出すと共に、選抜メンバーが各々の歌声を披露するVOCAL中心のステージ。みっちゃんの魅力しか見えない素晴らしいコンサートです!

出演:北翔海莉、妃海風 他

15:45

NOW ON STAGE#518 星組宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』

公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

出演:紅ゆずる、綺咲愛里、礼真琴、凪七瑠海、七海ひろき、壱城あずさ、瀬央ゆりあ

16:30

Talk Variety オシエテ!? #98「桃堂純」

ナビゲーターは専科・悠真倫さん。ゲストは星組・桃堂純さん。番組では幼少の頃の話から最近の舞台作品について楽しく語り合い、映像と共に本人持参の秘蔵写真もご覧頂けます。また、「オシエテ!?カード」のコーナーも必見です。

出演:桃堂純/ナビゲーター:悠真倫

17:00

タカラヅカニュース

17:45

いにしえ逍遥・旅タカラジェンヌ-総集編1-

歴史と伝統が彩る関西の美しい町並みを、若手スターが巡る旅番組。そんなこれまでの旅をダイジェストで一挙にお見せする総集編の第一弾です。

出演:煌月爽矢、 華雅りりか、すみれ乃麗、芹香斗亜、麻央侑希、花陽みら、愛加あゆ、紫門ゆりや、彩凪翔、蒼羽りく、実咲凜音、珠城りょう

18:00

スカイ・ステージ・トーク リクエストDX#52「明日海りお・愛希れいか」

各組スターが今話してみたい人をリクエスト。たっぷりトークをお聞き頂く番組。今月は、花組トップスター・明日海りおさんが月組トップ娘役・愛希れいかさんをリクエスト。月組時代を長く過ごした2人が久々にじっくりトーク。

出演:明日海りお、愛希れいか

19:00

宝塚歌劇100周年記念 大運動会(’14年・大阪城ホール)

宝塚歌劇100周年を記念して、10年ぶりに開催された大運動会。花・月・雪・星・宙の5組と専科・宝塚音楽学校生、総勢約470名が参加した運動会です。

出演:轟悠、明日海りお、龍真咲、早霧せいな、柚希礼音、凰稀かなめ 他

21:45

梅田芸術劇場公演情報番組 梅芸ナビ#71

梅田芸術劇場がお届けする様々な公演をご紹介する情報番組。インタビューや舞台、稽古場などの貴重な映像を交えてご紹介します。

22:00

タカラヅカニュース

22:45

NOW ON STAGE#520 花組TBS赤坂ACTシアター公演『ハンナのお花屋さん -Hanna’s Florist-』(初回放送)

公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

出演:明日海りお、仙名彩世、芹香斗亜、瀬戸かずや、優波慧、綺城ひか理、舞空瞳

23:30

名作 ことばの泉#20『朝霧に消えた人』

今回の「名作 ことばの泉」は、1979年雪組公演、ミュージカル・ロマン『朝霧に消えた人』をお届けします。藩を守るために我が身を捨ててゆく若い侍。そして・・・。

出演:愛白もあ、朝央れん、七生眞希

00:00

THE LAST PARTY~S.Fitzgerald’s last day~フィッツジェラルド最後の一日 (’04年月組・バウ)

アメリカ文学を代表する作家、スコット・フィッツジェラルドの物語。宙組、月組で連続上演されたものの月組版のほうです。退廃的な人物を演じる祐飛さんってなんでこんなに素敵なのでしょうね。

出演:大空祐飛、紫城るい 他

02:30

OGエンターテイメントTV NAVI#194

OGのエンターテイメント情報を様々な角度からご紹介する番組。舞台公演の稽古場の様子や本人へのインタビュー、制作発表の模様、ポスター撮影など、エンターテイメント情報をたっぷりとご紹介します。

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目次

【速報】宝塚星組・次回大劇場作品が決定!『ANOTHER WORLD』は落語のミックスストーリー?!ショー『Killer Rouge』は紅色のオリジナルショー!気になるあらすじ、キャストは?公演概要まとめ

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宝塚星組『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』
ナチスドイツ→マイヤーリンク→あの世?→梅田→台湾

現在、宝塚大劇場にて『ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA』を公演中の星組。「スカーレットピンパーネル」で大劇場お披露目公演を終え、まだ誰もやったことのない役・テオにて紅ゆずるさん初のオリジナル作品に挑んでいます。

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ショー「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」のほうは担当演出家が酒井澄夫先生ということで、スタンダードなレビューをなぞりながらもしっかりと現代風のエッセンスも加えた素敵な作品になっているようです。

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この公演が大劇場・東京宝塚劇場と続き、紅ゆずる&綺咲愛里コンビの2018年の年明けは中日劇場にて『うたかたの恋』を公演します。

この公演は中日劇場で宝塚歌劇団が行う最後の演目となり、東海地方のヅカファンにとっては非常に感慨深いものになりそうです。

そして、その後に続く本公演の演目がついに発表されました!

英単語が並ぶ絵面を見て「あらっなんだかかっこよさそう!」なんていう気持ちを即吹っ飛ばしたのは、副題にある「RAKUGO MUSICAL」。

ら、く、ご…  落語?!?!

いくつかの落語を題材にしたオリジナルミュージカルのようですが、わざわざ「RAKUGO MUSICAL」と英文で銘打ってあることが非常に気になります!

そしてこの本公演が終わればトップコンビは二度目の梅田芸術劇場公演へ、そのすぐ後に台湾へ飛び立ちます!

まだ2017年も途中だというのに、既に2018年の予定も埋まっているトップコンビ。お芝居の中だけでなく、実際にも海を越えて飛び回ることになりますね!

こちらの速報記事では、「RAKUGO MUSICAL」なる『ANOTHER WORLD』についていろいろと調査してみましたので、さっそくご報告していきます!

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宝塚星組『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』
やっぱり面白い落語の世界

宝塚と落語はちょっと縁遠いような気もしますが、魅力的な登場人物や起承転結の流れがよくできている落語のお話は舞台化してもやっぱり面白い。

宝塚での落語の題材と言えば、2003年に月組で上演された「なみだ橋 えがお橋」と、2005年に花組で上演された「くらわんか」が思い出されます。

今回発表された『ANOTHER WORLD』も谷 正純先生演出ですが、これら2作品も同じ谷先生のため、「落語シリーズ第3弾」と解釈していいかもしれませんね。

「なみだ橋 えがお橋」は本来は霧矢大夢さんが演じる予定でポスター制作も着々と進んでいましたが、霧矢さんが膠原病という大きな病気を患い、主役が休演という緊急事態になりました。

代役に急きょ月船さららさんが選ばれ、当時研1だった可愛い明日海りおさんも大きな役に抜擢され、最終的には大好評で幕を下ろすことができました。

悲劇かと思いきや笑える人情噺で、日本人の心に響く人物像・ストーリー展開に「和モノはあんまり…」な人も大絶賛となりました。

その好評を得て2年後に落語シリーズ第2弾として上演されたのが「くらわんか」。花組若手スターだった蘭寿とむさんと愛音羽麗さんが役替わりで主演を務めました。

和モノとは縁遠かった花組なので、こちらも花組ファンから「ええ~…和モノ…?」という反応でしたが、それを大きく裏切り、またまた大好評。

いわゆるダメ人間である主人公が知り合いにお嫁さんを世話してもらい結婚にこぎつけますが、美人ではあるもののかなりぶっ飛んだ花嫁さんで、更にその家に貧乏神が現れる始末。

しかし根っからのお調子者である主人公は貧乏神を「おい、貧ちゃん!」とパシリに使ったり、大暴走。

その家を貧乏に陥れるのが目的なのに、気が付くとなぜか世話を焼かされてしまう情けない貧乏神を望海風斗さんと華形ひかるさんが演じていたりして、皆さんの間が良くていま観ても本当に楽しいお話です。

谷先生といえば結構フシギなお話を書く先生として有名ですが、この落語シリーズはハズレ無し。

しかも爆笑王の紅ゆずるさんが演じるとなれば抱腹絶倒を確信してしまいますね。

宝塚星組『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』
今回の題材となっている落語のあらすじは?

2018年に星組が公演する『ANOTHER WORLD』、まぁつまり直訳で「あの世」という意味ですが(笑)、今回の公演の題材となっている落語噺は、「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」「朝友(あさとも)」「死ぬなら、今」とあります。

『地獄八景亡者戯』は上方落語なので、紅さんが関西人ということもあり、『ANOTHER WORLD』も関西弁が使われるかもしれませんね。

公演解説を読んでみると、あくまで本筋は谷先生オリジナルのようですね。

『地獄八景亡者戯』は恋愛要素はなく、サバを食べて食中毒になって死んでしまった主人公が地獄へ送り込まれ、鬼やエンマ大王をうまいことかわしていくというお話のようなので、『ANOTHER WORLD』は地獄とこの世を行ったり来たりするラブコメディ、という感じなのでしょうか。

康次郎という主人公がヒロインに一目惚れ…というのも、あの美しい綺咲愛里さんが相手役ならでは、ですね。相当美人なお澄になること間違いなしです。

一体紅ゆずるさんがどんな手で我々を笑わせにかかってくるのか、とても楽しみです!

星組での和モノと言えば、前任トップスターの北翔海莉さんのサヨナラ公演だった「桜華に舞え」でした。しかし、江戸時代の和モノの経験は2005年の「長崎しぐれ坂」まで遡ります。

当時は湖月わたるさんがトップで、安蘭けいさんが2番手、柚希礼音さんが3番手という時代ですので、紅さんはまだ下級生。大きな役にもついていませんでした。

紅ゆずるさんの江戸モノはファンにとってはほぼ初見。一体どんな伊達男になるのでしょうか!

和モノを演じる紅さんが想像しにくい方もきっといらっしゃるでしょうが、過去の落語作品を知っているファンは今のところ反応も上々。

紅さんのお顔立ちとスタイルで着流しは確かに似合いそうです!

しかも今まではバウホール作品だったので、それほど演出の華やかさや主役の輝かせ方を前面に押し出す必要はありませんでしたが、第3弾となる今回はついに大劇場作品。宝塚らしい演出が必要になってきますね。そのあたりも気になるポイントです。

ANOTHER WORLD/Killer Rouge』公演詳細

公演期間・会場

◆宝塚大劇場:2018年4月27日(金)~6月4日(月)
一般前売:2018年3月24日(土)

◆東京宝塚劇場:2018年6月22日(金)~7月22日(日)
一般前売:2018年5月20日(日)

宝塚星組『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』
インドから始まったチーム紅が2018年本公演は和モノ1本!

チーム紅はインドからスタートし、現在はドイツ。「ベルリン、わが愛」は星組スターである壱城あずささんの退団公演でもあります

これまで紅さんをそばでずっと支えていた大切な仲間である壱城さんがついにこの公演で退団してしまいますので、そういう意味も含めて見逃せない公演となっています。

大切な仲間を見送りながらも、まだまだチーム紅の活躍は続きます。クリスマスにドイツとお別れすればすぐに名古屋のマイヤーリンクへ。

2018年の大劇場公演はこの『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』1本のみですが、別箱公演の予定もぎっしり詰まった紅ゆずるさん。
地獄めぐりはまだしばらく先ですが、配役情報などの続報を待ちましょう!

今後の星組公演に関する記事はコチラ

【宝塚星組・次回別箱公演】専科・轟悠理事を主演に迎えたロシア作品『ドクトル・ジバゴ』ってどんな作品なの?ファンの反応は?一緒に予習してみましょう!あらすじ・公演概要まとめ

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宝塚星組『ドクトル・ジバゴ』
2月の星組DC&ACT公演は轟理事主演に決定!

現在、宝塚大劇場で絶賛公演中の星組『ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』

ナチス時代にちょうどサイレントからトーキーへの過渡期を迎えた映画界のストーリーで、映画監督と女優の大人の恋を紅ゆずるさん・綺咲愛里さんが艶っぽく演じています。

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ショー『Bouquet de TAKARAZUKA』は宝塚の古典レビュー作品から楽曲を多く使用しながらも、衣装や演出を現代的に蘇らせたスタンダードなショーとなっています。特に衣装がどれも素敵だという声が多く聞こえてきますね。

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そしてこの公演がクリスマスまで続き、星組の2018年は2月からスタート。トップコンビが宝塚の名作『うたかたの恋』を中日劇場で公演します。

宝塚の名古屋公演といえば長く中日劇場で公演されてきましたが、中日劇場が残念ながら2018年で取り壊しとなり、宝塚ではこの『うたかたの恋』が中日劇場ラスト公演となります。

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そして中日劇場公演チームともうひとつ、ドラマシティ&ACTシアターでの別箱公演が予定されており、どなたが主演を務めるのか、どんな演目が上演されるのか、情報解禁が待たれていました。

ドラマシティのほうはなんと星組生の主演ではなく、専科の轟悠さん!演目はロシア作品『ドクトル・ジバゴ』を上演することが明らかにされました!

ドクトル・ジバゴ…?日本の演劇ファンにはあまり聞き馴染みのない作品名…。

どんなストーリーなの?主演の轟理事とタッグを組むのは誰になりそうなの…?

まだまだ多くの疑問が残りますが、ここで「ドクトル・ジバゴ」なる作品をちょっと予習してみましょう。

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宝塚星組『ドクトル・ジバゴ』
ロシア革命時代の愛憎劇!

原作はロシアの作家、ボリス・パステルナークによる小説で、1965年にアメリカとイタリアが合作で映画化しました。日本ではあまりポピュラーではありませんが、アメリカではアカデミー賞も受賞している名作です。

舞台は2015年にブロードウェイで上演されていますが、今回の宝塚での上演はその輸入版ではなく、オリジナル作のようですね。

「ドクトル」とは、宝塚ではお馴染み「エリザベート」でのドクトル・ゼーブルガーで分かるように、「ドクター」の意味です。和訳すると「ジバゴ医師」というところでしょうか。

ロマノフ王朝が間もなく終焉を迎えるという混とんとした時代に、自分の意思とは無関係に運命に翻弄されていく男女の恋模様を描いた作品のようです。

お互いが好きという気持ちだけではどうにもできない時代に、それでも惹かれ合ってしまう1組の男女。

強い愛情の裏には強い憎しみも存在し、ボロボロになりながらも逞しく生きていく…宝塚ファン的には、「風と共に去りぬ」の世界観が近いと捉えておくのがいいかもしれません。

宝塚星組『ドクトル・ジバゴ』
時代の変遷に生きる逞しく雄々しい男といえば轟理事

風共といえば、レット・バトラー。レット・バトラーと言えば轟悠さん。

このお髭はもう自前で生やしているんじゃないかと思ってしまうほど、超バトラーな轟理事。

キャラクターとしては強引なバトラーと「ジバゴ医師」に共通点はあまりなさそうですが、この時代の男性に共通する厳格さ、意志の強さ、惚れた女性に対する執着心というものが轟悠さんの芝居にしっかりと根付いているのかもしれません。

時代の渦に巻き込まれて絶望しながらもまた逞しく愛し、生きていく…そんな作品の主役にはやっぱり轟悠さんを起用したいのが演出家の強い思いなのか、はたまた劇団の理念なのか…。

気になるのは轟さんの相手役には星組のどなたが選ばれるのかということ。そして2番手格に値する役はどの役なのか、誰が演じるのか。

あらすじを見てみると、主人公ドクトル・ジバゴには腹違いの兄がいるようで、ジバゴ医師を助けたり導いてくれる重要な役のようです。

しかし主人公の兄ということは、轟さんの兄。星組の生徒で轟さんの兄役が務まる方がいらっしゃるのか…??

他にも、ヒロインの結婚相手やヒロインにちょっかいを出してくる富豪などもいますが、どなたも悪役寄り。それともヒロインを2番手男役が務めるのか?!

一体星組からどなたが選抜されて、どんな配役になるのかとても気になるところですね。

宝塚星組『ドクトル・ジバゴ』
ファンの声・反応は…?

誰が星ドラマシティやるのかなー♪と心待ちにしていたところ、「えっ?!理事が降臨?!」と驚いた方がほとんどだと思いますが、ファンの皆さんの反応はというと…

やはり皆さん配役予想を楽しんでいらっしゃるようですね!

先日公演した星組『阿弖流為』で見事なヒロインを演じてまたひとつトップ娘役候補へ歩を進めた有沙瞳さんが有力視されているようですが…轟さんの相手役を務めた娘役さんはトップになるというジンクスもあるので、むしろ有沙瞳さんにやってほしい!という声もあるようです( ^ω^ )

宝塚星組『ドクトル・ジバゴ』
轟悠さんと組子たちを共演させるメリット

轟悠さんといえばもう今や宝塚歌劇団の管理職ですが、いち生徒として見れば大ベテランのスターさんです。

雪組トップ時代に比べれば出演回数は抑えていますし、基本的には小劇場への出演やディナーショーを中心にお仕事されていらっしゃいますが、経験値は当然ながら高く、他の専科さんたちと特に違う点は主役をこなしてきた数です。

トップスターになれば数年後に退団していくのが宝塚の習わしですが、轟さんにあたってはトップを経験したのち専科に移り、今も主役として歌劇団を支える稀有な存在です。来月も専科さん達と月組生の数人で「神家の七人」をバウホールにて公演します

ギリシャ彫刻のような端正なビジュアルに甘くハスキーな声、深い人物描写のできる芝居力。舞台人として高いスキルを持っています。

そんな貴重な役者さんと共演できることは、若手生徒にとってこれほどの学びはありません。

作品への向き合い方、役の作り方、芯に立つことの意味など、轟さんにしか教われないものがたくさんあり、若い生徒たちに多くのことを吸収してほしいという教育の面で轟悠さんと組子たちを共演させている、という劇団の狙いは確実にあるでしょう。

一体轟チームに星組の誰が選ばれるのか、非常に楽しみですね。

宝塚星組公演『ドクトル・ジバゴ』
公演詳細

公演期間・会場

◆梅田芸術劇場シアタードラマシティ◆

  • 2018年2月4日(日)~2月13日(火)
  • 一般発売:2017年12月10日(日)
  • 全席 7,800円

 

◆赤坂ACTシアター◆

  • 2018年2月20日(火)~2月26日(月)
  • 一般発売:2018年1月7日(日)
  • S席 7,800円/A席 5,000円

 


2018年の星組のスタートは2作品とも時代物になりましたが、国も時代も違いますがどちらも激しい恋愛モノ。

名古屋のマイヤーリンクで悲恋に涙するか、大阪と赤坂でロシア革命に巻き込まれるか、2月の寒い季節にどちらで心を燃やしましょう?

宝塚星組公演『ドクトル・ジバゴ』是非お見逃しなく!

専科・轟悠さん関連のオススメ記事はコチラ

【元宙組トップスター】凰稀かなめさんがファーストアルバム『Again』発売決定!コンサートも開催!詳細をじっくりCheck!

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凰稀かなめさんファーストアルバム『Again』
退団後、初のアルバム発売が決定!

2015年に宝塚宙組を退団し、大手のプロダクションには所属せずに個人事務所を立ち上げた凰稀かなめさん。しばらくはコンサートやディナーショーなどのお仕事をメインに活動されていました。

しかし、2016年には東宝ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』のマリーアントワネット役を演じ、あの宝塚の至宝・花總まりさんとWキャストということで大きく話題になりました。

しかも2018年の再演でも再びアントワネットを続投することが発表され、ポスタービジュアルもつい最近披露されました。

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現役時代からその美しさはため息モノでしたが、女優となった今は元男役とは思えないほど更に美しくなられ、ファンのため息は深くなるばかり。

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現在は発信ツールとして公式ブログとインスタグラム、ツイッターのアカウントを持っていらっしゃり、普段の可愛らしいかなめさんが堪能できちゃいます。

そして、舞台にコンサートにドラマ…と幅広いジャンルで活躍中の凰稀かなめさんが、退団後初となるアルバムをリリースすることが明らかになりました!

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しかも、それをひっさげてコンサートも開催してくれるそうな!かなめさんの新曲というだけでも嬉しいのに、コンサートまで!

そのビッグニュースについてこちらの速報で詳しく事細かにお伝えしていきます!

退団後の凰稀かなめさんに関する記事はコチラ

凰稀かなめさんファーストアルバム『Again』収録曲

今回発売になるアルバム『Again』は、凰稀かなめさん自身がセレクトしたJ-POPナンバー7曲と、オリジナルの新曲が2曲、そしてなんと退団公演だった『PHOENIX 宝塚!!』のテーマソングも!

合計10曲が収録されています。(※曲順は未発表)

  • 雪の華(中島美嘉)
  • 秋桜(山口百恵)
  • Single Again(竹内まりや)
  • スカイレストラン(ハイファイセット)
  • グッド・バイ・マイ・ラブ(アン・ルイス)
  • 硝子坂(高田みづえ)
  • セカンド・ラブ(中森明菜)
  • PHOENIX宝塚!!(退団公演披露曲)
  • 雨のメロディー(新曲)
  • それがHappiness(新曲)

全体的に低音域の美しい女性アーティストが選ばれているようなので、スタッフさんと共にかなめさんの音域・声質に合った哀愁のある曲をセレクトした感じがしますね。

宝塚在団中にはAQUA5としてシングルもアルバムも出してきた実績があり、その際にJ-POPも披露していますが、やはり当時は基本男役。

現在は女優さんですので、今回披露してくれるJ-POPは当時とは全然違った雰囲気になるのではないでしょうか。

もともと非常に柔らかくて優しい声質のかなめさんですし、退団後に越路吹雪さんのトリビュートアルバムに参加したこともありますので、女性らしい柔らかさがありながらも哀愁のある歌声に仕上がっている気がしますね。

凰稀かなめさんファーストアルバム『Again』
DVD付限定盤もある!アルバム発売日・概要

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つい先日レコーディングが終了したとかなめさんから報告があったようですが、アルバム『Again』の発売日は11月22日(水)先日、咲妃みゆさんの所属が明らかになったユニバーサルミュージックから発売されます。

→『Again』公式サイト

しかも、最近のアーティストと同じように、通常盤(税込3,000円)と限定盤(税込5,000円)の2種類があるとか!

≪限定盤特典≫

  • コンサート「シャンソンの黄金時代」(2017)のステージから2曲収録
  • レコーディングスタジオでのドキュメンタリー収録

うーん…これはなんだか限定盤の需要のほうが圧倒的に高そうな予感が…。普段はお茶目なかなめさん、きっとレコーディング中も可愛らしい姿を見せてくれているのでしょう。

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プロモーション用の写真は1パターンのみ公開されていますが、これから更なるビジュアル解禁や、ミュージックビデオももしかしたら制作されるかも?!非常に楽しみです!

凰稀かなめさんファーストアルバム『Again』
聴き惚れたい!コンサート概要

そして、アルバムと言ったらコンサート!ですよね。せっかく新曲を作ってくれたのなら、ぜひ生で聴きたいっ!そんなファンの声をかなめさんはしっかり聞き届けてくれています。

  • 日程:2017年 12月16日(土)
  • 公演時間:15時/18時開演 (全2回公演)※演奏時間 80分程度
  • 会場:銀座ヤマハホール(東京)
  • チケット料金:9,500円(税込)
  • 一般発売日:11月16日(木)~
  • お問い合わせ先:る・ひまわり 03-6277-6622

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クリスマスシーズンに銀座でしっとりと聴くかなめさんの歌声。コンサートの後には銀座のオシャレなレストランでクリスマスディナーを食べて…なんていう休日、絶対に素敵ですよね。

あ、もちろんそのまま星組公演の出待ちに行くコースも素敵(#^.^#)

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今年も来年も既に予定ぎっしりの凰稀かなめさん。退団されてもいろいろな方面で活躍を見せてくれるのがファンとしてはいちばんの喜びですよね。うーん、11月22日が待ち遠しい!

在団中の凰稀かなめさんに関する記事はコチラ

【初日】10/9宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」赤坂ACTシアター観劇レポ!挨拶・スチール写真・パンフレット・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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10/9宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」【初日】の観劇レポまとめ

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10/9宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」が初日を迎えます

トップさんがお花屋さんという、なかなか斬新な設定のオリジナルストーリー。これまでにレストランを舞台にした作品など、ちょっとオシャレなお店が舞台となったオリジナル作品を発表してきた植田景子先生らしい新作です。

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お稽古映像だけでも、明日海りおさんの可愛らしいエプロン姿にキュンキュンしてしまいます!綺麗なお花に囲まれたこんな美しい青年がいるお花屋さん…実際にあったら連日大混雑ですよね。

お花屋さんを舞台にした物語…一体どんなストーリーになっているのか非常に楽しみです!

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そして、花組生としてこの作品が最後の出演となる芹香斗亜さん。みりキキファンにとっては寂しい限りですが、花男・芹香斗亜を絶対に見届けたいところです。

こちらでは宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」についてはこちら

10/9宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」公演日程、会場について

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日程

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会場

赤坂ACTシアター

10/9宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」グッズ、パンフレット、スチール写真など

更新予定…

「ハンナのお花屋さん」@【初日】10/9レポ

更新予定…

「ハンナのお花屋さん」@【初日】10/9舞台挨拶

更新予定…

「ハンナのお花屋さん」@【初日】10/9感想

更新予定…

10/9宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」レポをお届けします

10/9に初日を迎える宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」

どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚花組公演「ハンナのお花屋さん」を観劇をした人の感想やレポ、挨拶などの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

宝塚花組の関連記事はこちら

宝塚星組 人気男役、十碧れいや。ファンを夢中にさせる魅力やお茶会の様子をご紹介!

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宝塚歌劇団星組、男役・十碧れいや

抜群のスタイルと、ダイナミックなダンスが魅力の宝塚星組、人気男役の(十碧れいや・とあれいや)さん。
新人公演を卒業されてからは、幅広い役に挑戦され星組の重要な戦力として、その活躍がますます期待されています。
2017年で「男役10年」に突入され、一人前の男役として確実に成長されているい十碧れいやさん。
そんな、十碧れいやさんのプロフィールや経歴・お茶会の様子、そこから見えた魅力的な性格などをご紹介します。

宝塚歌劇団星組、男役・十碧れいや -基本プロフィール-

まずは宝塚星組、男役・十碧れいやさんのプロフィールや生い立ち、これまでの舞台経歴をご紹介します。

  • 出身:愛知県名古屋市
  • 出身校:熱田高等学校
  • 誕生日:4月14日
  • 身長:175㎝
  • 血液型:B型
  • 愛称:れな、ポコ

生い立ち

幼少期から、クラシックバレエを習っていた十碧れいやさん。宝塚歌劇団との出会いは中学3年生の時、同じバレエ教室の友人が貸してくれた、宙組公演「エリザベート」のDVDだったそうです。

バレリーナになることが夢だった十碧れいやさんですが、身長が伸びすぎてしまいこれからの進路に不安を感じられていました。
そんな時、叔母と一緒に観劇された宙組公演「ファントム」に感銘を受け、宝塚受験を決意されたようです。

【宝塚の受験を決意された時の心境】

宙組『ファントム』が将来を変えた。「気がついたら前のめりで観ていました。出演者の皆さんがキラキラ光っていた。劇場空間の密度の濃さ、一体感。高校1年で宝塚受験を決めたときは、ここに立ちたいという思い以外、何も考えませんでした。普段はのんびり型ですが、やりたい、と思ったら、ガッと突き進むタイプです」

(出典:ウィズたからづか

これまでの舞台経歴

  • 2005年、宝塚音楽学校入学。
  • 2007年、93期生として宝塚歌劇団に成績15番で入団。星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台を踏まれ、その後は星組に配属となります。
  • 2012年、星組公演「めぐり会いは再び2nd -Star Bride-」で新人公演初主演に抜擢。
  • 2014年、宝塚星組バウホール公演「アルカサル -王城-」で(麻央侑希・まおゆうき)さんと共に、バウホール公演初のW主演を果たします。

十碧れいや・初主演作品「アルサカル -王城-」

この公演で十碧れいやさんは麻央侑希さんと共に、初主演を果たされます。
当時、研7と研6であったお二人ですがアニメから出てきたようなビジュアル良さや、抜群のスタイルが話題となりさらなる人気を集めました。

【あらすじ】

14世紀の中世スペインを舞台に、実在のカスティリア王ドン・ペドロことペドロ1世の活躍と王国の栄枯盛衰の物語を描いた、青池保子氏による歴史漫画をミュージカル化。カスティリア王国の国王ドン・ペドロとその庶兄エンリケの抗争を通して、権力の持つはかなさ、滅びゆく人間の痛ましさをあぶり出し、宝塚ならではの切なくも美しいドラマをお届けします。

(出典:TAKARAZUKA REVU

「眠らない男・ナポレオン」イポリット役で大注目!!

2010年に宝塚星組で、初めてミュージカル化された「眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の果てに-」。
この公演で十碧れいやさんは、元星組娘役(夢咲ねね・ゆめさきねね)さん演じるジョセフィーヌの愛人、イポリットを演じられました。
クールで美しい愛人役が、十碧れいやさんにピッタリだと、大変人気を集めた公演となったのです。

十碧れいやのお洒落な私服も話題

楽屋入りや楽屋出などで見られるタカラジェンヌの私服ですが、スタイル抜群の十碧れいやさんの私服がモデルのようにお洒落だと話題になっています。

八頭身と言われている十碧れいやさんのスタイルの良さは、彼女の大きな魅力の一つです。

十碧れいや、人気のお茶会の様子

お茶会は、雲の上の存在であるタカラジェンヌと唯一、身近で触れ合う事ができる素敵なイベントです。
人気男役スターである、十碧れいやさんのお茶会にも、毎回沢山の方が参加されています。

十碧れいやさんのお茶会で、ファンの方がまず驚かれるのが、抜群のスタイルです。
舞台上でも、十碧れいやさんのスタイルの良さは目を引きます。ですが「実物はそれ以上」と、目を奪われてしまう方がほとんどだそうです。
お茶会が始まると、おしゃべり好きな十碧れいやさんの楽しいトークと、フワッとした優しい雰囲気でファンに癒しの時間を与えてくれます。

お茶会のまとめ

十碧れいやさんのお茶会は内容も充実し、向日葵のようなキラキラとした笑顔で終始ファンを楽しませてくれます。
さらに、十碧れいやさんのファン想いで優しく明るい性格など、オフの魅力が沢山発見できファンにとっては特別な時間を過ごせたようです。

男役を追求されていく十碧れいやから、目が離せません

舞台の上だけではなく、優しく明るい性格などで、どんな時もファンに夢を与えてくれる十碧れいやさん。

「男役10年」を迎え、ますます男役としての華が輝いていらしゃいます。
男役にゴールはありませんが、十碧れいやさんの目指す「中世的な夢の世界の男役」という目標を、確実に実現されているのではないでしょうか。

今後も、宝塚星組を牽引されていく、魅力に溢れた十碧れいやさんから目が離せません。

現在、十碧れいやさんは宝塚星組公演「ベルリン、わが愛」「Bouquet de TAKARAZUKA」に出演されています。

ミュージカル「ベルリン、わが愛」

【あらすじ】

サイレント映画からトーキーへと移り変わる頃──。1920年代から30年代にかけて、ハリウッドと並ぶ映画の都として栄華を誇ったドイツ・ベルリンにも、ナチスが暗い影を落とし始めていた。そんな中、新しい娯楽作品を模索する男達は、ミュージカル映画こそ大衆が求めるものだと確信し、その実現へ向けて邁進していた。無名の踊り子を抜擢し撮影された映画は大成功を収める。しかし、プロパガンダとして映画を利用しようとするナチスの圧力は強まる一方だった。理想と現実の狭間で苦悩しながら、映画を愛した彼らが描いたシナリオとは…。
激動期のベルリンを舞台に、「映画」を愛した人間たちの姿を、運命的なラブロマンスを織り交ぜながらドラマティックに描き出すミュージカル。

(出典:TAKARAZUKA REVU

十碧れいやさんは、映画監督でメトロポリスを撮る・フリッツ・ラングと、ゲッベルスの部下・ギルベルト・シュヴァルツの二役を演じられています。

タカラヅカレビュー90周年 「Bouquet de TAKARAZUKA」

90周年を迎えたタカラヅカレビューの伝統を紡ぐレビュー作品。世界巡りの形式で展開するバラエティに富んだ場面に、きらめく花の様に多彩な輝きを放つ紅ゆずるを中心とした星組メンバーの魅力を一杯詰め込んだ、豪華絢爛なレビューをお届け致します。

(出典:TAKARAZUKA REVU

新生星組となってからは初めてのショーで、ダイナミックな十碧れいやさんのダンスが炸裂されている見どころ満載なショーとなっています。

【公演日程】

  • 宝塚大劇場公演:2017年9日29日~2017年11月6日
  • 東京宝塚劇場公演:2017年11月24日~2017年12月24日

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宝塚歌劇団 花組、男役に花を添えた「麗しき花娘」。歴代トップ娘役を一覧でご紹介!!

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宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役

「男役の宝庫」と言われる宝塚歌劇団花組で、男役に花を添えているのが、娘役です。
花組の娘役は、スカート捌きに定評があり、娘役の伝統や風習がしっかりと受け継がれています。

また、実力のある娘役が多く、他組でトップ娘役に抜擢されることも、少なくないようです。
そんな宝塚歌劇団花組の歴代トップ娘役のまとめた情報を一覧でご紹介します。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧  その①

宮城野由美子・みやぎのゆみこ(1951年退団)

今でも宝塚で受け継がれている「ブウギウギ巴里」などの名曲を生み、戦後最大のヒットと言われた(越路吹雪・こしじふぶき)さんの相手役を務められました。
宮城野由美子さんは、在団中に映画デビューされるなど、とても人気のあった娘役です。

宝塚100人の一人、殿堂入りも果たされています。

上原まり・うえはらまり(1972年11月28日~1979年7月31日)

筑前琵琶旭会総師範・柴田旭堂の一人娘で、「柴田旭艶」の名を持つ上原まりさん。

元宝塚歌劇団花組トップ男役の(甲にしき・こうにしき)さん(榛名由梨・はるなゆり)さん(安奈淳・あんなじゅん)さん(松あきら・まつあきら)さんの相手役を務められ、その後は専科へ異動されました。

代表作は「ベルサイユのばら」、「新源氏物語」などです。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧 その②

ひびき美都・ひびきみと(1987年12月31日~1991年11月29日)

ダンスの実力と宝塚の娘役らしい雰囲気が買われ、「ダンスの花組」と呼ばれる一時代を築かれた元宝塚歌劇団花組人気男役(大浦みずき・おおうらみずき)さんの相手役を務められました。

1991年、相手役の大浦みずきさんと一緒に退団されています。

森奈みはる・もりなみはる(1991年11月30日~1995年5月5日)

入団2年目でバウホール公と新人公演初ヒロインに抜擢。
ダンスに定評のあった、元宝塚歌劇団花組トップ男役(安寿ミラ・あんじゅみら)さんの相手役を務められます。

同期生には、元月組トップ娘役(麻乃佳代・あさのかよ)さんと、元星組トップ娘役(白城あやか・しらきあやか)さんらがおり、「74期3人娘」と呼ばれ娘役のなかでも大変人気がありました。

1995年、相手役の安寿ミラさんと一緒に退団されています。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧 その③

純名里沙・じゅんなりさ(1995年5月6日~1996年11月28日)

早くから注目され、1994年NHK連続テレビ小説「ぴあの」に出演。朝ドラヒロインに、現役タカラジェンヌでは初めての抜擢となりました。
そのため一年間、宝塚歌劇団を休演されています。

宝塚歌劇団復帰後の1995年、宝塚の革命児。元宝塚歌劇団花組トップ男役(真矢みき・まやみき)さんの相手役を務め、1996年に退団されました。

千ほさち・せんほさち(1996年11月29日~1998年10月5日)

美しい容姿に加え、歌・芝居・ダンスと三拍子揃った娘役として、早くから注目されていました。
入団2年目の1996年、真矢みきさんの相手役に異例の大抜擢。

1998年、相手役の真矢みきさんと同時に退団されています。

大鳥れい・おおとりれい(1998年10月6日~2003年2月9日)

元宝塚歌劇団花組トップ男役(愛華みれ・あいかみれ)さん(匠ひびき・たくみひびき)さん(春野寿美礼・はるのすみれ)さんら三人の相手役を務められます。

力強く頼りになるトップ娘役で、2003年自身の退団公演では、娘役なら誰もが憧れる「エリザベート-愛と死の輪舞」でエリザベート役を演じられました。

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 一覧 その④

桜乃彩音・さくらのあやね(2006年2月13日~2010年5月30日)

男役に寄り添う娘役らしい雰囲気で早くから注目され、入団3年目でバウホール公演初ヒロインに抜擢。
スターの登竜門である、阪急電鉄初詣ポスターにも選ばれています。

元宝塚歌劇団花組トップ男役、春野寿美礼さんと(真飛聖・まとぶせい)さんの相手役を務められ、2010年に退団されました。
退団公演で上演された「虞美人」では、美しく愛する人に命を懸けた虞美人役を見事に演じられます。

蘭乃はな・らんのはな(2010年5月31日~2014年11月16日)

元気でエネルギッシュな娘役として定評があり、元宝塚歌劇団花組トップ男役、真飛聖さん(蘭寿とむ・らんじゅとむ)さん(明日海りお・あすみりお)さんら三人の相手役を務められます。

2014年自身の退団公演では、名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」で娘役としての集大成であるエリザベートを見事に演じられました。

花乃まりあ・かのまりあ(2014年11月17日~2017年2月5日)

宙組から組み替えとなり2014年、明日海りおさんの相手役として宝塚歌劇団花組トップ娘役に就任されます。
現代のトップ娘役として活躍され、相手役の明日海りおさんとは「みりかの」の愛称で親しまれました。

2017年、「雪華抄」「金色の砂漠」で惜しまれながら退団。その後は、女優として新たな世界に挑戦されています。

現在の宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世にも注目!

現在、宝塚歌劇団花組トップ娘役で、人気トップ男役・明日海りおさんの相手役を務められている仙名彩世さん。
新人公演ヒロインの経験もなく、遅咲きのトップ娘役と言われていますが、三拍子揃った実力と明日海りおさんとの抜群の相性ので良さで、レベルの高い舞台と称賛を得ています。

トップ娘役に就任され、様々な役にも挑戦されている仙名彩世さん。現在は、宝塚歌劇団花組公演「ハンナのお花屋さん」に出演中です。

今後も、宝塚歌劇団花組のトップ娘役として、美しく成長されていく仙名彩世さんから目が離せません。

ハンナのお花屋さん-Hannds Florist-

【あらすじ】

ロンドンの閑静な高級住宅地ハムステッドヒース、その一角に一軒の花屋があった。デンマーク人のフラワーアーティスト、クリス・ヨハンソンが営むその店の名は、“Hanna’s Florist(ハンナのお花屋さん)”。自然との調和に包まれ、地元の人達からも愛されるその店には、心癒される穏やかな時間が流れていた。ところが、ある日、クリスの作品が栄誉あるフラワーコンペティションに入賞したことで、大きなビジネスチャンスが訪れる。トップフローリストとしての成功を目指すか、それとも・・・?そんな時、クリスは、仕事を求めて東欧からやって来たミアと出会い、次第に、自分の心の声に気付かされていく。故郷デンマークの森への郷愁、そして“Hanna’s Florist”という店名に込められた想いとは・・?
世界中から人が集まる街ロンドン、そして自然豊かな北欧を舞台に、21世紀を生きる我々が求める本当の幸せ、人生の豊かさを問いかけるオリジナルミュージカル。花組トップスター明日海りおの爽やかな魅力と共に、ハートウォーミングなひと時をお届け致します。

(出典:TAKARAZUKA REVU

この公演で、仙名彩世さんはミア・ペルコヴィッチ役を演じられています。

【公演日程】

  • TBS赤阪ACTシアター:2017年10月9日~2017年10月29日

宝塚歌劇団花組、歴代トップ娘役 まとめ

宝塚歌劇団花組の歴代トップ娘役は、過去に26人いらっしゃいます。
皆さん、素晴らしい歴代トップ娘役の方々ばかりなのですが、今回は強く印象に残った方や特に人気のあった方の情報をまとめて一覧でご紹介させて頂きました。

男役の魅力を引き立てるのに最も重要なのが、相手役の存在です。
花組歴代トップ娘役の方々は、皆さん男役に優しく花を添え、男役に寄り添うという共通点が感じられました。

これからも、その伝統は受け継がれトップ男役を美しく引き立てる、宝塚歌劇団花組トップ娘役に期待していきたいです。

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宝塚雪組・透真かずき!!溢れ出る色気…バンドマン風のイケメン実力派男役、透真かずきの魅力を調査!!

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宝塚雪組 透真かずき(とうま・かずき)

宝塚雪組に所属する男役・透真かずきさん。

人気トップコンビ早霧せいなさんと咲妃みゆさんが退団し、望海風斗さんと真彩希帆さんを中心とした新生雪組の脇を固める上級生として活躍する透真かずきさん。

そこで今回は透真かずきさんのプロフィールや舞台経歴、魅力などを調査してみたいと思います♪

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透真かずきさんのプロフィールをご紹介

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まずは基本プロフィールからご紹介します。

  • 誕生日:12月17日
  • 身長:168cm
  • 出身地;東京都足立区
  • 出身校:東京女学館高等学校
  • 初舞台:2005年3月「エンター・ザ・レビュー」
  • 愛称:りーしゃ

透真かずきさんは2003年、宝塚音楽学校に入学した91期生です。

主な91期生は

  • 野々すみ花さん(元宙組トップ娘役)
  • 愛加あゆさん(元雪組トップ娘役)
  • 紫門ゆりやさん(月組)
  • 天寿みつきさん(星組)
  • 音波みのりさん(星組)
  • 澄輝さやとさん(宙組)

91期はトップ男役こそ輩出していませんが人気のタカラジェンヌが多数。

透真かずきさんのこれまでの舞台経歴

初舞台は花組

91期生の初舞台は2005年春野寿美礼さん率いる花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」でした。ロケットの振り付けは御織ゆみ乃先生。

91期生以降花組での初舞台公演が行われていないのはファンの間でも不思議…と話題になっています。

雪組配属

初舞台後は雪組配属となった透真かずきさん。下級生時代の主な舞台は…

  • 2008年1月「君を愛してる/ミロワール」新人公演:クレアント(本役:緒月遠麻)
  • 2009年3月「風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア」新人公演:フェリペ神父(本役:真波そら)
  • 2010年6月「ロジェ/ロック・オン!」新人公演:マキシム(本役:沙央くらま)
  • 2011年1月「ロミオとジュリエット」新人公演:ヴェローナ大公 (本役:大凪真生)
  • 2011年9月「仮面の男」ルイ13世、新人公演:モリエール(本役:彩風咲奈)
  • 2012年3月「ドン・カルロス」幻覚(男)、新人公演:セバスティアン(本役:大湖せしる)

など。

番手が付くような大きな役には抜擢されていませんが、着実に色々な役を経験し、舞台人としてのスキルを上げていったようですね。

話題となった「るろうに剣心」の御庭番衆

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そんな透真かずきさんが一気に注目されたのが2016年2月「るろうに剣心」の癋見役。

漫画の実写化ということもあり話題の公演だった「るろうに剣心」。しかも御庭番衆は実写では再現できないような独特のビジュアルなため、どうやって宝塚で演じるんだろう…と心配された役でしたが、宝塚では珍しい特殊メイクで見事に癋見役を演じきりました。

小池修一郎先生によるアイドルグループのような御庭番衆の演出も斬新で素敵でしたよね。

透真かずきさんの魅力とは?

特技は日舞と殺陣

日本物の公演数が多い雪組に所属する透真かずきさんの特技は日舞と殺陣です。2013年には「宝塚舞踊会」に出演し、日舞を披露しています。また今年の「宝塚舞踊会」にも出演予定です。

日本物の知識が豊富な雪組生らしい技術は舞台でも重宝されていることでしょう。

足が速い

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透真かずきさんと言えば100周年の大運動会での活躍が印象的でした。運動会での活躍が評価され”スピードプレー賞”を獲得しました。

鍛えられた筋肉からストイックな性格が垣間見えます。

バンドマンっぽいビジュアル

趣味がライブ参戦という透真かずきさん。そんな趣味もあってか普段の服装や雰囲気がバンドマンっぽい…!と言われています。

そのバンドマンっぽい雰囲気に独特の色気がプラスされてイケメンすぎる…とファンの間でも評判です。

気になる性格やお茶会は?

タカラジェンヌの性格や素顔を知るにはお茶会が一番!透真かずきさんも、もちろんお茶会を開催しています。

普段はかっこよくて色気たっぷりな透真かずきさんですがお茶会ではふんわり可愛らしいところもあり、そのギャップにキュンとするファンが続出しています。もちろん男役としてのファンサービスもたっぷり。

ぜひ気になる方は透真かずきさんのお茶会に参加してみてはいかがでしょうか♪

透真かずきさんの今後の舞台

透真かずきさんは次回雪組大劇場公演「ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜/SUPER VOYAGER! 」に出演予定です。

「ひかるふる路」は近年の宝塚歌劇でお馴染みキャラであるロベスピエールを描いたストーリー。透真かずきさんはロラン役を演じます。そして彩凪翔さんがマノン・ロラン夫人に抜擢。

透真かずきさんと彩凪翔さんが夫婦役ということで話題になっています。

「SUPER VOYAGER! 」は船出をテーマにしたショー。望海風斗さんと真彩希帆さんの大劇場お披露目公演ということで新生雪組にぴったりの爽やかなショーになるのではないでしょうか。

どちらも楽しみですよね。

これからの透真かずきさんに期待!

(出典:photo AC

透真かずきさんのプロフィールや経歴、魅力などをご紹介しました。

色気と実力を兼ね備えた人気の上級生男役、ということで透真かずきさんの活躍から目が離せませんね。今後の透真かずきさんの舞台をお見逃しなく!

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【宝塚テレビ番組情報10/13(金)〜10/15(日)】ついに始まりました朝夏まなと特集月間…もうそんな時期なのですね…伶美うららさん・彩花まりさんサヨナラ番組も開始です…涙

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こんにちは!宝塚歌劇倶楽部編集部です!

それではさっそく10/13(金)〜10/15(日)の宝塚テレビ番組の情報をお届けします♪


【出典:写真AC

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目次

10/13(金) TAKARAZUKA CAFE BREAK

TOKYO MX1 11:00~11:30放送

出演:【月組】蓮 つかさ、結愛 かれん

10/13(金) 宝塚スカイステージ番組

7:00

タカラヅカニュース

07:45

NOW ON STAGE#516 宙組宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演『神々の土地』『クラシカル ビジュー』

公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

出演:朝夏まなと、真風涼帆、愛月ひかる、桜木みなと、伶美うらら、星風まどか

08:30

宝塚友の会 会員様限定特別イベント 新人公演ステージトーク#27『マラケシュ・紅の墓標』「朝夏まなと・桜乃彩音」

『マケラシュ・紅の墓標』新人公演に関するトーク。フレッシュな時代のお2人ですが、のちにどちらもトップさんになられてますね~!貴重な映像です。

出演:朝夏まなと、桜乃彩音

09:00

マラケシュ・紅の墓標(’05年花組・東京・新人公演)

第一次世界大戦後の世情を背景に、フランス植民地だったモロッコの内陸の都市・マラケシュを舞台に展開する物語の、東京宝塚劇場での新人公演。

出演:朝夏まなと、桜乃彩音 他

11:00

ぽっぷ あっぷ Time#59 宙組『神々の土地』『クラシカル ビジュー』

東京公演を前に、宝塚大劇場で観劇した人も、東京公演で初めてご覧になる方も、更に公演が楽しめるエピソードを大披露!

出演:寿つかさ、純矢ちとせ、澄輝さやと、凛城きら、蒼羽りく、和希そら

11:30

ときめきの原点#1

第1回は、『ベルサイユのばら』にときめいて宝塚を目指した月組の紫門ゆりやさんと、とにかく宝塚が大好きな月組・早乙女わかばさんが、宝塚と『ベルサイユのばら』について徹底的に語ります。ゲストは元星組トップスター・湖月わたるさん。

出演:紫門ゆりや、早乙女わかば/ゲスト:湖月わたる

12:00

タカラヅカニュース

12:45

すみれの国の華麗なる食卓#10

第10回は、「フルーツ」をテーマにお届けします。今回挑戦する「フルーツを使った料理」は、鴨のソテーオレンジソース、白桃の冷製スープの2品です。

出演:凛城きら、星月梨旺

13:00

NOW ON STAGE#518 星組宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』

公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

出演:紅ゆずる、綺咲愛里、礼真琴、凪七瑠海、七海ひろき、壱城あずさ、瀬央ゆりあ

13:45

いにしえ逍遥・旅タカラジェンヌ-総集編1-

歴史と伝統が彩る関西の美しい町並みを、若手スターが巡る旅番組。そんなこれまでの旅をダイジェストで一挙にお見せする総集編の第一弾です。

出演:煌月爽矢、 華雅りりか、すみれ乃麗、芹香斗亜、麻央侑希、花陽みら、愛加あゆ、紫門ゆりや、彩凪翔、蒼羽りく、実咲凜音、珠城りょう

14:00

源氏物語 あさきゆめみしII(’07年花組・梅田芸術劇場)

大和和紀の同名の劇画を原作に’00年、愛華みれを中心とする花組で上演された作品を軸としながら、「源氏物語」の様々なエピソードを加え、新たに再構築した作品。

出演:春野寿美礼、桜乃彩音、真飛聖 他

16:30

名作 ことばの泉#20『朝霧に消えた人』

今回の「名作 ことばの泉」は、1979年雪組公演、ミュージカル・ロマン『朝霧に消えた人』をお届けします。藩を守るために我が身を捨ててゆく若い侍。そして・・・。

出演:愛白もあ、朝央れん、七生眞希

17:00

タカラヅカニュース

17:45

NOW ON STAGE#434 宙組全国ツアー公演『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』

公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

出演:朝夏まなと、実咲凜音、七海ひろき、澄輝さやと、蒼羽りく

18:30

ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-(’14年宙組・全国)

宝塚歌劇100周年の記念すべき年に行われた、宙組の全国ツアー公演朝夏さんが2番手時代に全国ツアー初主演となったときの映像です。

出演:朝夏まなと、実咲凜音 他

21:15

ダンサーハント#4

第4回の出演者は月組の宇月颯さんです。番組では、ダンスを始めたきっかけや、ダンスを継続していく上で大切なことの他、思い出のダンス場面を、出演者と振付家の両方の目線から語るなど、あらゆる角度からダンスの魅力を掘り下げていきます。

出演:宇月颯

21:30

Brilliant Dreams#118「柚香光」~stage~

各組スターの魅力を“stage”編と“personal”編の2回に分けてお送りする番組。今回は、花組男役・柚香光の“stage”編をお送りします。

出演:柚香光

22:00

タカラヅカニュース

22:45

夢のオケピット~宝塚歌劇オーケストラの魅力~#2

「宝塚歌劇オーケストラ」の楽員自らが語り演奏する事で、生演奏の魅力や醍醐味を再発見できる。第2回は海外ミュージカル特集として、『エリザベート』を取り上げる。楽曲の素晴らしさを誰もが認めるエリザベートの、オケ側からの特集は興味深いです。

出演:宝塚歌劇オーケストラ/風馬翔・愛白もあ(進行)

23:00

NOW ON STAGE#227 花組・宝塚バウホール『蒼いくちづけ』

スターが自らが語る役づくりへの抱負や意気込み、演出家の思いなど。

出演:小池修一郎、朝夏まなと、花野じゅりあ、望海風斗、鳳真由、月野姫花

23:30

蒼いくちづけ-ドラキュラ伯爵の恋-(’08年花組・バウ・千秋楽 主演:朝夏まなと)

’87年に紫苑ゆうさんを中心とした星組で上演し、大好評を博した作品で、ヴァンパイア伝説を下敷きにし、ドラキュラ伯爵の120年の時を巡る恋を描く伝奇ロマン。

出演:朝夏まなと 他

02:00

Talk Variety ミル!シル!のえる#14「朝夏まなと」

専科の未沙のえるさんが心暖まる絶妙なトークでゲストの人柄を見て、知って、聞いて、お茶の間の皆様にお伝えするトーク番組。まぁ様がまだ「まぁくん」だった時代。女の子です!

出演:朝夏まなと/未沙のえる

02:30

TAKARAZUKA CAFE BREAK#170「朝夏まなと」

2005年7月6日に放送されたMXテレビ「TAKARAZUKA CAFE BREAK」。当時、東京宝塚劇場で公演中の『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』の舞台に懸ける想いなど。

出演:朝夏まなと

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目次

宝塚歌劇団 月組、美と実力を兼ね揃えた歴代トップ娘役。その歴史と魅力を、まとめてご紹介します!

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宝塚歌劇団月組、歴代トップ娘役

宝塚歌劇団では、二番目に古い歴史がある月組。
「芝居の月組」と言われるほど、お芝居に定評のあるスターを数多く輩出し、今では組の特徴となっています。

そんな、宝塚歌劇団月組の歴代トップ娘役は、美と実力を兼ね揃え。男役スターと並ぶほど、人気を集めた方が沢山いらっしゃいました。
退団後も幅広く活躍されている、宝塚歌劇団月組歴代トップ娘役の歴史や魅力など、まとめた情報を一覧でご紹介します。

宝塚歌劇団月組、歴代トップ娘役 一覧 その①

雲野かよ子・くものかよこ(1942年退団)

元歌劇団理事の(天津乙女・あまつおとめ)さんを姉に持ち、宝塚歌劇団月組・主演娘役クラスの人物として活躍されました。

退団後は、宝塚歌劇団日本舞踊振付家として活動され、姉の天津乙女さんと共に姉妹で殿堂入りを果たされています。

淡島千景・あわしまちかげ(1947年~1950年)

優れた美貌の持ち主で、戦時中や戦後の宝塚歌劇団をトップ娘役として支えてこられた方です。

淡島千景さんの大ファンであった漫画家(手塚治虫・てづかおさむ)さんは、名作「リボンの騎士」は彼女をモデルにして書かれたと、生前に語られています。

初風諄・はつかぜじゅん(1970年12月31日~1976年8月31日)

長身であったことから、入団当初は男役でありました。
1967年からは、星組のトップ娘役を務められます。その後1970年に、月組トップ娘役に就任されました。

1974年、名作「ベルサイユのばら」で初演を務められ、ベルばらブームの火つけ役の一人として語り継がれています。
また歴代トップ娘役では初めてとなる、特別公演「サヨナラリサイタル」が上演され、その人気の高さを示されました。

宝塚歌劇団月組、歴代トップ娘役 一覧 その②

黒木瞳・くろきひとみ(1982年8月1日~1985年9月1日)

入団直後から美しく目を引く存在感で注目され、娘役としては史上最速となる「研2」で、元宝塚歌劇団月組トップ男役(大地真央・だいちまお)さんの相手役に抜擢されます。

大地真央さんと黒木瞳さんは「ゴールデンコンビ」と言われ、大変な人気を集めていました。
1985年、相手役大地真央さんと同時に退団。その後は女優に転身され、今では、日本を代表する女優として活躍されています。

こだま愛・こだまあい(1985年9月2日~1990年12月26日)

下級生の頃から注目され、元宝塚歌劇団月組トップ男役(剣美幸・つるぎみゆき)さんの相手役を務められました。
代表作には、「新・源氏物語」「心中・恋の大和路」。さらに、名作「ME AND MY GIRL」の初演を務められ、大変好評を得ました。

麻乃佳世・あさのかよ(1990年12月27日~1995年12月26日)

1991年、自身が熱狂的なファンであった、元宝塚歌劇団月組トップ男役(涼風真世・すずかぜまよ)さんの相手役に就任されます。
涼風真世さんの退団後は、月組トップ男役に就任された(天海祐希・あまみゆうき)さんの相手役を務められました。

宝塚歌劇団を代表する、偉大な元トップの相手役を務められた麻乃佳世さん。
歴代トップ娘役を語る上では、必要不可欠な存在です。

宝塚歌劇団月組、歴代トップ娘役 一覧 その③

風花舞・かざはなまい(1995年12月27日~1999年2月7日)

入団当初から注目され、初舞台にしてソロダンスシーンを与えられました。
月組に配属されてからは、三作連続でバウホール公演のヒロインに抜擢され、実力の高さを発揮されます。

1996年、トップ娘役に就任。元宝塚歌劇団月組トップ男役(久世星佳・くぜさいか)さん、(真琴つばさ・まことつばさ)さんの相手役を務められ、1999年に退団されました。

檀れい・だんれい(1999年2月8日~2001年7月2日)

1999年、元宝塚歌劇団月組トップ男役・真琴つばささんの相手役に抜擢。
中国公演にも参加され、その美しく妖艶な姿から大変な人気となり「楊貴妃の再来」という最大の賛辞が送られました。

2001年、相手役の真琴つばささんが退団後、専科に組み替えされたのち星組へ組み替えとなり、元宝塚歌劇団星組トップ男役(湖月わたる・こづきわたる)さんの相手役に就任。
お披露目公演「王家に捧ぐ歌」は、再演が繰り返される宝塚のヒット作となりました。
その後2005年に退団され、日本を代表する女優として活躍されています。

宝塚歌劇団月組、歴代トップ娘役 一覧 その④

映美くらら・えみくらら(2001年7月3日~2004年10月10日)

入団後は星組へ配属され、可憐な若手娘役として将来性を見込まれ、注目されていました。
早くから新人公演やバウホール公演でヒロインを務められ、2001年月組に組み替え後「研3」で、元宝塚歌劇団月組トップ男役(紫吹淳・しぶきじゅん)さんの相手役に抜擢されます。

紫吹淳さんの退団後は、月組トップ男役に就任された(彩輝直・あやきなお)さんの相手役も務められ、2004年に退団されました。

彩乃かなみ・あやのかなみ(2005年5月23日~2008年7月6日)

歌に大変定評のあった彩乃かなみさん。
宙組時代には、元宝塚歌劇団宙組トップ娘役(花總まり・はなふさまり)さんに続く二番手娘役として活躍され、エトワールを何度も務められました。

月組へ組み替え後は、元宝塚歌劇団月組トップ男役(瀬奈じゅん・せなじゅん)さんの相手役を務められ、2008年月組の代表作「ME AND MY GIRL」で退団。
その後は、歌手として幅広く活躍されています。

現在の宝塚歌劇団花組トップ娘役・愛希れいかにも注目!

2009年宝塚歌劇団に入団され、月組に配属。
入団当初は、男役でありましたが2011年に周囲からの勧めもあり、娘役へ転向されました。
可愛らしい容姿と、なんでも器用にこなす実力から、新人公演やバウホール公演でヒロインを演じられます。

その後2014年、元宝塚歌劇団月組トップ男役(龍真咲・りゅうまさき)さんの相手役に就任。
様々な役を演じられ、今では芝居・歌・ダンスと三拍子揃った宝塚を代表するトップ娘役として、月組をまとめ牽引されているのです。
龍真咲さんの退団後、現在の宝塚歌劇団月組トップ男役(珠城りょう・たまきりょう)さんの相手役を務められています。

「鳳凰伝 -カラフとトゥーランドット-」「CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-」

次回、愛希れいかさんは全国ツアー公演「鳳凰伝-カラフとトゥーランドット- 」「CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-」に出演されます。

「鳳凰伝」は、2002年に宝塚歌劇団宙組で上演され好評を得た作品の再演です。
愛希れいかさんは、美しい女王トゥーランドットを演じられます。
当時、(花總まり・はなふさまり)さんが演じられたトゥーランドットが美しすぎると、再演が懸念されていました。
ですが今回、月組により再演が決定し、愛希れいかさんのトゥーランドットに期待が集まっています。

【あらすじ】

  • 「鳳凰伝-カラフとトゥーランドット-」

「トゥーランドット」は18世紀の劇作家カルロ・ゴッツィ作の寓話劇であり、宝塚歌劇においては白井鐵造が1934年に作品化、1952年には春日野八千代による再演で話題を呼びました。2002年には、和央ようかと花總まりを中心とした宙組が21世紀版と銘打ち『鳳凰伝』—カラフとトゥーランドット—を上演。脚本・演出を担当した木村信司が、第12回社団法人日本演劇協会賞を受賞するなど、好評を博しました。それから15年の時を経て、珠城りょうと愛希れいかを中心とした月組全国ツアーメンバーが、高らかに愛の力を謳いあげる、壮麗でドラマティックな物語に挑みます。

(出典:TAKARAZUKA REVU

  • 「CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-」

「ショーはイメージの結晶」というコンセプトのもと、“情熱の結晶”“虹の結晶”“夢の結晶”などのシーンで構成した、ダンスを中心にしたエネルギッシュなショー。宝塚歌劇が100周年を迎えた2014年に上演された、明るく躍動感溢れるこの作品を、珠城りょうを中心とした月組が全国ツアーバージョンとしてお届け致します。

(出典:TAKARAZUKA REVU

【公演期間】

  • 全国ツアー公演:2017年11月17日(金)~2017年 12月10日(日)

宝塚歌劇団月組、歴代トップ娘役 -まとめ-

宝塚歌劇団月組歴代トップ娘役の方々は、確かな存在感と娘役としての地位を確立してこられました。
さらに娘役が中心となる作品や、トップ娘役単独のサヨナラショーなど男役を陰で支えるだけでなく、娘役自身が活躍する幅を広げられたのが、月組歴代トップ娘役の方々ではないでしょうか。

今回は、宝塚歌劇団月組歴代トップ娘役で活躍された方の歴史や魅力を、まとめて一覧でご紹介しました。
カリスマ性のある月組から、今後どのような娘役スターが現れるのか、今後も注目したいです。

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【宝塚好きな作品ランキング】投票開始!宝塚歌劇倶楽部読者が選ぶNo.1作品は…?あの作品は何度観ても泣ける!楽しい!大好き!という作品にぽちっと投票してみませんか!

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宝塚の好きな作品ランキングに投票してみましょう!

宝塚は今年で103周年。その長い長い歴史の中に名作がたくさん生まれてきました。

宝塚人気を不動のものに決定づけたのは言わずもがな「ベルサイユのばら」ですが、ベルばらブームから数十年、近年の宝塚ファンが支持する作品というのはどの作品なのでしょうか。

これまで上演されてきた人気作を挙げればキリがないので、外部舞台を含めて再演のあった作品を中心にピックアップしてみました。

切ない悲劇が好き、みんなハッピーな喜劇が好き、興味深い歴史モノが好き、一口にヅカファンと言ってもお好みは様々ですよね。

また、ストーリー展開のほかにも、楽曲がどれも素晴らしい!衣装が大好きすぎる!世界観がたまらない!など、加点ポイントはいろいろとあります。

たくさんたくさん悩んでいただき、総合面でマイナンバーワンの作品にぜひ投票をしてみてください!

それではラインナップ9作品のご紹介です!

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投票期間

2017年10月12日(木)16:00〜2017年10月19日(木)23:59

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  • 1.エリザベート

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    上演が決まれば絶対的にチケ難となってしまう大人気作です。

    これまでになんと9回も上演がされており、劇団としても今やベルばらと肩を並べるほどの看板作品となりました。

    その楽曲は不協和音でありながらも、どれもその役の心情を的確に表しつつ耳に残る素晴らしいメロディであり、実在したオーストリア皇后が黄泉の帝王に魅入られてゆく、という独特な世界観自体が大好きなファンも大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

    どの配役がマイベストなのかファンそれぞれにお好みを持っていらっしゃると思いますが、タカラジェンヌさん自身もやってみたい役として憧れている方は多く、ルキーニ役をやったジェンヌさんは必ずトップになる!というジンクスまであるほどです。

    逆に、タカラジェンヌさんたちから憧れの役として考えられているせいで、実際にその夢が叶ったら退団を決意されてしまうことも多いので、ファンとしては複雑なところですけどね…(;^ω^)

    2.うたかたの恋

    ↓【拡散希望】Twitterで「うたかたの恋」に投票しよう!↓

    これまでに8回上演されている作品です。上述の「エリザベート」と少し繋がっている作品であり、ヅカファンのオーストリア皇帝一家好きがよくわかりますね。

    「エリザベート」では母親からの愛が受け取れず、政治に強い思想を持っていたせいで父親から追い詰められ拳銃自殺してしまうルドルフですが、「うたかたの恋」ではそれに加えてマリー・ヴェッツェラとの駆け落ちというロマンス面に焦点が当てられています。

    トップさんの白軍服姿、相手役さんの純真無垢な可愛さがいかにも宝塚!な世界観。2人のいちゃいちゃは見ていて恥ずかしくなってしまうほどのバカップルぶり。

    近年は本公演で上演されることはなく、全国ツアー作品として選ばれることが多いようですね。来年の2月からは中日劇場で紅ゆずるさん・綺咲愛里さんらが上演することが決定しています。

    3.ロミオとジュリエット(フランス輸入版)

    ↓【拡散希望】Twitterで「ロミオとジュリエット」に投票しよう!↓

    演劇といえばシェイクスピア。シェイクスピアといえばロミジュリ。ということで、宝塚歌劇団ももちろん何度も上演していますが、大まかに分けて宝塚バージョンは3種類。

    • 天海祐希さんなどがバウホールで上演したスタンダードなロミジュリ
    • 1999年に水夏希さんが同じバウホールで上演した「ロミオとジュリエット’99」
    • 2010年~2013年にかけて各組で上演されたフランス輸入バージョン

    ロミオといえばなぜか一般的には白タイツのイメージがありますが、男性で白タイツを穿きこなすのは至難の業。しかし、そんな高難度の白タイツもタカラジェンヌさんにかかれば「王子様♡」。天海さんが完璧に演じてくださいました。

    そして’99のほうは、その古典衣装を都会的なビジュアルの水さんのために大きくアレンジ。パンキッシュな衣装で古典の台詞や楽曲を使用するという新しい試みがなされ、当時まだ下級生ながら後年に水さんの代表作となるほど大好評を得ました。

    ストーリー内容は同じであるものの、衣装や楽曲などで全然違う作品に見えるロミジュリなので、今回の投票は3組で上演された最も新しいフランス輸入版をピックアップします。

    月組・雪組・星組で上演され、古典デザインと現代デザインを融合させた衣装やロック音楽が、宝塚歌劇団で上演するのにピタリとはまりました。

    ちえねね、キムみみ、まさちゃぴ、みりちゃぴ…いろいろなロミオとジュリエットが誕生しましたが、あなたのお好みはどのカップルですか?

    4.Ernest in Love

    ↓【拡散希望】Twitterで「Ernest in Love」に投票しよう!↓

    宝塚ではまだそれほど再演が重ねられていませんが、古典のオフ・ブロードウェイ作品で、悪人が誰も登場しない王道のハッピーエンド作品、「Ernest in Love」。

    宝塚での初演は2005年に花組と月組で、そしてその10年後に花組で明日海りおさんによって再演がされました。

    別箱公演でのみ上演されている作品なので一般的にはマイナーかもしれませんが、分かりやすいストーリー展開に帰り道につい口ずさんでしまうようなキャッチ―な楽曲たち。トップコンビのラブラブぶりを見て幸せをおすそ分けしてもらえるような作品です。

    登場人物も皆さんとても個性的で、つい笑ってしまうような場面もたくさん。アドリブで笑わせるというよりは、ふざけた設定を各々が真面目に演じていることがおかしい、という喜劇作品です。

    可愛い娘役さん同士がお互いを罵り合ってキーキーわめいて大喧嘩するなんていう場面もこの作品ならでは。

    いま再演するとしたらどなたがアーネストを演じるのが面白そうでしょうか?どなたが最高に可愛いグウェンドレンを演じてくれそうでしょうか?そんな配役妄想もたまらなく楽しいですよね♪

    5.スカーレットピンパーネル

    ↓【拡散希望】Twitterで「スカーレットピンパーネル」に投票しよう!↓

    宝塚ではまだ上演回数は3回ですが、外部でも2016年から上演を開始、初演でパーシー役をやった安蘭けいさんが今度はマルグリット役で出演ということで話題になりました。

    小説「紅はこべ」をミュージカル化した作品ですが、勧善懲悪の秘密結社が大活躍するという物語が宝塚にピッタリとはまり、フランク・ワイルドホーン氏の楽曲の素晴らしさも手伝って今や大人気演目となりました。

    アドリブ場面もあるため、主要キャスト達の臨機応変なギャグセンスも試されるという、演じる側にとってはとても大変ですが、観ている側としては何度観ても飽きない爽快で楽しい大作ミュージカルです。

    6.ME AND MY GIRL

    ↓【拡散希望】Twitterで「ME AND MY GIRL」に投票しよう!↓

    ハッピーサクセスストーリーといえば、ミーマイ。初演は1987年で、別箱公演を含めて7回上演されています。

    近年では男役さんがジャッキーを役替わりで演じることが多く、中性的なタイプではなく普段は割と男らしいタイプの男役さんも挑戦してくれるので、「そう来たか!」と思える楽しさがありますね。

    そしてミーマイの代表曲である「ランベス・ウォーク」は客席も巻き込んで最高潮に盛り上がります!かなり後ろの1階席までトップさんが来てくれるので、お芝居でこのように客席と一緒になって盛り上がれるのはこのミーマイくらいではないでしょうか。

    役替わりもかなりの人数でシャッフルされ、「全パターン観たい!!」となってしまうヅカファンはもう劇団の思う壺ですね…(;^ω^)

    7.ファントム

    ↓【拡散希望】Twitterで「ファントム」に投票しよう!↓

    「オペラ座の怪人」といえば長年にわたって劇団四季が上演していたバージョン、「アンドルー・ロイド・ウェバー版」が日本には浸透していましたが、宝塚では2004年に和央ようかさん主演で「イエストン/コピット版」が上演されました。

    このバージョンは恐ろしい怪人という面ではなく、あくまで一人の人間、一人の男性として、純粋すぎるがゆえに暴走してしまったエリックの悲しい面が主に描かれています。

    特にエリックとキャリエールの銀橋シーンは涙なくして観られない大感動シーンで、学年が下である生徒さんのほうがお父さんのキャリエール役を演じることも多いので、タカラジェンヌさんの非常に高い演技力と歌唱力が求められますね。

    さんざんお世話になっておきながらクリスティーヌがエリックの素顔を見て逃げ去ってしまうシーンには、「ひどいっ…!」という客席の声が聞こえてくるようです。自分であれだけ「見せて見せて」とせがんでおきながら!

    8.王家に捧ぐ歌

    ↓【拡散希望】Twitterで「王家に捧ぐ歌」に投票しよう!↓

    古典作品のリメイクがお得意な木村信司先生が、宝塚用に「愛」をテーマにしてアレンジした作品です。

    オペラのほうはエチオピア王女「アイーダ」が主役ですが、宝塚用にラダメスとアイーダの許されぬ恋をメインに描いています。

    クレオパトラがモチーフとなっている絶世の美女「アムネリス」は気高い王女様でありつつ「絶世の美女」という設定のため、演じるタカラジェンヌがかなり絞られてきます。

    逆に、ヒロインはトップ娘役でありながら虐げられ続けていつも床を這いつくばっていますので、ラダメス、アイーダ、アムネリスの3役には非常に高い演技スキルが求められます。

    地下牢に沈んでいくラダメス、絶望後にまさかのアイーダとの再会、平和を願いながら息絶えていく2人…まだ再演回数は少ないものの、何度観ても泣ける作品ですよね。

    9.1789-バスティーユの恋人たち-

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    2012年にフランスで作られたミュージカルですが、ヅカファンには御用達のフランス革命のお話。

    しかし、フランス人が思うフランス革命はこう見えているのか!という新たな発見があり、主人公も違えばヒロインも違い、ベルばらとはまったく違う物語です。

    ダイナミックな演出や魅力的な登場人物像で、特にアンサンブルの迫力に圧倒されます。

    「芝居の月組」だからこその完成度だったのか版権の問題なのか、それともアントワネットができる適役な娘役がそうそういないのか、宝塚ではまだ再演はされていませんが、宝塚で上演したすぐ翌年に東宝版で上演されました。

    「アントワネットといえば」の花總まりさんが出演したことも大きく話題になりましたが、役替わりで凰稀かなめさんがキャスティングされたことでもファンを騒がせました。

    2018年も既に上演されることが決まっており、なんと今度のアントワネットは凰稀かなめさんと龍真咲さんという元男役さん2人。まさおさんがどんなアントワネットを見せてくれるのかとても楽しみですよね。

    できれば早く宝塚でも再演してほしいところです。

    Instagram Photo

    最新版【宝塚の代表作】をみんなで決めよう!

    「私の好きなあの作品がない~!!」という方もいらっしゃるかと思いますが、ヅカファンならきっと誰もが知っているであろう有名作9作品を今回はチョイスしてみました。

    こうしてみるとやっぱり海外ミュージカル強し!小池修一郎強し!ですね~。さすが宝塚の奇才です。

    宝塚で上演したら絶対にハマる!と海外ミュージカルを積極的に輸入してくるその嗅覚や、日本人にグッと響く翻訳や演出が天才的なのでしょうね。

    今回ピックアップした9作品は、ザ・タカラヅカ!な乙女チック作品もあり、斬新で現代的な作風もありましたが、もちろんどれも秀逸なので迷ってしまいますね。

    その中でも多くの人に支持されている作品は一体どれなのか、皆様の投票ををお待ちしております!

    投票期間

    2017年10月12日(木)16:00〜2017年10月19日(木)23:59

    投票方法

    宝塚歌劇倶楽部のLINE@のタイムラインから投票可能です。

    いますぐ投票しよう

    投票はこちらから行えます!
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    -好きな宝塚演出家たちを特徴と共に語る秋の夜長-ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』第6回

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    第6回 好きな宝塚演出家たちを特徴と共に語る秋の夜長
    ~夕方に色めき立つ~

    さてこのコラムも第6回目となりまして、セリ美宛てにコメントも頂くようになってとっても嬉しい最近ですが、「今週のコラムつまんねえなセリ美!」と思われやしないかとヒヤヒヤしている部分もかなりありつつ今日もがんばって書いてみたいと思います。

     

     

    ↑ 過去作品の公演年などを調べているうちに不意に素敵なジェンヌさんの画像が出てきてそのまま流れ流れて仕舞いには動画まで観始めて全然仕事が進まないセリ美図 ↑

     

     

    今週も調子に乗って変な絵を描いてすいません。

    描画にちょっとハマってきてしまいました…

     

    さて、ヅカファンという生き物の生態はなかなか特殊でして、ファンになってからというもの、お金の使い方やSNSの活用法など、多方面に変化が出てきますね。

     

    家族旅行や仕事などで少しでも関西(東京)に近づくと「ついでに兵庫(日比谷)まで行けないだろうか」とナビタイムをすぐに起動させたり。

    テレビドラマなどから「最後に勝つのは」とか聴こえてくると「このオぉぉ~レさぁぁぁぁ~」と急に歌い始めたり。

    手帳に「雪東初」「花DC楽」「キキ茶」とか素人にはおよそ理解できない暗号が書き込まれるようになったり…

     

     

    そんなヅカファンの生態の中でも、平日の夕方付近になると公式サイトのニュースチェックなんかも日々のルーティンに含まれていることと思います。

    公演作品の決定とか主演者が誰だとか、はたまた退団者が発表になったとか、まぁ主にそれらがビッグニュースとなるわけですが、実は私がいちばん色めき立つニュースってのは、

     

    「スタッフ募集」

     

    なんですわ。

    そりゃね、演出家募集とか宝塚オーケストラ団員募集とか、そういう今からじゃどうにもならんわいっていう職種はさておき、「キャトルレーヴスタッフ募集」「宝塚舞台スタッフ募集」とかがたまーーに出るじゃないですか。ちょうど今なんて「楽屋スタッフ」の募集出てますよ!なんという興奮ワードでしょう!!

     

    なんかね、もう今の生活すべて捨ててひとり気ままに武庫川のほとりで穏やかに生きていくのもいいかもなって一瞬本気で考えてしまうんですわ。

     

     

    音楽学校生と一緒に大橋を渡って出勤したり、チャリ通勤のジェンヌさんを毎日見かけて心の中で挨拶したり、宝塚市役所から意味もなく住民票をもらってニヤけたり…

    別に自分一人食べていく分にはアルバイトだって構わないし…小さなワンルームアパートで充分だし…

     

     

    【suumo】宝塚市の賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報 検索結果

     

    …ってね、歌劇団公式HPを見ていたはずなのにいつも気が付くとsuumoのサイトを凝視してるんですわ。やっぱ阪急沿線は高いよなーでもユニットバスは嫌だしなあとかブツブツ言いながら。

     

    そんな風に私を色めき立たせる公式HPの求人ニュースなんですが、やはりセリ美は今もこうしてこの仕事をしているように、最も色めき立つのが「出版物 編集者募集」ですよね。

    もうね、動悸がすごいのよ。

    「出版物 編集者募集」の文字見つけた途端、瞳孔開いちゃってると思いますね。

     

     

    そんで実際には、採用試験受けたこともあります、実は。

    3次選考まであって、一応最終にも残ったんですけどねーーーもう29歳だったから落ちたってことにしときましょうか。他に最終まで残ってた皆さんはほとんど大学4年生でした。あの中のどなたが夢を掴んだのかしら。

    でも、今になって思うと、あまりに宝塚が好きすぎる人は避けるみたいな傾向があったようなので、そのあたりが一番の不合格理由のような気がしますね。

     

    その時のお話も是非書きたいのですが、支障があるかもしれないので残念ながらここまでにしときます。

    ただ、もんんんんんのすっげーーーーーー刺激的な体験でした。受けてホントに良かったです。冥土の土産になりました。

     

    なので、いまだに編集者募集の告知を見ると諦めきれない夢がむくむくと湧き上がってくるんですが、宝塚市民になるのは老後の楽しみに取っておきます。

     

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    第6回 好きな宝塚演出家たちを特徴と共に語る秋の夜長
    ~セリ美的ツボにハマる演出家たち~

    さていつものごとく導入部分で大胆な逸脱ぶりを見せましたが、そういえば今回のテーマは演出家でしたね。忘れてた。

    そりゃね、演出家だって才能があるものならなってみたい!

     

    なんであのスターさんにもっとああいう場面やらせないのよ!とか、この人はダンサーなんだから和モノなんてやらせなくてもいいの!とか、毎公演毎公演皆さんそれぞれに意見をお持ちになると思いますが、そんなに言うならじゃあ演出してみなよって言われたら…

    やっぱりそれは難しすぎる。まず、大学受験からやり直さねば。

     

     

    クリエイティブな仕事はみんなすごいと思いますが、3次元を作り込んでいく舞台演出家っていうのは本当にすごい仕事だと思いますね。

    ストーリーを構築して宝塚ならではの配役を正しく配置してこんな衣装を着せてこんな音楽を使って…って、他の舞台より制約がある中で、お芝居にしろショーにしろ、宝塚の演出家の頭の中どうなってんだっていつも思います。

    そういう基本的なリスペクトをしっかりと根底に置いて、ボン乃セリ美セレクトの好きな演出家、いってみましょう。

     

    荻田浩一 先生

    いきなり宝塚にいない先生かいっ!

    っていう…ね。なぜ辞めてしまったのだオギー!!!ばかばかばか!

    これはもうね、根強いファンもたくさんいらっしゃることでしょうから、あえて説明するまでもないとは思いますが。

     

     

    もうね、荻田先生以上の先生はいない。そう思えるほど、いつもどんな作品も完璧な演出でした。特に、歌える人には歌を、踊れる人にはダンスをっていう正しい措置が好きです。

    ショーはもちろん、何作か作られたお芝居の方もすっごく好きでした。背徳的で胸を掻きむしられるような切なさと美しさがね、これぞ舞台芸術。

     

     

     

    そしていつもすごいマニアックなところから楽曲を持って来られるんですが、でも名曲揃いで。

    「マラケシュ・紅の墓標」の劇中で使われていた曲なんて、アニメのサントラから使用してました。でも素晴らしくいい曲で、「オギー、天才だなやっぱ」といつも私は唸らされてましたね。

    いわゆる打ち込み系と呼ばれる電子音を多用していたのも、音オタクだなーとか思って斬新で良かった。もっとオギー作品観たかったよーう!

     

     

    しかし、宝塚を辞められてからもOGとお仕事をすることが多いようです。

    タカラジェンヌさんの中にもオギーファンはたくさんいるようなので、ご指名がかかるんでしょうかねえ。

    ちなみにセリ美の神様である水夏希さまも荻田先生の作品が「大ッッッスキ!」だと仰っておりました。うふ。

     

    藤井大介 先生

    もうね、不動の人気ですよね。藤井先生に何度泣かされたことか。だって私を医務室送りにした人ですよ?!

    (参照:-宝塚の劇場には医務室がある!-ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』第2回)

    熱い!パッション!エネルギッシュ!オラオラ!と言えばもう藤井先生の専売特許と言ってもいいんじゃないでしょうか。

     

     

    生徒さん達への深い愛情を感じる演出にも、ファンはいつも感謝。特にサヨナラ公演のショーが藤井先生だと分かると「ああああああああ良かったああああ!」と思う人がほとんどではないでしょうか。

    もうね、去年の元旦に「HOT EYES!!」観たときは開いた口がふさがらなくって、いやホントに。大袈裟じゃなく。

    初日だったので藤井先生を劇場付近で見かけて、つい駆け寄って無言で手を握りブンブンとシェイクハンドしたい衝動を抑えるのにとても苦労しました。

    でも、昔はもっと爽やかだったのに数年ぶりに見た藤井先生はなんだか70年代のヤンキーみたいになっていた…

     

    正塚晴彦 先生

    はい、好き嫌い分かれる先生ですね。

    確かに私も当たり外れが激しいなーとは感じています。あとはちょっと芝居にリアルを追求しすぎだよなとも思います。テレビドラマじゃないから、あくまで舞台だから、しかもリアルっつっても主役演じてるの女性だから既にそこでリアルじゃないから、といろいろ思うところはあります。

    私思うに、正塚先生は小劇場が向いてますね。あーすっごくいいなーと思った作品はたいていバウホールでした。

     

     

    「マリポーサの花」は大劇場公演ですが、久々に正塚作品で「当たった!」と思った作品でした。

    まぁまかが再演して大好評だった「メランコリック・ジゴロ」も素晴らしい名作です。

    あとは娘役さんの台詞回しが何とかならんもんですかねえ。

     

    木村信司 先生

    この先生も好き嫌い分かれますね~しかもやっぱり台詞回しが独特。正塚先生とは真逆のベクトルで。

    キムシンはとにかく、愛、愛、愛。

    毎度盛大にムラの中心でトップさんは愛を叫んでいます。

     

     

    あんなつるっぱげのウォーリーを探せみたいな感じで「愛だよ、愛!」なんて思想を持っているあたりが非常に興味深い先生です。もちろん「王家に~」も好きなんですが、やっぱり私は鳳凰伝と不滅の棘。

    舞台にプールを作ってミズ様を水浸しにしちゃおうとか、そういう演出がとても好きです。今度の月組全ツではさすがにそれは無理だと思うのでどのような演出になるのか非常に楽しみ。全ツはチケ取りにくいけど行きたいな~

     

     

    不滅の棘もこのたび初めての再演が決まり、とっても嬉しい限りです。永遠の命っていう設定はありがちなんだけど、衣装とセットを全部真っ白にしちゃってところどころ重要なアイテムにだけ原色を使うっていう、ここでも斬新な取り組み。

     

     

    あとアーネストも大好きです。2時間ずっとニヤニヤニコニコしちゃう。これもサンドイッチとかマフィンとか実際に食べちゃって~なんていう、宝塚的には珍しい演出。当時はスミレコードでしたしね。

    キュウリが嫌いな樹里ぴょんが千秋楽にキュウリサンドを無理やり食べてたの面白かったな~!

     

    やっぱり宝塚はストレートプレイではなくて華やかなエンターテインメントだから、客をハッとさせるようなこういう仕掛けを思いつくのも宝塚の演出家としてはすごく武器なんじゃないでしょうか。

     

    上田久美子 先生

    最近ノリにノリまくっている大人気若手演出家のウエクミ先生は私も毎度非常に感心させられます。生で観たのはまだ星逢と神々だけですが、単なるお涙頂戴話とは明らかに違う深み。

    私は登場人物が死ぬという安易な演出が苦手で興ざめしてしまうのですが、ウエクミ先生の作品は、もうそうするしかないよね…それでも明日はやってくる、前を向かなきゃ!っていう納得のいく悲劇で。

     

     

    しかも、とても美しい。「とても悲しくて、とても美しい」っていうのがウエクミ先生の作品に流れる空気で、でもなぜか観劇後に残るのは「美しい」のほうが圧倒的に強い。晴れた冬の夜明けみたいな。

    今回の「神々~」も、演者さん達は非常に難しいと思いますが、それだけ達成感もすごいものがあるのではないでしょうか。

    次回作はショーに挑戦されるそうで、ウエクミ先生が作るショーってどんなものなのか、ものすごく楽しみ!!

     

    第6回 好きな宝塚演出家たちを特徴と共に語る秋の夜長
    ~タカスペのパロディーコーナー復活希望~

    あとは酒井澄夫先生も好きですし、柴田侑宏先生も植田景子先生も齋藤吉正先生も好きです。

    そしてきっと私がまだ観ていない若手演出家の先生の作品もたくさんあるので、今後また「あらっ この先生いいじゃない!」ということもあるでしょう。

     

    伏線の回収ができていないとか、意味が分からんとか、ストーリー上の不明瞭な点がある作品もたくさんありますが、私としてはスターさん達にときめければそれで良し!という単純な考えですね。

    そう、ときめくのが我々の仕事ですから!

     

    あ、いまちょっとかっこいいこと言った。

     

     

    それでは、三度目の銅鑼が鳴りましたのでこの辺で失礼いたします。エジプト高校の不良たちがラクダで暴走しているのを止めに行かなくては。

     

     

     

    次回は「難易度の高い観劇、それは新人公演」について語ってみます。

     

    ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』過去記事一覧

    宝塚月組・天紫珠李!ロイヤルなオーラで魅力満載!将来有望な若手ホープに注目!

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    月組の若手注目株!天紫珠李さん

    珠城りょうさんと愛希れいかさんによる新トップコンビの宝塚劇場お披露目公演が無事千秋楽を迎えた宝塚月組で、人気が高まりつつある101期生の天紫珠李さん。

    近年では珍しく入団時の成績上位者5名が男役で、当たり年とも言われるほど、逸材ぞろいだった101期生の中、2番目の成績で入団を果たした天紫珠李さんは、その実力と整った顔立ち、華やかなオーラで入団当初から注目を集めてきました。今回はそんな天紫珠李さんのプロフィールや魅力についてたっぷりお届けします!

    宝塚歌劇団101期生に関する他の記事はこちら

    天紫珠李(あまし じゅり)さんのプロフィール

    • 誕生日:1月10日
    • 出身地:東京都世田谷区
    • 身長:169cm
    • 初舞台:2015年 月組「1789−バスティーユの恋人たち−」
    • 愛称:じゅり、まりこ、じゅりあん

    経歴

    2010年の宝塚星組公演「『宝塚花の踊り絵巻』-秋の踊り- / 『愛と青春の旅立ち』」を観て宝塚歌劇団に入団することを決意したという天紫珠李さん。見事3年後の2013年宝塚音楽学校に入学を果たします。

    2015年に宝塚音楽学校を卒業すると、101期生として2番目の成績で宝塚歌劇団に入団しました。その年の月組公演「1789−バスティーユの恋人たち」で初舞台を踏み、その後月組へ配属となります。主な同期には、天紫珠李さんと同じ月組の結愛かれんさん、星組の星蘭ひとみさん、雪組で頭角を現している縣千さんなどがいます。

    97期生以降続いていた入団後の「組回り」の制度が廃止された為、101期生から入団直後に配属する組が発表されるようになりました。

    初舞台「1789-バスティーユの恋人たち-」では初舞台での口上メンバーに選ばれるなど、入団時から優秀で早くから期待されていたことが伺えます。

    入団から半年後の2015年8月には朝美絢さんと暁千星さんのダブル主演で話題となった「A-EN」にも出演し、1年目ながら注目の下級生としてファンの間で話題となりました。

    2016年には宝塚市の中山寺で毎年4月の第一日曜日に行われている「無縁経大会式」に月組生として参加します。月組の大劇場公演を中心に、バウホールやシアタードラマシティ公演などにも出演しており、2017年11月、12月には月組の宇月さん主演のミュージックパフォーマンス『MOON SKIP』への出演も決定しているなど、今後もますますの活躍が期待されています。

    入団以降の出演作品

    • 「1789−バスティーユの恋人たち−」 2015年4月〜7月
    • 「A-EN(エイエン)」 2015年8月〜9月

    ジュリアン(プロム実行委員)役(『A-EN(エイエン)【ARTHUR VERSION(朝美絢主演)】』)

    • 「舞音−MANON−/ GOLDEN JAZZ」 2015年11月〜2016年2月

    水の精霊 [運命のダンサー]役(『舞音-MANON-』)/モーリス・デュラン [フランス海軍士官]役(『舞音-MANON-』新人公演)

    • 「NOBUNAGA〈信長〉−下天の夢− / Forever LOVE!!」 2016年6月〜9月

    佐々成政(織田信長の家臣)役(『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』新人公演)

    • 「FALSTAFF〜ロミオとジュリエットの物語に飛び込んだフォルスタッフ〜」 2016年10月
    • 「Bow Singing Workshop」 2016年10月30日、11月1日
    • 「グランドホテル/カルーセル輪舞曲(ロンド)」 2017年1月〜3月

    ベルボーイ役(『グランドホテル』新人公演)

    • 「瑠璃色の刻(とき)」 2017年4月〜5月

    侍従 役(『瑠璃色の刻(とき)』)

    • 「All For One〜ダルタニアンと太陽王〜」 2017年7月〜10月

    ジョルジュ(役者) 役(『All For One〜ダルタニアンと太陽王〜』新人公演)

    ファンの声から知る天紫珠李さんの魅力!

    華やかで整ったお顔立ち

    ファンの間では2016年に宝塚歌劇団を卒業した元月組トップスターの龍真咲さんを彷彿とさせるお顔立ちと話題の天紫珠李さん。入団当初から整ったお顔と華のある舞台での立ち姿でファンの目にとまってきました。

    身長が169cmと、男役のなかでは決して高い身長ではありませんが、生まれ持ったオーラと華やかさで舞台映えし、観客の目を引くところも魅力のひとつです。

    まだ下級生の為か、お茶会などの情報はあまりないようですが、活躍されるにつれてお茶会の話題も出てくるかもしれませんね。

    隠しきれない高貴さ

    TAKARAZUKA SKY STAGEで放送されたBrilliant Dreams +NEXT で、同じ月組の美弥るりかさんとの対談のチャンスを得た天紫珠李さん。先輩も認めるほど隠しきれない高貴さが漂わせる天紫珠李さんが、美弥るりかさんにつけてもらったあだ名が「品格王子」です。

    入り待ちなどの様子から、普段はおっとりしたような雰囲気をもつ天紫珠李さん。どことなく漂う高貴さは、この辺りから感じられるのかもしれません。「癒されるものを集めること」が趣味ということからも、穏やかな性格をされているのだろうなということが伺えます。

    ファンも納得の素敵なキャッチフレーズで、新たな魅力をアピールが多くの人に知られることとなりました。今後の月組の「品格王子」の活躍から目が離せません!

    フレッシュで期待大の演技力

    まだまだ下級生ながら、新人公演などでは少しずつ大きな役がつくようになってきた天紫珠李さん。将来の月組スター候補として、伸び盛りの天紫珠李さん。公演を重ねるごとに成長していく様子が伺え、その演技力も高い評価を受けています。

    実力者が勢揃いの宝塚月組で、本公演ではなかなか目立つ役がまわってこない天紫珠李さんですが、新人公演で同期の抜擢が続いている中、今後、新人公演で主役を担う日が来ることを心待ちにするファンもいらっしゃるかと思います。

    天紫珠李さんの今後の活躍に期待!

    天紫珠李さんの今後の出演が決定しているのは以下の公演です。
    スター候補間違いなしと言われる天紫珠李さんの活躍は注目しておいて損はありません!

    • 月組ミュージックパフォーマンス『MOON SKIP』

    宝塚ホテル 2017年11月27日(月)/28日(火)

    ホテルグランドパレス:2017年12月10日(日)/11日(月)

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    【東京初日】10/13宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」東京宝塚劇場観劇レポ!挨拶・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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    「神々の土地/クラシカルビジュー」@【東京初日】10/13レポ NEW!

    「神々の土地/クラシカルビジュー」@【東京初日】10/13舞台挨拶 NEW!

    「神々の土地/クラシカルビジュー」@【東京初日】10/13感想 NEW!

    10/13宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」【東京初日】の観劇レポまとめ

    10/13宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」が初日を迎えます。

    ついに朝夏まなとさんの退団へのカウントダウンが始まり、とても寂しい気持ちです…。しかし、大劇場の千秋楽やその後のディナーショーでもいつもと変わらず太陽のように明るかったまぁ様。

    きっと東京公演もいつもと変わらない素晴らしい舞台と笑顔を届けてくれるでしょう。

    そんな朝夏まなとさんの気持ちを受け止めに、ロシアの切ない物語を堪能しに、何度でも足を運びたいところです。

    こちらでは宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

    宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」についてはこちら

    10/13宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」公演日程、会場について

    日程

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    会場

    東京宝塚劇場

     

    10/13宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」レポをお届けします

    10/13に東京宝塚劇場での初日を迎える宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」

    どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」を観劇をした人の感想やレポ、挨拶などの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    【速報】宝塚星組・礼真琴が2月に初ディナーショー開催!2月の星組は3チーム体制!超速開催の意味・公演詳細まとめ

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    ファンの予想と大幅に違った2月の礼真琴さん!

    現在、宝塚大劇場にて「ベルリン、わが愛/ブーケドタカラヅカ」を公演中の星組。ナチス政権の不安定な時代の中、映画のために奮闘する映画人の生き様を描いた作品です。

    その中での礼真琴さんは主人公・テオの友人である絵本作家。「阿弖流為」でも見事なタッグを披露した有沙瞳さんと純粋で素敵なカップルを演じています。

    そしてこの公演がクリスマスイブまで続き、2018年の星組は2月からトップコンビは中日劇場で「うたかたの恋」を、専科・轟悠さん率いる星組選抜チームはドラマシティ&ACTシアターにて「ドクトル・ジバゴ」を公演することが決定していました。

    礼真琴さんは一体どちらのチームに…?!もしかして轟理事の相手役としてヒロインで…?!なんて憶測も飛び交っていましたが、蓋を開けてみたら、なんと礼真琴さんは単独ディナーショーを開催するということでした!

    単独のディナーショーが開催できるのはトップさんや2番手さんなどの、選ばれし者のみ!現在の公演「ベルリン、わが愛」から正2番手の羽根を背負ったばかりの礼真琴さんがディナーショー開催というのはかなりの早さです!

    それではさっそくファンの皆さんの反応と共に、ディナーショーに関する詳細をお伝えしていきたいと思います!

    2月の星組公演に関する記事はコチラ

    単独ディナーショーまでの道のりは長い!

    宝塚における単独ディナーショーといえば、トップスターさんやトップ娘役さん、専科スターさんなどが開催することの多いイベント。

    先日、退団発表後にディナーショー「LAST EYES!!」を開催した宙組トップスターの朝夏まなとさんはそれが最初で最後の単独ディナーショーでした。

    長く2番手格として月組を支え続けている美弥るりかさんも、間もなく本番を迎えるディナーショー「Razzle」が美弥さん初の単独ディナーショーとなります。

    本公演と別箱公演だけでもスケジュールがぎゅうぎゅう詰めのスターさんにおいて、その間にディナーショーをねじ込むのは相当大変なこと。

    特に実力のあるスターさんは作品を作るにあたり、なくてはならない存在であるため、演出家としてもできるだけ居てほしい人材ですよね。

    それでもなおディナーショーを開催させるというのは、劇団からそのスターさんへのご褒美的な意味合いもあるでしょうし、「2番手スター」という地位をファンに根付かせるという目的もあるように思います。

    礼真琴さんといえば、走攻守揃った超実力派。「うたかたの恋」にも「ドクトル・ジバゴ」にも本当はいてほしい人材なはずです。

    しかも、まだ2番手に就任したばかりであり学年も研9という若さですし、間違いなくトップさんになっていくスターさんですので、ディナーショーをいま開催しなくてもいずれその時は来ます。

    それでもなおこのタイミングでディナーショーを開催したのは、劇団としてどんな意味合いがあるのでしょうか。

    どちらにせよ、柚希礼音さんのように、これから宝塚歌劇団の人気を牽引していってもらう非常に重要なスターさんということは明白なように思いますね。

    礼真琴さんディナーショー開催へのファンの反応

    まさかこの早さで単独ディナーショーを開催するとは誰も予想していなかったため、かなりのサプライズになった模様。

    そしてやっぱり気になるのは共演者。ディナーショーには基本的には歌ウマさんたちが集められることが多く、星組の歌ウマさん数名を伴うこととなります。

    礼真琴さんはスカイステージでの番組で歌ウマの精鋭たちを集めてアカペラにも挑戦しているため、ファンの中では「このメンバーで見たいー!!」という声が多く上がっています。

    ファンとしては是非にもこのメンバーを生で拝みたいところですが、星組内の歌ウマ精鋭メンバーを4人も別箱公演から引き抜いてしまえるものなのか…劇団さん、宜しくお願いしますッッ!m(_ _)m

    礼真琴さんディナーショー詳細

    宝塚ホテル

    <日時>
    2018年2月12日(月・祝)・13日(火)
    ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45

    <場所>
    6階「宝寿の間」

    <料金>
    27,500円(税サ込)

    <前売日>
    2017年12月13日(水)10:00~
    発売日当日は特設電話にて受付けます

    [12月13日のみ 専用回線]
    TEL:0797-85-2640(10:00~18:00)


    第一ホテル東京

    <日時>
    2018年2月19日(月)・20日(火)
    ディナー 18:15~19:30/ショー 19:30~20:30

    <場所>
    5階「ラ・ローズ」

    <料金>
    27,500円(税サ込)

    <前売日>
    2017年12月20日(水)10:00~
    発売日当日は宝塚専用電話にて受付けます

    [12月20日のみ 宝塚専用予約電話]
    TEL:03-3596-7733(10:00~18:00)

    構成・演出

    中村 一徳


    中村 一徳先生と言えば、ショー作品やディナーショー演出御用達の先生。

    宝塚らしい安定した演出をされるため、礼真琴さんのディナーショーもきっと琴ちゃんらしさを活かしたオシャレで素敵なディナーショーにしてくれるでしょう。

    礼真琴さん初ディナーショーの続報に注目!

    正2番手就任直後に初ディナーショーという、破竹の勢いで躍進している礼真琴さん。ビジュアル・実力も申し分なく、数年後には宝塚歌劇団を背負って立つスターさんになることは間違いありません。

    お父様である元サッカー日本代表の浅野哲也さんにまで「こんなに素晴らしいDNAを持つ琴ちゃんをこの世に誕生させてくれてありがとうございます!!」という気持ちにまでなってしまいます(;^ω^)

    うたかたやドクトル・ジバゴのいろいろな配役予想を裏切り、単独ディナーショー開催!というサプライズをなんとか受け取るため、チケット争奪戦になんとしてでも勝利したい!

    そして、待たれるのはポスタービジュアルと共演者情報です。

    絶賛公演中の「ベルリン、わが愛/ブーケドタカラヅカ」に足を運びつつ、続報を待ちましょう!

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    宝塚歌劇 専科・松本悠里!観るものの心を掴んで離さない日本舞踊の名手!意外と知らないプロフィールや経歴に迫る!

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    宝塚歌劇 専科・松本悠里

    日本舞踊がある日本物のショーには欠かすことができない宝塚歌劇団 専科の松本悠里さん。1989年からは劇団の理事も務めています。
    さらに、海外公演への出演数も最多で、数多くの賞も受賞されています。
    2014年に月組が担当した宝塚歌劇団創立100周年記念公演である『宝塚をどり』でも素晴らしい舞を披露されたことは記憶に新しいですよね。神聖な空間へと誘うような美しい舞は、宝塚歌劇団にとっての大きな財産といえるでしょう。

    しかし、そんな松本悠里さんですが、そのプロフィールや経歴について知っているファンの方は少ないのではないでしょうか?
    宝塚歌劇ファンなら知っておきたい松本悠里さんの基本的なプロフィールをまとめました。ファンの声もご紹介しますので、その魅力に迫ってみましょう!

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    松本悠里のプロフィール・経歴

    • 松本 悠里(まつもと ゆり)
    • 愛称:ミエコ
    • 身長:159㎝
    • 出身:神奈川県
    • 誕生日:9月19日
    • 44期生

    松本悠里さんといえば、宝塚歌劇団にとって日本舞踊の代名詞の様な方ですが、日本舞踊の素質は天性のものだったようです。
    お父様が、松本悠里さんの顔立ちや内股の歩き方を見て、日舞が合っているのではないかとお母様に話していたのだとか。お父様が亡くなられてから、それを遺言のように思われたお母様が松本悠里さんに日舞を習わせたようです。5歳から日本舞踊の松本御殿舞を習い、中学生の時に名取となりました。
    そして、高校生の時に、春日野八千代さんの舞台での美しい姿に憧れて、いつか宝塚歌劇で日本物のショーで踊ってみたいと思ったようです。

    1959年に44期生として宝塚歌劇団に入団。同年に、雪組公演『春の踊り』で初舞台を踏み、雪組に配属されました。雪組に在籍していた頃は、日本物のショーは少なく、様々な芝居やショーに出演していました。

    1974年に専科へ異動となり、そこからは日舞一筋になります。
    しかし、1979年の当時の星組トップスター・鳳蘭さんの退団公演『白夜わが愛』で芝居物に出演が決定します。当時の宝塚歌劇団の理事長である植田紳爾先生による「踊りが技術ばかりになっていないか。芝居をやらせて、ハートが大切なことを気付かせたい」という愛のムチだったようです。今や宝塚歌劇にとって宝の様な存在である松本悠里さんにもこの様に壁に立ち向かう時があったのかと思うと感慨深いですね。

    その後、1982年『夜明けの序曲』では松本悠里さんも好きだった役に挙げているモルガンお雪という当たり役と出会います。あるインタビューでは、この役について「お茶をたてながら主役を説得するシーンや、洋装にもなる難しい役であり、この役がエポックとなった」と答えていらっしゃいます。1999年に花組で再演された際にも、再び同じ役を演じていらっしゃいます。

    2005年星組公演『長崎しぐれ坂』では、台詞はないもの江戸の芸者、長崎・丸山の花魁、精霊流しの女を巧みに踊り姿のみで演じ分けました。松本悠里さんは「踊りは体で語るセリフと思っている」とおっしゃっており、その言葉に説得力を持たせる見事に心のある素晴らしい舞でした。
    その後も、たくさんの日本物のショー作品に出演し、素晴らしい舞を披露されています。

    松本悠里の宝塚歌劇への貢献とファンの声

    海外公演でたくさんの人の心を掴む!

    松本悠里さんの宝塚歌劇団への貢献として、海外公演への出演が挙げられます。
    海外公演では、日本らしさを伝えるためショーに日本物の要素を取り入れることが多いですが、その中で松本悠里さんの存在感は圧倒的です。以下、計9回の海外公演に出演しています。

    • 『宝塚おどり絵巻』/『世界への招待』(1965年・パリ公演)
    • 『ファンタジー・タカラヅカ』(1975年・ヨーロッパ公演)
    • 『ザ・タカラヅカ』(1978・中南米公演)
    • 『ジャパン・ファンタジー』(1985年・ハワイ公演)
    • 『宝塚をどり讃歌』(1989年・ニューヨーク公演)
    • 『花扇抄 -花姿恋錦絵-』(1994年・ロンドン公演)
    • 『夢幻宝寿頌』(1998年・宙組・香港公演)
    • 『宝塚 雪・月・花』(2000年・ベルリン公演)
    • 『宝塚ジャポニズム~序破急~』(2012年・台湾公演)

    松本悠里さんが舞う、愛らしく美しい日本人形のような姿は世界中の人々を魅了してしまいます。満員のお客様のスタンディング・オベーションを受けた時の感激はいつまでも忘れられないと語られていました。
    日本人が観ても心をうたれる舞姿ですから、海外の方が観た時の衝撃はすさまじいものがあるに違いありませんよね。

    素晴らしい舞により、多くの賞を受賞

    日本舞踊の松本流の名取だった松本悠里さんですが、宝塚歌劇団に入団してからは、藤間流、花柳中、山村流など他の一流の先生からも指導してもらえるため、自身の踊りは”宝塚流”と表現されています。
    オーケストラの音楽で日本舞踊を踊るという独特の宝塚歌劇の日本物のショーの中で、独自の舞の世界を表現した松本悠里さんが1989年に宝塚歌劇団理事に就任したのは誰もが納得できますよね。
    また、1998年には宝塚歌劇団からは初めて「文化庁長官表彰」を、2000年には「兵庫県文化賞」、2001年には「菊田一夫演劇特別賞」、2012年には「旭日小綬章」と、数多くの表彰を受けています。
    松本悠里さんは、宝塚歌劇団にとって財産といっても過言ではない素晴らしい存在であることが分かりますね。

    2016年花組公演『雪華抄』におけるファンの声

    記憶に新しい出演作は、2016年に花組により公演された『雪華抄』ではないでしょうか?その公演について、松本悠里さんに対するファンの声をご紹介します。

    『雪花抄』は日本の四季折々の美しさと艶やかさを織り込んだ日本物のレビューショーですが、やはり、松本悠里さんの素晴らしい舞姿に圧倒されずにはいられません。所作のすみずみまで洗練されていて、美しくそして可愛らしく目が離せなくなってしまいます。その姿を宝塚歌劇の舞台でいつまでも拝みたいものですよね。

    松本悠里さんの舞を見られるのは貴重!

    ここまで、宝塚歌劇 専科の松本悠里さんについてご紹介しました。松本悠里さんが舞う姿を見られるのは、どれほど貴重なことなのかを実感しますよね。宝塚歌劇でしか見られない日本物のショーの公演がある際には、ぜひ松本悠里さんの舞に魅せられてください!

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    【宝塚テレビ番組情報10/16(月)〜10/19(木)】まぁ様の退団番組がついに始まるんです…観たくなかった…(でも観るけど)!ありさちゃんの退団番組も…紅さん関連は2番組が初回放送!

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    こんにちは!宝塚歌劇倶楽部編集部です!

    それではさっそく10/16(月)〜10/19(木)の宝塚テレビ番組の情報をお届けします♪


    【出典:写真AC

    宝塚歌劇団の最新記事はこちらから

    目次

    10/16(月)宝塚スカイステージ番組

    7:00

    タカラヅカニュース

    07:45

    いにしえ逍遥・旅タカラジェンヌ-総集編2-(初回放送)

    歴史と伝統が彩る関西の美しい町並みを、若手スターが巡る旅番組。そんなこれまでの旅をダイジェストで一挙にお見せする総集編の第二弾は2012年7月放送の#25から2013年6月放送の#48までをお届けします。

    出演:星乃あんり、愛月ひかる、早乙女わかば、夢華あみ、春妃うらら、咲妃みゆ、桜咲彩花、彩風咲奈、綺咲愛里、透水さらさ、海乃美月、鳳月杏

    08:00

    名作 ことばの泉#20『朝霧に消えた人』

    今回の「名作 ことばの泉」は、1979年雪組公演、ミュージカル・ロマン『朝霧に消えた人』をお届けします。藩を守るために我が身を捨ててゆく若い侍。そして・・・。

    出演:愛白もあ、朝央れん、七生眞希

    08:30

    マイスターの教え#27 宙組『ヴァンパイア・サクセション』

    第27回は、2016年5月にシアター・ドラマシティで上演された、宙組『ヴァンパイア・サクセション』をご紹介。今回のマイスターは英真なおきさん、ゲストはヒロインの元恋人の医大生“ランディ”を演じた、和希そらさんです。

    出演:マイスター:英真なおき/ゲスト:【宙組】和希そら

    09:00

    ヴァンパイア・サクセション(’16年宙組・ドラマシティ)

    現代に蘇ったヴァンパイアが、不幸な過去を持つ少女との触れ合いを通して命の尊さを知り、「人間」になろうとする物語。宙組次期トップコンビの初タッグ作です。

    出演:真風涼帆、星風まどか 他

    11:15

    NOW ON STAGE#518 星組宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』

    公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

    出演:紅ゆずる、綺咲愛里、礼真琴、凪七瑠海、七海ひろき、壱城あずさ、瀬央ゆりあ

    12:00

    タカラヅカニュース

    12:45

    すみれの国の華麗なる食卓#11

    第11回は、「ケーキ」をテーマにお届けします。今回は、舞台上でケーキが供されるシチュエーションをいくつかご紹介し、その果たす役割を読み解いていきます。暑い夏に食べてもぴったりな「マンゴームースケーキ」を作ります。

    出演:紫藤りゅう、拓斗れい

    13:00

    ダンサーハント#4

    第4回の出演者は月組の宇月颯さんです。番組では、ダンスを始めたきっかけや、ダンスを継続していく上で大切なことの他、思い出のダンス場面を、出演者と振付家の両方の目線から語るなど、あらゆる角度からダンスの魅力を掘り下げていきます。

    出演:宇月颯

    13:15

    NOW ON STAGE#475 雪組宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演『るろうに剣心』

    公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

    出演:早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗、彩凪翔、彩風咲奈

    14:00

    るろうに剣心(’16年雪組・東京/スカイステージ貸切公演)

    これまでにスカステでは東京での千秋楽映像、ディスク収録版映像と放送されてきましたが、ここでなんと東京公演行われたスカステ貸切公演バージョンが登場です!その日によって微妙に違う演技、できることなら全公演日分観たい!

    出演:早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗 他

    16:30

    Brilliant Dreams#118「柚香光」~stage~

    各組スターの魅力を“stage”編と“personal”編の2回に分けてお送りする番組。今回は、花組男役・柚香光の“stage”編をお送りします。

    出演:柚香光

    17:00

    タカラヅカニュース

    17:45

    雪組公演『ひかりふる路 ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』『SUPER VOYAGER!』制作発表会

    いよいよ望海風斗さん&真彩希帆さんの大劇場お披露目公演が始まります。制作発表会でその一部が明らかになり、期待が高まります。お2人の素晴らしいハーモニーが既に圧巻!

    出演:望海風斗、真彩希帆 他

    18:00

    Mottoふかぼり★タカラヅカ#1「フランス」

    宝塚歌劇が好きすぎるあまり、日常で出会うシーンに、ついつい宝塚の舞台のことを重ねてしまうことってありませんか?!この番組では、そんな舞台作品の世界を国ごとに“ふかぼり”し、海外を舞台にした作品を日本で追体験できるスポットをご紹介していきます!

    出演:久城あす、愛すみれ

    18:30

    TAKARAZUKAこだわりSELECTION#64「警察官」(初回放送)

    第64回のテーマは「警察官」です。マニアックなテーマですね!警察官と言えば…どの場面を思い浮かべますか?銭形警部?ホセとカルメン?それともショーの1場面?

    出演:ナレーション:汝鳥伶

    19:00

    紅ゆずる Photographie(初回放送)

    2017年10月に発売される星組トップスター紅ゆずるさんの写真集「紅 KURENAI」の撮影に密着。撮影風景やその合間に垣間見える紅ゆずるさんの魅力に迫ります。撮影現場でもやっぱり笑いをかっさらっているのでしょうか!?

    出演:紅ゆずる

    19:30

    Memories of 瀬音リサ(初回放送)

    2017年11月19日の宙組東京宝塚劇場公演『神々の土地』『クラシカル ビジュー』の千秋楽を最後に宝塚歌劇団を卒業する宙組娘役・瀬音リサさんのサヨナラ番組。

    出演:瀬音リサ

    20:00

    美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義-(’11年宙組・宝塚・新人公演)

    戦国時代の武将であり、卓越した政治家でもあった石田三成を主人公に据えた、歴史ロマン大作。瀬音さんがヒロインを務めた新人公演をいまいちど。

    出演:愛月ひかる、瀬音リサ 他

    22:00

    タカラヅカニュース

    22:45

    梅田芸術劇場公演情報番組 梅芸ナビ#71

    梅田芸術劇場がお届けする様々な公演をご紹介する情報番組。インタビューや舞台、稽古場などの貴重な映像を交えてご紹介します。

    23:00

    LOCK ON!-スター徹底検証-#25「紅ゆずる」(初回放送)

    第25回は、星組の紅ゆずるさんにスポットを当てます。星組メンバーからはもちろん、縁のある人たちから紅さんについて「こんな人」「こんなエピソードが…」などのとっておきのエピソードが披露されます。

    出演:紅ゆずる

    00:00

    星条海斗ディナーショー「MASQUERADE」(’17年・宝塚ホテル)(初回放送)

    今年開催したばかりの星条海斗の魅力満載のディナーショーが早々にスカステに登場。マギーさんらしい独特の世界観の広がる演出になっています。

    出演:星条海斗 他

    01:30

    TAKARAZUKA CAFE BREAK#584「愛月ひかる・花乃まりあ」

    2013年6月9日に放送されたMXテレビ「TAKARAZUKA CAFE BREAK」。当時東京宝塚劇場で公演中『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』の舞台に懸ける心境など。

    出演:愛月ひかる、花乃まりあ

    02:00

    TAKARAZUKA CAFE BREAK#445「朝夏まなと」

    2010年10月10日に放送されたMXテレビ「TAKARAZUKA CAFE BREAK」。当時東京宝塚劇場で公演中『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』の舞台に懸ける心境など。

    出演:朝夏まなと

    02:30

    TAKARAZUKA CAFE BREAKK#493「桜一花」・#494「朝夏まなと」

    2011年9月11日と9月18日に放送されたMXテレビ「TAKARAZUKA CAFE BREAK」。当時東京宝塚劇場で公演中『ファントム』の舞台に懸ける心境など。著作権の関係で2回分まとめての放送です。

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    目次

    宝塚歌劇団 雪組、「日本物の雪組」を確立された歴代トップ娘役。その歴史や魅力をまとめてご紹介します!

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    宝塚歌劇団雪組、歴代トップ娘役

    宝塚歌劇団雪組は「日本物の雪組」と呼ばれ、宝塚のなかでも日本物のお芝居の上演が多いクラスです。
    宝塚を代表する(春日野八千代・かすがのやちよ)さんを始め、数多くの日舞や所作の美しさに定評のあるスターを輩出してこられました。
    また「ベルサイユのばら」に続く名作、「エリザベート-愛と死の輪舞-」の初演が上演されたクラスとしても有名です。

    そんな宝塚歌劇団雪組の、美しく清らかな歴代トップ娘役の歴史や魅力をまとめ、一覧でご紹介します。

    宝塚歌劇団雪組、歴代トップ娘役 一覧 その①

    乙羽信子・おとわのぶこ(1950年退団)

    戦後の宝塚歌劇団第一期黄金時代を支え、春日野八千代さんの主演時代にトップ娘役を務められます。

    退団後は日活と契約され、映画の世界で活躍されました。

    浜木綿子・はまゆうこ(1956年~1960年)

    確かな演技力で注目され、春日野八千代さん、(明石照子・あかしてるこ)さん、(寿美花代・すみはなよ)さんの相手役を務められます。

    退団後は東宝現代劇と契約され、舞台女優として活躍されました。

    宝塚歌劇団雪組、歴代トップ娘役 一覧 その②

    遥くらら・はるかくらら(1979年12月28日~1984年7月30日)

    入団当初は男役でありましたが、1977年「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ役に抜擢。
    これを機に、正式に娘役に転向されました。

    その後、元宝塚歌劇団星組トップ男役(鳳蘭・おうとりらん)さん、(瀬戸内美八・せとうちみや)さんの相手役を務められます。
    1980年組み替えと共に、元宝塚歌劇団雪組トップ男役(麻美れい・あさみれい)さんの相手役を務められました。
    息の合った演技と美しさで、「ゴールデンコンビ」として人気を集め、「ジャワの踊り子」「うたかたの恋」などの名作を残されています。

    遥くららさんは当時「娘役ナンバーワン」と謳われ、退団公演に行われたサヨナラショーは宝塚では異例の二日間に渡って上演されました。

    紫とも・むらさきとも(1991年12月27日~1994年3月28日)

    宝塚音楽学校を首席で卒業され、入団一年目にして新人公演初ヒロインに抜擢。本公演でも娘役二番手の役を演じられ、早くからその実力が高く評価されていました。

    1992年、元宝塚歌劇団トップ男役(社けあき・もりけあき)さんの相手役に就任。
    旧宝塚大劇場最終作品が社けあきさんの退団公演となり、トップ娘役である紫ともさんには二つの重責がかかっていましたが、見事に務めあげられました。

    その後は、雪組トップ男役に就任された(一路真輝・いちろまき)さんの相手役を務められ、1994年「ブルボンの封印」「コート・ダジュール」で退団されます。

    宝塚歌劇団雪組、歴代トップ娘役 一覧 その③

    花總まり・はなふさまり(1994年3月29日~1997年12月31日)

    1994年、入団三年目で元宝塚歌劇団トップ男役・一路真輝さんの相手役に就任。1996年、一路真輝さんの退団公演では「ベルサイユのばら」に続く名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」でタイトルロールとなるエリザベートを演じ、大変な話題になると共に自身の娘役としての地位が確立さる公演となりました。

    その後、雪組トップ男役に就任された(高嶺ふぶき・たかねふぶき)さんの相手役を務められ、宝塚で何度も再演されている「仮面のロマネスク」などが上演されその人気は計り知れないものとなったのです。
    高嶺ふぶきさんの退団後は、現在の宝塚歌劇団理事を務められている(轟悠・とどろきゆう)さんの相手役を務められ、1998年宙組が創設されると共にメンバーとして組み替え。
    元宙組トップ男役(姿月あさと・しづきあさと)さん、(和央ようか・わおようか)さんの相手役を務められました。

    「女帝」と呼ばれている花總まりさんが宝塚歌劇団に残された伝説は数知れず、今だに花總まりさんを越える娘役はいないと言われている、伝説のトップ娘役です。

    紺野まひる・こんのまひる(2002年2月12日~2002年9月23日)

    美しい容姿と演技力で早くから注目され、入団一年目にして新人公演初ヒロインを務められました。
    その後は新人公演ヒロインを7回、エトワールなども経験されこれからが期待される娘役として注目されていました。

    2002年、元宝塚歌劇団雪組トップ男役(絵麻緒ゆう・えまおゆう)さんの相手役に就任。
    トップ娘役としてさらなる活躍が期待されていましたが、大劇場一作品で相手役の絵麻緒ゆうさんと、惜しまれながら退団。その後は、テレビや映画で活躍され女優としての知名度も高く、新たな世界で輝かれています。

    宝塚歌劇団雪組、歴代トップ娘役 一覧 その④

    愛加あゆ・まなかあゆ(2012年12月25日~2014年8月31日)

    元宝塚歌劇団星組トップ娘役(夢咲ねね・ゆめさきねね)さんを姉にもち、2012年元宝塚歌劇団雪組トップ男役(壮一帆・そうかずほ)さんの相手役に就任。

    姉の夢咲ねねさんとトップ娘役の時期が重なり、姉妹で宝塚100周年を盛り上げられました。
    宝塚史上、姉妹揃ってのトップ娘役就任は初めてとなります。

    2014年、相手役の壮一帆さんと共に退団。現在は、舞台を中心に活躍されているようです。

    咲妃みゆ・さきひみゆ(2014年9月12日~2017年7月23日)

    演技力と歌唱力の高さで早くから注目され、月組時代は新人公演やバウホール公演のヒロインを数多く演じられました。

    2014年雪組に組み替えされ、元宝塚歌劇団雪組トップ男役で「芝居の雪組」を復活させた人物と言われている(早霧せいな・さぎりせいな)さんの相手役に就任。
    夫婦の様な仲の良いトップコンビに、ファンからは「ちぎみゆ」の愛称で親しまれました。
    日本物から、話題の映画やアニメの舞台化などが注目され、トップ娘役を務められた作品が5作連続で稼働率100%越えを達成されています。

    2017年、相手役の早霧せいなさんと共に退団。現在は、本格的に芸能活動を開始されているようです。

    現在の宝塚歌劇団雪組トップ娘役・真彩希帆にも注目!

    現在、宝塚歌劇団雪組トップ娘役を務められている(真彩希帆・まあやきほ)さんは、トップ娘役就任と共に星組から組み替えされてこられました。

    歌に大変定評があり、現在宝塚歌劇団雪組トップ男役の(望海風斗・のぞみふうと)さんとの歌うまコンビが話題を集めています。
    2017年11月には、大劇場お披露目公演「ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~」「SUPER VOYAGER!」の上演を控えており、新生雪組の誕生が期待されているのです。

    「ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~」

    【あらすじ】

    18世紀末、フランス。立ち上がった市民達によって達成され、現代を生きる人々の生活の礎ともなったフランス革命。宝塚歌劇においてもこれまで度々物語の題材として取り上げられてきたこの革命の中心人物の一人であり、理想に燃え、そして自らもまたその炎に焼かれた革命家マクシミリアン・ロベスピエール。
    1791年9月14日。革命が始まって以来の宿願であった憲法が、ルイ16世によってついに承認される。国民議会議員として一大事業を為したロベスピエール達はパリ市民の歓呼の声に迎えられる。しかし憲法の承認は混迷する革命の、まだ序章に過ぎないものであった・・・
    志を一つに共に立ち上がった仲間達との絆、運命的なロマンス・・・その青春を賭し、理想に燃えた青年が革命の頂点へと邁進する姿を通し、彼が掲げた「自由・平等・博愛」に込められた思いを紐解き、人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカルです。
    なお本公演は雪組新トップコンビ望海風斗と真彩希帆の大劇場お披露目公演となります。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    この公演で真彩希帆さんは、マリー=アンヌ役を演じられてます。

    「SUPER VOYAGER!」 -希望の海へ-

    「VOYAGER(ヴォイジャー/航海者)」をテーマに、望海風斗のトップスター就任と新生雪組の「船出」を盛大に祝福する颯爽絢爛なレヴュー作品。
    豪華客船の出航をイメージした躍動感溢れるプロローグに始まり、「望(HOPE)」「海(OCEAN)」「風(WIND)」「斗(BIG DIPPER)」と新トップスターの名前にまつわる場面を中心に、未来への希望に満ちた場面の数々で構成。
    望海風斗の男役の美学と新生雪組の魅力の全てを凝縮した究極のエンターテインメントにご期待下さい。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    【公演日程】

    • 宝塚大劇場公演:2017年11月10日(金)~2017年 12月15日(金)
    • 東京宝塚劇場公演:2018年1月2日(火)~ 2018年2月11日(日)

    宝塚歌劇団雪組、歴代トップ娘役 -まとめ-

    宝塚歌劇団雪組の歴代トップ娘役は、過去に26人いらっしゃいます。
    今回はその中でも特に人気のあった方や、印象に残った方の歴史や魅力をまとめ、一覧でご紹介させて頂きました。
    宝塚歌劇団雪組歴代トップ娘役の方々は、日本物から現代ものまで何でも器用にこなされる方が多く、数多くの名作を宝塚に残されています。

    宝塚歌劇団を代表する「日本物の雪組」から今後、どのような素敵なトップ娘役が現れるのか。さらに、新生雪組のこれからの活躍に期待していきたいです。

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    【DC千秋楽】10/15宝塚花組公演「はいからさんが通る」シアタードラマシティ観劇レポ!挨拶・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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    「はいからさんが通る」@【DC千秋楽】10/15レポ

    「はいからさんが通る」@【DC千秋楽】10/15舞台挨拶

    「はいからさんが通る」@【DC千秋楽】10/15感想

    10/15宝塚花組公演「はいからさんが通る」【DC千秋楽】の観劇レポまとめ

    Instagram Photo

    10/15宝塚花組公演「はいからさんが通る」がドラマシティにて千秋楽を迎えます

    アニメの実写化は非常に難しく、特に「はいからさんが通る」は原作ファンも多いためプレッシャーのかかる公演でしたが、見事に大成功!原作ファン・宝塚ファンの理想以上の実写化となりました。

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    初ヒロインを務めた華優希さんもとても可愛い紅緒さんを演じ、堂々のヒロインデビューとなったようです。

    あまりの人気ぶりにチケ難となっていたこちらの公演もあっという間に千秋楽、24日から東京公演へと向かいます!

    こちらでは宝塚花組公演「はいからさんが通る」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

    宝塚花組公演「はいからさんが通る」についてはこちら

    10/15宝塚花組公演「はいからさんが通る」東京公演日程、会場について

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    日程

    ~ 

    会場

    日本青年館大ホール

     

    10/15宝塚花組公演「はいからさんが通る」レポをお届けします

    10/15にシアタードラマシティにて千秋楽を迎える宝塚花組公演「はいからさんが通る」

    どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚花組公演「はいからさんが通る」を観劇をした人の感想やレポ、挨拶などの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    宝塚星組・白妙なつ!歌唱力・演技力の高評価な娘役のプロフィールを紹介します

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    宝塚星組・白妙なつ(しろたえなつ)

     

    宝塚星組、娘役・白妙なつさん

    入団後、組配属前からTCAスペシャル「ゴールデンメモリーズ」(OGバージョン)にコーラスとして参加するなど、歌唱力に定評がある娘役さんです。

    星組一筋、研13の娘役 白妙なつさんのプロフィール、舞台経歴、魅力を紹介していきます。

     

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    白妙なつさんプロフィール紹介

     

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    基本プロフィール

    • 誕生日 7月3日
    • 出身地 愛知県小牧市
    • 出身学校 愛知淑徳高校
    • 身長 163㎝
    • 初舞台 2004年4月「スサノオ」
    • 愛称 なっちゃん

    白妙なつさんは2002年 90期生として宝塚音楽学校入学。

    2004年雪組公演「スサノオ/グローリー!」で初舞台を踏んでいます。

    同期には、

    蒼夕妃(あおのゆき) 元月組トップ娘役

    愛原 実花(あいはらみか) 元雪組トップ娘役

    瀬戸かずや(せとかずや) 花組男役

    宇月颯(うづきはやて) 月組男役

    など

    トップ娘役を2人輩出している期です。

    白妙なつさん経歴

    Instagram Photo

    初舞台

    白妙なつさんの初舞台は2004年 雪組 「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!!」でした。

    入団時の成績は50人中14番。

    グランドレビュー「タカラヅカ・グローリー」は90周年の記念レビューで90期の初舞台生を交えた90名の大ラインダンスが話題となりました。

    組配属前

    白妙なつさんは組配属前の2004年7月にTCAスペシャル「ゴールデン・メモリーズ」(TCAスペシャルのOGバージョン)にコーラスとして参加されました。

    入団当時から歌唱力に定評があったことがうかがえますね。

    星組配属

    白妙なつさんの組配属後の最初の舞台は2004年10月「花舞う長安/ロマンチカ宝塚」。

    トップは湖月わたるさん、檀れいさんのコンビで、井上靖さんの「楊貴妃伝」をもとにした作品で、

    LUNA SEAの河村隆一さんがオリジナル曲を提供したことでも話題になりました。

    2010年4月 全国ツアー「激情/BORELO」では自身初のエトワールを務めました。

    2013年7月からは同期の如月蓮さんと共にTAKARATUKA SKY STAGEの第5期スカイ・レポーターズを務めました。

    その後も、2011年2月 中日公演「愛するには短すぎる/ル・ポアゾン」、

    2016年3月「こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…/THE ENTERTAINER!」でエトワールを務めました。

    2017年3月「スカーレット・ピンパーネル」ではコメディ・フランセーズの歌手、イザベルを演じました。

    歌唱力抜群の白妙なつさんにぴったりの役です。

     

     

     

     

    白妙なつさんの魅力

    経歴でもふれたように白妙なつさんはエトワールを何度も務められているということで、魅力の一つに圧倒的な歌唱力があげられます。

    歌唱力だけでなく、少女から女海賊、遊女と幅広く演じられる演技力も彼女の魅力で、

    星組になくてはならない娘役さんの一人です。

    2015年には2年に1度開催されている宝塚舞踊会にも出演されています。

    白妙なつさんは各組5名前後の選抜メンバーに選ばれ、日本物の公演も少ないなか、日舞が観れる数少ない舞踊会に選ばれる実力のあるジェンヌさんです。

    白妙なつさん今後の舞台は?

     

    . . 昨日、宝塚に行って来ました✨✨✨ お芝居もショーもやっぱりよかった~😄🎵 . 読売ファミリーの貸切公演で当日抽選😵 やっぱり2階💦 一番前やったからまだOKな方かな👌 双眼鏡でひとりひとりよ~く観たいし、全体も観たいから大忙し😅💦💦. あ~何回も観たくなる気持ちがスゴく分かる❗ . 宝塚の殿堂も今回はスカーレットピンパーネルの衣装に🌺 . 宝塚に行くごとに大好きになるタカラジェンヌが増えていくな~💓 . . . #ベルリンわが愛 #ブーケドタカラヅカ #星組公演 #星組 #紅ゆずる #綺咲愛理 #礼真琴 #凪七瑠海 #壱城あずさ #七海ひろき #天寿光希 #音波みのり #夏樹れい #瀬央ゆりあ #有沙瞳 #舞台 #観劇 #宝塚 #宝塚歌劇 #宝塚大劇場 #タカラジェンヌ #演劇 #感激 #takarazuka #musical #followme #like4like #love #me #happy

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    星組公演は11月6日まで大劇場で11月24日~12月24日まで東京宝塚劇場で「ベルリンわが愛/Bouqet de TAKARAZUKA」を公演します

    1920年代~30年代に映画の都として栄えたドイツ、ベルリンにナチスが黒い影を落とし始めたなか、戦時中のベルリンを舞台に映画を愛した人とラブロマンスを描きます。

    白妙なつさんは、マグダ・ゲッベルス役にて出演します。

    マグダ・ゲッベルスは実在の人物で、ナチス・ドイツの宣伝相で独身だったヒトラーのファーストレディという役割もしていた人物です。

    この実在の難しい役柄を白妙なつさんの演技力、歌唱力でどんな風に演じてくれるのか楽しみです。

    この公演の後、2018年2月、星組は中日劇場「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」とシアタードラマシティ「ドクトル・ジバゴ」に分かれての公演となります。

    まだ出演者発表はありませんが、どんな風に分かれて出演し、どんな配役になるのかとても楽しです。

     

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    宝塚雪組の中堅実力派男役・天月翼!雪組の画伯としても活躍中の天月翼さんのプロフィールをご紹介!

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    宝塚雪組・天月翼(あまつき・つばさ)

    宝塚雪組の男役・天月翼さん。

    95期生として宝塚歌劇団に入団し、現在では雪組の中堅実力派として活躍している天月翼さん。歌も上手く芝居も出来て、ビジュアルもイケメン…!と評判のタカラジェンヌです。

    そこで今回は天月翼さんのプロフィールや舞台経歴など、ファンの方の声をもとにご紹介したいと思います♪

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    天月翼さんのプロフィール

    まずは天月翼さんの基本プロフィールをご紹介します。

    • 誕生日:12月7日
    • 身長:170cm
    • 出身地;埼玉県さいたま市
    • 出身校:東京家政大学附属女子高校
    • 初舞台:2009年4月「Amour それは・・・」
    • 愛称:つばさ、つーちゃん

    天月翼さんは2007年に宝塚音楽学校入学した95期生です。

    95期生といえば・・・

    実咲凜音さん、妃海風さん、愛希れいかさんなどのトップ娘役や、礼真琴さん、柚香光さん、月城かなとさん、朝美絢さん、桜木みなとさんなど人気のタカラジェンヌを多数輩出している“スターの期”として有名ですよね。

    天月翼さんの舞台経歴

    初舞台は宙組

    2009年4月宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは・・・」で初舞台を踏んだ天月翼さん。入団時の成績は45人中28番。

    当時のトップコンビ・大和悠河さんと陽月華さんのサヨナラ公演で、初舞台ロケットの衣装もロマンチックレヴューに相応しい白地に赤の模様が入った王道のデザインが印象的でした。

    雪組配属

    初舞台後、雪組配属となった天月翼さん。雪組生としての初めての舞台は2009年7月の大劇場公演「ロシアン・ブルー/RIO DE BRAVO!!」でした。

    その後の主な舞台は…

    • 2012年「JIN-仁-/GOLD SPARK! 」善次、新人公演:長七郎(本役:久城あす)
    • 2013年「ベルサイユのばら -フェルゼン編-」新人公演:プロバンス伯爵(本役:奏乃はると)
    • 2014年「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」島津義弘、新人公演:前田利家(本役:奏乃はると)
    • 2014年「伯爵令嬢 」アルフレッド
    • 2015年「ルパン三世/ファンシー・ガイ!」新人公演:ジョルジュ(本役:真那春人)
    • 2015年「星逢一夜/La Esmeralda」染一、悪童3、新人公演:鈴虫膳右衛門(本役:香綾しずる)
    • 2016年「ドン・ジュアン」スガナレル
    • 2017年「星逢一夜/Greatest HITS!」(中日劇場)天野照興
    • 2017年「琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!」アルマン

    など。

    新人公演時代から、奏乃はるとさんや真那春人さんなど…脇を支える上級生の役が多かった天月翼さん。早くから注目される人気路線タイプのタカラジェンヌではありませんでしたが、学年が上がるにつれて雪組にいなくてはならない実力派男役へと成長しているようです。

    最後の新人公演となった「星逢一夜」の鈴虫膳右衛門は本役の香綾しずるさんの演技が大評判だっただけに、ハードルの高い役でしたが天月翼さんらしい鈴虫を演じ、好評を博しました。

    天月翼さんってどんなタカラジェンヌ?

    魅力その1:歌も芝居もできる実力派

    何と言っても天月翼さんの武器の一つはその声の良さ。聞き取りやすい台詞回しには定評があり、イケメンなのに渋い演技やコミカルな演技が上手い!言われています。

    もちろん歌の実力も安定していて、力強さや伸びやかさを兼ね備えた歌声が魅力的だと評判です。

    2016年7月のバウホール公演「Bow Singing Workshop」や全国ツアーなどではソロの曲で美声を披露し話題になりました。

    魅力その2:ウィンクがすごすぎる

    宝塚ファンの大好物のひとつである“ウィンク”。ショーなどでは目の効かせ方が上手な人をつい見てしまう、という方も多いのではないでしょうか。

    天月翼さんもねっとり~バチンまで、ウィンクがすごい!といわれるタカラジェンヌのひとりです。

    そして天月翼さんの観劇レポで話題になるのがウィンクの回数…。いったい何度ウィンクしているのか?と数えてしまうファンの方も。

    まだ見たことがない方はぜひ天月翼さんのショーでのキザりに注目してみてはいかがでしょうか♪

    魅力その3:絵の才能がすごい

    ご本人も「おとめ」の趣味の欄に“絵を描くこと”と書いている通り、絵が上手と評判の天月翼さん。歌劇のえと文コーナーはもちろん、蓮城まことさんのお茶会プログラムの挿絵や上級生のファンクラブグッズのイラストなども書いているようです。

    天月翼さんの性格やお茶会情報

    タカラジェンヌの素顔や性格などを垣間見るにはお茶会に参加するのが一番。もちろん天月翼さんもお茶会を開催しています。サービス精神旺盛な性格で男役らしいファンサービスはもちろん、ほかの雪組生とのエピソードも沢山お話ししてくれるようです。

    またイラストのシールやマスキングテープなどのグッズに力を入れているのも天月翼さんのお茶会ならでは♪

    天月翼さんの今後の舞台が気になる!

    次回の天月翼さんの出演の舞台は雪組大劇場公演「ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜/SUPER VOYAGER!」です。

    望海風斗さんと真彩希帆さんがトップコンビに就任し、お披露目公演となるこの作品。

    期間は・・・

    • 2017年11月10日(金)~12月15日(金) 宝塚大劇場
    • 2018年1月2日(火)~ 2月11日(日) 東京宝塚劇場

    「ひかりふる路」は宝塚歌劇の演目によく登場するマクシミリアン・ロベスピエールを主人公にした作品です。演出は生田大和先生、音楽は人気作曲家であるフランク・ワイルドホーン氏が担当。

    天月翼さんはタリアン役を演じます。実在した人物が多数登場する今回の舞台。タリアンはロベスピエールを告発し、失脚させた人物の一人だと言われています。

    そしてショー「SUPER VOYAGER!」は若手演出家・野口幸作先生の作品。野口先生の大劇場デビュー作「THE ENTERTAINER!」が好評だっただけに今作も期待が高まります。

    望海風斗さんの芸名から“望(HOPE)”“海(OCEAN)”“風(WIND)”“北斗七星(BIG DIPPER)”の四つシーンで構成されるショーは新生雪組らしい爽やかな舞台になるのではないでしょうか。また客席参加型の場面にも期待です!

    天月翼さんのこれからに注目!!

    (出典:photo AC

    宝塚雪組に所属する天月翼さんのプロフィールや経歴、魅力をご紹介しました。

    学年が上がり今後は大劇場公演でも活躍の場面が増えるのではないでしょうか?今後の天月翼さんに注目です!!

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    《宝塚花組の次回大劇場公演》大人気漫画「ポーの一族」の舞台化は小池先生の長年の夢!気になるあらすじ・登場人物をご紹介!!

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    宝塚花組で人気少女漫画「ポーの一族」の舞台化決定!!

    2018年の幕開きの公演となる宝塚花組「ポーの一族」。

    漫画家・萩尾望都先生の代表作である「ポーの一族」が初めて舞台化されるということで演目発表時から宝塚ファンはもちろん、原作ファンの間でも大騒ぎとなりました。

    演出を担当する小池修一郎先生は大学在学中に同級生に勧められて「ポーの一族」を読んでから、いつか宝塚で舞台化したい…と思い続けていたようです。

    「私を宝塚歌劇団に送り込んだのは萩尾望都である」と巻末エッセイで語るほど、萩尾望都フリークの小池先生にとって思い入れの強い作品。どんな舞台になるのか今から楽しみですよね。

    そこで今回は「ポーの一族」のあらすじや登場人物をご紹介したいと思います。原作読んだことないし、ネタバレ嫌!…という方もぜひ少し予習して観劇に備えてみてはいかがでしょうか?

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    今なお色あせない魅力…「ポーの一族」原作って?

    連載開始から40年以上

    「ポーの一族」は萩尾望都先生によって“別冊少女コミック”で1972年3月号から1976年6月号まで連載されたオムニバス形式の漫画です。当時の少女漫画の中では異例の作品で少女漫画の読者を増やした、と高い評価を得ました。小池先生以外にも当時、同級生の女の子に勧められて読んだ、という男性は多かったようです。

    萩尾望都先生は「永遠にこどもであるこどもをかきたい」という思いで、永遠の命を持つ吸血鬼伝説をもとに構想を作り上げたようです。

    連載終了後40年経った2016年5月、“月刊フラワーズ”に新作「春の夢」が掲載され大きな反響を呼び重版になるほど現在でも根強い人気がある作品です。

    「ポーの一族」ではバンパネラ(吸血鬼)は人間のエナジーを吸う以外は赤い薔薇やそのエキスで生き続ける…といった設定がロマンチックで印象的!という方も多いのではないでしょうか。

    詩的で美しい言葉や物悲しいストーリーが魅力的な「ポーの一族」。宝塚歌劇の世界観ともリンクする点がありますよね。原作から少しセリフをご紹介したいと思います。

    漫画「ポーの一族」のあらすじをご紹介

    「ポーの一族」のあらすじ(ネタバレあり)

    捨て子の人間の兄妹、エドガーとメリーベルはポーの一族である老ハンナに拾われ育てられます。しかしポーの一族が吸血鬼“バンパネラ”だという秘密に気付いてしまったエドガー。妹メリーベルを巻き込まないことを条件にエドガーは14歳で一族の仲間に加わることに…

    養子に出されたメリーベルは三年後エドガーと再会し、メリーベル自らバンパネラになることを望みます。そしてフランク・ポーツネル男爵とシーラ・ポーツネル男爵夫人の養子としてエドガーとメリーベルは100年以上過ごします。しかし四人の存在を知ったクリフォード医師によってメリーベルとシーラは消滅させられてしまいます。その後フランクも消滅。

    一人になってしまったエドガーは友人のアランを一族に迎え二人で100年近く生き続けます。

    永遠に年を取ることもなく、14歳のまま生き続けるバンパネラのエドガーを中心に様々な時代や場所、人々との関係を描いたストーリーです。

    どのストーリーを舞台化するのか?

    オムニバス形式になっている「ポーの一族」。いったいどの時代をメインにするのか…というのがファンの間でも注目されています。

    原作「ポーの一族」は新作を合わせると15個の話に分かれているので小池先生がどのように上手くストーリーを繋げて演出するのかがポイントになってくるでしょう。

    日本ミュージカル界に欠かせない名演出家の小池先生ですが原作ものを舞台化する際、オリジナルキャラクターやオリジナル設定を入れてわかりやすくしてしまう…という点がファンの間では少し心配なところ。

    小池先生にとっても念願の作品だけに大丈夫!と信じたいところですが、長く愛されている作品だけに原作の世界観を壊さないようにしてほしい…というファンの声も多数寄せられています。

    「ポーの一族」の気になる登場人物やキャストは?

    エドガー・ポーツネル:明日海りお

    主人公のエドガー・ポーツネル役はトップスターの明日海りおさん。原作では14歳という設定のため、宝塚歌劇の舞台では少し年齢設定を上げる予定だ、と萩尾望都先生本人が語っています。下級生時代から可愛らしいビジュアルに定評のある明日海りおさん。

    上級生になった今、影のある永遠の少年像を新たに作り上げてくれるのではないでしょうか。

    シーラ・ポーツネル男爵夫人:仙名 彩世

    本来娘役トップの役はメリーベルが順当だと思います。しかし仙名彩世さんの持ち味は大人っぽさ。そのため妖艶な美女であるシーラ・ポーツネル男爵夫人はぴったりな配役ではないでしょうか。ポスター画像が美しい!と評判です。

    アラン・トワイライト:柚香光

    今回の舞台の実質準主役になるのではないか…と言われるアラン役は柚香光さん。

    父を早くに亡くし、わがままに育ったアランは14歳の時にエドガーとメリーベルに出会います。メリーベルに恋をし、メリーベル亡き後もエドガーと共に生き続けるアラン。ポスターを見ても分かる通り、明日海りおさんと柚香光さんとのビジュアルコンビは美の暴力といっても過言ではないでしょう。とにかく二人の美しすぎる並びだけでも一見の価値アリ!

    また今作から花組の二番手へと昇進した柚香光さんの活躍にも期待です。

    その他のキャストは?

    まだ配役が発表されていないので、どうなるかわかりませんが確実に登場すると思われるメリーベルが一体誰になるのか気になりますよね。兄・エドガーから深く愛され永遠の美少女として生きるメリーベル。

    花組の若手娘役の中では城妃美伶さん、音くり寿さん、華優希さん、舞空瞳さんが候補に挙がるのでは?と予想されます。役替わりもあるかもしれませんね。

    その他にも仙名彩世さん演じるシーラの夫であるフランク・ポーツネル男爵やクリフォードなども登場することでしょう。上級生から下級生まで魅力的な生徒さんが多い花組。

    沢山の生徒さんが活躍できる配役になると良いですよね。

    お正月は「ポーの一族」で宝塚観劇初め!!

    (出典:photo AC

    2018年のお正月公演となる宝塚花組「ポーの一族」。

    今回は「ポーの一族」のあらすじや登場人物、キャストなどをご紹介しました。現在も多くのファンを持つ漫画「ポーの一族」の美しい世界観は宝塚歌劇にぴったりですよね。ネタバレが嫌!という方もぜひ原作漫画を読んで予習すると、より舞台の世界観を楽しめることでしょう♪

    この公演の日程は・・・

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    • ~ 

    となっています。

    お正月から宝塚を観るのが恒例…というファンの方も多いと思いますが、来年はぜひ花組公演「ポーの一族」で観劇初めをしてみてはいかがでしょうか。

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    【宝塚雪組2018年6月~9月公演】演目決定!轟理事が降臨しての再演『凱旋門』!藤井先生のショー『Gato Bonito!!』は猫モチーフ?!

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    お披露目公演初日前に次回公演が決定!

    明日に「宝塚舞踊会」の本番を迎え、大劇場お披露目公演「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」お稽古と同時進行で舞踊会のお稽古にも勤しんでいるであろう望海風斗さん&真彩希帆さんほか雪組の選抜メンバー。

    タカラジェンヌさんは本当にすごい!

    そんな中、なんと更に次の本公演の演目まで発表になりました!

    これで雪組の2018年はほとんど決定。残すは11月から始まる大劇場公演の演目を待つのみです。

    明日海りおさんのお披露目公演は「エリザベート」、珠城りょうさんは「グランドホテル」、紅ゆずるさんは「スカーレット・ピンパーネル」、朝夏まなとさんは「王家に捧ぐ歌」と、他組の大劇場お披露目公演はどれも再演モノ。

    望海風斗さんのみがいきなりオリジナル作品を公演し、その実力の高さを示していると言っていいでしょう。

    そしてこの公演で東京宝塚劇場のお正月公演を務め、初めて再演される「誠の群像」で二度目の全国ツアーへ。和モノの雪組らしく、浅葱色の隊服をなびかせて素敵な土方歳三を見せてくれるでしょう。

    初演当時大人気を博した「誠の群像」ですが、とある理由で再演されることはありませんでした。しかしついにその殻を破って20年の時を超えての再演が決まり、ファンを騒がせたと思ったらまた再演モノを公演するという報。

    しかも轟悠さんが降臨するとのことでまたまたファンは騒然。そのファンの声と共に、公演に関する情報を細かくお伝えしていきます。

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    轟悠理事の大劇場降臨は2014年以来

    専科・轟悠さんといえば宝塚歌劇団を代表する大スターです。トップスターを経験したのちに専科に移り、主演作のみを公演し続け、歌劇団の理事という経営側にも携わる唯一無二の超大御所。

    舞台人・男役としても一流、首脳陣に加わることのできる頭脳とセンスをも併せ持つ、非常に稀有な存在です。女優としての他劇団への出演やご自身の結婚などには進まず、一生の仕事として男役を選んだ、まさに男役の中の男役です。

    しかしご本人はとても柔和な性格で、普段の優しい話口調や後輩たちとも気さくに冗談を言い合ったりする姿がまた人として包容力を感じさせますね。

    バイプレイヤー集団という位置づけの専科の中で一人だけ「主演のみ」という役割を全うしていることも、1997年の雪組トップ時代から実に20年も主演のプレッシャーを背負い続けているすごいスターさんです。

    雪組トップを卒業して専科に異動されたのは2002年。そこから各組に「特別出演」というかたちで各組トップさん達とW主演で作品を盛り上げてくれています。

    特に、就任したてのトップスターさんにしてみればこんなに心強いことはないと思いますし、「芯に立つということ」「組子への向き合い方」「役への向き合い方」を轟さんからじっくり学べる絶好の機会になるでしょう。

    作品のレベルを底上げし、トップコンビと組子への教育の機会にもなるということで劇団側も轟悠さんに各組への特出を依頼しているように思いますね。

    しかし、ここ数年の轟悠さんの出演は別箱公演への特出が多く、しばらく大劇場公演には出演がありませんでした。いちばん最近の特出は2014年の星組公演「The Lost Glory -美しき幻影-」です。

    「トップオブトップ」と呼ばれる轟悠さんと「レジェンド」と呼ばれる柚希礼音さんの共演はかなりの話題を呼びましたし、トップとして既に5年が過ぎて円熟期に入っていた柚希礼音さんとの共演は「トップ教育」という目的ではなく、単に舞台人として、男役としての素晴らしい共演となりました。

    これ以降は中日劇場、バウホール、ドラマシティ、博多座など別箱公演にのみ出演していましたが、4年ぶりに大劇場の舞台に立つということで轟ファンにとても嬉しい知らせになりました。

    轟理事、古巣の雪組にまさに「凱旋」!ファンの声を紹介

    初演当時に素晴らしい物語と演出で大人気を得たため、当時を知っている古参ファンには「また凱旋門が観られるなんて!しかも主演変わらずご本人で!!」という反応が多いようです。

    「凱旋門」は非常にオトナの恋物語で、ヒロインとなる真彩希帆さんはまだ学年的に若いので、どのように轟悠さんの相手役を務めてくれるのかそのあたりも気になっている方が多いようです。

    ただ、少し心配なのはこの作品はW主演用に作られたものではないため、望海さんが演じる役が2番手用であることが気になります。

    もちろん経験も技量も轟さんのほうがあるかもしれませんが、あくまでこれは「雪組公演」。雪組のトップは望海さんです。だいもんファンとしてはそのあたりが心配のようですね。

    再演にあたり、W主演用に少し演出や脚本の手直しが入れば古参ファンもだいもんファンもみんな納得だと思いますので、劇団側にそのあたりを期待したいところです。

    雪組公演「凱旋門/Gato Bonito!!」公演詳細

    初演当時は、新人公演とはまた別に朝海ひかるさん率いるひとつ若い世代が「役替わり公演」を一日のみ上演したり、ベルリン公演が同時開催だったためベルリン組不在で行われたなど、トピックスの多かった「凱旋門」。

    そして気になるショーのほうは安定した人気を誇る藤井大介先生演出の『Gato Bonito!!~ガート・ボニート、美しい猫のような男~ 』ということで、副題からしてもう既に興味を引かれますね!

    公演概要

    ◆宝塚大劇場:2018年6月8日(金)~7月9日(月)
    一般前売:2018年5月5日(土)

    ◆東京宝塚劇場:2018年7月27日(金)~9月2日(日)
    一般前売:2018年6月24日(日)

    パリ続きとなる雪組の2017年2018年

    現在お稽古中の「ひかりふる路」もフランスのお話であり、公演ポスターや衣装にもふんだんにトリコロールカラーが使用されています。

    そしてそのトリコロールが浅黄色の隊服に代わり、またトリコロールに戻ります。一旦幕末を挟んでまたパリに戻るというのがなんだかおもしろいですね( ^ω^ )

    ただ、「凱旋門」の時代は第2次世界大戦。みな政府や戦争に翻弄され苦悩している中で出会った1組のカップルの切ないストーリーという点は共通していますが、「ひかりふる路」とはまた全然違った作風です。

    ドラマチックなストーリー展開に定評がある柴田侑宏先生の脚本であり、前衛的かつ情熱的な振付をする謝珠栄先生という最強タッグ、そして平成12年度の文化庁芸術祭賞演劇部門優秀まで受賞している作品ですので、「凱旋門」初見の宝塚ファンもきっと大満足できるのではないでしょうか。

    Instagram Photo

    まずは大劇場お披露目公演となる「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」がどんな作品になるのか非常に楽しみであり、そのあとの「誠の群像」と「凱旋門/Gato Bonito!!」、2018年も充実しそうな雪組に期待しかないですね!

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    宝塚歌劇団 宙組・5人の歴代トップ娘役が築き上げた、歴史やその魅力をまとめご紹介します!

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    宝塚歌劇団宙組、歴代トップ娘役

    宝塚歌劇団宙組は、1998年東京宝塚劇場の建て替えを機に、通年公演を実施するため5番目のクラスとして創設されたまし。
    創設当初から、コーラスに定評があり「コーラスの宙組」とも呼ばれています。また、長身の男役スターが多く在籍されているのも特徴です。

    そんな、宝塚歌劇団宙組の歴代トップ娘役を務められた方は、過去に5人いらっしゃいます。
    歴代トップ娘役が5人ということからも、まだその歴史が始まったばかりのクラスなんだと、改めて実感される方も多いのではないでしょうか。

    今回は、宝塚歌劇団宙組の歴代トップ娘役を務められた、5人の方々の歴史や魅力をまとめ一覧でご紹介します。

    宝塚歌劇団宙組、歴代トップ娘役 一覧 その①

    宙組初代トップ娘役、花總まり・はなふさまり(1998年1月1日~2006年7月2日)

    1994年、元宝塚歌劇団雪組トップ男役(一路真輝・いちろまき)さんの相手役に就任されてから、(高嶺ふぶき・たかねふぶき)さん(轟悠・とどろきゆう)さんの相手役を務められました。
    雪組時代には、「ベルサイユのばら」に続く宝塚の名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」の初演を務められます。
    その美しさに加え、演技力や歌唱力の高さが評価され、作品は勿論。花總まりさんの人気と実力が、確立された公演となりました。

    1998年宝塚歌劇団宙組の創設と共に、元宝塚歌劇団宙組初代トップ男役(姿月あさと・しづきあさと)さんの相手役を務められます。
    トップお披露目公演には「エクスカリバー」「シトラスの風」が上演されました。
    「シトラスの風」は、何度も再演されている宝塚歌劇団宙組を代表するショーとなっています。
    また、同年「エリザベート-愛と死の輪舞-」が宝塚歌劇団宙組で再演。
    二度目となる花總まりさんのエリザベート役に大変な話題となり、変わらぬ美しさとさらに磨きのかかった皇太后エリザベートに、トップ娘役としての貫禄を見せた公演となりました。

    姿月あさとさんの退団後、後任のトップ男役(和央ようか・わおようか)さんの相手役を務められ、2006年に退団されます。
    宝塚史上、最長在任期の12年間もの間トップ娘役を務められた花總まりさんは、伝説の娘役としてこれからも語り継がれて行くのです。

    紫城るい・しじょうるい(2006年7月3日~2007年2月12日)

    入団当初は、宝塚歌劇団月組で男役として活躍されていました。ですが2002年、「ガイズ&ドールズ」の新人公演でアデレイド役を演じされ、娘役へ転向されます。

    2005年、宝塚歌劇団宙組に組み替え。その後、元男役を感じさせない容姿や歌声が評価され、2006年元宝塚歌劇団宙組トップ男役(貴城けい・たかしろけい)さんの相手役に就任されます。
    宝塚歌劇団宙組二代目トップ娘役として注目されるが、2007年相手役に貴城けいさんと共に退団されました。

    宝塚歌劇団宙組、歴代トップ娘役 一覧 その②

    陽月華・ひづきはな(2007年2月13日~2009年7月5日)

    下級生の頃から、美しい容姿とダンスが注目され阪急電鉄初詣のポスターや、池田銀行のイメージガールなどを務められました。

    星組時代は、新人公演ヒロインやバウホール公演ヒロインなど数多く務められ、二番手娘役として活躍。
    その後72007年、宝塚歌劇団宙組元トップ男役(大和悠河・やまとゆうが)さんの相手役に就任されます。
    2008年に上演された「黎明の風」「Passion 愛の旅」のお稽古中に、左足首を骨折。同年9月までの全公演を、休演されることになりました。

    それからは、怪我の具合などが心配されていましたが「Paradise Prince」より完全復活され、2009年相手役の大和悠河さんと共に退団されます。

    野々すみ花・ののすみか(2009年7月6日~2012年7月1日)

    下級生の頃から、ダンス・芝居・歌と三拍子を兼ね揃えた、実力派娘役として注目されていました。
    初舞台公演となった宝塚歌劇団花組公演「エンター・ザ・レヴュー」のロケットでは、その存在感が目を引き話題となります。
    初舞台後、宝塚歌劇団花組に配属され、すぐに主人公の少年時代に抜擢。

    それから2009年、宝塚歌劇団宙組に組み替えとなり、元トップ男役(大空祐飛・おおぞらゆうひ)さんの相手役に、入団5年目にして就任されました。
    2012年わずか8年の在団で、相手役の大空祐飛さんと共に惜しまれながらも退団。その後は、女優として活躍されています。

    宝塚歌劇団宙組、歴代トップ娘役 一覧 その③

    実咲凛音・みさきりおん(2012年7月2日~2017年4月30日)

    下級生の頃から美貌に加え、歌・芝居・ダンスに優れた娘役として注目され、入団1年目の2010年宝塚歌劇団花組公演「麗しのサブリナ」で初ヒロインに抜擢されました。
    同年、「CODE HERO」ではバウホール公演初ヒロインを務められ、新時代の娘役として話題となります。

    2012年、宝塚歌劇団宙組に組み替えとなり、元トップ男役(凰稀かなめ・おうきかなめ)さんの相手役に就任。さらに凰稀かなめさんが退団されてから、後任のトップ男役(朝夏まなと・あさかまなと)さんの相手役も務められています。
    その後2016年には、名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」が再演され、自身待望のエリザベート役を演じられトップ娘役としての品格を確立された公演となりました。

    2017年、惜しまれながらも宝塚歌劇団を退団。その後は、本格的に芸能活動を開始されています。

    宝塚歌劇団宙組、次期トップ娘役・星風まどかにも注目!

    現在、固定のトップ娘役を持たれていない宝塚歌劇団宙組は、トップ男役(朝夏まなと・あさかまなと)さんの退団を間近に控えています。
    次期トップ男役と次期トップ娘役も、既に発表済みです。
    次期トップ男役には(真風涼帆・まかぜすずほ)さん。そして、次期トップ娘役を(星風まどか・ほしかぜまどか)さんが務められます。

    星風まどかさんは、宝塚歌劇団記念すべき100期生として宝塚歌劇団に入団されました。
    その後は、確かな実力で早やくから注目され、数多くの作品でヒロインを務められています。
    2018年には、トッププレお披露目公演「「WEST SIDE STORY」の上演が決定され、入団4年目にして6代目トップ娘役を務められる星風まどかさんに大変注目が集まっています。

    ミュージカル「WEST SIDE STORY」

    【あらすじ】

    1957年にブロードウェイで初演後、圧倒的なダンスと心揺さぶる名曲の数々で大ヒットしたミュージカルの最高傑作の一つ。宝塚歌劇においては、1968年に月・雪組合同で上演、ダイナミックなダンスが評価され、その年の芸術祭大賞を受賞、1998年の月組、1999年の星組による再演も大好評を博しました。
    20世紀を代表する音楽家の一人である「レナード・バーンスタイン氏の生誕100周年」にあたる2018年、ブロードウェイからスタッフを迎え、宝塚歌劇版として新たなバージョンに挑みます。
    宙組誕生20周年の幕開けを飾ると共に、新トップコンビ真風涼帆と星風まどかのお披露目公演となる伝説のミュージカル作品『WEST SIDE STORY』に、どうぞご期待下さい。

    (出典:TAKARAZUKA REVU)

    【公演日程】

    • 東京国際フォーラム フォールC :2018年1月12日(金)~ 2018年1月25日(木)

    宝塚歌劇団宙組、歴代トップ娘役 -まとめ-

    宝塚歌劇団宙組、5人の歴代トップ娘役は宙組という新たなクラスの伝統を一から築き上げ、宙組全体を大きく成長させて来られました。
    そのプレッシャーや重責は、計り知れないものだったのではないでしょうか。
    今回は、そんな5人の宝塚歌劇団宙組歴代トップ娘役の、歴史や魅力をまとめ一覧でご紹介しました。

    宝塚歌劇団宙組の歴史はまだ始まったばかりですが、また一つ新たな時代が終わろうとしています。これから新生宝塚歌劇団宙組になり、どのような歴史が刻まれていくのか。
    次期トップ娘役・星風まどかさんの活躍にも注目していきたいです。

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    10/17「第54回宝塚舞踊会」宝塚大劇場観劇レポ!感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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    「第54回宝塚舞踊会」@10/17プログラム NEW!

    「第54回宝塚舞踊会」@10/17レポ NEW!

    「第54回宝塚舞踊会」@10/17感想 NEW!

    10/17「第54回宝塚舞踊会」の観劇レポまとめ

    10/17「第54回宝塚舞踊会」が開催されます

    2年に一度、たった1公演のみ上演される日本舞踊の発表会、「宝塚舞踊会」。

    現在、宝塚大劇場では星組公演「ベルリン、わが愛/ブーケドタカラヅカ」が公演中ですが、宝塚舞踊会のためにその公演をマチネのみで終え、急きょセットを舞踊会用に変えるという、生徒さんにとってもスタッフさんにとっても大変な公演です。

    なんとその星組からもトップコンビをはじめ、4人が出演。大変ですね…(;^ω^)

    宝塚の生徒さんには日舞の名取を持っている方も多くいらっしゃるようですし、レビューの劇団と言えども日本舞踊も重要な芸事ですので、その腕前を披露するのがこの宝塚舞踊会です。

    普段の公演ではしないメイクで舞を踊ったり、逆に普段化粧で踊ったり、舞台上にも和楽器を演奏する男性の演奏者が大勢立ったり、いつもと違う光景がたくさん見られる大変貴重な公演となっています。

    こちらでは「第54回宝塚舞踊会」を観劇した人の感想やレポなど最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    10/1「第54回宝塚舞踊会」公演日程、会場について

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    日程

    2017年10月17日(火)16:00

    会場

    宝塚大劇場

     

    10/17「第54回宝塚舞踊会」レポをお届けします

    10/17に開催する「第54回宝塚舞踊会」

    どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは「第54回宝塚舞踊会」を観劇をした人の感想やレポなどの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    宝塚雪組「ひかりふる路」上演記念!作曲者のフランク・ワイルドホーンが手掛けた作品をご紹介

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    宝塚雪組公演『ひかりふる路』を手掛けた作曲家「フランク・ワイルドホーン」とは?

    2017年11月10日(金)から宝塚大劇場を舞台に幕を開ける、宝塚雪組公演「ひかりふる路」。フランス革命の時代に生きた男・クシミリアン・ロベスピエールを題材にした時代ロマンです。

    今回は、作品の全楽曲を手掛けた作曲家、フランク・ワイルドホーンに注目してお届けします!ワイルドホーンのプロフィールから、これまでに作曲を手掛けた代表作や過去公演とともに、彼の魅力をお伝えします。

    宝塚雪組『ひかりふる路』作曲家「フランク・ワイルドホーン」プロフィール

    宝塚雪組公演「ひかりふる路」では、全曲の作曲を手掛けた、フランク・ワイルドホーン。1959年11月29日生まれ、アメリカ合衆国ニューヨーク市出身の彼は、2014年には元宝塚宙組トップスターの和央ようかさんとの婚約を発表したことでも知られる人物です。

    中学生の時に独学でピアノを学んだのをきっかけに、大学時代に作曲を開始し、ミュージカル作品の作曲を手掛けるようになりました。ワイルドホーンの作り出す音楽は、観劇した人の耳に残るようなキャッチーな名曲ばかり!

    ブロードウェイミュージカルをはじめ、数々の宝塚作品の作曲を手掛けています。

    宝塚雪組『ひかりふる路』作曲家「フランク・ワイルドホーン」の代表作!

    宝塚雪組公演「ひかりふる路」で作曲を手掛けたフランク・ワイルドホーン。大学生時代に作曲家としてのキャリアをスタートさせ、これまでに多くの作品で作曲を手掛けてきました。

    そんな彼の代表作を、いくつかご紹介します。

    ジキル&ハイド

    フランク・ワイルドホーンの作曲家としてのデビューともなった代表作「ジキル&ハイド」。日本でも有名な作品で、ジキル博士の第2の人格ハイドをめぐる物語です。

    この作品を手掛けたことをきっかけに、フランク・ワイルドホーンは、次々にミュージカル作品の作曲を手掛けるようになりました。

    The Civil War

    アメリカで優れた演劇作品に贈られる、トニー賞のオリジナル楽曲賞にノミネートされた代表作「The Civil War」。アメリカの南北戦争を背景にした歴史作品で、フランク・ワイルドホーンはゴスペルやカントリー調のロックなど、アメリカの伝統音楽を取り入れた作曲を披露しました。

    宝塚雪組『ひかりふる路』作曲家「フランク・ワイルドホーン」が手掛けた宝塚過去公演!

    宝塚雪組公演「ひかりふる路」での作曲を担当したフランク・ワイルドホーンですが、宝塚の過去公演でも作曲を手掛けています。和央ようかさんの退団公演「NEVER SAY GOODBYE」など、宝塚の名作の作曲を手掛けたワイルドホーンの過去公演を、ご紹介します!

    スカーレット・ピンパーネル

    2017年には星組が演じた過去公演「スカーレット・ピンパーネル」。フランク・ワイルドホーンが手掛けたミュージカル作品の宝塚版として2008年に公演を開始し、宝塚公演に向けて書き下ろした新曲の作曲も手がけています。

    モンテ・クリスト伯

    2013年に宙組が上演した過去公演「モンテ・クリスト伯」。小説では「巌窟王」の題名でも知られる作品で、フランク・ワイルドホーンが2009年に手掛けたミュージカル作品として、宝塚でも演じられました。

    作曲家フランク・ワイルドホーンの楽曲にも注目!宝塚雪組公演「ひかりふる路」

    (出典:Photo ACより)

    望海風斗さん&真彩希帆さんコンビの宝塚雪組公演として、2017年11月より公演開始となる作品「ひかりふる路」。今回は作品の楽曲をすべて手掛ける作曲家のフランク・ワイルドホーンについて、プロフィールや代表作、宝塚での過去公演作を交えてご紹介しました。

    ブロードウェイミュージカルを数々手掛け、宝塚作品とも縁の深い作曲家のフランク・ワイルドホーンが全曲を作曲した、宝塚雪組公演「ひかりふる路」。フランス革命時代の作品の世界観を表現した音楽にも注目して、ぜひ作品をお楽しみくださいね!

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    宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』は複数の落語が原作!?あらすじをご紹介

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    宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』の原作となった落語とともにあらすじをご紹介!

    トップスターの紅ゆずるさんを率いる、宝塚星組。2018年4月27日(金)より宝塚大劇場で上演される新作『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge(キラールージュ)』の演目が発表されました。

    今回は、宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』のあらすじとともに、原作となった落語作品をまとめてご紹介しましょう!近年若い女性に人気を得ている「落語」を題材にした作品は、どのような展開を見せるのでしょうか?

    宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』のあらすじ紹介

    宝塚星組の最新公演『ANOTHER WORLD』。タイトルは英語ですが、実際のお話は日本の伝統娯楽「落語」をモチーフにしたストーリーとなっています。

    ここでは、さっそく宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』のあらすじから読み解いていきましょう。

    『ANOTHER WORLD』あらすじ

    大坂の両替商を営む「誉田(こんだ)屋」の息子である「康次郎」。ある日康次郎が目覚めると、そこは現世ではなく死者が行くとされる「あの世」でした。

    康次郎は以前、高津神社で一目見かけた娘・商家のお嬢様「お澄」に恋をしており、彼女もまた恋心を抱いていたことがきっかけで2人ともにあの世へ…。2人は現世で結ばれなかった恋をあの世で成就させるべく、離れ離れになったお互いを探すことになります。

    ようやく出会えた2人でしたが、そこでは更なる試練が2人を待ち受ける羽目に!!

    公演名である『ANOTHER WORLD』とは、死後の世界を示す「あの世」の意味ということだったのですね!死後の世界では悲恋が描かれる作品が多くありましたが、さすが落語を原作としているだけあって、あらすじからも面白さが期待できます。

    宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』の原作となった落語とは?

    紅ゆずるさん&綺咲愛里さんのトップコンビが送る、宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』。落語を原作としたお話のあらすじを紹介しましたが、こちらは1作品だけでなく複数の「小噺」とされる、落語のショートストーリーが組み込まれた内容となっています。

    そこで、ここでは原作となった落語の小噺『地獄八景亡者戯』『朝友』『死ぬなら、今』について、ご紹介します。

    『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』

    1883年に演目が披露された記録を持つ、古典落語の1つ『地獄八景亡者戯』。大阪で演じられた上方落語として誕生し、東京で演じられる際には『地獄めぐり』の題名を持つ作品です。

    題名の通り、地獄を題材にした作品で、閻魔大王や地獄に住む鬼が登場します。

    『朝友』

    古くは平安時代から語られてきた幽霊にまつわる話が原作とされる、落語の小噺『朝友』。近年ではほぼ演じられることのない作品の1つですが、宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』で登場する主人公の名前「康次郎」や、ストーリーの大まかな設定などの大まかな部分はこの小噺から用いられています。

    『死ぬなら、今』

    民話や民間伝承とされる話を基にしたとされる落語の小噺『死ぬなら、今』。タイトルにインパクトを持つこのお話ですが、寿命で「あの世」に行った主人公と、罪人を裁く閻魔大王とのやり取りがユーモラスに描かれた作品です。

    宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』原作落語のあらすじ紹介

    「あの世」をモチーフに描いた舞台である、宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』。原作となった落語の小噺3作品の概要を紹介しましたが、すべての作品のあらすじが混ざっているため、ほぼ創作舞台と言っていいような作品となっています。

    そこで、ここでは原作となった3つの小噺のあらすじを、すべてご紹介していきます。

    『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』のあらすじ

    魚のサバに当たって死んでしまった主人公の喜六。あの世への旅路の最中にフグに当たって死んだと語る伊勢屋のご隠居一行と知り合い、三途の川渡りや賽の河原などのあの世を巡るツアーを経て、ついに閻魔大王が裁く閻魔庁に到着します。

    結果、4人の男性が地獄行きを言い渡されますが、くせ者の4人は鬼との攻防を繰り広げることに…。

    『朝友』のあらすじ

    日本橋伊勢町に住む主人公・文屋康次郎はふと気づくとあの世への道中の最中。旅路で声をかけたのは「松月堂のお里さん」と呼ばれる、小日向水道町に住む女性でした。

    話しの途中「死後に行くあてがないから」と女性の申し入れを受けて、2人は夫婦を演じて閻魔大王の審判を受けに行きます。怪し気に思う閻魔大王の話の後、康次郎は死を免れ、離れ離れになってしまいますが…。

    『死ぬなら、今』のあらすじ

    あくどい商売で財をなした赤螺屋ケチ兵衛は死の間際、息子に「300両を棺桶に入れてくれ」と、遺言を残します。遺言通りに300両を入れようとする息子を止めた親戚一同は、代わりに大道具の300両を棺桶に入れることに。

    一方、ケチ兵衛はあの世で閻魔大王の審判を受けていました。生前の行いで地獄に落とされかけそうなとき、懐にしのばせた300両を渡したケチ兵衛は、見事極楽行きとなりますが…。

    あの世をユーモアに描いた宝塚星組公演『ANOTHER WORLD』がおもしろそう!

    (出典:Photo ACより)

    宝塚星組による、2018年4月上演開始の舞台『ANOTHER WORLD』。今回は、上演前に気になる作品のあらすじと、原作となった落語3作品のあらすじをまとめてご紹介しました!

    「あの世」を題材にした落語作品をまとめてお話に仕立てあげた宝塚星組公演の『ANOTHER WORLD』ですが、落語のユーモアな展開に加えて、宝塚らしいラブロマンスも含まれた内容です。すでにあらすじだけでも面白そうな予感のする作品は、早くも上演開始が待ち遠しい作品の1つとなるようですね!

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    宝塚星組で人気の名作「うたかたの恋」が上演決定!再演が繰り返される、その魅力や歴史に迫ります。

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    宝塚星組が魅せる、人気の名作「うたかたの恋」

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    宝塚歌劇団で幾度となく再演が繰り返されている、人気の名作「うたかたの恋」。
    原作は、フランスの作家・クロード・アネの小説「うたかたの恋」です。

    2018年2月、宝塚星組主演コンビにより中日劇場公演で、待望の再演が決定され発表から大変話題となっています。
    「うたかたの恋」はこれまで、初演を合わせ宝塚歌劇団で8度に渡り上演されました。
    ファンは勿論、タカラジェンヌにも愛されている名作「うたかたの恋」。
    そのなかでもトップ娘役が演じられるマリーは、宝塚の娘役らしい優しさと気品あふれる女性で、演じてみたい役でいつも上位に上がる娘役が憧れる役でもあるのです。

    今回は、そんな宝塚人気の名作「うたかたの恋」の魅力や歴代公演別でまとめた、各クラスの情報をご紹介します。

    名作「うたかたの恋」・作品紹介

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    まずは、人気の名作「うたかたの恋」のあらすじをご紹介します。

    19世紀末、オーストリアで実際に起こった悲恋を描いたクロード・アネの小説「マイヤーリンク」をもとに、オーストリア皇帝の嫡子ルドルフと、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラとの許されざる恋をドラマティックに描いた傑作ミュージカル。1983年の初演以降、再演を重ねてきた、儚くも美しい愛の物語です。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    歴代「うたかたの恋」 -その①-

    初演・1983年、1984年 宝塚雪組

    1983年、宝塚雪組にて「うたかたの恋」の初演が上演されました。

    初演を務められたのは、元雪組トップ男役(麻実れい・あさみれい)さんと、元雪組トップ娘役(遥くらら・はるかくらら)さんです。
    麻実れいさんは以前から、皇太子ルドルフ役を熱望されていたようで、念願であった配役に注目が集まりました。
    当時、雪組主演コンビであったお二人は「ゴールデンコンビ」と呼ばれ、「うたかたの恋」という作品を宝塚のヒット作に導かれた歴史に残る主演コンビなのです。

    さらに翌年の1984年には、同じキャストにより早くも宝塚雪組中日劇場公演で再演され、「うたかたの恋」という作品の人気の高さを示された公演となりました。

    1993年、1994年 宝塚星組

    1993年、新設された宝塚大劇場の杮落とし公演として、当時星組トップ男役(紫苑ゆう・しおんゆう)さん主演で「うたかたの恋」が上演予定でした。
    ですがそのお稽古中に、紫苑ゆうさんがアキレスを腱断裂。休演を余儀なくされてしまったのです。
    そのため、宝塚大劇場公演は二番手男役であった(麻路さき・あさじさき)さんが代役を務められます。
    全日程の休演を懸念されていましたが、必死のリハビリで紫苑ゆうさんは東京宝塚劇場公演で復帰。
    念願であった皇太子ルドルフを、美しく演じられました。

    マリー役は、元星組人気トップ娘役(白城あやか・しらきあやか)さんが演じられています。
    翌年の1994年には、紫苑ゆうさん・白城あやかさんの主演コンビにより宝塚星組全国ツアー公演で再演され、大好評を得られました。

    1999年 宝塚月組

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    1999年、宝塚月組全国ツアー公演の春と秋共に、元月組トップ男役(真琴つばさ・まことつばさ)さん、元月組トップ娘役(檀れい・だんれい)さんの主演コンビを中心に「うたかたの恋」が上演されました。

    真琴つばささんが演じられた皇太子ルドルフと、檀れいさんが演じられたマリーがはまり役と大絶賛され、お二人の代表作となったのです。

    歴代「うたかたの恋」 -その②-

    2000年 宝塚宙組

    2000年、宝塚宙組全国ツアー公演で元宙組トップ男役(和央ようか・わおようか)さん、元宙組トップ娘役(花總まり・はなふさまり)さんの主演コンビを中心に「うたかたの恋」が上演されています。

    宝塚の女帝と呼ばれた、花總まりさんが演じられるマリー役に大変注目されていました。
    当時ベテラン娘役であった花總まりさんですが、初々しく美しいマリーを見事に演じられ、さすがの貫禄を見せた公演となりました。

    2006年 宝塚花組

    2006年、宝塚花組全国ツアー公演で元花組トップ男役(春野寿美礼・はるのすみれ)さん、元花組トップ娘役(桜乃彩音・さくらのあやね)さんにの主演コンビを中心に「うたかたの恋」が上演されました。

    当時、新主演コンビのお披露目公演後の作品とあって、大変注目されていました。
    ですが、ベテラントップ男役であった春野寿美礼さんのおおらかさと、トップ娘役に就任されたばかりの桜乃彩音さんの初々しさが重なり大変好評を得ました。

    2013年 宝塚宙組

    2013年、宝塚宙組全国ツアー公演で元宙組トップ男役(凰稀かなめ・おうきかなめ)さん、元宙組トップ娘役(実咲凛音・みさきりおん)さんの主演コンビを中心に「うたかたの恋」が上演されました。

    宝塚で、最も白軍服が似合うと言われていた凰稀かなめさん。退団公演の挨拶にも宝塚では初めて、白軍服で登場されています。
    ビジュアルから作品の内容まで完璧なはまり役で、凰稀かなめさんの人気をさらに集めた公演となりました。

    「うたかたの恋」を歴代ポスターで比較

    これまで上演された「うたかたの恋」の公演ポスターをご紹介します。
    初演から、変わらぬ美しい世界観をご覧ください。

    Instagram Photo

    時代と共に進化している名作「うたかたの恋」が、どの公演ポスターにも美しく表現されています。

    2018年上演、宝塚星組「うたかたの恋」に期待!

    宝塚星組トップ男役(紅ゆずる・くれないゆずる)さん、星組トップ娘役(綺咲愛里・きさきあいり)さんを中心に再演される人気の名作「うたかたの恋」。

    宝塚ファンなら誰もが知っている不動の名作で、美しい星組主演コンビによる再演が期待されています。
    初演から歴代「うたかたの恋」の魅力をまとめ、ご紹介させて頂きました。
    この作品の最大の魅力は、理想の男性と理想の女性を、宝塚ならではの美しい世界観で描かれているところにあるのではないでしょうか。

    今、最も勢いのある宝塚星組がお送りする、人気の名作「うたかたの恋」を是非ご期待ください。

    【公演日程】

    • 中日劇場公演:2018年2月2日(金)~2018年 2月25日(日)

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    【宝塚テレビ番組情報10/20(金)〜10/22(日)】絶対にミスできない録画…それは宙組エリザベート千秋楽!遂にその日がやってきた!!録画予約はできていますか?ルドルフはずんちゃんです!

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    こんにちは!宝塚歌劇倶楽部編集部です!

    それではさっそく10/20(金)〜10/22(日)の宝塚テレビ番組の情報をお届けします♪


    【出典:写真AC

    宝塚歌劇団の最新記事はこちらから

    目次

    10/20(金) TAKARAZUKA CAFE BREAK

    TOKYO MX1 11:00~11:30放送

    10/20(金) 宝塚スカイステージ番組

    7:00

    タカラヅカニュース

    07:45

    雪組公演『ひかりふる路 ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』『SUPER VOYAGER!』制作発表会

    いよいよ望海風斗さん&真彩希帆さんの大劇場お披露目公演が始まります。制作発表会でその一部が明らかになり、期待が高まります。お2人の素晴らしいハーモニーが既に圧巻!

    出演:望海風斗、真彩希帆 他

    08:00

    グランド・ベル・フォリー(’96年月組・宝塚)

    新世紀に向かって、今一度宝塚レビューを振り返るというレビュー・ルネッサンスの意向のもとに生まれたレビュー大作。久世星佳さんのサヨナラ作品です。日程の前半、各組トップさんが順に特別出演をしましたが、この放送は雪組トップスター高嶺ふぶきさんの出演回です。

    出演:久世星佳、風花舞、真琴つばさ 他

    09:00

    Memories of 伶美うらら

    2017年11月19日の宙組東京宝塚劇場公演『神々の土地』『クラシカル ビジュー』の千秋楽をもって、宝塚を退団する、宙組娘役・伶美うららさんのサヨナラ特別番組。

    出演:伶美うらら

    09:30

    クラシコ・イタリアーノ-最高の男の仕立て方-(’11年宙組・東京・新人公演)

    1960年代、戦後の経済復興に華やぐローマを舞台に、“Made in Italy”のスーツを世界に広めたいという夢に掛ける男の物語。

    出演:澄輝さやと、伶美うらら 他

    11:30

    OGエンターテイメントTV NAVI#194

    OGのエンターテイメント情報を様々な角度からご紹介する番組。舞台公演の稽古場の様子や本人へのインタビュー、制作発表の模様、ポスター撮影など、エンターテイメント情報をたっぷりとご紹介します。

    12:00

    タカラヅカニュース

    12:45

    NOW ON STAGE#324 花組・バウホール・東京特別『CODE HERO/コード・ヒーロー』

    公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込み、演出家の思いなど。

    出演:谷正純(インタビュー)、朝夏まなと、実咲凜音、望海風斗、桜一花、紫峰七海、祐澄しゅん、鳳真由

    13:30

    CODE HERO/コード・ヒーロー(’10年花組・東特・千秋楽)

    海軍兵学校を優秀な成績で卒業した士官候補生が無実の罪で投獄されながらも、法律や社会常識に囚われず独自の掟(コード)のみに従って真犯人を探し出していくサスペンス・ミュージカル。

    出演:朝夏まなと、実咲凜音 他

    16:00

    Memories of 彩花まり

    2017年11月19日の宙組東京宝塚劇場公演『神々の土地』『クラシカル ビジュー』の千秋楽をもって、宝塚を退団する、宙組娘役・彩花まりのサヨナラ特別番組。

    出演:彩花まり

    16:30

    TAKARAZUKAこだわりSELECTION#64「警察官」

    第64回のテーマは「警察官」です。マニアックなテーマですね!警察官と言えば…どの場面を思い浮かべますか?銭形警部?ホセとカルメン?それともショーの1場面?

    出演:ナレーション:汝鳥伶

    17:00

    タカラヅカニュース

    17:45

    特命☆すみれリサーチ#45「緞帳はどうやって作るの?」

    今回は、「緞帳」について調査します。どうやって製作され、どうやって劇場に運び込まれるかを調査します。お楽しみに!

    出演:橘幸、妃華ゆきの

    18:00

    二都物語(’03年花組・東特・千秋楽)

    文豪チャールズ・ディケンズの同名作品を原作に「自分の生命と愛する人の幸せを引きかえる究極の愛」をテーマにした愛と友情のドラマ。

    出演:瀬奈じゅん、桜乃彩音 他

    20:30

    Talk Variety オシエテ!? #29「彩凪翔」

    毎回、各組よりゲストを迎えてお送りするトーク・バラエティ番組。今回のゲストは雪組・彩凪翔さん。ナビゲーターは専科・美穂圭子さんです。

    出演:彩凪翔/ナビゲーター:美穂圭子

    21:00

    Misty Station-霧の終着駅-(’12年月組・宝塚)

    出会い、恋、別れなど、青年が未知なる旅の途中で遭遇するエピソードを華麗なシーンで綴ったショー。霧矢さんのサヨナラ公演です。

    出演:霧矢大夢、蒼乃夕妃、龍真咲、明日海りお 他

    22:00

    タカラヅカニュース

    22:45

    いにしえ逍遥・旅タカラジェンヌ-総集編2

    歴史と伝統が彩る関西の美しい町並みを、若手スターが巡る旅番組。そんなこれまでの旅をダイジェストで一挙にお見せする総集編の第二弾は2012年7月放送の#25から2013年6月放送の#48までをお届けします。

    出演:星乃あんり、愛月ひかる、早乙女わかば、夢華あみ、春妃うらら、咲妃みゆ、桜咲彩花、彩風咲奈、綺咲愛里、透水さらさ、海乃美月、鳳月杏

    23:00

    ようこそレビューの世界へ#8(初回放送)

    今回は、『グレート・センチュリー』など、20世紀の名曲で綴ったグランドレビューを中心に、新世代のショー作家の先頭を走ってきた三木章雄先生の作品世界をご紹介します。

    出演:三木章雄/ゲスト:星奈優里/MC:美穂圭子

    23:30

    乙女ステイション 2nd season#4(初回放送)

    第4回は、雪組の彩みちるさんと宙組の華妃まいあさんが登場致します。他組からゲストで迎える同期の男役の目線から出演者たちの魅力を分析するコーナーは亜蓮冬馬さんです。

    出演:彩みちる、華妃まいあ/亜蓮冬馬

    00:00

    エル・アルコン-鷹-~青池保子原作「エル・アルコン-鷹-」「七つの海七つの空」より~(’08年星組・東京・千秋楽)

    少女漫画家・青池保子の代表作である「エル・アルコン-鷹-」「七つの海七つの空」(秋田書店刊)をもとに構成された海洋活劇ロマン。海賊のちえさんが素敵!

    出演:安蘭けい、遠野あすか、柚希礼音 他

    01:45

    タカラ’s 歌#40「光」

    今回の曲目は花組『Streak of Light -一筋の光…-』から「♪一筋の光」、月組『春の雪』から「♪暁光」、雪組『Shining Rhythm!』から「♪光と影」、星組『Dear DIAMOND!!』から「♪Dazzling DIAMOND」、宙組『王家に捧ぐ歌』から「♪アイーダ強き光よ」の、「光」にちなんだ5曲をお送りします。

    02:00

    NOW ON STAGE#114 花組バウホール公演『くらわんか』(主演:愛音羽麗)

    舞台の放送に合わせて、過去に放映されたNOW ON STAGEを再放送。スターが自らが語る役づくりへの抱負や意気込み、演出家の思いなど。

    出演:愛音羽麗、汝鳥伶、朝夏まなと、桜一花、桜乃彩音、嶺輝あやと、谷正純(インタビュー)。

    宝塚歌劇団のおすすめ記事はこちらから

    目次

    【速報】宝塚宙組『WEST SIDE STORY』真風涼帆×星風まどかの新トップコンビのプレお披露目が決定!19年ぶりの再演は真風トニー&まどかマリア!キキちゃんの配役は?

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    新生宙組で最初に公演されるのは、あの『WEST SIDE STORY』!

    半月後の8月18日に朝夏まなとさんのサヨナラ公演となる『神々の土地』が初日を迎える宙組ですが、早々に次の演目についての発表がありました!

    日本でも多く知られている有名作『WEST SIDE STORY』を真風涼帆さん・星風まどかさんコンビが演じるそうです!

    宝塚でも過去に公演されたことはありますが、リアルタイムで観劇していた人や、その時代のスターさんを知るファンはあまり多くないかもしれません。

    あのウエストサイドストーリーをタカラジェンヌが演じるとどんな舞台になるのか、新生宙組トップコンビのお2人をどう輝かせてくれそうな作品なのか、ここで少し予習&復習してみましょう!

    今後の宙組公演に関する記事はコチラ

    先行画像UP!【10/19追記】

    ツイッターでのファンの声


    美しく添えられた「手」に注目が集まっています。
    どんなポスター、公演になるのか今から待ちきれませんね!

    『WEST SIDE STORY』の沿革・宝塚への輸入

    『WEST SIDE STORY』と聞けば大抵の人がなんとなくのイメージや大まかなストーリーはご存知かもしれませんが、意外と作品の経緯や詳しいストーリーまではよく知らないという人のほうが多いようです。

    世界的に知名度が高まったのは映画版『ウエストサイドストーリー』なので、舞台はそれを原作に作られたのかと思いきや、実際は逆です。

    『WEST SIDE STORY』という作品がこの世に誕生したのは1957年。ブロードウェイで試験的に上演され、無名の新人舞台俳優ばかりを起用していたにもかかわらず、その年のトニー賞にも選ばれるなどあまりの人気に超ロングラン公演となりました。

    その人気が高じて1961年に映画化されて世界中に広まり、ミュージカル映画の代名詞となります。この映画を観て、アメリカ人の身体能力やダンススキルに驚嘆した日本人も当時多く、ここから刺激を受けてダンサーという職業を選んだ人も多かったように思います。

    日本への輸入は1964年。日本人キャストでの公演ではなく、ブロードウェイでの一座がそのまま来日しての公演でした。

    そして日本人キャストによる公演は、誇るべき宝塚歌劇団が初となりました!しかもブロードウェイ一座が来日した4年後に公演され、宝塚歌劇団の強い創作意欲とチャレンジ精神がよく分かりますね。

    宝塚でもやはり大人気となり1960年代に立て続けに再演しています。そしてセカンドシーズンは1998年・1999年。1998年には月組が真琴つばささんを主演に、1999年には星組が稔幸さんを主演にして公演し、真琴さんと稔さんの同期トップの役作りの違いなども楽しめました。

    そして、そこから19年が経った2018年に再び宝塚の宙組新トップコンビで再演することとなったという経緯になっています。

    ウェストサイドストーリーを題材にした宝塚での場面と言えば、他に『サザンクロス・レビュー』が有名です。ショーの1場面で、台詞と歌はまったくなしにダンスだけで二つのギャング団の抗争・決闘を表現している素晴らしい場面です。

    『WEST SIDE STORY』って…どんな話だっけ??

    『ウェストサイドストーリー』と聞けば、アメリカ人ダンサーたちがあの有名なポーズで躍動的に踊っている様子や、スカジャンのイメージが一般的でしょうか。

    では、ここまで世界的に人気となったストーリーは…?というと、実はあまりご存知でない方も多いようです。

    あらすじ

    いわば、1950年代アメリカ版のロミジュリです。その地域にある2大派閥が闘争を繰り広げる中で愛が憎しみを呼び、憎しみからまた愛が生まれるという人間の哀しい情操を歌とダンスで描いています。

    ドラマチックなストーリー展開の中に、視覚的にも表現的にも効果的なダンスナンバーがたくさん盛り込まれており、特にアンサンブルでの揃ったダンスが見事。このあたりもシンクロ性の高い宝塚歌劇団で公演するのにピッタリと言える点ですね。

    ちょうど先月までブロードウェイ版のキャスト達が来日し、シアターオーブにて公演をしていて、日本で再びウェストサイドストーリー熱がぶりかえしているタイミングです。

    気になる役どころ・配役予想は?

    宙組ファンとして気になるのは、『WEST SIDE STORY』が一体どんな風に真風さんや星風さんを輝かせてくれるのか。

    主役は、トニーという青年。ギャングの抗争に嫌気がさしている真面目な青年です。そしてヒロインはトニーが属しているギャング団と対立しているもう一方のギャング団のリーダーの妹、マリア。

    決して愛し合ってはいけなかった若い二人の激しくも悲しい恋愛模様と、ロミジュリで言うマーキューシオやティボルトなどを巻き込んだ憎しみ合い、アメリカならではの人種差別の問題など、ロミジュリにない要素も複雑に絡み合っています。

    真風さんがトニー、星風さんがマリアという配役は決定と見ていいでしょう。確かにお2人の個性に合った配役で、若さゆえに突っ走ってしまう2人という構図にぴったりハマりそうです。

    この公演から宙組生となる芹香斗亜さんは、マリアの兄・ベルナルド役か、トニーが属するジェット団のリーダー・リフ役が妥当なところですが、ベルナルドの恋人であるアニタは過去に樹里咲穂さんが演じており、サプライズ配役も期待したいところ。

    宝塚のWEST SIDE STORYでおいしい役といえば、トニー属するジェット団での弟的存在、ベイビー・ジョン。子供のようなあどけなさが残る、非常に可愛らしい役です。過去には霧矢大夢さん、真飛聖さんなどが演じています。どちらも美人ジェンヌですね!

    そのあたりの配役も非常に気になるところです。

    そしてもうひとつ気になるのは、フィナーレナンバー。1本モノの作品なので公演時間のほとんどはお芝居になりますが、お芝居での悲劇を吹き飛ばすようなハッピーなフィナーレを見て幸せな気持ちで劇場を後にできるのが宝塚の醍醐味。

    直近で公演された星組のときのデュエットダンスはとてもロマンチックな衣装・振付・演出で大人気でした。

    晴れて宙組トップとなった真風さんと星風さん初のデュエットダンスはどんなものになるのでしょうか!

    『WEST SIDE STORY』日程・会場など

    東京と大阪2箇所で!と思いきや、その間に大劇場お披露目公演と東京公演を挟んでいるので要注意です。

    しかし、星組が現在公演中の『オーム・シャンティ・オーム』のように、さらにブラッシュアップした様子も楽しめますので、是非2会場でその違いを楽しみたいところです!

    東京国際フォーラムホールC

    2018年1月12日(金)~1月25日(木)

    • S席…8,800円
    • A席…6,000円
    • B席…3,000円

    一般前売:2017年11月18日(土)

    梅田芸術劇場メインホール

    2018年7月24日(火)~8月9日(木)

    • S席…8,800円
    • A席…6,000円
    • B席…3,000円

    一般前売:2018年5月27日(日)


    朝夏まなとさんが退団された後はトップコンビも2番手も一新するということで、今の元気な雰囲気から、真風さんのおっとり癒し系の組になりそうな予感の宙組。

    そんな新しい宙組が19年ぶりに復活させる『WEST SIDE STORY』。一体どんな作品に仕上がるのでしょうか。間もなく始まる宙組公演『神々の土地』で朝夏さんとの別れを惜しみながら、WEST SIDE STORYの配役やビジュアルなどの情報解禁を引き続き待ちましょう!

    新生宙組に関する詳細記事はコチラ

    宝塚歌劇団が生んだ名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」。悪役ルキーニは何故愛されるのか?その魅力に迫る!

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    宝塚歌劇団の名作「エリザベート」。影の主役はルイージ・ルキーニ!

    Instagram Photo

    ウィーン・ミュージカル「エリザベート」の宝塚版として、1996年宝塚歌劇団雪組で初演が上演されました。
    それ以来、幾度となく宝塚で再演が繰り返されている人気の名作「エリザベート」。
    今回注目するのは、物語の狂言者で皇太后エリザベートを暗殺したルイージ・ルキーニです。
    悪役として名高いルキーニですが男くさく色っぽい雰囲気と、どこか憎めないキャラクターからファンも多く、演じる側からも愛されています。

    悪役ルキーニは、何故こんなにも多くの方から愛されるのでしょうか?
    これまで演じられた歴代9人のルキーニから見えた魅力やまとめた情報をご紹介します。

    ミュージカル「エリザベート」暗殺者・ルイージ・ルキーニ

    煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

    最後の舞台はジュネーヴのレマン湖。ここでエリザベートはルキーニに襲われそうになり、一度は振り切ったが、トートの叫びを聞いたエリザベートはルキーニに自ら向き直り、刃物で殺害される。

    (出典:Wikipedia

    これが、愛と死をテーマ―に「エリザベート」という作品で描かれたルキーニという人物です。

    宝塚「エリザベート」歴代 ルキーニ その①

    宝塚歌劇団雪組 轟悠・とどろきゆう(1996年)

    初代ルキーニを演じられたのは現在、専科で宝塚歌劇団の理事を務められている轟悠さんです。

    轟悠さんが演じられたルキーニは、本物のルキーニが乗り移ったかのような存在感と迫力で、これまでの男役像を覆すものでありました。
    10年が経った今でもその人気は衰えることなく、初演の「エリザベート」を映像で見てから、轟悠さんのファンになったという方もいらっしゃるようです。
    また幾度となく再演されている「エリザベート」ですが、「ルキーニはやはり轟悠さん」という方が多く、タカラジェンヌにとっては今だ越えられない壁でもあります。

    まだご覧になられていない方は、この機会に是非ご覧ください。

    宝塚歌劇団星組 紫吹淳・しぶきじゅん(1996年)

    1996年に花組から星組に組み替えされ、その年に宝塚歌劇団星組により初演で大好評を得た、「エリザベート」が再演されました。

    紫吹淳さんが演じられたルキーニは、初代ルキーニとは違う雰囲気で現代的なビジュアルでありました。
    衣装の着こなしやメイクなど、個性的な魅力で人気のあった紫吹淳さん。持ち前の歌声と演技力でも観客を魅了されました。

    宝塚歌劇団宙組 湖月わたる・こづきわたる(1998年)

    宝塚歌劇団宙組が創設され、初期メンバーとして宙組で活躍されていた湖月わたるさん。
    創設されたばかりのクラスで「エリザベート」という名作は、とてもプレッシャーがあったかと思います。
    ですが、そんなプレッシャーを感じさせないほどの堂々した演技で、狂言者という難しい役処であるルキーニをエネルギッシュでパワフルに演じられました。

    宝塚「エリザベート」歴代 ルキーニ その②

    宝塚歌劇団花組 瀬奈じゅん・せなじゅん(2002年)

    これまでのルキーニは男役三番手となる方が演じられていましたが、宝塚歌劇団花組では二番手男役であった瀬奈じゅんさんが演じられ、そのキャスティングにも話題が集まっていました。

    二枚目で、爽やかな好青年というイメージがあった瀬奈じゅんさん。男くさく艶っぽいルキーニを見事に演じ、そのギャップが注目され、さらに人気を集めたのです。
    また私生活でも仲の良いトート役を演じられた、元花組トップ男役(春野寿美礼・はるのすみれ)さんとの息の合ったコンビに、チームワークの良さを見せた公演となりました。

    宝塚歌劇団月組 霧矢大夢・きりやひろむ(2005年)

    歌・芝居・ダンスと三拍子揃った男役として定評のあった霧矢大夢さん。
    期待を裏切らない、レベルの高いルキーニを演じられ歴代ルキーニのなかでも強く印象を残されている方です。

    宝塚歌劇団雪組 音月桂・おとづきけい(2007年)

    可愛らしい青年、というイメージが強かった音月桂さん。
    これまでの歴代ルキーニにはない、どこか優しい雰囲気にイケメンで若さ溢れる、エネルギッシュなルキーニを演じられました。

    宝塚歌劇団月組 龍真咲・りゅうまさき(2009年)

    歴代のルキーニのなかで、最も下級生での抜擢となったのが龍真咲さんです。ルキーニの色気や渋さは、若手男役が演じるのには最も難しいと言われています。
    ですがそんなハンデも感じさせない実力の高さに、龍真咲さんの存在感を見せつけた公演となりました。
    また役の幅が広がり、龍真咲さんの転機となった役でもあるのです。

    宝塚「エリザベート」歴代 ルキーニ その③

    宝塚歌劇団花組 望海風斗・のぞみふうと(2014年)

    何でも器用にこなす男役として、下級生の頃から注目されていた望海風斗さん。
    圧倒的な歌唱力と演技力を発揮され、新時代のルキーニを見事に演じられました。今では、望海風斗さんの代表的な役となっています。

    宝塚歌劇団宙組 愛月ひかる・あいづきひかる(2016年)

    透き通るような白い肌が印象的な、愛月ひかるさん。
    配役が発表になった時は、黒塗りで渋いルキーニを愛月ひかるさんが演じられるという事で、ファンの間では驚きと期待で話題となっていたようです。

    ルキーニと愛月ひかるさんという、想像のつかないキャスティングに大変注目されていましたが、歴代ルキーニのなかでもとにかく色気のある美しいルキーニを見事に演じられ好評を得ました。

    宝塚「エリザベート」愛される影の主役ルキーニ  -まとめ-

    宝塚歌劇団が生んだ名作「エリザベート」で、主役に続く人気で物語を盛り上げるルキーニ。今ではルキーニという役が、スターへの登竜門とも言われています。
    そんなルキーニが愛されるのは、一度見たら忘れられないインパクトと存在感。それを強く印象付けた初代ルキーニである、轟悠さんの存在があったからなのではないでしょうか。

    これからも「エリザベート」という名作は、宝塚歌劇団で何度も再演されていくことでしょう。
    今回は、歴代のルキーニをまとめご紹介させて頂きました。初代ルキーニである轟悠さんの衝撃と迫力は、宝塚でも伝説化されています。その他の歴代ルキーニを演じられた方々も、それぞれの新たな魅力を発揮し、この役を機に大きく成長されていました。
    今後、どのような新時代のスターがルキーニという役を演じられるのか、注目していきたいです。

    宝塚歌劇団「エリザベート」、ルキーニの関連記事はこちら

     

    -新人公演ほど観劇側のスキルが求められる舞台はない-ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』第7回

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    第7回 新人公演ほど観劇側のスキルが求められる舞台はない
    ~脳内チップの存在~

    いや~ことちゃんディナーショー決まりましたな~

    研9にて単独ディナーショーですか。さすが95期首席。とんでもないですな。

    あ、ちなみに私の神様・水夏希さまは研10で単独ディナーショーやっておりますので。おほほほ。毎度神様自慢入っちゃって恐縮です。おほほほほ。

     

     

    過去に大豊作と言えば、トップスター4人・娘役トップ1人を輩出した轟理事の71期。

    そしてトップスター3人とおハナ様を輩出した77期が思い浮かびます。

     

     

    71期4人に至っては同時期にトップ就任してTCAで4人並びの画が見れちゃったりしたもんだから、71期ファンにはもうたまらん時代だったでしょう。

     

    そんな大豊作期に負けていないのが95期でありまして、現在まだ研9にもかかわらず既にトップ娘役を3人も輩出しており、研9なのにもう2番手スターがことちゃん、そして間もなくカレーくんも2番手に進むでしょう。はいからさん人気すごかったようですな。

    先日はそこにみりおん観に来ちゃって2人のラブラブ具合に梅田の気温が2度くらい上昇したとかしないとか。

     

     

    あのーいつも思うんですけど、生物学的には女性とはいえこんなイケメンにこんな風に抱きしめられたりとか腰に腕回されたりとか肩に肘置かれたりとか手繋いだりとか…

    まぁ様からあんな風に見つめられて真似とはいえキスまでされて、毎度毎度愛されていて…

     

     

    どうして本気で好きになってしまわないのでしょうか…??

    いつも友人と話しているのですが、娘役さんは入団してすぐに男役さんを本気で好きにならないようなチップを脳に埋め込まれているのではないかと睨んでいます。

     

     

     

     

    だって!!

    長い腕で後ろから抱きしめられたり、さりげなくリードされたりして…

    人としても尊敬できてかっこよくて大好きな仲間。そこで止まっておけるわけないじゃない?!

     

    そのチップが退団時期になるとうまいことまた作動して、「あ…退団しなきゃ…」と思わせるように仕組まれているのだと思います、きっと。

    だって!!

    もし私ならまぁ様にあんなに愛されて、どうして自分から別れを告げられるでしょう!!チップの力でも借りなきゃ自ら去るなんてことできるわけないじゃない!!!

     

     

    しかも夫婦役をするときとかはお芝居で使う結婚指輪とか相手役さんからプレゼントされちゃったり、プライベートでも誕生日プレゼントにダイヤのネックレスもらったり…

    それで好きにならないなら、むしろどうかしてるぜみりおん!!!

     

    あれ…?なんの話だったっけ…?

     

     

     

     

    95期の話だった…。

    95期豊作だねって言ってたのにおかしいわね…なぜチップの話になったのかしら…?

     

    まぁそんなことで他にもまだまだ各組に路線スターがひしめき合っている95期、最終的には何人のトップさんが誕生するのでしょうかね。

    楽しみでもありつつ、その頃の自分の歳を考えると恐ろしくもあり…みりおんが羨ましくもあり…(まだ言う)

     

    第7回 新人公演ほど観劇側のスキルが求められる舞台はない
    ~青田買いではなく親の目で~

    さて本題に入りましょうかね。

    じゃあ、その大豊作の95期が2009年に初舞台生として入団してきた時、そして少しずつ大きな役につきはじめたとき、「この期は数年後にとんでもないことになるわね!」ってどれだけのファンが見通せていたのだろうかと思います。

    いや、きっとすごい千里眼を持っていらっしゃるファンの方はたくさんいらっしゃるのだろうと思います。

     

    私なんて、まぁ様が新公やってるときに「この子は線が細すぎて男役としては難しいだろうな~歌もそんなに上手くないし…トップにはならんだろう」と判断しましたからね!どうだッ!

     

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    それがどうですか今のこの「まぁ様ぁぁ~♡♡♡」という手のひら返し!!!

    こんなに歌えて踊れてチャラい男役になるだなんて、微塵も思ってませんでしたわ。近所にいたハナタレ小僧が数年後に会ったらすげーイケメンに成長しててときめいてしまった、みたいな。

     

    もっとひどいのは、これだけ毎週神様神様としつこく連呼しているミズさまにだって鳳凰伝でひれ伏すまでは「顔長いなあ、歌不安定だなあ、春野さんと見分けがつかねえなあ」くらいにしか思ってませんでしたからねッ!

    自分の見る目の無さに呆れ果てるわ。

     

     

    そりゃね、首席で入団してきたとかいう情報である程度の活躍は見越せますけど、でも首席だからといっても全然活躍できずに退団していく生徒さんだってたくさんいますし、真矢みきさんや紅さんのように、下から数えたほうが早い成績なのにトップになる人もいますので、特に男役さんというのはどう化けるか未知数です。

    それをものすごい千里眼と慧眼で見極めるのが新人公演ってやつですわな。

     

    私は新公の観劇経験は1回だけ。

    それも「鳳凰伝」でした。主演は今やテレビタレントとなって大活躍中の遼河はるひさん。

    まあね、客席にぞろぞろとおいでになる上級生の皆様を凝視したいというよこしまな気持ちももちろんありましたが、やっぱりヅカファンなら一度くらいは新人公演は観ておきたいところ。

     

     

    だって新人公演ってすごい制度ですよね。

    まだ育ち切ってない若手だと知っていながら、その成長ぶりをファンと上級生で確認して見守って応援していくっていう、こんな温かい演劇システムが世界のどこかにあるでしょうか。

    これを考えた人が一三翁なんだか誰なんだか知りませんけども、生徒たちにとってもファンにとってもメリットしかない。

     

    本公演での自分の役もありつつ、新公用のお稽古もしなくちゃならないのは本当に大変だとは思いますが、入団数年でいきなり「トップになりたい」なんて壮大な夢は抱きにくいですから、まずは「新公で主演をする」という中間目標があることはとても現実的な夢として掲げやすいと思います。

    そしてファンも、「この子、いいじゃない!」「この子は発展途上だけどいつか化ける」とか、未来のスター候補探しを楽しめる。

     

     

    でも、主演やヒロインを何度か経験したのにトップになれない生徒さんもたくさんいますし、コムさんのように主演していないのにトップになった人もいる。「俺様」あさこさんも新公主演はたった1回ですしね。

     

    だから、ほんっとおおおに分からんのですわ!

    鳳凰伝行って、ヒロインだった彩乃かなみちゃんはもうすごく出来上がっていたのでトップさんになるだろうなーとは思いました。でも、結局その後の宙組って宙組生え抜きのトップさんって誰もいないので、あの頃新公主演してた宙組若手たちはトップになることなく路線からぽつりぽつりと外れていったわけで。

     

     

    いまバンバン新公主演したりバウ主演したりカレンダーに登場したりして大躍進している生徒さん達だって、いつ路線から外れていくのか分からない。そう思うとやっぱりシビアですね~。

    運もかなりあると思います。とうこさんだって入団直後からその実力の高さで話題になったけど、トップになったのは結構遅かったし。

     

    人気も実力も申し分ないのに、運だけが無くてトップになれなかったスターさんもたくさんいますね。

    いま私としては早く美弥ちゃんをトップにさせてあげてほしい…!美弥ちゃんはもういつなっても大丈夫だよ劇団さん!足りないものはない!一体いつまで美弥ちゃんを温めておくんだ!

     

     

    そういうのもあるので、未来のスターを探すには新人公演というのは難易度が高すぎる。まぁ様の新公時代のヒョロヒョロ感を見ても分かるように、特に男役さんはどこで化けるか予想がつかないんだよな~。

    あんんんなにええ声出てくるなんて誰が予想したか?!オサさんもしかり。

     

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    ずんこさんとかとうこさんとかきりやんとかことちゃんとか、最初から上手い人もいますよね。

    でも、突如覚醒する人がいるんですわ!いつどこで見つけたそのええ声!!って。

     

    それ見通せてる人いたらもう音楽学校の試験官やったほうがいいわ。

     

    だから、新人公演っちゅーのは青田買いっていう目的というよりも、「おお~wなかなかやるのう若者たち!」という親目線で観劇するのが一番楽しめるスタンスなのかもしれないですね。

     

    第7回 新人公演ほど観劇側のスキルが求められる舞台はない
    ~若さよりも渋くエロい男~

    舞台人としても男役としても娘役としても育ち切っていない若手たちの上演なのに、毎度毎度新公はチケ難。「私が応援してあげたい!」という女性ならではの心理をよくわかってますよね。

     

    ただ…私はやっぱり完成した男役さんが好き…

     

    男でも女でもない男役という生き物が大好きであり、いつも綺麗で可愛くてちょっと色っぽくて男役さんをきちんとたてる娘役さんのような女性に憧れてるわけで。

     

    まぁ憧れてるとか言いながら現実は煎餅かじって尻かきながらスカステ観てるけど。

     

     

    やっぱり、男役さんって包容力なんですよねえええ。

    背中なのよ、背中。何も語らずとも歌わずとも、背中だけで包容力が出せる男役さんが大好きです。そしてそんな男役さんになるには、研7なんかじゃまだまだ足元にも及ばない。

     

     

    男役10年って言いますが、10年でも足りないと思いますよあたしゃ。

    でもね。

    若手にしか出せない魅力ってのもありますよね。かつて、雪組がコムさん時代に上演した「Romance de Paris(ロマンス ド パリ)」えーと(ウィキに行く)

    …2003年ですね。

    そのとき若手ナンバーワン注目株だった音月さんがナイトクラブのホールスタッフの役をしていまして、それがすっごく可愛くて魅力的でした。

    ちょっとアホでチャラい若い男の子バイトってのは今だったらソラカズキとか絶対いいですよね。

    あと、いま琴ちゃんが演じてるような若い純愛カップルも素敵。

     

     

    そういう、若い時分しかできない役もたくさんあるので、新人公演でたくさんたくさん吸収して芝居の勘を養って、人間の魅力とか心理を学んで、ことちゃんもソラカズキも数年後に私がヘロヘロになるようなフェロモンを背中あたりから放出させてほしいなと思います。

     

    それでは朝5時になりましたので無作法な田舎娘を叩き起こしに参ります。来週は「日帰り博多座バス遠征をしたあの頃」について語ります。

    ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』過去記事一覧

    宝塚歌劇団 星組・エネルギッシュでパワー溢れる歴代トップ娘役の、歴史や魅力などまとめた情報をご紹介!

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    宝塚歌劇団星組、歴代トップ娘役

    宝塚歌劇団星組が創設されたのは、1933年ですが時局悪化のため一旦廃止となりました。
    ですがその後、労働基準法に対応するため宝塚歌劇団星組が復活し、四番目のクラスとして新たに結成されたのです。
    また宝塚歌劇団星組は「コスチュームの星組」と言われ、創設当初から宝塚歌劇団に新たな風を吹かせ、作品の幅を広げてこられました。

    そんな宝塚歌劇団星組で、歴代トップ娘役を務められた方々の歴史や魅力など、まとめた情報を一覧でご紹介します。

    宝塚歌劇団星組、歴代トップ娘役 一覧 その①

    梓真弓・あずさまゆみ(1986退団)

    宝塚歌劇団星組で、初代トップ娘役を務められた方です。

    退団後は、宝塚音楽学校の日舞講師を務められていました。

    大原ますみ・おおはらますみ(1970年5月9日~1974年6月30日)

    宝塚歌劇団雪組で、トップ娘役を務められていた大原ますみさん。

    1970年、組み替えと共に宝塚歌劇団星組のトップ娘役に就任。
    当時、ダブル主演を務められていた(鳳蘭・おうとりらん)さん、(安奈淳・あんなじゅん)さんと共に「ゴールデンコンビ」と呼ばれ、高い人気で活躍されていました。

    宝塚歌劇団星組、歴代トップ娘役 一覧 その②

    南風舞・みなみかぜまい(1983年11月30日~1988年12月31日)

    義兄は、宝塚歌劇団演出家の(谷正純・たにまさずみ)さんです。

    宝塚音楽学校を首席で卒業され、早くからその実力が注目されていました。
    その後、入団二年目にして新人公演ヒロイン・バウホール公演でダブルヒロインに抜擢されます。

    1983年、元宝塚歌劇団星組トップ男役(峰さを理・みねさをり)さんの相手役に就任。
    さらに峰さを理さんが退団後、後任のトップ男役になられた(日向薫・ひゅうがかおる)さんの相手役も務められました。
    退団後は、ダンスや歌唱などのスタジオを起業され、宝塚歌劇団星組公演「こうもり」の歌唱指導なども担当されていたようです。

    代表作には宝塚の名作、「我が愛は山の彼方に」「哀しみのコルドバ」などがあります。

    白城あやか・しらきあやか(1992年4月1日~1997年3月31日)

    宝塚の娘役らしい美しい容姿で早くから注目され、1992年元宝塚歌劇団星組トップ男役(紫苑ゆう・しおんゆう)さんの相手役に就任されます。
    さらに紫苑ゆうさんの退団後、後任のトップ男役になられた(麻路さき・あさじ)さんの相手役も務められました。

    「うたかたの恋」「国境のない地図」など数多くの名作を演じられた白城あやかさん。
    他にも、コメディ作品などにも挑戦。「コメディエンヌ」としての新たな才能も発揮され、話題となりました。

    1997年、宝塚の作「エリザベート-愛と死の輪舞-」で退団。
    初演から初めての再演ということで、大変注目された公演となったのです。

    宝塚歌劇団星組、歴代トップ娘役 一覧 その③

    星奈優里・ほしなゆり(1997年10月1日~2001年10月1日)

    ダンスにとても定評のある娘役で早くから注目され、ニューヨーク公演とロンドン公演にも参加されています。
    雪組時代は、宝塚歌劇団を代表する元トップ娘役(花總まり・はなふさまり)さんに続く娘役二番手として活躍。

    1997年星組に異動され、元宝塚歌劇団星組トップ男役・麻路さきさんの相手役に就任されます。
    さらに麻路さきさんの退団後、後任のトップ男役になられた(稔幸・みのるこう)さんの相手役も務められました。その後2001年、相手役の稔幸さんと共に退団。

    代表作には宝塚の名作、「ダルレークの恋」などがあります。

    檀れい・だんれい(2003年3月24日~2005年8月14日)

    どこにいても目を引く美しい容姿が注目され、1998年元宝塚歌劇団月組トップ男役(真琴つばさ・まことつばさ)さんの相手役に抜擢。
    真琴つばささんが退団後、専科に異動され2003年元宝塚歌劇団星組トップ男役(湖月わたる・こづきわたる)さんの相手役に就任されました。
    トップお披露目公演「王家に捧ぐ歌」で演じられたアムネリス役は、自身の当たり役となりトップ娘役としての地位を確立された公演となりました。

    2005年、「長崎しぐれ坂」をもって退団。その後は、日本を代表する女優として活躍されています。

    宝塚歌劇団星組、歴代トップ娘役 その④

    遠野あすか・とおのあすか(2006年11月13日~2009年4月26日)

    歌・芝居・ダンスと三拍子揃った娘役として下級生の頃から注目され、新人公演ヒロインやバウホール公演ヒロインなどに早くから抜擢されていました。

    花組時代は娘役二番手として活躍され、エトワールなどの大役も何度も務められています。
    専科の経験もある遠野あすかさん、2006年元宝塚歌劇団星組トップ男役(安蘭けい・あらんけい)さんの相手役に抜擢。
    退団公演では世界的な名作「スカーレット・ピンパーネル」の日本初演を務められ、何度も再演される大ヒット作品となりました。

    夢咲ねね・ゆめさきねね(2009年4月27日~2015年5月10日)

    存在感のあるオーラと、スタイルの良さなどで早くから注目を集め、入団二年目にして宝塚歌劇団月組新人公演「エリザベート-愛と死の輪舞-」で初ヒロインに抜擢。
    バウホール公演でもヒロインをめられ、2009年元宝塚歌劇団星組トップ男役で宝塚のレジェンドと呼ばれる(柚希礼音・ゆずきれおん)さんの相手役に就任されました。

    その後は、世界的な名作「ロミオとジュリエット」のフランス版の日本初演を務められるなど、トップ娘役として大きく成長されていきます。
    宝塚の歴史に残るほど人気のあったお二人は「ゴールデンコンビ」」と呼ばれ、台湾公演の成功や宝塚100周年の幕開け公演など、当時の宝塚歌劇団を牽引され沢山の伝説を残されたのです。

    退団公演では宝塚史上最大規模で生中継が行われ、サヨナラパレードには過去最高の1万2000人が集結し、大変な盛り上がりとなりました。
    退団後は、舞台を中心に女優として活躍されています。

    妃海風・ひなみふう(2015年5月11日~2016年11月20日)

    伸びやかな歌声とエネルギッシュな舞台姿で、新進娘役として早くから注目を集めていました。

    2015年、元宝塚歌劇団星組トップ男役(北翔海莉・ほくしょうかいり)さんの相手役に就任。
    学年差のあったトップコンビに、ファンの間では話題になっていたのですが、妃海風さんの相手役を思いやる姿がファンの心を掴み、年次を感じさせないトップコンビとして人気を集めました。

    2016年、相手役の北翔海莉さんと共に退団され、現在は本格的に芸能活動を開始されています。

    現在の宝塚歌劇団星組トップ娘役・綺咲愛里にも注目!

    現在、宝塚歌劇団星組でトップ娘役を務められている(綺咲愛里・きさきあいり)さん。

    下級生の頃から、アイドルの様な可愛らしい容姿で注目されていました。
    新人公演ヒロインやバウホール公演ヒロインには何度も抜擢され、2016年現在宝塚歌劇団星組トップ男役を務められている(紅ゆずる・くれないゆずる)さんの相手役に就任されました。

    トップお披露目公演では星組が生んだ名作「スカーレット・ピンパーネル」が上演され、歌が苦手な綺咲愛里さんでしたが、見事な歌唱力を披露されトップ娘役としての品格や努力が感じられる公演となりました。

    現在、綺咲愛里さんは宝塚歌劇団星組公演「ベルリン、わが愛」「Bouquet de TAKARAZUKA」に出演されています。
    まだまだ伸びしろのある綺咲愛里さんが、宝塚歌劇団星組トップ娘役として、どのような歴史を刻まれていくのか今後も期待していきたいです。

    「ベルリン、わが愛」

    【あらすじ】

    サイレント映画からトーキーへと移り変わる頃──。1920年代から30年代にかけて、ハリウッドと並ぶ映画の都として栄華を誇ったドイツ・ベルリンにも、ナチスが暗い影を落とし始めていた。そんな中、新しい娯楽作品を模索する男達は、ミュージカル映画こそ大衆が求めるものだと確信し、その実現へ向けて邁進していた。無名の踊り子を抜擢し撮影された映画は大成功を収める。しかし、プロパガンダとして映画を利用しようとするナチスの圧力は強まる一方だった。理想と現実の狭間で苦悩しながら、映画を愛した彼らが描いたシナリオとは…。
    激動期のベルリンを舞台に、「映画」を愛した人間たちの姿を、運命的なラブロマンスを織り交ぜながらドラマティックに描き出すミュージカル。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    この公演で綺咲愛里さんは、ネルゾン劇場のレビュー・ガールでテオの映画に出演することとなる、ジル・クライン役を演じられています。

    タカラヅカレヴュー90周年「Bouquet de TAKARAZUKA」

    90周年を迎えたタカラヅカレビューの伝統を紡ぐレビュー作品。世界巡りの形式で展開するバラエティに富んだ場面に、きらめく花の様に多彩な輝きを放つ紅ゆずるを中心とした星組メンバーの魅力を一杯詰め込んだ、豪華絢爛なレビューをお届け致します。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    宝塚歌劇団星組、歴代トップ娘役 -まとめ-

    ここ最近の宝塚歌劇団は、舞台だけではなく公演ポスターやスチール写真などが、美しくクオリティの高い仕上がりで目で見て楽しめるという新たな特徴があります。
    そんなファンが宝塚を楽しめる幅を広げたのは、「コスチュームの星組」と呼ばれる宝塚歌劇団星組が強く影響されたのではないでしょうか

    どんな役柄でも完成度の高い美しさで魅了される、宝塚歌劇団星組歴代トップ娘役は過去に20人いらっしゃいます。
    今回はそのなかでも、特に人気を集めた方・注目されていた方の歴史や魅力などをまとめ、一覧でご紹介させて頂きました。
    今後も、パワフルでエネルギッシュに、宝塚歌劇団星組を支えるトップ娘役から目が離せません!

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    宝塚歌劇団の名作「エリザベート」母の愛を最後まで求めたルドルフ皇太子。歴代ルドルフが演じた孤独の生涯をご紹介。

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    宝塚歌劇団の名作「エリザベート」ルドルフ皇太子が求めた母の愛と死

    宝塚歌劇団が生んだ、人気の名作「エリザベート-愛と死の輪舞-」。
    19世紀のハプスブルクを舞台に繰り広げられる、黄泉の帝王トート閣下と皇太后エリザベートの愛と死の物語で、1996年宝塚歌劇団雪組により初演が上演されました。

    今回注目するのは孤独の末、永遠の愛を手に入れた皇太后エリザベートの息子、ルドルフ皇太子です。
    今もなおその死については謎に包まれているルドルフですが、「エリザベート」という作品のなかでは孤独に耐え切れず、トートに救いを求め死んでいったと描かれています。
    初演当初から役替わりが多く、演じる側にとってもチャンスとなる大役で、ファンにとっては観劇意欲がわくキャスティングに誰が演じるのか毎回注目されているのです。

    そんな歴代ルドルフを演じられた方々の魅力や、孤独の生涯を遂げたルドルフの一生をまとめご紹介します。

    ミュージカル「エリザベート」ルドルフ皇太子

    オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の子で皇太子。ハプスブルク=ロートリンゲン家の世継ぎとして周囲に期待されたが、父帝との反目や政治的対立などから孤立し、男爵令嬢マリー・フォン・ヴェッツェラと謎の死を遂げた(「マイヤーリンク事件」)。その死については、今もなお謎に包まれている。

    (出典:Wikipedia

    母エリーザベトに代わって、厳格な祖母ゾフィーにより、ハプスブルク=ロートリンゲン家の方針に従って養育された。当初、祖母がルドルフに付けた教育係のレオポルド・ゴンドレクール(ドイツ語版)伯爵は、鞭打ちや冷水シャワー、過酷な運動等の軍事教練まがいのスパルタ式教育を押し通した。精神と肉体を痛めつける教育の影響により、ルドルフは暴力的で神経過敏かつ虚弱体質の、恐怖心の強い子供となった。またルドルフは内気で意固地で、事あるごとに自分の殻に閉じ籠った。
    1865年、ゴンドレクールの教育の影響を憂いた母エリーザベトが公式に親権を取り戻すことを要請し、7歳以降のルドルフの教育方針は一転する。エリーザベトが付けた教育係はヨーゼフ・ラトゥール・フォン・トゥルンベルク(ドイツ語版)であり、彼が選抜した教師のほとんどが、多かれ少なかれ何らかの形で自由主義との関連を持っていた。このことが、成人後もルドルフが自由主義を信奉し、自らの出自にもかかわらず貴族に対して批判的な態度を取ったことの原因である。例外的なのは、前述のようにこれらの教師たちの多くが、保守的な王侯貴族の教育とは正反対といえる自由主義の信奉者だったことである。そのためルドルフは、父フランツ・ヨーゼフ1世の保守的で時代遅れな思想とは異なり、母エリーザベトと同じ自由主義的な思想を持っており、そのため父帝に強く反発し、その絶対君主ぶりを激しく非難した。一方、公務を放棄し、家族との接触が少なかった母エリーザベトは各地に旅行に明け暮れていたため、彼女は息子ルドルフの理解者とはなり得なかった。

    (出典:Wikipedia

    ルドルフが父フランツと対立してしまったのも、幼少期に受けた自由主義の教育が原因でありました。
    祖母ゾフィーから、エリザベートが親権を取り戻さなければ、父と子が対立することはなかったのではないでしょうか。
    幼少期から青年になるまで、母エリザベートとルドルフはすれ違いの人生だったことが伺えます。

    宝塚「エリザベート」歴代 ルドルフ その①

    1996年 宝塚歌劇団雪組

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    初演から初代ルドルフは、宝塚大劇場と東京宝塚劇場での役替わりでありました。
    宝塚大劇場公演では(香寿たつき・こうじゅたつき)さんが、東京宝塚劇場公演では(和央ようか・わおようか)さんが演じられています。

    DVDなどの映像で残されているのは香寿たつきさんのルドルフです。
    その美声を生かし、トートと歌う名曲「闇が広がる」は大絶賛を得ました。
    また、和央ようかさんが演じられたルドルフは、いつまでも初々しく美男子というイメージにピッタリで大劇場公演とは違う魅力で好評を得たのです。

    1996年 宝塚歌劇団星組

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    甘いマスクと歌声で人気を集めていた(絵麻緒ゆう・えまおゆう)さん。
    ルドルフを全身で感じ、孤独の生涯を演じたその迫真の演技は圧巻で多くの方を魅了されました。

    1998年 宝塚歌劇団宙組

    創設されたばかりであった宝塚歌劇団宙組のルドルフは、男役三人による役替わりとあって大変注目されていました。
    三拍子揃ったバランスの良さで魅せた(朝海ひかる・あさみひかる)さん、歌で魅せた(樹里咲穂・じゅりさきほ)さん、エネルギッシュに演じた(夢輝のあ・ゆめきのあ)さんなど、それぞれの個性溢れるルドルフに好評を得たのです。

    宝塚「エリザベート」歴代 ルドルフ その②

    2002年 宝塚歌劇団花組

    歌に定評のあった(彩吹真央・あやぶきまお)さん。
    トート役を演じられた元花組トップ男役(春野寿美礼・はるのすみれ)さんも、歌に大変定評のある男役スターでありました。

    ずば抜けた歌唱力を持つお二人が歌った「闇が広がる」は、声量と声質のバランスも良く、鳥肌が立つほど素晴らしい場面となり絶賛されたのです。

    2005年 宝塚歌劇団月組

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    どんな役でも器用にこなし、クールなビジュアルで人気を集めていた(大空祐飛・おおぞらゆうひ)さん。
    ルドルフの感情をストレートに表現され、多くの方に感動を与えました。

    2007年 宝塚歌劇団雪組

    (凰稀かなめ・おうきかなめ)さんが演じられたルドルフはとにかく美しく、多くの観客を魅了されます。
    軍服がとてもよく似合い、若く儚いルドルフを見事に表現されていました。

    2009年 宝塚歌劇団月組

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    1998年宝塚歌劇団宙組公演以来の、男役三人による役替わり公演となり話題となります。
    (遼河はるひ・りょうがはるひ)さんは長身を生かした美しく存在感のあるルドルフを演じられ、(青樹泉・あおきいずみ)さんは、さすがの安定した実力で観客を魅了されました。

    そして、現在花組トップ男役(明日海りお・あすみりお)さんもルドルフを演じられています。
    トート役を演じられた元月組トップ男役(瀬奈じゅん・せなじゅん)さんと、明日海りおさんの並びは目を奪われるほどの美しさで、新時代のルドルフを感じさせる公演となりました。

    宝塚「エリザベート」歴代 ルドルフ その③

    2014年 宝塚歌劇団花組

    宝塚歌劇団花組公演では、(芹香斗亜・せりかとあ)さんと(柚香光・ゆずかれい)さん、お二人の役替わりでルドルフが演じられました。
    芹香斗亜さんが演じられたルドルフは、若さ故の行動力や情熱が伝わり当時のルドルフを思わせる表現力で、好評を得ます。
    一方、柚香光さんのルドルフは美しさの中に可愛さもある、母性本能が擽られるような雰囲気で観客を魅了されました。

    2016年 宝塚歌劇団宙組

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    宝塚歌劇団宙組公演では、ベテラン男と若手男役の三人による役替わりで、ルドルフが演じられました。
    (澄輝さやと・すみきさやと)さんは、伸びやかな歌声とルドルフの苦悩や不安が溢れ出た表現で、観客を魅了します。
    (蒼羽りく・そらはねりく)さんのルドルフは、彼女の人柄の良さや華やかさが滲み出る、無垢な皇太子を見事に演じられ観る人の心を掴まれたのです。
    さらに、三拍子揃ったバランスの良い男役である(桜木みなと・さくらぎみなと)さん。
    ルドルフ役では、さらに磨きのかかった歌唱力を披露し、今後の活躍が期待できる若手スターの貫禄を感じさせた公演となりました。

    宝塚「エリザベート」愛を求め、孤独の生涯を終えた ルドルフ -まとめ-

    今回は、歴代ルドルフ(青年時代)の魅力をまとめ、ご紹介させて頂きました。
    何度も再演されている宝塚歌劇団の名作「エリザベート」で、これまで17人の人気男役がルドルフを演じられています。
    皆さんそれぞれの個性や解釈で自分のルドルフを作り上げ、ルドルフが伝えたかった事、子供にとって必要だった母の愛について舞台を通し私たちに伝えられていました。

    今後も宝塚歌劇団で上演されるであろう「エリザベート」で、ルドルフを誰が演じられるのか、そのキャスティングにも注目していきたいです。

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    歴代キャストまとめ!宝塚歌劇団の名作「エリザベート」家庭より国に尽くしたオーストリア皇帝 フランツ・ヨーゼフ1世

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    宝塚歌劇団の名作「エリザベート」フランツ・ヨーゼフ1世

    1996年、宝塚歌劇団雪組元トップ男役(一路真輝・いちろまき)さんのサヨナラ公演として、初演が上演された「エリザベート-愛と死の輪舞-」。
    それ以降、幾度となく再演が繰り返されている宝塚歌劇団が生んだ名作として、不動の人気を集めている作品です。

    物語の重要人物である、エリザベートの夫でオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世。
    絶世の美貌で知られるエリザベートと結婚されたフランツですが、家庭を顧みず国のために多忙な日々を送っていたため、永遠のすれ違い夫婦のままエリザベートを失ってしまいます。
    死後の世界で、トート閣下と繰り広げられる「最後の審判」は、この作品の大きな見せ場となっているのです。

    今回はそんなフランツに注目し、歴代フランツを演じられたキャストの方々の魅力や歴史をまとめ、ご紹介します。

    「エリザベート」オーストリア皇帝 フランツ・ヨーゼフ1世

    68年に及ぶ長い在位と、国民からの絶大な敬愛から、オーストリア帝国(オーストリア=ハンガリー帝国)の「国父」とも称された。晩年は「不死鳥」とも呼ばれ、オーストリアの象徴的存在でもあった。皇后は美貌で知られるエリーザベトである。後継者となった最後の皇帝カール1世は統治期間が2年に満たなかったため、しばしばオーストリア帝国の実質的な「最後の」皇帝と呼ばれる。

    (出典:Wikipedia

    • 【エリザベートとの結婚生活】

    1854年4月24日、ウィーンのアウグスティーナー教会(英語版)で枢機卿ラウシャーのもと、午後6時半に結婚式が挙行された。シェーンブルン宮殿の「鏡の間」で祝賀舞踏会が行われ、招待客は3000人に及んだ。この結婚によって皇帝の人気は高まり、夜に皇帝夫妻が馬車で町を巡遊すると、沿道には大勢の人々が詰めかけた。新婚の皇帝夫妻は、まずラクセンブルク宮殿(ドイツ語版)で新生活を始めた。
    しかし、新婚早々フランツ・ヨーゼフ1世は早朝から深夜まで会議や閣議、応接に追われ、あまり新妻を顧みる余裕がなかった。
    母ゾフィーはエリーザベトにウィーン流の宮廷教育を施し、ハプスブルク家の皇后としてふさわしい振る舞いを常に求めた。そもそも母ゾフィーはエリーザベトについてはあまり快く思っていなかった。このような状況の中で、フランツ・ヨーゼフ1世は妻と母の間で板挟みになった。

    (出典:Wikipedia

    • 【相次ぐ家族の不幸】

    長男ルドルフ皇太子は、保守的な父帝と対立し、1889年にマリー・ヴェッツェラ男爵令嬢とマイヤーリンクで謎の心中を遂げた(暗殺説もある)。
    1898年、皇后エリーザベトが旅先のジュネーブでイタリア人無政府主義者ルイジ・ルキーニに暗殺されたことは、フランツ・ヨーゼフ1世に大きな衝撃を与えた。

    (出典:Wikipedia

    エリザベートを愛していたことは間違いのないフランツ。ですが、それを伝えられなかったことがフランツにとっての後悔であり、家族を亡くした原因となったのではないでしょうか。

    宝塚歌劇団「エリザベート」歴代 フランツ その①

    高嶺ふぶき・たかねふぶき(1996年:宝塚歌劇団雪組)

    1996年、初代フランツを演じられた高嶺ふぶきさん。
    フランツが青年から老いていくまでを、美しく見事に演じられ、徹底した役作りにさすがの貫禄を見せられました。

    また、エリザベートと歌う「夜のボート」は高嶺ふぶきさんの持ち味でもあった低音でフランツの心情が良く表現され、宝塚歌劇団の名曲として今でも歌い継がれています。

    稔幸・みのるこう(1996年:宝塚歌劇団星組)

    品と色気のあるフランツで、観客を魅了された稔幸さん。

    自身の感性が光る役作りでフランツの優しさや、エリザベートの気持ちに対する積極性などが感じられ、新たなフランツ像を作られました。

    和央ようか・わおようか(1998年:宝塚歌劇団宙組)

    長身のスターが多い宝塚歌劇団宙組の「エリザベート」は、全体的に迫力があり「コーラスの宙組」と呼ばれるだけあって、アンサンブルや楽曲の素晴らしさを改めて感じさせる公演となりました。
    さらに、和央ようかさんが演じられたフランツは、オーストリア皇帝という名にふさわしい存在感と伸びやかな歌声で多くの観客を魅了されたのです。

    宝塚歌劇団「エリザベート」歴代 フランツ その②

    樹里咲穂・じゅりさきほ(2002年:宝塚歌劇団花組)

    当時、専科で活躍されていた樹里咲穂さんが、宝塚歌劇団花組にフランツ役として特別出演されています。
    エリザベートへの愛情溢れる思いや、フランツの心情を美しくメリハリのある歌で見事に表現され、さすがの歌唱力に絶賛を得ました。

    初風緑・はつかぜみどり(2005年:宝塚歌劇団月組)

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    どんな役でも、器用にこなされる男役であった初風緑さん。

    初風緑さんが演じられたフランツは、優しく包容力があり、クリアに聞こえてくる台詞や歌の歌詞で多くの観客を虜にされたのです。

    彩吹真央・あやぶきまお(2007年:宝塚歌劇団雪組)

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    宝塚歌劇団のなかでも、トップレベルの歌唱力であった彩吹真央さん。

    その歌声は圧巻で、フランツが青年から老いていくまでを声色の変化で見事に表現され、観客を「エリザベート」の世界へと引き込んだのです。
    またエリザベートに対する優しさや、フランツの情けなさなど細かい役作りで表現され、大変好評を得ました。

    霧矢大夢・きりやひろむ(2009年:宝塚歌劇団月組)

    歌・ダンス・芝居とバランスが良い男役として、人気を集めていた霧矢大夢さん。

    霧矢大夢さんが演じられたフランツは、これまでにない強さが感じられ、トート閣下と対角に存在する新たなフランツ像で観客を魅了されました。

    宝塚歌劇団「エリザベート」歴代 フランツ その③

    北翔海莉・ほくしょうかいり(2014年:宝塚歌劇団花組)

    当時、専科で活躍されていた北翔海莉さんが、宝塚歌劇団花組にフランツ役として特別出演されています。
    その圧倒的な歌唱力と表現力で、安定感と安心感のあるフランツを演じられ、好評を得ました。

    真風涼帆・まかぜすずほ(2016年:宝塚歌劇団宙組)

    フランツより、ルキーニというイメージが強かった真風涼帆さん。当時、配役が発表になった時は、大変話題となりました。

    これまで、個性的な役が続いていた真風涼帆さん。
    どのような役作りがされるのか期待されていましたが、優しく誠実なフランツを美しく演じられ、新時代のフランツとして高く評価された公演となったのです。

    宝塚歌劇団「エリザベート」フランツが望んだ本当の愛の形とは

    母ゾフィーの強すぎる愛に、自分の感情や考えを支配されてしまった、フランツ・ヨーゼフ1世。
    規則に縛られ、理想と現実の差を知らないまオーストリア皇帝になられてしまいました。
    その中で、初めて自分の意志でエリザベートとの結婚を望み、それを最後までを貫かれたのです。
    ですがエリザベートが亡くなるまで、自由に生きたいという気持ちが解らず、エリザベートに孤独の運命を歩ませてしまいました。
    フランツが望んだエリザベートとの愛の形は、オーストリア皇帝である限り叶わなかったのではないでしょうか。

    今回は、宝塚歌劇団「エリザベート」で歴代フランツを演じられた方々の歴史や魅力まとめ、ご紹介させていただきました。
    これからも受け継がれていく宝塚歌劇団人気の名作「エリザベート」。今後どのようなフランツが、舞台の上で描かれるのか、期待していきたいです。

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    【宝塚専科 轟悠】男役を極めた偉大なスターのプロフィールや経歴、その魅力に迫る

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    宝塚専科 轟悠・宝塚には欠かせない偉大なスター

    宝塚を代表する男役として絶大な知名度を持ち、宝塚専科に所属しながら劇団理事も務められている(轟悠・とどろきゆう)さん。
    1985年、宝塚歌劇団に入団され、現在では唯一の71期生でもあります。
    轟悠さんは(春日野八千代・かすがのやちよ)さんに続く逸材と言われ、もはや宝塚には欠かすことのできない男役スターです。
    過去には、雪組トップ男役としても活躍されていた轟悠さん。現在は宝塚専科として主演を務められ、貫禄溢れたレベルの高い舞台で、多くの観客を魅了されているのです。

    今回は、偉大な男役スター轟悠さんのプロフィールや経歴・お茶会で見せた性格など、沢山の魅力をご紹介します。

    宝塚専科 轟悠・プロフィール

    まずは、宝塚専科男役スター轟悠さんのプロフィールや経歴、生い立ちなどをご紹介します。

    • 出身地:熊本県人吉市
    • 出身校:人吉市立第一中学校
    • 誕生日:8月11日
    • 身長:168㎝
    • 血液型:A型
    • 愛称:イシさん、トム、トムさん

    生い立ち

    地方新聞社を経営する父母と兄、弟2人の6人家族の長女で、祖父母とともに熊本県人吉市で育つ。幼少時代から絵画や日本舞踊等の習い事をし、活発で負けず嫌いな子だったという。
    中学生の時にテレビで初めて宝塚を知り、男役を本物の男性だと思い込み、後に全員女性だと知って驚愕したという。すぐに受験を決意した訳ではなく、将来は獣医かパイロットになりたいと思っていた。時々観劇に行く程度だったが、日本舞踊の師範である大叔母を通じて、1983年に淡路島で大地真央・黒木瞳と対面する。その際大地に受験を勧められ、同年、宝塚音楽学校を受験、見事合格。合格を知った瞬間は入学を辞退しようかと考えていたが、不合格に泣いている他の受験生を見て「私が受験しなければ泣いている受験生の1人は受かっていた。そう思うと、入学を辞退するなんて申し訳ないと思った」と、入学を決意した。

    (出典:Wikipedia

    経歴

    • 1985年、71期生として宝塚歌劇団に入団。花組公演「愛あれば命は永遠に」で初舞台を踏まれ、その後月組に配属されました。
    • 1988年雪組に組み替えされ、翌年の1989年「ベルサイユのばら」で新人公演初主演に抜擢。
    • 1992年「恋人たちの神話」で、バウホール公演初主演を務めます。
    • 1997年、雪組トップ男役に就任。お披露目公演「真夜中のゴースト」「レ・シェルバン」が上演されました。
    • 2002年、春日野八千代さんに続く存在にと請われ、専科に異動されます。
    • 2003年、宝塚歌劇団理事に就任。

    宝塚専科 轟悠・代表作「エリザベート-愛と死の輪舞-」:ルキーニ

    轟悠さんの魅力を語る上で欠かせないのが、「エリザベート-愛と死の輪舞-」で演じられたルキーニ役です。
    1996年、宝塚雪組で初演が上演され人気の名作となった「エリザベート-愛と死の輪舞-」。轟悠さんは物語の狂言者で、エリザベートを暗殺したルイージ・ルキーニを演じられました。
    その演技力とインパクトは、今でも語り継がれる伝説となり、幾度となく再演されている「エリザベート-愛と死の輪舞-」ですが轟悠さんを超えるルキーニは今だ現れていないとも言われているのです。

    宝塚OGにより公演された「エリザベート/ガラコンサート」でも、宝塚専科として歴代のスターなどと並び、初代ルキーニとして変わらぬ迫力で観客を魅了されました。

    轟悠が宝塚専科として出演された、数多くの人気作品

    宝塚専科に異動されてからは、各クラスに特別出演し主演を務められることが多い轟悠さん。
    男役を極めた轟悠さんが、特別出演し主演を務められた人気作品をご紹介します。

    風と共に去りぬ(2002年・2014年・2015年)

    「風と共に去りぬ」は、映画や小説でも有名な作品で、宝塚で幾度も再演されている人気作品です。
    この作品で演じられたレット・バトラーは轟悠さんのはまり役とも言われ、絶大な人気を集めています。

    The Lost Glory-美しき幻影-(2014年)

    当時、絶大な人気を集め宝塚のレジェンドと呼ばれた元星組トップ男役(柚希礼音・ゆずきれおん)さんと轟悠さんのダブル主演作品です。
    男役を極めた轟悠さんと、レジェンド柚希礼音さんのレベルの高い舞台は圧巻で、大変注目されました。

    双頭の鷲(2016年)

    「双頭の鷲」は、皇后エリザベートと暗殺者ルキーニの恋物語を描いた作品です。
    初演のルキーニを務められた轟悠さんと、2016年宝塚宙組公演でエリザベートを演じられた(実咲凛音・みさきりおん)さんのキャスティングに大変話題となりました。

    宝塚専科 轟悠がお茶会で見せた魅力や性格とは?

    公演と共に開かれるタカラジェンヌのお茶会は、憧れのスターと間近で接することのできる唯一の機会です。
    轟悠さんのお茶会にも、毎回沢山の方が参加されています。

    お茶会に参加された方のほとんどが、「同じ人間なのか」と思うくらいとにかく美しい轟悠さんに、目を奪われてしまうそうです。
    いつものクールなイメージとは違う、轟悠さんの優しくお茶目な性格が垣間見れ、お茶会に参加された方は皆さん素敵な時間を過ごされています。

    舞台に対する思いは誰にも負けない情熱家な轟悠さんですが、お茶会では温かい人柄が印象的な様子でした。
    そんな舞台と普段とのギャップが、轟悠さんの大きな魅力の一つなのではないでしょうか。

    宝塚専科 轟悠、男役を追求していく今後の活躍に期待!

    劇団理事として宝塚を牽引し、男役の鏡としても飛躍し続ける宝塚専科の轟悠さん。
    轟悠さんと共演したタカラジェンヌのほとんどは、舞台に対する価値観が変わる程、刺激や影響を沢山受けられ大きく成長されています。
    タカラジェンヌにとって、轟悠さんとの共演は貴重な学びの場であり、チャンスでもあるのです。

    次回、轟悠さんは梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演「ドクトル・ジバゴ」に宝塚専科として宝塚星組に特別出演が決定しています。
    宝塚専科 轟悠さんが今後男役をどこまで追及されていくのか、またその美学を受け継ぐタカラジェンヌがどのように成長されるのか、これからの宝塚歌劇団にも期待していきたいです。

    宝塚専科 轟悠に関する記事はこちら

    【宝塚テレビ番組情報10/23(月)〜10/26(木)】マイスターの教えはハッチさんと和海しょうくんが理事主演の「リンカーン」を語ります!今月のアンコールアワーは最終放送なのでお見逃しなく!

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    こんにちは!宝塚歌劇倶楽部編集部です!

    それではさっそく10/23(月)〜10/26(木)の宝塚テレビ番組の情報をお届けします♪


    【出典:写真AC

    宝塚歌劇団の最新記事はこちらから

    目次

    10/23(月) 宝塚スカイステージ番組

    7:00

    タカラヅカニュース

    07:45

    What’s up 宝塚#259(初回放送)

    宝塚歌劇のホットな情報をお届けするエンターテインメント情報番組。間もなく幕を開ける公演の最新情報を、稽古場風景などの貴重な映像を交えてご紹介します。

    08:00

    レ・ビジュー・ブリアン(’06年月組・宝塚)

    追憶-琥珀、清楚-真珠、歓喜-ダイアモンド、嫉妬-ルビーなど、宝石の持つイメージをテーマに、人生の重要な瞬間をドラマティックに表現したレビュー。

    出演:轟悠/瀬奈じゅん、彩乃かなみ、霧矢大夢、大空祐飛 他

    09:00

    TAKARAZUKA CAFE BREAK#585「悠未ひろ」

    2013年6月16日に放送されたMXテレビ「TAKARAZUKA CAFE BREAK」当時東京宝塚劇場で公演中『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』の舞台に懸ける心境など。

    出演:悠未ひろ

    09:30

    大江山花伝-燃えつきてこそ-~木原敏江原作「大江山花伝」(小学館文庫)より~(’09年宙組・博多座)

    大江山伝説をもとにした、叙情的で繊細な木原敏江氏の劇画をミュージカル化。宙組新トップコンビ・大空祐飛さん、野々すみ花さんのお披露目作品です。

    出演:大空祐飛、野々すみ花 他

    11:15

    いにしえ逍遥・旅タカラジェンヌ-総集編2

    歴史と伝統が彩る関西の美しい町並みを、若手スターが巡る旅番組。そんなこれまでの旅をダイジェストで一挙にお見せする総集編の第二弾は2012年7月放送の#25から2013年6月放送の#48までをお届けします。

    出演:星乃あんり、愛月ひかる、早乙女わかば、夢華あみ、春妃うらら、咲妃みゆ、桜咲彩花、彩風咲奈、綺咲愛里、透水さらさ、海乃美月、鳳月杏

    11:30

    Young+(ヤングプラス)#39「天瀬はつひ・優希しおん」

    今回は宙組の天瀬はつひさんと優希しおんさんが登場。今回の宙組宝塚大劇場公演『神々の土地』新人公演では、天瀬さんが皇女オリガ役(本役:星風まどか)を、優希さんがゾバール役(本役:桜木みなと)をそれぞれ演じています。

    出演:【宙組】天瀬はつひ、優希しおん

    12:00

    タカラヅカニュース

    12:45

    NOW ON STAGE#482 花組宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演『ME AND MY GIRL』

    公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

    出演:明日海りお、花乃まりあ、芹香斗亜、瀬戸かずや、柚香光

    13:30

    ME AND MY GIRL(’16年花組・宝塚)パーチェスター:柚香、ジャッキー:鳳月、ジェラルド:芹香

    下町に住む若者が紆余曲折の末に大富豪の伯爵家の跡継ぎとして迎えられるという明るくロマンチックなミュージカル。ものすごい役替わりのあったこの公演、このバージョンは初放送となります!

    出演:明日海りお、花乃まりあ、芹香斗亜 他

    16:15

    スカイ・ステージ 必見ガイド#28

    今月のスカイ・ステージの見どころをご紹介する情報番組。視聴者の皆様のスカイ・ステージライフをサポート!

    16:30

    Mottoふかぼり★タカラヅカ#1「フランス」

    宝塚歌劇が好きすぎるあまり、日常で出会うシーンに、ついつい宝塚の舞台のことを重ねてしまうことってありませんか?!この番組では、そんな舞台作品の世界を国ごとに“ふかぼり”し、海外を舞台にした作品を日本で追体験できるスポットをご紹介していきます!

    出演:久城あす、愛すみれ

    17:00

    タカラヅカニュース

    17:45

    NOW ON STAGE#520 花組TBS赤坂ACTシアター公演『ハンナのお花屋さん -Hanna’s Florist-』

    公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど。

    出演:明日海りお、仙名彩世、芹香斗亜、瀬戸かずや、優波慧、綺城ひか理、舞空瞳

    18:30

    ようこそレビューの世界へ#8

    今回は、『グレート・センチュリー』など、20世紀の名曲で綴ったグランドレビューを中心に、新世代のショー作家の先頭を走ってきた三木章雄先生の作品世界をご紹介します。

    出演:三木章雄/ゲスト:星奈優里/MC:美穂圭子

    19:00

    ぽっぷ あっぷ Time#59 宙組『神々の土地』『クラシカル ビジュー』

    東京公演を前に、宝塚大劇場で観劇した人も、東京公演で初めてご覧になる方も、更に公演が楽しめるエピソードを大披露!

    出演:寿つかさ、純矢ちとせ、澄輝さやと、凛城きら、蒼羽りく、和希そら

    19:30

    オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-(’10年雪組・バウ)

    ロシアの文豪A・プーシキンの小説「オネーギン」をミュージカル化。19世紀初頭のロシアを舞台に、封建的な貴族社会の中で享楽的で虚無な生活を送る憂愁の青年と、聡明で純粋な娘の恋のすれ違いを叙情的に描く。

    出演:轟悠、舞羽美海 他

    21:45

    とび出せ!ワンにゃんパラダイス!!#3

    タカラジェンヌが自分の愛犬、愛猫を紹介するバラエティ番組。今回は月組・美弥るりかさんと愛猫ルシェが登場。共に登場してくれるのは月組の晴音アキさんです。

    出演:美弥るりか/晴音アキ

    22:00

    タカラヅカニュース

    22:45

    雪組公演『ひかりふる路 ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』『SUPER VOYAGER!』制作発表会

    いよいよ望海風斗さん&真彩希帆さんの大劇場お披露目公演が始まります。制作発表会でその一部が明らかになり、期待が高まります。お2人の素晴らしいハーモニーが既に圧巻!

    出演:望海風斗、真彩希帆 他

    23:00

    スカイ・ステージ・トーク リクエストDX#52「明日海りお・愛希れいか」

    各組スターが今話してみたい人をリクエスト。たっぷりトークをお聞き頂く番組。今月は、花組トップスター・明日海りおさんが月組トップ娘役・愛希れいかさんをリクエスト。月組時代を長く過ごした2人が久々にじっくりトーク。

    出演:明日海りお、愛希れいか

    00:00

    舞音-MANON-(’15年月組・宝塚)

    アベ・プレヴォ作「マノン・レスコー」のミュージカル化。舞台を20世紀初頭のフランス領インドシナに置き換え、将来を嘱望されるエリート海軍将校が、自由奔放に生きる美少女マノンに魅せられ、その愛に翻弄されるドラマティックなラブストーリー。

    出演:龍真咲、愛希れいか、珠城りょう 他

    01:45

    梅田芸術劇場公演情報番組 梅芸ナビ#71

    梅田芸術劇場がお届けする様々な公演をご紹介する情報番組。インタビューや舞台、稽古場などの貴重な映像を交えてご紹介します。

    02:00

    NOW ON STAGE#306 花組・東京宝塚劇場『虞美人』

    公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込み、演出家の思いなど。

    出演:真飛聖、桜乃彩音、華形ひかる、真野すがた、朝夏まなと、望海風斗

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    目次

    宝塚星組・拓斗れい!!正統派男役・容姿端麗な拓斗れいさんの魅力をご紹介♪

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    宝塚星組男役・拓斗れい(たくとれい)

    宝塚星組男役・拓斗れいさん

    スタイル抜群、容姿端麗でモデルのようだと話題の拓斗れいさんです。

    星組の正統派男役として、研8の2017年活躍の場が広がっていきそうな

    拓斗れいさんのプロフィール、経歴、人気、魅力を紹介していきます。

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    宝塚星組男役・拓斗れいさんプロフィールの紹介

     

    Instagram Photo
    まずは、拓斗れいさんの基本プロフィールを紹介します。

    誕生日:6月7日

    出身地:大阪府堺市

    出身校:手塚山学院中学

    身長:171㎝

    初舞台:2010年4月「THE SCARLET PIMPERNEL」

    愛称:TAKUTY、たっくん、たーくん、れみ

    2008年 宝塚音楽学校入学 96期生です。

    主な96期生は、

    • 花乃まりあさん(元花組トップ娘役)
    • 咲妃みゆさん(元雪組トップ娘役)
    • 綺咲愛里さん(星組トップ娘役)
    • 和希そらさん(宙組男役)
    • 優波慧さん(花組男役)
    • 夢奈瑠音さん(月組男役)
    • 紫藤りゅうさん(星組男役)
    • 朝月希和さん(雪組娘役)

    96期はトップ娘役を3名輩出し、これから期待される男役さんの多い期になります。

    宝塚スカイステージ「すみれの国の華麗なる食卓」において、星組の紫藤りゅうさん、拓斗れいさんのケーキ作りをサポートさせて頂きました。 . レシピも公開されております。 随時放送がありますので、スカイステージご加入の方は、是非とも御覧ください! . 又、スカイステージ公式ホームページでも、撮影の様子などご覧いただけます。 . . ぜひご覧ください😊 . #お菓子教室 #お菓子のお稽古 #夙川 #西宮 #苦楽園 #宝塚 #宝塚歌劇団 #スカイステージ #星組 #紫藤りゅう #拓斗れい #ケーキ #homemade #instapic #手作りお菓子 #おやつ #お菓子作り #ケーキ #レカドゥサンセ

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    宝塚星組男役・拓斗れいさんの舞台経歴

    初舞台は月組

    拓斗れいさんの初舞台は、2010年4月、月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」。
    この公演は霧矢大夢さん、蒼乃夕妃さんのトップコンビ大劇場お披露目公演として話題でした。
    ロケットの振付は、御織ゆみ乃先生が担当されました。

    星組配属

    2010年5月に星組配属になった拓斗れいさん。

    星組配属後の初出演は「宝塚花の踊り絵巻―秋の踊り―/「愛と青春の旅立ち」でした。

    下級生時代の主な配役は、

    • 2012年5月「ダンサセレナータ/Celebrity」新人公演:サルヴァドール(本役:麻央侑希)
    • 2014年1月「眠らない男・ナポレオン」新人公演:イポリット(本役:十碧れいや)
    • 2014年7月「The Lost Glory―美しき幻影」新人公演:スタンリー(本役:十碧れいや)
    • 2015年2月「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!101カラットの永遠の輝き」新人公演:サンチェス(本役:美稀千種)
    • 2016年3月「こうもり/THE ENTERTAINER」新人公演:ネッケル子爵(本役:如月蓮)
    • 2017年7月梅田芸術劇場メインホール「オーム・シャンティ・オーム‐恋する輪廻‐」助監督役

    これまでは、新人公演主演や本公演での主な役付きはありませんが、研8になり、これからが期待される男役さんの一人です。

    宝塚星組男役・拓斗れいさんの魅力

    容姿端麗!!

    Twitterでの皆さんのコメントでもわかるように拓斗れいさんの魅力として「容姿端麗さ」が挙げられ、

    2015年頃から入出の際のかっこいい容姿とスタイルでファンの間でも話題になっています。

    宝塚星組男役・拓斗れいさんお茶会

    Instagram Photo

    お茶会は、いつもと違うジェンヌさんを見ることができる場所ですね。

    拓斗れいさんもお茶会を開催されています。

    お茶会では、入出や舞台上でのクールでかっこいい拓斗れいさんの意外な一面を見ることができるのだとか。

    その素顔は実はゆるい癒し系!また、関西弁が可愛いとファンの間でも話題になっています。

    普段はかっこいいイメージの強い拓斗れいさんの可愛い一面も垣間見えるお茶会にぜひ参加してみてくださいね。

    宝塚星組男役・拓斗れいさんの今後の舞台

    拓斗れいさんが所属する星組は2017年11月6日まで大劇場、11月24日~12月24日まで東京宝塚劇場で「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARATUKA」に出演中です。

    役付きでの出演ではないですが、「ベルリンわが愛」では観客(男)やスタジオ裏方(男)としていろいろな場面に出演。

    「Bouquet de TAKARAZUKA」でもパリジャン、ジプシーの男など数場面で出演されています。

    舞台の隅にいても、目を引くかっこよさは必見です。

    その後の星組は、2018年2月に中日劇場で「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」と

    梅田芸術劇場シアター・ドラマシティとTBS赤坂シアターでの「ドクトル・ジバゴ」に分かれての公演が発表になっています。

    配役はまだ発表になっていませんが、大劇場公演と違い少人数なので、拓斗れいさんがどちらのチームになり、どんな配役になるかも楽しみです。

    宝塚星組男役・拓斗れいさんの今後に期待!

    拓斗れいさんのプロフィール、経歴、魅力を紹介してきました。

    研8になってこれから中堅として、目を引くスタイルの良さ、容姿端麗さをこれから舞台の上で発揮してくれる拓斗れいさん。

    クールでカッコイイ、正統派男役としてこれからのどのような役を演じてくれ、成長してくれるのかが楽しみな男役・拓斗れいさん出演の星組公演を観劇してみてくださいね。

    Instagram Photo

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    宝塚星組・麻央侑希!華のあるビジュアルに神レベルのスタイル!!星男として輝く麻央侑希さんのプロフィールに迫る!

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    宝塚星組の男役、麻央侑希(まお・ゆうき)

    現在「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」を公演中の星組。

    今回はそんな星組の中でもベテランの人気男役スターとして活躍する麻央侑希さんに注目してみたいと思います。下級生時代からその華やかなビジュアルとスタイルで注目されてきた麻央侑希さん。

    新人公演の主演も経験し、来年には研究科10年目を迎え、ますます今後が楽しみなタカラジェンヌのひとりです。

    そこで改めて麻央侑希さんのプロフィールや舞台経歴をご紹介します♪

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    麻央侑希さんのプロフィールをチェック!

    基本プロフィール

    • 身長:175cm
    • 誕生日:12月13日
    • 出身地:神奈川県横浜市
    • 出身校:成城学園高校出身
    • 愛称;ゆっこ、マオ、onちゃん

    子供の頃からバレエや器械体操を習っていた麻央侑希さん。学生時代は陸上部に所属するなど、子供の頃から体を動かすことが好きだったようです。高校生の時に宝塚OGが運営する清水ジャズダンススクールに通い始め、先生の勧めもあり宝塚を受験しました。

    初めて観た宝塚は星組公演「長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ‼」

    ちなみに蘭乃はなさん、すみれ乃麗さん姉妹とは学校の同級生で、蘭乃はなさんは麻央侑希さんに「宝塚受けたら?」と勧めたことがある…というエピソードを披露しています。

    学生時代から背が高く男役が似合いそうなビジュアルだったのでしょうね。

    麻央侑希さんは94期生

    一度の受験で合格した麻央侑希さんは2006年に94期生として宝塚音楽学校に入学。麻央侑希さんの祖父が野球評論家の広岡達朗氏ということもあり入学時から注目を集めました

    当時、両親からは宝塚入学を大反対されていた麻央侑希さん。しかし祖父からは「やりたいことをやりなさい」と応援してもらっていたそうです。

    主な94期生は…

    • 仙名彩世さん(花組娘役トップ)
    • 華雅りりかさん(花組)
    • 珠城りょうさん(月組トップ)
    • 早乙女わかばさん(月組)

    など。94期生は“the 華やか!”というタイプではありませんが、トップスターはもちろん、脇を支える職人気質の人気タカラジェンヌを多数輩出しています。

    麻央侑希さんの舞台経歴をおさらい!

    初舞台は月組

    94期生の初舞台は人気トップスター瀬奈じゅんさん率いる2008年月組公演「ME AND MY GIRL」でした。麻央侑希さんの入団時の成績は44人中28番。初舞台生はロケットの場面の他にランベス・ウォークのシーンで二階席の客席降りを経験しました。

    赤を基調とした衣装が可愛かったと評判でしたが、同期の珠城りょうさんは「男役には似合わないカツラだった…」と語っています。

    新人公演時代

    初舞台後は星組に配属となった麻央侑希さん。配属後初となった「THE SCARLET PIMPENEL」の新人公演でハル(本役:壱城あずさ)を演じ注目を集めます。

    2009年6月、研究科二年目にして「太王四神記 Ver.II」の新人公演で二番手の役であるヨン・ホゲ(本役:凰稀かなめ)に大抜擢!その後も新人公演では夢乃聖夏さん、涼紫央さんなどスタークラスの役に次々と挑戦し経験を重ねました。

    新人公演の初主演となったのが2011年4月「ノバ・ボサ・ノバ」のソール(本役:柚希礼音)。本公演でも出世役と言われているドアボーイ役を演じています。当時の星組は真風さん、芹香さんに続き早期抜擢されるタカラジェンヌが多かったようですね。

    そして二度目の新人公演主演となったのが2014年7月「The Lost Glory -美しき幻影-」オットー・ゴールドスタイン(本役:轟悠)。専科の轟悠さんの役ということもあり大きな経験になったのではないでしょうか。

    十碧れいやさんとのW主演作「アルカサル-王城-」

    2014年12月には「アルカサル 〜王城〜」でバウホールW主演を経験した麻央侑希さん。原作が青池保子さんの人気漫画だったこともあり話題の舞台でした。

    W主演となった一期上の十碧れいやさんとは175cmと同じ身長でショーなどでもシンメトリーの場所になることが多く、現在では“ぽこまおコンビ”と呼ばれ度々そのスタイルの良さでファンを驚かせています。

    近年の活躍

    下級生時代から抜擢の多かった麻央侑希さん。技術面では不安点が多いと言われていましたが、近年ではその演技力が上がっている!と評価されています。

    • 2016年8月「桜華に舞え/ロマンス!!」犬養毅
    • 2017年1月「燃ゆる風 -軍師・竹中半兵衛 -」(バウ)織田信長
    • 2017年7月 「オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-」パップー

    など印象的に役を演じています。

    麻央侑希さんってどんなタカラジェンヌ?

    魅力その1:とにかくビジュアルとスタイルが完璧

    下級生の時からその華やかなビジュアルに注目されていた麻央侑希さん。そのスタイルは8頭身とも9頭身とも言われていますが、顔立ちも元宙組トップの姿月あさとさんや大和悠河さん似ている!と入団時から評判でした。

    麻央侑希さん自身も憧れのタカラジェンヌに姿月あさとさんの名前を上げています。

    タカラジェンヌにとって最も必要と言っても過言ではない“スターオーラ”がある麻央侑希さん。これは生まれ持った才能のひとつでしょう。

    魅力その2:地味に面白い性格?

    スカイステージなどでのコメントは真面目で努力家な印象が強い麻央侑希さん。しかし、お茶会などで披露される話や顔芸などが地味に面白いと評判です。頭が良くサービス精神旺盛な性格なのではないでしょうか。

    謎のスフィンクスを描いた画伯っぷりにも今後期待が高まります。

    麻央侑希さんのお茶会で話題になる潤奈すばるさん

    そんな麻央侑希さんの性格が垣間見えるお茶会ですが、お茶会レポでよく話題になる宙組98期生の男役・潤奈すばるさんとのエピソード。

    潤奈すばるさんは麻央侑希さんが宙組観劇に来た時、客席にいる麻央侑希さんのことを見たくてあえて帽子を浅く被っていた…など強火すぎる発言や行動が麻央侑希さん本人に暴露されていますが、二人が仲が良さそうで癒されるとファンの間で話題になっています。

    コンビ萌えが好きなファンにとってはたまらないネタではないでしょうか。

    麻央侑希さんの出演舞台

    現在「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」に出演中の麻央侑希さん。お芝居ではエヴァルト・シュナイダーを演じています。ショーも宝塚らしい華やかなものになっているようですね♪

    • 2017年9月29日(金)~11月6日(月) 宝塚大劇場
    • 2017年11月24日(金)~12月24日(日) 東京宝塚劇場

    今年最後の東京公演となる星組公演、ぜひチェックしてみてください。

    ますます光り輝く麻央侑希さんに注目!!

    (出典:photo AC

    宝塚星組に所属する男、麻央侑希さんのプロフィールや舞台経歴、魅力などをご紹介しました。

    上級生になり今後さらに色気のある星男として活躍してくれるのが楽しみですよね。今後の麻央侑希さんから目が離せません!!

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    宝塚花組・綺城ひか理!美しい立ち姿と低音ボイスが武器!新人公演二度の主演を果たしたスター候補生、綺城ひか理さんのプロフィールを調査!

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    宝塚花組、綺城ひか理(あやき・ひかり)

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    宝塚花組の男役・綺城ひか理さん。

    176cmと高身長の綺城ひか理さんは舞台に立っているだけですらっと目立つスタイルの持ち主。新人公演の主演も経験し今後の活躍が楽しみな花男のひとりです。

    そこで今回は綺城ひか理さんプロフィールや舞台経歴などをご紹介したいと思います♪

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    綺城ひか理さんのプロフィールをご紹介

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    まずは綺城ひか理さんの基本プロフィールをご紹介したいと思います。

    • 誕生日:7月14日
    • 身長:176cm
    • 出身地;千葉県千葉市
    • 出身校:市立朝日ヶ丘中学校
    • 初舞台:2011年4月「めぐり会いは再び」
    • 愛称:あかさん、あかちゃん

    6歳からヒップホップ、タップ、ジャズダンスなどのレッスンをしてきた。「私は舞台に立っている時が1番輝いているなと両親が思ってくれたようで、母が宝塚への道を勧めてくれました」

    (出典:ウィズたからづか

    と受験動機を語っていますが、小学生の時すでに168cmの身長になっていた綺城ひか理さん。ミュージカルの子役のオーディションを受けても受からず…宝塚なら自分の身長も活かせる!ということで自然と宝塚を目指すようになったそうです。

    芸名の“綺”の字でピンときたヅカファンの方も多いかもしれませんが、この“綺”の字は元星組の綺華れいさんに由来しています。

    ファン時代、綺城ひか理さんは綺華れいさんファンクラブに所属し、お茶会などにも参加していたようです。元々宝塚ファンだったタカラジェンヌってファンとしては好感が持てますよね♪

    そして一度目の受験で見事合格!

    2009年97期生として宝塚音楽学校入学しました。

    主な97期生は…

    • 城妃美伶(花組)
    • 春妃うらら(花組)
    • 蓮つかさ(月組)
    • 海乃美月(月組)
    • 永久輝せあ(雪組)
    • 留依蒔世(宙組)

    97期から受験方式が少し変わった影響か、退学者を多数出してしまい初舞台は34人と異例の少人数で心配されていました。ですが、いざ新人公演の長の期となった今、人気のスター候補生や実力派まで多数活躍していますね。

    綺城ひか理さんの舞台経歴

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    初舞台~組回り

    2011年星組公演「ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-/めぐり会いは再び」で初舞台を踏んだ綺城ひか理さん。

    97期生から組回りのシステムが復活したため綺城ひか理さんは星組東京公演まで出演した後、宙組公演「クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!」に出演しました。

    花組配属

    組回りを経て花組配属となった綺城ひか理さん。花組生としての初舞台は2012年7月「サン=テグジュペリ/CONGA!!」でした。

    そして2013年「オーシャンズ11」の新人公演ではブルーザー役に抜擢され注目を集めます。本役の天真みちるさんが個性派ジェンヌだけあって苦労もあったのではないでしょうか。

    その後も

    • 2014年2月「ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA ∞ 夢眩」新人公演:ブリマー(本役:鳳真由)ジャン・ブローカ(本役:和海しょう)
    • 2015年1月「風の次郎吉 -大江戸夜飛翔-」錦吾郎
    • 2015年3月「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」新人公演:セルジオ・グランディー(本役:瀬戸かずや)
    • 2015年10月「新源氏物語/Melodia 」臼杵 、新人公演:左馬頭(本役:鳳真由)

    など、いろいろな役を演じ経験を積んでいった綺城ひか理さん。しかしなかなか番手が付く役が回って来ず、路線には乗れないのか?と心配された矢先…

    二度の新公主演に抜擢

    まず一度目の新人公演主演となったのが2016年4月「ME AND MY GIRL」のビル役。一本物の作品ということで宝塚大劇場公演では2幕を、そして東京宝塚劇場1幕を優波慧さんと交互に演じました。

    音くり寿さんとの歌ウマコンビで身長差にもキュンとした方は多かったではないでしょうか。

    そして新人公演単独主演となったのが「金色の砂漠」のギィ役。上田久美子先生による明日海りおさんへの宛て書きであるギィという役には相当苦戦したようです。

    この二度の主演経験がより舞台人としての自覚を強く持つきっかけにったのではないでしょうか。

    綺城ひか理さんの魅力

    魅力その1:良い声

    立ち姿の美しさに定評のある綺城ひか理さんですが、武器は何と言っても声。もともと普段の声も低めな綺城ひか理さんですがその低音ボイスがかっこいい!と言われています。

    下級生のころから歌が上手いと期待されるタカラジェンヌのひとりですが、今後歌の場面でさらに活躍してくれると良いですよね。

    魅力その2:ピアノも弾ける

    芹香斗亜さんを中心としたスカステの番組を見て、綺城ひか理さんを認識したという方も多いのではないでしょうか。4歳からエレクトーンを習っていた綺城ひか理さんは番組内で四人でピアノを弾くという企画にチャレンジし、その芸達者ぶりを披露しました。

    魅力その3:面白く機転の利く性格

    真面目な性格に見える綺城ひか理さんですが、スカイステージなどのコメントでは絶妙に面白い発言をしています。特技にけん玉をあげている点も地味に気になるところです。

    綺城ひか理さんのお茶会って?

    タカラジェンヌの素の性格を垣間見れたり、面白エピソードを聞けたりするお茶会。綺城ひか理さんももちろんお茶会を開催しています。綺城ひか理さんをもっと知りたい!という方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

    綺城ひか理さんの今後の舞台

    現在、TBS赤坂ACTシアター公演「ハンナのお花屋さん」に出演中の綺城ひか理さん。その後は2017年12月21日、22日に行われる「タカラヅカスペシャル2017」に出演します。年に一度の大イベントであるタカスぺへの初出演。上級生スターになった証ですよね♪

    そして次回花組大劇場公演は「ポーの一族」。こちらは人気漫画の舞台化ということで話題の舞台です。

    綺城ひか理さんにとっても最後の新人公演となりますが、どのような活躍を見せてくれるのか今から楽しみですね。

    綺城ひか理さんのこれからに期待!

    (出典:photo AC

    宝塚花組に所属する綺城ひか理さんのプロフィールや舞台経歴などをご紹介しました。

    現在研究科7年目の綺城ひか理さん。まだまだ伸びしろもあり今後さらに人気の歌ウマタカラジェンヌとして活躍してくれることでしょう。綺城ひか理さん出演の舞台をお見逃しなく!

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    宝塚雪組 真那春人・可愛い少年からベテラン男役へ成長!プロフィールや経歴、その魅力をご紹介。

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    宝塚雪組・男役スター 真那春人

    (真那春人・まな はると)さんは2006年に宝塚歌劇団に入団され、宝塚雪組で活躍をしている男役スターです。
    エネルギッシュでやんちゃな少年のイメージがあった真那春人さんも、今年で研11となりました。
    舞台では幅広く重要な役処を魅力的に演じられ、実力のある上級生として、宝塚雪組を牽引されているのです。

    そんな宝塚雪組・真那春人さんのプロフィールや経歴、お茶会から見える性格などをご紹介します。

    宝塚雪組・真那春人 -プロフィール-

    まずは真那春人さんのプロフィールや、これまでの舞台経歴をご紹介します。

    • 出身地:千葉県白井市
    • 出身校:千葉県立柏陵高等学校
    • 誕生日:2月3日
    • 身長:169㎝
    • 愛称:みっくん、まなはる、はる
    • 好きな花:百合、桜
    • 好きな色:白、黒

    これまでの舞台経歴

    • 2004年、宝塚音楽学校に入学。
    • 2006年、92期生として宝塚歌劇団に入団。宝塚宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台を踏まれ、宝塚雪組に配属となります。
      同期生には、宝塚宙組次期トップ男役(真風涼帆・まかぜすずほ)さんや、元花組トップ娘役(蘭乃はな・らんのはな)さんなどがいらっしゃいます。
    • 2010年、宝塚雪組公演「ソルフェリーの夜明け」で、物語の重要人物ポポリーノ役に抜擢。
    • 2016年、宝塚雪組公演「るろうに剣心」で同期生である(彩凪翔・あやなぎしょう)さんの休演に伴い、代役を務められました。

    宝塚雪組の危機を救った、男役スター真那春人

    2016年、宝塚雪組で上演された「るろうに剣心」。人気アニメの舞台化とあって、大変注目されている作品でありました。
    沢山の期待が集まる中、2016年2月5日無事に初日を迎えられ大好評を得ます。
    しかし初日を迎えてから間もなく、インフルエンザによる休演者が続出。
    休演者の中には「るろうに剣心」の人気キャラクターで重要人物でもある(武田観柳・たけだかんりゅう)役を演じられていた、同期生の(彩凪翔・あやなぎしょう)さんがいらっしゃいました。

    そこで、代役を務めることになったのが真那春人さんです。
    急な大役でも違和感を感じさせない演技力と度胸に、観客やファンからは大歓声を浴び、代役を見事に務められました。

    真那春人さんの男役として底力を讃える声がネットなどにも数多くあげられ、大変話題となったのです。

    宝塚雪組 真那春人のお茶会の様子をご紹介

    Instagram Photo

    宝塚ファンクラブが開催する人気のイベントとして挙げられるのが、タカラジェンヌの素顔が見れる「お茶会」です。
    どのお茶会でもタカラジェンヌの新たな魅力が見られるので、ファンにとって掛け替えのない時間であり、好きなスターを間近で見れるチャンスでもあるります。

    そんな真那春人さんのお茶会は、ファンを喜ばせるための様々なサプライズが隠されていて、お茶会に参加された方は、男役スターからのサプライズにとても幸せな時間を過ごされるようです。
    ベテラン男役となった真那春人さんですが、元気でやんちゃな性格は健在で、お茶会では舞台とのギャップでファンの方を魅了されています。
    ファンにパワーを与えてくれる真那春人さんの性格は、人気を集める大きな魅力の一つと言えるのです。

    男役スター宝塚雪組 真那春人の成長に期待!

    爽やかかつ華やかな容姿を生かし、豊かな表現力と表情で観客を魅了する真那春人さん。素顔とは違うギャップと魅力で沢山のファンを虜にさせます。
    そんな真那春人さんは次回、宝塚雪組新トップお披露目公演となる「ひかりふる路」「SUPER VOYAGER! 」に出演される予定です。
    この作品は、新生雪組となり真那春人さんの立場も大きく変わってくる作品になるのではないでしょうか。

    舞台人としてセンスも抜群で、これから偉大な男役スターに成長される真那春人さんを是非ご期待ください。

    ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜

    【あらすじ】

    18世紀末、フランス。立ち上がった市民達によって達成され、現代を生きる人々の生活の礎ともなったフランス革命。宝塚歌劇においてもこれまで度々物語の題材として取り上げられてきたこの革命の中心人物の一人であり、理想に燃え、そして自らもまたその炎に焼かれた革命家マクシミリアン・ロベスピエール。
    1791年9月14日。革命が始まって以来の宿願であった憲法が、ルイ16世によってついに承認される。国民議会議員として一大事業を為したロベスピエール達はパリ市民の歓呼の声に迎えられる。しかし憲法の承認は混迷する革命の、まだ序章に過ぎないものであった・・・
    志を一つに共に立ち上がった仲間達との絆、運命的なロマンス・・・その青春を賭し、理想に燃えた青年が革命の頂点へと邁進する姿を通し、彼が掲げた「自由・平等・博愛」に込められた思いを紐解き、人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカルです。
    なお本公演は雪組新トップコンビ望海風斗と真彩希帆の大劇場お披露目公演となります。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    この公演で真那春人さんは、フーシェ役を演じられます。

    SUPER VOYAGER! -希望の海へ-

    「VOYAGER(ヴォイジャー/航海者)」をテーマに、望海風斗のトップスター就任と新生雪組の「船出」を盛大に祝福する颯爽絢爛なレヴュー作品。
    豪華客船の出航をイメージした躍動感溢れるプロローグに始まり、「望(HOPE)」「海(OCEAN)」「風(WIND)」「斗(BIG DIPPER)」と新トップスターの名前にまつわる場面を中心に、未来への希望に満ちた場面の数々で構成。
    望海風斗の男役の美学と新生雪組の魅力の全てを凝縮した究極のエンターテインメントにご期待下さい。

    (出典:TAKARAZUKA REVU

    【公演日程】

    • 宝塚大劇場公演:2017年11月10日(金)~ 12月15日(金)
    • 東京宝塚劇場公演:2018年1月2日(火)~ 2月11日(日)

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    【青年館初日】10/24宝塚花組公演「はいからさんが通る」日本青年館観劇レポ!挨拶・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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    「はいからさんが通る」@【青年館初日】10/24レポ NEW!

    「はいからさんが通る」@【青年館初日】10/24舞台挨拶 NEW!

    「はいからさんが通る」@【青年館初日】10/24感想 NEW!

    10/24宝塚花組公演「はいからさんが通る」【青年館初日】の観劇レポまとめ

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    10/24宝塚花組公演「はいからさんが通る」が日本青年館で初日を迎えます。

    原作ファンをも納得させるビジュアル再現度の高さや耳に残るキャッチ―な主題歌などで大人気のうちに梅田芸術劇場シアタードラマシティにて千秋楽を迎えた「はいからさんが通る」。

    ついに待ちに待った東京公演がやってきました!

     

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    この作品で別箱公演のヒロインデビューとなった華優希さんもお転婆で乙女な紅緒さんを好演、東京公演からの変更点や生徒さん達の変化が楽しみですね!

    こちらでは宝塚花組公演「はいからさんが通る」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

    宝塚花組公演「はいからさんが通る」についてはこちら

    10/24宝塚花組公演「はいからさんが通る」公演日程、会場について

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    日程

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    会場

    日本青年館大ホール

     

    10/24宝塚花組公演「はいからさんが通る」レポをお届けします

    10/24に日本青年館にて初日を迎える宝塚花組公演「はいからさんが通る」

    どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚花組公演「はいからさんが通る」を観劇をした人の感想やレポ、挨拶などの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    【大劇場新人公演】10/24宝塚星組公演「ベルリン、わが愛」宝塚大劇場観劇レポ!挨拶・パンフレット・感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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    「ベルリン、わが愛」@【新人公演】10/24パンフレット、スチール写真など NEW!

    「ベルリン、わが愛」@【新人公演】10/24レポ NEW!

    「ベルリン、わが愛」@【新人公演】10/24舞台挨拶 NEW!

    「ベルリン、わが愛」@【新人公演】10/24感想 NEW!

    10/24宝塚星組公演「ベルリン、わが愛」【大劇場新人公演】の観劇レポまとめ

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    10/24宝塚星組「ベルリン、わが愛」新人公演が行われます。

    ナチスドイツ時代に映画界で奮闘する男女の大人の恋愛模様を描いたこの作品の新人公演主演を務めるのは、極美 慎(きわみ しん)さん。

    初主演コンビでありながら大人のラブストーリーに挑戦するという見どころとともに、極美さんは100期生の男役で新公主演第一号。

     

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    宙組次期トップ娘役に内定している星風まどかさんや、「はいからさんが通る」で初ヒロインを務めた華優希さんなど、100期生の大活躍を更に予感させる新公となるでしょう。

    こちらでは宝塚星組新人公演「ベルリン、わが愛」を観劇した人の感想やレポ、挨拶など最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

    宝塚星組公演「ベルリン、わが愛」についてはこちら

    10/24宝塚星組新人公演「ベルリン、わが愛」公演日程、会場について

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    日程

    2017年10月24日(火) 18:00

    会場

    宝塚大劇場

     

    10/24宝塚星組新人公演「ベルリン、わが愛」レポをお届けします

    10/24に宝塚大劇場にて新人公演が行われる宝塚星組「ベルリン、わが愛」。

    どのような舞台になるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚星組新人公演「ベルリン、わが愛」を観劇をした人の感想やレポ、挨拶などの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    【初日】10/25宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」宝塚ホテル観劇レポ!感想・見どころまとめ※ネタバレあり

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    10/25宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」【宝塚ホテル初日】のレポまとめ

    10/25宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」が初日を迎えます

    凪七瑠海さんとシンメトリーで長く月組を支え続け、ついに2番手の位置に辿り着いた美弥るりかさんが開催する初の単独ディナーショー。

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    月組の2番手である確固たる証となると共に、美弥さんならではの世界観を見せつけることのできる重要な意味を持つ公演になりそうです。

    こちらでは宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」を観劇した人の感想やレポなど最新情報を速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

    宝塚月組 美弥るりかさんについてはこちら

    10/25宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」公演日程、会場について

    会場・日程

    ◆宝塚ホテル◆
    2017年10月25日(水)
    ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45

    2017年10月26日(木)
    ランチ 12:30~13:45/ショー 13:45~14:45
    ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45

    <場所>
    6階「宝寿の間」

    <料金>
    27,500円(税サ込)

    ◆第一ホテル東京◆
    2017年10月29日(日)
    ディナー 18:15~19:30/ショー 19:30~20:30

    2017年10月30日(月)
    ランチ 12:15~13:30/ショー 13:30~14:30
    ディナー 18:15~19:30/ショー 19:30~20:30

    <場所>
    5階「ラ・ローズ」

    <料金>
    27,500円(税サ込)

    出演者

    <出演者>
    美弥 るりか
    光月 るう、白雪 さち花、貴澄 隼人、晴音 アキ

    「Razzle」@【宝塚ホテル初日】10/25レポ

    更新予定…

    「Razzle」@【宝塚ホテル初日】10/25感想

    更新予定…

    10/25宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」レポをお届けします

    10/25に宝塚ホテルにてついに初日を迎える宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」

    どのようなステージになるのか今から楽しみですね。こちらでは宝塚月組 美弥るりかディナーショー「Razzle」に参加した人の感想やレポなどの最新情報を随時、速報でお伝えしていきます。ぜひチェックしてくださいね♪

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    早霧せいな出演『SECRET SPLENDOUR』 赤坂ACTシアター&梅田芸術劇場シアター・ドラマシティの座席解説!

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    宝塚卒業後初公演!早霧せいな『SECRET SPLENDOUR』の各会場・座席情報をチェック

    宝塚雪組トップとして君臨し、2017年7月をもって卒業した、元男役トップスターの早霧せいなさん。2017年11月より、卒業後の初舞台『SECRET SPLENDOUR』を「赤坂ACTシアター」「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」の2会場にて行う予定です。

    ファンにとっても早霧せいなさん自身にとっても印象に残る舞台になるであろう、歌とダンスによるエンターテイメントショー『SECRET SPLENDOUR』について、ここではアクセスや座席表・キャパなどの情報に加えて当日役立つ周辺スポットの情報とともに、公演を行う2会場をまとめてご紹介します。

    早霧せいな『SECRET SPLENDOUR』公演情報をチェック

    「赤坂ACTシアター」「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」にて公演が行われる、早霧せいなさん出演の舞台『SECRET SPLENDOUR』。会場や座席紹介の前に、まずは各会場にて行われる公演の概要を簡単におさらいします。

    東京公演

    ・日程:2017年11月5日(日)~11月14日(火) 全13公演
    ・会場:「赤坂ACTシアター」

    大阪公演

    ・日程:2017年11月17日(金)~11月19日(日) 全5公演
    ・会場:「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」

    料金

    ・東京公演:S席10,800円/A席:8,800円
    ・大阪公演:全席10,800円
    (両公演ともに全席指定・税込)
    ※未就学児童入場不可

    東京・大阪合わせて、全18公演が行われる、早霧せいなさんの舞台『SECRET SPLENDOUR』。続いては、各公演の会場や座席をご紹介していきます。

    早霧せいな『SECRET SPLENDOUR』東京会場「赤坂ACTシアター」

    「赤坂ACTシアター」「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」にて公演が行われる、早霧せいなさん出演の舞台『SECRET SPLENDOUR』。ここでは、2017年11月5日(木)から全13公演が行われる東京公演の会場「赤坂ACTシアター」の会場や座席について、ご紹介します。

    会場概要

    ・住所:東京都港区赤坂5-3-2「赤坂サカス」内
    ・電話番号:03-3589-2277(10:00~公演終了まで受付)

    会場までのアクセス

    ・公共交通機関
    東京メトロ千代田線 「赤坂駅」3b出口から徒歩約1分
    東京メトロ銀座線または丸の内線 「赤坂見附駅」10番出口から徒歩約8分

    ・自動車
    首都高速4号新宿線「首都外苑」下車、約10分
    ※劇場専用駐車場なし、付近のコインパーキングの利用をおすすめします。

    座席表

    早霧せいなさんの舞台『SECRET SPLENDOUR』の東京公演が行われる会場「赤坂ACTシアター」のキャパは、最大で1,324席です。1階がA~Y列までの最大834席、2階がA~K列までの最大434席と2層構造の舞台となっており、座席はすべて固定席です。

    1階に比べて2階の座席は傾斜が高めに作られていますが、ステージを見えやすくする配慮によるもので、遠くの座席でもステージを楽しみやすいでしょう。

    コインロッカー・トイレ情報

    2階ホワイエ付近にコインロッカースペースあり(100円~300円)、クロークはなし。トイレは2階に男女用、1階に女性専用、地下1階に男性専用がそれぞれあり。

    周辺スポット情報

    ・赤坂サカス
    ・赤坂Bizタワー
    など

    TBS社屋のある「赤坂サカス」内に位置する「赤坂ACTシアター」では、周辺スポットも充実!カフェやレストランはもちろん、ショッピングも楽しめるので、早めに会場に到着しても退屈することはありません。

    早霧せいな『SECRET SPLENDOUR』大阪会場「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」

    「赤坂ACTシアター」「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」にて公演が行われる、早霧せいなさん出演の舞台『SECRET SPLENDOUR』。東京公演の会場に引き続き、ここでは2017年11月17日(金)から全5公演が行われる会場「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」の会場や座席について、ご紹介します。

    会場概要

    ・住所:大阪府大阪市北区茶屋町19−1「阪急茶屋町ビルディング」地下1階
    ・電話番号:06-6377-3888

    会場までのアクセス

    ・公共交通機関
    JR「大阪駅」御堂筋北口から徒歩約8分
    阪急「梅田駅」茶屋町口より徒歩約3分

    ・自動車
    阪神高速11号池田線「梅田」下車、約10分
    阪神高速12号線守口線「南森町」下車、約5分
    ※劇場専用駐車場なし、付近のコインパーキングの利用をおすすめします。

    座席表

    早霧せいなさんの舞台『SECRET SPLENDOUR』の大阪公演が行われる会場「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」のキャパは、最大で898人です。1階のみのワンフロアで、1~25列までの座席が階段式の傾斜の上に配置されています。

    列数などはACTシアターなどとほぼ変わりありませんが、サイドの席数が多いため、一部公演の演出では見づらい部分もあるかもしれません。

    コインロッカー・トイレ情報

    地下1階、出入口または扉1付近などにコインロッカーあり(100円バック式無料)、クロークはなく、コインロッカーに入らないキャリーバッグなどの荷物は、受付にてお預かり。トイレは地下1階扉1・3・4付近などに設置あり。

    周辺スポット情報

    ・梅田ロフト
    ・阪急三番街
    ・NU茶屋町
    など

    阪急梅田駅からもアクセスの近い「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」周辺スポットには商業ビルも数多くあり、ビル内のレストランやカフェでの休憩も十分にできます。阪急「梅田駅」に併設する駅ビル「阪急三番街」でも十分にお買い物が楽しめますよ。

    早霧せいな出演舞台『SECRET SPLENDOUR』の各会場を事前にチェックして公演に臨もう!

    (出典:Photo ACより)

    早霧せいなさんの宝塚卒業後、初舞台となる公演『SECRET SPLENDOUR』。今回は公演が行われる「赤坂ACTシアター」「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」の会場や座席情報について、観劇に役立つ情報をまとめてご紹介しました。

    早霧せいなさんの新たな顔を見ることができ、すでに人気舞台となっている『SECRET SPLENDOUR』。公演前に「赤坂ACTシアター」「梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ」の各会場のアクセスや座席情報などをしっかりチェックして、万全の状態で観劇しましょう!

    早霧せいな『SECRET SPLENDOUR』のおすすめ記事はコチラ!

    宝塚宙組・留依蒔世!怪我での休演を乗り越え、進化し続ける期待の歌ウマ男役、留依蒔世さんのプロフィールをご紹介!

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    宝塚宙組、留依蒔世(るい・まきせ)

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    宝塚歌劇団の中でも最も新しい組である宙組に所属する男役・留依蒔世さん。

    宙組は長身の男役が多く、ダイナミックな舞台と迫力満点のコーラスが魅力的だと言われています。

    今回は、そんな宙組で活躍する期待の若手男役・留依蒔世さんのプロフィールや舞台経歴などをご紹介したいと思います。

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    留依蒔世さんのプロフィール紹介

    まずは基本プロフィールからご紹介したいと思います。

    • 誕生日:6月23日
    • 身長:172cm
    • 出身地:兵庫県尼崎市
    • 出身校:市立塚口中学校
    • 初舞台:2011年4月「めぐり会いは再び」
    • 愛称:あーちゃん、あずさ、るいくん

    3歳からクラシックバレエを習っていた留依蒔世さん。2007年水夏希さん率いる雪組公演「エリザベート」を観劇し受験を決意。見事一発で合格しました。

    2009年に97期生として宝塚音楽学校に入学した留依蒔世さん。主な97期生といえば…

    • 綺城ひか理(花組)
    • 城妃美伶(花組)
    • 蓮つかさ(月組)
    • 海乃美月(月組)
    • 永久輝せあ(雪組)

    など、人気のスターさんはもちろん実力派まで多数輩出しています。

    留依蒔世さんの舞台経歴をご紹介

    初舞台~組回り

    97期生の初舞台は2011年星組公演「ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-/めぐり会いは再び」。留依蒔世さんは首席ということで入団時から注目を集めていました。

    97期生から組回りのシステムが復活したため大劇場での初舞台に引き続き星組東京公演に出演した後、宙組公演「クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!」にも出演しました。

    宙組配属

    組回り後は宙組配属となった留依蒔世さん。宙組生としての初の舞台は2012年4月 「華やかなりし日々/クライマックス」。

    その次の大劇場公演2012年8月「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の新人公演ではトリューニヒト(本役:星吹彩翔)に抜擢され美声を披露し話題になりました。

    • 2013年9月「風と共に去りぬ」新人公演:ウィリー(本役:凛城きら)
    • 2014年5月「ベルサイユのばら-オスカル編-」セルジェ、新人公演:アラン(本役:緒月遠麻、七海ひろき)
    • 2014年11月「白夜の誓い/PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-」ヴァ-サ王、オロフ、新人公演:カール・ポンタス・リリホルン(本役:朝夏まなと)

    その後次々と新人公演での抜擢が続き、人気の路線スターとして着実にステップアップしていった留依蒔世さん。

    そんな留依蒔世さんの名前がTwitter上で大きく話題になったのは2015年6月「王家に捧ぐ歌」の新人公演で演じたファラオ役。

    本役は専科の箙かおるさんということもありハードルの高い役でしたが、圧倒的な歌唱力と存在感で見事に演じきりました。

    休演を経ての新人公演初主演

    新人公演のファラオ役で一気に注目を集めた留依蒔世さんですが、怪我のため「相続人の肖像」(バウホール公演)に続き「Shakespeare/HOT EYES!!」も全日程休演。

    「怪我をしてリハビリ中に多くの出会いがあり、あらためて自分を見つめ直すことができました。読書や料理などのふだんできなかったことや、組の皆さんの温かさや同期の家族的な絆、ファンの方々の優しさを身に染みて感じる時間が得られ、自分に足りないものは何かが見えてきたように思います」

    (出典:ウィズたからづか

    と当時のことを振り返っています。

    休演のため首席入団だったにも関わらず最終試験が組内最下位になってしまった留依蒔世さん。相当苦しかった時期もあったのではないでしょうか。

    今後どうなるのか…とファンの間でも心配されてましたが、2017年「王妃の館-Château de la Reine-」の北白川右京役で新人公演主演に抜擢。個性的な役柄をコミカルに演じました。

    留依蒔世さんってどんなタカラジェンヌ?

    留依蒔世さんの普段の性格や魅力は?

    とにかく歌が上手くても元々バレリーナを目指していた…というだけあってダンスも踊れる実力派タカラジェンヌの留依蒔世さん。普段はちゃきちゃきしゃべるサービス精神旺盛な性格だと言われています。面白いことを言って笑わせよう…というのは関西出身ならではなのかもしれませんね♪

    “パッション先輩”や“パッションのひと…”と呼ばれることもある留依蒔世さん。好きな言葉に“パッション”をあげていたことに由来しますが、ショーなどではノリノリな姿を披露しています。

    変に真面目すぎず、熱いところも魅力の一つでしょう。

    留依蒔世さんのお茶会とは?

    留依蒔世さんの性格や魅力をもっと知りたいと思う方は、お茶会に参加してみてはいかがでしょうか。

    お茶会は、私設ファンクラブが開催する生徒さんとファンが交流できる場です。舞台の裏話や普段知ることができないタカラジェンヌの素顔などを知るきっかけにもなります。留依蒔世さんのお茶会では歌も沢山披露してくれるようですね。これは歌ウマジェンヌならでは♪

    また、会販グッズの販売や生徒さんとの記念撮影などができることもありますから、ファンなら堪らないひと時になるはずです。

    留依蒔世さんの今後の舞台をチェック!

    留依蒔世さんは現在、人気トップスター・朝夏まなとさんのサヨナラ公演である「神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル ビジュー」に出演中です。本公演ではキリチェンコ役、そして97期生最後となる新人公演ではラスプーチン役に挑戦しています。

    東京公演後は「タカラヅカスペシャル2017」に出演予定です。年末の一大イベントであるタカスぺへの初出演はスターとしての証のひとつ。おめでたいですね♪

    そして2018年初めの舞台は愛月ひかるさん主演の「不滅の棘」に出演します。こちらは2003年に春野寿美礼さんが初演した再演もの。どんな舞台になるのか今から楽しみですね!

    宝塚歌劇団・宙組の舞台を観にいこう!

    (出典:photo AC

    宙組に所属する男役、留依蒔世さんのプロフィールや舞台経歴などをご紹介しました。

    現在研究科7年目。タカラジェンヌとしても節目の年を迎えている留依蒔世さん。怪我での休演を乗り越え、新人公演の主演も経験し、よりたくましい舞台人として成長中です。

    今後ますます人気の男役さんになっていくのではないでしょうか?これからの留依蒔世さんの舞台での活躍をお見逃しなく!

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    宝塚星組、紫藤りゅう(しどう・りゅう)

    宝塚星組の男役、紫藤りゅうさん。

    星組の中堅男役として活躍する紫藤りゅうさんは可愛らしい顔とすらっとしたスタイルでスター性もばっちり。新人公演の主演も経験し、今後がますます期待されているタカラジェンヌのひとりです。

    そこで今回は改めて紫藤りゅうさんのプロフィールや舞台経歴などをご紹介したいと思います!

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    紫藤龍さんのプロフィールをご紹介

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    まずは基本プロフィールをご紹介します。

    • 誕生日:5月5日
    • 身長:174cm
    • 出身地:東京都文京区
    • 出身校:大妻高等学校
    • 初舞台:2010年4月「THE SCARLET PIMPERNEL」
    • 愛称:るりこ、しどりゅー、しゃもじ

    4歳のころからクラシックバレエを習っていた紫藤りゅうさん。初めての宝塚観劇は月組公演「パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス」でした。トップハットやステッキを使った男役の群舞を観て感激し、宝塚を目指すようになったようです。

    そして2008年、96期生として宝塚音楽学校に入学。主な96期生といえば…

    • 花乃まりあ(元花組トップ娘役)
    • 咲妃みゆ(元雪組トップ娘役)
    • 綺咲愛里(星組トップ娘役)
    • 夢奈瑠音(月組)
    • 和希そら(宙組)

    など、トップ娘役や人気のスターを多数輩出しています。

    紫藤りゅうさんの舞台経歴

    初舞台

    96期生の初舞台は人気の演目「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」。霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんのトップお披露目ということもあり注目の舞台でした。

    ラインダンスのワインレッドのお人形さんのような衣装が印象的でしたが、前回の花組公演のショー「Santé!!」で使われていて話題になりました。懐かしかった方も多いのではないでしょうか?

    星組配属

    初舞台を踏んだ後、紫藤りゅうさんは星組配属となりました。星組生としての初の舞台は2010年10月「宝塚花の踊り絵巻/愛と青春の旅だち」。

    そして次の公演2011年4月「ノバ・ボサ・ノバ」の新人公演で出世役と言われるドアボーイ役に抜擢された紫藤りゅうさん。上級生の休演に伴う配役変更によるものでしたが、一気に注目を集めました。

    その後も…

    • 2011年11月「オーシャンズ11」新人公演:バシャー・ター(本役:壱城あずさ)
    • 2013年5月「ロミオとジュリエット」新人公演:マーキューシオ(本役:壱城あずさ/天寿光希)
    • 2014年1月「眠らない男・ナポレオン 」新人公演:ナポレオンⅡ世(本役:天寿光希)
    • 2014年7月「The Lost Glory/パッショネイト宝塚!」ビル、新人公演:カーティス・ダンフォード(本役:真風涼帆)
    • 2015年8月「ガイズ&ドールズ」クロスビー、新人公演:ネイサン・デトロイト(本役:紅ゆずる)

    など、新人公演で様々な役に挑戦して経験を積んでいきました。

    特に二番手の役である「ガイズ&ドールズ」のネイサン役は紅ゆずるさんがコミカルに演じていただけに、ハードルが高かったのではないでしょうか。どちらかというと柔らかい雰囲気で真面目な印象が強い紫藤りゅうさん。コメディーが課題だと言われていただけに大きな経験になったようです。

    新人公演初主演

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    そして紫藤りゅうさんは2016年3月「こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…」のファルケ博士役で新人公演初主演を果たしました。オペレッタを題材にした作品で本役も歌ウマな北翔海莉さん。そして「ガイズ&ドールズ」に引き続きコメディー要素のある作品…ということで、さらなる挑戦になったのではないでしょうか。

    この作品で紫藤りゅうさんの歌唱力がかなり上がった!と評価されています。

    紫藤りゅうさんってどんなタカラジェンヌ?

    とにかく笑顔が天使

    「星組のキラッとスマイル・紫藤りゅうです」というキャッチフレーズで有名な紫藤りゅうさん。スカイステージはもちろん、楽屋の入り出でも基本、笑顔。その笑顔が魅力の一つだと言われています。

    可愛さとカッコよさのギャップが魅力

    下級生のころからスカイステージでの露出が多かった紫藤りゅうさん。上品で、ふんわり喋る可愛らしい雰囲気が印象的ですよね。

    こういうオフが可愛い系の男役さんって舞台でバリバリにキザる姿とのギャップにやられる…というファンの方は多いのではないでしょうか?紫藤りゅうさんもそんなギャップを楽しめる男役さんのひとりです。ぜひ舞台では星男として活躍する紫藤りゅうさんに注目してみてはいかがでしょうか♪

    紫藤りゅうさんの性格やお茶会は?

    タカラジェンヌの素の性格や舞台でのエピソードなどを聞くことが出来るお茶会はファンにとっては一大イベントですよね。もちろん紫藤りゅうさんもお茶会を開催しています。

    優しく上品でおっとりとした性格の紫藤りゅうさんや星男としてファンサービス抜群の紫藤りゅうさんなど…ファンなら堪らないお茶会内容となっているようです。

    星組男役・紫藤りゅうに注目!

    (出典:photo AC

    紫藤りゅうさんのプロフィールや経歴、魅力などをご紹介しました。

    現在、星組大劇場公演「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」に出演中の紫藤りゅうさん。新人公演を卒業し、星組の中でも上級生となってきただけに今後が楽しみですよね。これからますます人気の男役さんに成長していってくれるのではないでしょうか?

    次回作の振り分けはまだ発表されていませんが、紫藤りゅうさんの今後の舞台をお見逃しなく!

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    宝塚花組・優波慧!新人公演主演も経験し、進化を続ける優等生タイプの男役、優波慧さんのプロフィールをご紹介します!

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    宝塚花組、優波慧(ゆうなみ・けい)

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    優波慧さんは宝塚花組に所属する男役です。

    新人公演を卒業し、現在研究科年8年目となる優波慧さんは男役としてまだまだ成長中。今後が楽しみなタカラジェンヌのひとりです。

    そこで今回は伝統ある宝塚歌劇団で活躍する優波慧さんのプロフィールや舞台経歴などを紹介したいと思います。

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    優波慧さんのプロフィールをご紹介

    基本プロフィール

    • 身長:171cm
    • 誕生日:6月7日
    • 出身地:東京都大田区
    • 出身校:田園調布雙葉高等学校
    • 初舞台:2010年4月「THE SCARLET PIMPERNEL」
    • 愛称:ゆーなみ、おにい

    女子高のミュージカル部に所属していた優波慧さん。部活動で「エリザベート」を上演することになり、宝塚のDVDを観たのが宝塚との出会いだったようです。

    東京宝塚劇場で観られることがわかると、学校帰りにチケットを買い花組公演『ファントム』を1人で観劇した。「感動して、幕が下りても席から立ち上がれないほど号泣しました。高校2年で部活動が終了すると宝塚のことしか考えられなくなり、いてもたってもいられず、宝塚受験をめざしました」

    (出典:ウィズたからづか

    と受験動機を語っています。

    96期生

    そして2008年4月、96期生として宝塚音楽学校へ入学。首席での入学でした。

    主な96期生といえば…

    • 花乃まりあ(元花組トップ娘役)
    • 咲妃みゆ(元雪組トップ娘役)
    • 綺咲愛里(星組トップ娘役)
    • 夢奈瑠音(月組)
    • 紫藤りゅう(星組)
    • 和希そら(宙組)

    などトップ娘役や人気のスターを多数輩出しています。

    優波慧さんの舞台経歴

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    初舞台

    2010年月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」で初舞台を踏んだ96期生。人気の演目ということと、霧矢大夢さん、蒼乃夕妃さんのトップお披露目公演ということで注目の舞台でした。

    優波慧さんの入団時の成績は4番。

    花組配属

    初舞台後は花組配属となった優波慧さん。花組生としての初舞台は2010年7月~10月「麗しのサブリナ/EXCITER!!」でした。

    その後の主な舞台は…

    • 2011年6月「ファントム」団員男、新人公演:若き日のキャリエール(本役:朝夏まなと、華形ひかる)
    • 2012年1月「復活 /カノン」新人公演:ミハイロフ警備隊長(本役:望海風斗)
    • 2013年2月「オーシャンズ11」新人公演:ライナス・コールドウェル(本役:芹香斗亜)
    • 2014年2月「ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA ∞ 夢眩」エリック、新人公演:ワイリー・ホワイト(本役:芹香斗亜)
    • 2014年8月「エリザベート -愛と死の輪舞-」黒天使、新人公演:ルドルフ(本役:芹香斗亜、柚香光)
    • 2015年3月「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」新人公演:ロベルト・ゴルジ(本役:芹香斗亜)
    • 2015年10月「新源氏物語/Melodia」良清 、新人公演:藤原惟光(本役:芹香斗亜)

    など、新人公演では現在二番手として活躍する芹香斗亜さんの役に多数抜擢されています。

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    新人公演初主演

    そして2016年4月「ME AND MY GIRL」の新人公演ビル役で初の主演を果たした優波慧さん。一本物の作品だったため、綺城ひか理さんとダブル主演で宝塚大劇場では1幕を、東京宝塚劇場では2幕をリレー形式で演じました。

    近年の活躍

    花組96期生にとって最後の新人公演となったのが2016年11月「金色(こんじき)の砂漠」。優波慧さんは奴隷ピピ(本役:英真なおき)を演じその技術が評価されています。

    集大成となる最後の新人公演で専科さんの役に抜擢されたのは優波慧さん本人にとっても良い経験になったのではないでしょうか。

    前回の大劇場公演「邪馬台国の風/Santé!!~最高級ワインをあなたに~」ではユズリハ役を好演。

    優波慧さんの魅力やお茶会

    歌も芝居もできる実力派!

    やはり優波慧さんの魅力といえば、歌もうまくて芝居も出来る優等生タイプだという点ではないでしょうか?実力のあるタカラジェンヌにはどんどん活躍して欲しいですよね。

    優波慧さんの気になる性格やお茶会は?

    優波慧さんはスカイステージなどでのコメントを見るとどちらかというと真面目な性格なのかな?という印象ですよね。

    タカラジェンヌの素顔や性格を知るにはお茶会が一番!ぜひ優波慧さんのことがもっと知りたい!という方はお茶会に参加してみてはいかがでしょうか♪公演のエピソードなど沢山お話ししてくれるようです。

    優波慧さんの今後の舞台をチェック!

    現在「ハンナのお花屋さん」に出演中の優波慧さん。トーマス・ルイク役を演じています。

    その後は年末の一大イベントである「タカラヅカスペシャル2017」に出演が決まっている優波慧さん。タカスぺには初登場となります。

    次回、花組の大劇場公演は「ポーの一族」。優波慧さんも、もちろん出演予定です。

    人気の少女漫画の舞台化ということで、大注目のこちらの舞台。主要キャスト以外はまだ発表されていないので今後の優波慧さんの配役が気になるところですよね♪

    優波慧さんに注目!

    (出典:photo AC

    優波慧さんのプロフィールや舞台経歴、魅力などをご紹介しました。

    新人公演を卒業し、今後ますます活躍が楽しみな優波慧さん。伝統と誇りある花男として輝く優波慧さんのこれからの舞台をお見逃しなく!

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